私立MM学園

【個】紫色の執念

鞠依・みぃ 2021年9月23日
『一恋・花束の弟へ

 ブーケトスの自称ライバル・マリーミィです♪
 突然だけど決闘、申し込んじゃうね(はぁと)
 放課後、グラウンドで待ってる~!
 大丈夫、すぐに用事は終わるよ!
 だって……みぃのがアンタより強いから。

 鞠依・みぃ』

少年――一恋・未樹の下駄箱に入っていたのは、そんな果たし状であった。

――――今日は、曇り空。
天気予報によると、どうやら夕方には雨が降るらしい。

●参加者
#一恋・未樹
#鞠依・みぃ

●ルール
双方のHPは「3」。攻撃が命中すれば1ずつ減る。
最初に先攻後攻を決めるダイス。
その後は先攻から攻撃ダイスを振り、相手は防御ダイスを振る。
その次は後攻が攻撃ダイスを振り、その繰り返し。
「00」は100とする。




演出継続
2
0

鞠依・みぃ 2021年9月23日
やだぁ♪ 怒った? 怒った?

ってか、女の子相手に木刀なんてマジやばいし……てか燃えてない?
冗談抜きにヤバいんですけど!
(燃え盛る木刀――アレに当たったら熱いし髪もネイルも熔けるかも!
 必死に避けようとバックステップを試みて)

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鞠依・みぃ 2021年9月23日
【HP2】きゃっ、あっっっっっつ!!!
(ガードした腕でお気に入りのブレスレットが瞬時に熔け、若干制服の袖も燃えて散った。)
(苛立たしげに塵を腕で振ってグラウンドに散らし)

そーゆーコト――そっちがその気なら、こっちも考えはあるよ
(ふっ、と笑ってみせた直後、瞬時に涙を流す。その涙が透明なガラスのような刃となり、メリケンサックと融合した) (無効票)
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鞠依・みぃ 2021年9月23日
コレで、木刀持ってるアンタと五分五分になったってワケ。
あとで泣いても――――知らないんだから!!
(距離を詰め寄り中段肘打ち、そのまま刃付きのメリケンサックで利き手を狙う――!!)

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一恋・未樹 2021年9月23日
この程度で泣くわきゃ、ねえだろうが!!!
(インファイトならみぃに分があると見たか、バックステップしながら燃える木刀で迎え撃つ構えを見せて)

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一恋・未樹 2021年9月23日
【HP2→2】
(肘打ちをバックステップで避けて、刃の生えたメリケンサックを)
ヤッパくらいでビビるかよ!
(狙いが右の手首と分かった瞬間、木刀を左手に持ち替えて、刃先を逸らす。) (無効票)
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一恋・未樹 2021年9月23日
(刃先を逸らさせた所で、先程のお返しとばかりに右脚を振り上げてカウンターを狙う。
アイドルの顔は狙えなかったのか、顎ではなく腹狙いだ)

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鞠依・みぃ 2021年9月23日
なっ――!!
(攻撃がかわされたと同時、新たに振り上げられた右脚で即座に防御の体制をとる)
(狙いは顎じゃない、腹――?)

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鞠依・みぃ 2021年9月23日
【HP2→1】っっっっっ――――!!
けほっ、げほっ、げほっ……。ふぅぅ……。
(ひとしきり咳を終えた後、弱音も零さずふたたび臨戦態勢をとる)

まだ…………終わってないから。
みぃ、こんなところで負けるわけにはいかないの。
なんでかって、みぃはアイドルだから。勝負を挑んだなら最後まで諦めずに、戦わなきゃいけない、から。 (無効票)
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鞠依・みぃ 2021年9月23日
限界まで立ち続けるよ、みぃは。
ちょーっちクラスと方向性は違うかもだけれど……これがみぃの“戦い方”なの。
だから――――アンタには負けない!!
(溢れた悔し涙は頬から顎を伝い、右拳の刃をさらに凶悪化させる)
(そのまま肉薄し、彼女が繰り出したのは――まずは、脚払いだ。)

