【戦】
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
バッタリ合って
何となく掃除してる姿を見て
ふと、思った。
(この人は、如何戦い、そして…強いのか。)
だから、誘った。
タダとは言わない、一週間掃除手伝うからと。
そして今、此処にいる。
グラウンドで、対峙し、ゆっくり構えを取った。
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#奉利・聖
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シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
( すぅぅ、はぁ。)(息を深く吸い、吐き出した。両腕を軽く、円を描くように回した後、腰を僅かに下げ、どっしりと構える。)
…────準備、出来たらいつでも。
(開始は出来る。そう告げた。やれ、避けていた戦いを何で今更と思わなくも無いが。)(まあ、色々あった。だからこうしてるんだ。)
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奉利・聖 2021年10月3日
はい、こちらは問題無く。
(あくまで自然体。デッキブラシを片手に持つ男は、特に緊張している様子も無い)
全然タダでも構いませんのに…律義な方です。
先手はお譲りしますよ。
(良い知見になればいいですね、と軽く微笑んだ)
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
(武器、其れなんだ。)(デッキブラシを見て、瞬き。まあ長柄で、所謂槍や杖?棒術?辺りと類似は──)
物騒な誘いをして、ロハってわけにはいきませんて。其れに、貴方なら無いとは思いますが、手抜き等があると困りますので──
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
ッッッね!!!(踏み込む。真っ直ぐ距離を詰めるように踏み込みながら、胸部に向かって掌を突き出す。掌底に体重を乗せ、叩き込もうと。)
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奉利・聖 2021年10月3日
(筋は悪くない。踏み込みも決断的だ)
(だが──相手が悪い。身一つさえあれば十分な暴力を行使できる存在と、生身での勝負は不利になりやすい)
よろしい。
(その掌底に合わせるように、左の蹴り)
(今は加減してるとはいえ、本気でやればクロノヴェーダを破壊するほどの威力だ)
奉利・聖 2021年10月3日
武器があるのなら、お使いになると
(蹴りの勢いそのままに、身を回転させて)
(顎を下から打ち上げるようなデッキブラシの打ち上げ)
よろしいかと思います!
(続けて、右の肘による鋭い打撃を胴に入れようとしている)
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シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
(手習い、そして磨きは怠らなかった。暇があれば鍛錬もしていた。)
(だが、”それだけ”だ)
(横合いから飛んで来た蹴りにも、即座には出来ない。視界に入った時にはもう、目の前──)
ぐ、ッ…ッ……!?
(がつん、と掌底が蹴り弾かれ)
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
( ──た。)(もう、距離が前/ブラシが近)(避、ッ)
( が ッ!!)(顎をかち上げられ、後ろに無様にたたた、と後ずさる。尻餅を付かないのは意地か、踏み止まり。)
は、ぐッッ…!?
(その判断が誤りだと感じた頃には、肘が胸部に吸い込まれるよう命中し、跳ね飛ばされ、今度こそ尻餅をつきながら転がる。無様に。)
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
(こ、きゅうが。鳩尾に近い場所を打たれた。しかも顎をかち上げられ、頭や呼吸が揺れる。ぶん、と頭を振りながら、何とか立ち上がり。)
よ、ゆうだね…全く、参ったな…!
(膝が僅かに揺れる。は、は、と息を吐きながら、目を細め。)
ッッッッしゃあああッ!!!
(また、飛び込んで行く。短く左の拳、ジャブに近い速度の連打。さらには右拳を貯めていると見せかけ、素早く体勢を落とし、相手の脚を刈り取ろうとする、低空の廻し蹴り──!)
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奉利・聖 2021年10月3日
身一つこそ最大の武器、というわけではないのでしょう。
(左の連打。これは牽制…本命は右?いや──筋肉の動きに違和がある)
(ジャブの数発は、避けずに思考に回した。ダメージは少し入る。だが痛みによる障害は無い。そもそも、そういった痛苦は感じない)
奉利・聖 2021年10月3日
(故に顔色が変わらないままで)
──良いフェイントです!
(足払いの狙いに気付いた時には、回避が間に合わないタイミング)
(だから、敢えて脚を強く踏みしめて。気を集中させて)
(ガ ギ ン ッ)
奉利・聖 2021年10月3日
(鋼のように硬質化した脚で、払いをそのまま受けた)
まだこれだけではないはずです!
(デッキブラシを放し、足払い後の硬直を狙って)
(その身を捕まえ、転がるように後ろに投げ飛ばそうと)
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シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
( ぱ、ぱ、ぱんッ !)(身じろぎもせずか、と表情が引き攣る。牽制の乱打とは言え、人は拳数発入ったらちょっとは揺れて良いんじゃないかと。)
(しかも。脚を刈り取り身を崩したら、拳を突き上げてやるとまで考えてたのに。)
(なのに。)
(何だこの、金属を蹴ったような感触は!逆に脚がびぃんと痛み、身が硬直した。)
か、ッッッちょ、……!
(たい。言葉を紡ぐ前に、服を身を掴まれ。)
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
(無造作に、投げられた。)
う、おぉぉぉ…!?
(地面を転がりながら、何とか受け身を取りながら、地面に手を突き、反転。)
ど、んなタネかわからないけど、ガキンて人が出す音色じゃ無いもんな…!
(小さく、苦く笑う。)
(策を用意していないわけじゃなかった。)
(懐には銃、ゴム弾7発。そして針やらナイフ、小物もあるにはある、が──)
通らないな、あの感じからしたら…。
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奉利・聖 2021年10月3日
えぇ、勿論。これは『内気功』です。
此処までで分かる通り、僕はこの身を最大の武器としています。
(落ちたデッキブラシを蹴り上げて、握り直す)
ですので、どうぞ強い武器をお持ちならお使いください。
でなければ──一方的になってしまうかもしれません。
(手を抜いて欲しくないと言うならば、相応にやる)
(空気が変わるほどの錬気が、身体から揺らめいた)
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シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
(『内気功』──オヤジに聞いた事はあった。其れに近しい技もあった。自分には才が無くて使えなかったが。)
良いのかな、そんな簡単に種明かししてさ…。
(砂が唇に入ったか、ぺっと唾を吐き捨てながら。)
そうだね、有象無象の雑魚と思われるのは癪だ。
そろそろ──やろっか。
(はは、と軽く笑うと、両方の手を懐とベルト付近に忍ばせて。)
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
( ひゅ ッ)
(素早く抜き取ったのは、ハンドガン。銃口を躊躇いなく眉間に向け、引鉄を絞る。銃声を響かせ、ゴム弾──命中すれば、相応に痛い──を発射。)
(さらにもう片方の手からは、ピンを引き抜いた円形のもの。其れを投げ、後ろに飛ぶ。炸裂すれば、爆風、鉄破片が飛び散るだろう。牽制で、さらに弾を2発放ちながら、サッカーゴールの後ろに滑り込むように身を寄せて。)
(無効票)
奉利・聖 2021年10月3日
(──銃。狙いは正確。であれば、使い慣れている)
(銃口からして狙いは眉間。身を捻りながら、前へ踏み込む)
──グレネード!
(この、ピンを抜く音と転がる音。昔良く聞いた)
(何秒の信管だ?即起爆するタイプなら投げ返すのは悪手)
(自作なのだとしたら早い信管だと仮定するが吉)
奉利・聖 2021年10月3日
(ならば、それでも前に出るほかなし)
(爆風と、破片のダメージを背と脚に食らいながら)
(それでも尚痛苦に顔を歪めない)
素晴らしい!!
(放たれた2発の弾丸を、デッキブラシを棒高跳びのように使いながらやり過ごして)
(サッカーゴールを蹴って方向転換、勢いをつけて、下がりに行ったシエロを空中から急襲するように蹴りつけにいった)
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
(判断が早い!)
(即座に銃の先を見切って来た。全くこれが普段は掃除好きな大人しい人間?末恐ろしい。)
(炸裂させている間に、即座に弾を補充。カシャン!とリロードを終えた先に見たものは。)
表情筋すら変わらずに来るって、サイボーグか何かかッ!?
(当たり前のように弾は避けるし、何か褒めてくるし──)
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
(上から──!)(横っ飛びで地面を滑りながら、蹴りをギリギリ避けに掛かり。)
(服はボロドロだし、ボコられたからか唇が切れた。血が伝う。)
冗談も、大概にして欲しいよね、ッ!
(寝転がり、横に回転しながらガンを撃つ。接近に対する抑制をしながら、立ちあがろうと。そして次、次は、つぎ…っ)
(酸素が足りない。焦りが生まれる。恐怖が、過ぎる。動きが鈍る。)
(無効票)
奉利・聖 2021年10月3日
痛みによるノイズが
(『硬気功』──先ほど脚を硬化させたのと同じ)
(こんどは全身を硬め、牽制の銃撃に対して前に出る)
無いもので。
奉利・聖 2021年10月3日
貴方は強い。良く鍛えられているし、武器の扱いもしっかりしている。
今の貴方には、さらなる肉体の強さ…あるいは、強い武器が必要です。
(大きな伸びしろを感じますよ、と言いながら)
無論、復帰を待つほどやさしくはできません!
(──ネリチャギ、頭上へ高く脚を掲げてからの振り降ろし。所謂踵落としを見舞おうと)
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シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
痛覚が。
(無い?気功?或いは神経、メンタル──様々な要素が頭で絡まり合う。まるで配線がタコ足になったように、ぐちゃり、大混乱。)
(今度は弾丸が弾かれた。目を見開き、慌てて立ち上がろうとして。ずるり、と滑り膝を突く。致命的な、隙──!)