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一恋・未樹 2021年9月23日
―――上等だ、マリーミイ。
(蹴りを入れた脚を戻して、また来る彼女を迎え撃つ為に構える。)
―――またフェイントか!?
(メリケンサックに目を取られたものの、先程一度フェイントにやられたのだ。警戒は怠らず)

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一恋・未樹 2021年9月23日
【HP2→2】
(足払いを避けるように、空中へと跳躍。ドラゴニアンの翼もあり、滞空しながら新たな符を木刀の根本に貼り付けて)

我が力、依代に宿りて形を為せ。宿るは爪。薙ぎ払う無双の爪刃。
(木刀から炎が止む。炎の止んだ木刀は、まるで本物の刀のように鈍色の光を纏いながら、メリケンサックに向けて振われた。切れ味を強化する術式だ。)

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鞠依・みぃ 2021年9月23日
なっ…………ドラゴニアンだからってそんな、飛行なんて!!
(むぅ、と頬を膨らます束の間――――木刀の変化に目を瞬かせ)
ちょ……うそ、マジで刃物そっちも使うつもり?
待ってよ、こっちは心の準備ができてな――!!!!

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鞠依・みぃ 2021年9月23日
…………いとでも……思ったぁ? (無効票)
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鞠依・みぃ 2021年9月23日
【HP1→1】(振るわれた木刀を、涙の刃でいなす。)
ひゃー……えっへへ、危なかったぁ。
やっぱアイドルってば、崖っぷちのときこそ輝くってのはホントだったのねぇ。
ねえ、未樹くん? 尤も、あなたのお姉さんは『崖っぷち』なんて経験したことはないだろうけれど――あなたは、どうかしらねぇ!!! (無効票)
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鞠依・みぃ 2021年9月23日
(追い詰められた娘の最後の奥の手、それは)
(メリケンサックと融合した涙の刃をパキリと割り、それをブーメランのように対象へ投擲することだった)
――――なぁんて、ね。
(けれど、それもまた目眩まし)
(瞬時に娘は距離を詰め――――狙うは、先ほどのお返しとばかりに懐を――!!)

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一恋・未樹 2021年9月23日
チィッッッ!
(剣筋が逸らされた。空中にいるとはいえ攻撃をすれば当然重心が前に寄る。
そして眼前には涙の刃のブーメラン。鈍色の木刀でそれを弾くと、アイドルが既に肉薄していた。)

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一恋・未樹 2021年9月23日
【HP2→1】
ゲハッッ
(先程の意趣返しが腹に刺さる。その勢いで後ろに弾き飛ばされ、龍の羽根で落下を操ってどうにか着地したものの
膝をつき、呼吸が荒れる。)
―――ハァ、ハァ…ガハッ、ハァ……
(顎と腹に一発づつ。まだだ。まだまだ。) (無効票)
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一恋・未樹 2021年9月23日
崖っぷち、だあ………?
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一恋・未樹 2021年9月23日
後ろがどうなってるかなんて、どうでも良いんだよ……
(吐き捨てて、立ち上がりながら木刀に貼ってある符を一枚、剥がす)
前に進まなきゃ、仕方ねえだろうが。

(龍爪の符を剥がされた木刀が鈍色の輝きを失い、また炎を吹き出した。
今度は木刀に留まらず、炎が切先の方向へどんどんと燃え盛っている) (無効票)
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一恋・未樹 2021年9月23日
オレはあいつのとこまで、行くんだよ!!!
(吹き飛ばされて離された距離のまま、木刀から溢れる炎を「マリーミイ」に向けて解き放った。)

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鞠依・みぃ 2021年9月23日
…………そう、真っ直ぐなんだねぇ。
(ふぅぅ……とふたたび構えを取り) (無効票)
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鞠依・みぃ 2021年9月23日
(大きく、大きく燃え盛る炎に目を細めて)
そう、それが未樹くんの意志なんだね。
いいよ、おいで――――!!