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
(気付けば。)
(脚を振り上げた姿が目の前にあり、すっと冷えた頭が防御を指示するも、時既に遅し。)
(鈍い打撃音が、頭のてっぺんで響いた。)
(痛みがダイレクトに、上から下まで響いて。脳も衝撃で揺れて。)
(叩きつけられるように、顔面から地面に倒れ伏した。白目を剥き、カシャン…と銃を落とす音が反響して。)
(無効票)
奉利・聖 2021年10月3日
──勝負あり、ですね。
凡その戦い方は分かりました。
(まずは助け起こさねば。ゴールポストに寄りかからせるようにして)
大丈夫ですか?起きられます?
(気を送りこみ、再生を促しながら呼びかけ、揺さぶる)
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
(頭が揺れる。意識が遠い。聞こえる声が反復して気持ち悪い。)
(されるがまま、ゴールポストに身体を預けられ、う…と声を漏らす。何とか意識は、ギリギリ繋ぎ直せたようだ。)
ゆらざないで、あだま、やられでぎもぢわる…はぐ、はく…。
(がくんがくん。何か身体の苦痛が和らぐけど、頭は別らしい。うぷ、となる。)
(無効票)
奉利・聖 2021年10月3日
…おぉっと、これは失礼しました。
しっかり呼吸をしてください。
(揺らすのを止めて、強めに回復の気を送りこんだ)
ご満足は、頂けましたでしょうか。
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
(ぐた、とポストに頭を預ける。冷えた感覚が心地良い。)
(送られて来る力により、痛みは大分緩和した。)
(同時に、意識もはっきりとはして来たが。)
………存分に……全く持って、軽くあしらわれたのも、ね。現状の力関係とかもわかったし、…武器を持たないって言ってる場合じゃないや。
(無効票)
奉利・聖 2021年10月3日
──こればかりは、如何ともしがたいでしょうね。
先ほども申し上げましたが、よく訓練されてはおりますし、武器の扱いもお上手です。
でも…そう、貴方のキャンパスはまだ空白が多い。
黒いペンでその場その場で絵を描いてるみたいにね。
奉利・聖 2021年10月3日
まだ色が付いてない。描くべき絵も定まってない。
定まってる相手と戦えば、こうなるのは自明の理というものです。
ですが──空白が多いのなら、これから決められる余地がある。
これらかが楽しみですね。伸びてくれば…僕も余力を残せないくたいに追い詰められると思います。
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
ま、ね。
明らかな経験値の違いを感じたよ。場数?修羅場?いや或いは──とまあ、言い出すとキリが無い。
(ふら、と力無く手を振る。明らかにまだ、加減されていたのは自明の理だ。それが、これまでズタボロだ。もう言い訳の仕様が無い。)
空白…。
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
(わからなくも、ない。)
父に教わって、そこまでですから。
それも半端に。異能の才覚も無かったから、最早頼るべきは──いや。
(頭を振る。軽く笑って、顔を上げる。)
何をどうすべきか、さっさと決めなきゃ、か。
…いい加減、適当にしてるのも、やめなきゃね。
(ゆっくり立ち上がり、ポストに手を添えながら。)
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奉利・聖 2021年10月3日
…僕も才能はありませんでした。
魔法も気功も、随分と『それなり』に持っていくのに時間をかけてしまった。それでも今こうして、何とかなっております。
学んで、努力して、一番良い色を見つけてくださいね。
──まだまだお若いのですから。
(などと、年上を相手に年長者のように)
奉利・聖 2021年10月3日
さて、保健室に行かれるのがよろしいと思います。
お召し物の洗濯も必要でしょうし。
グラウンドの整備と掃除はお任せください。
(ペコリと一礼する)
(言葉・拳を止める(。))
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
いや、貴方歳下──(は、と顔を上げる。)
…。なるかな、なれば良いね。
ただ魔力やらちゃくら?だっけ?あれが全然才能無い、ゼロに何掛けてもゼロって言われちゃったからねー…。
(参ったよ、とほろ苦い笑い。ふら、とした足取りで。)
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
何言ってんの。
…一緒にやるよ、グレネードやら何やら撒き散らしちゃったし、叱られちゃうからね。
後始末まで出来て一流──でしょ?
(へへ、と微笑んで。)
(そして一緒に整備をし、終わる頃には暗くなったかもしれない。)
(ただ、何も無い状態からは脱せたかな。)(そう感じた、一日だった。)
(言葉・拳を止める(。))
シエロ・ラヴィオン 2021年10月3日
【このスレは終了しました!】