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鞠依・みぃ 2021年9月23日
(解き放たれた炎。爆発、爆炎。) (無効票)
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鞠依・みぃ 2021年9月23日
(炎が、グラウンド中に広がる。その中、娘の姿は見えない――)
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一恋・未樹 2021年9月23日
(しかし、警戒は解かない。
この学園でアイドルやってる女に、この程度の炎で止まるような奴はいないのだ。)

………出てこいよ。不意打ちしか出来ねえ訳じゃねえだろ?
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鞠依・みぃ 2021年9月23日
(――――くす) (無効票)
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鞠依・みぃ 2021年9月23日
――――――お生憎様。
みぃの本領発揮は、正面突破だから。

…………覚悟してよね――“一恋・未樹”!!

(炎を潜り抜け、真正面から今度こそ右拳を繰り出す。炎で熱々に熱した、メリケンサックで――!!)

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一恋・未樹 2021年9月23日
上等。
(真っ直ぐこちらに向かって突っ込んで来るみぃに対して、燃え盛るままの木刀を構える。)
かかって来いやぁ!「マリーミイ」!
(無効票)
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一恋・未樹 2021年9月23日
【HP1→1】
(迫る熱々のメリケンサックを、微動だにせずギリギリまで引き付ける。狙うのは。)

おっらぁぁああああああ!!!
(左拳によるクロスカウンター。みぃの拳よりも内側を、突進するみぃに対して殴るというより置きにいくように合わせた。)

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鞠依・みぃ 2021年9月23日
……!!!
(クロスカウンター!? そんな隙まで考えていたなんて、と目を瞬かせて。)
(その拳を、空いた手で受け止めようと――)
(無効票)
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鞠依・みぃ 2021年9月23日
【HP1→1】
(拳を、受け止めた)(に、と歯を見せてギロリと笑って)
…………甘いよ、未樹くん。
ホントにお姉さん、超えられる?
ねえ、血が通ってるからって知らないけど、芸能も全て実力が全てなの。
……みぃが先に一恋・花束を超えるから。
――――未樹くん、アンタには譲らないわ!!
(そのまま飛び膝蹴りを見舞おうと跳躍する!)

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一恋・未樹 2021年9月23日
(拳が受け止められる。
殴ろうとした腕が、固まる。)
譲らない、じゃねえだろ。
寄越せだろうがぁぁあああ!!
(膝蹴りが見え、腕を抑えられたまま、必死で回避しようと試みる。)

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一恋・未樹 2021年9月24日
【HP1→0】
(膝蹴りが、直撃した。
初撃と同じく顎に入り、今度こそ頭が揺れる。)
―――ッッッッッッ!!
(視界が定まらず、脚から力が抜ける。木刀が掌から離れ、力の抜けた脚が身体を支えられず前のめりに膝から崩れ落ちた。)
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鞠依・みぃ 2021年9月24日
っ……はぁ、はぁ、はぁ……!!
(みぃ自身も、蓄積したダメージを負って時差でゆっくりと膝を下ろして肩で息をし始めた――)

…………。
(けれど、真っ先に。手を差し伸べたのは勝負相手たる少年であった)

………………立てる?
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一恋・未樹 2021年9月24日
(声をかけられて、意識が戻る。
しかし、脚と手に力が入らない。けれど)
立つ。
から、ほっとけ。
(木刀から符だけ引き剥がし、木刀から炎が立ち消える)
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鞠依・みぃ 2021年9月24日
そう、強いんだね。未樹くんは。
……色々言っちゃったけど。みぃはキミのことも良いなって思い始めた。
自分の力で立てる、強い人。自分の力で戦う、強い人。
――――。 (無効票)
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鞠依・みぃ 2021年9月24日
…………(精一杯に、深く、深く頭を下げる)
ライバル視してるとはいえ、お姉さんの名前を沢山挙げて、ごめんなさい。
キミは……強い子。正直、あの木刀は脅威だと思った。
あの力は未樹くんにしか使えないと、思う。
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一恋・未樹 2021年9月24日
(倒れたまま、みぃの言葉を受け取り)
別に、花束のことを目指す奴が沢山いるのは……いい。
あいつには、そういう奴が必要だから。 (無効票)
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一恋・未樹 2021年9月24日
………途中何度か、勝てたかと思った。
だけど勝てなかったのは、お前が折れないからだと、思う。
オレがまだまだなだけかも、しれないけどな。
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鞠依・みぃ 2021年9月24日
(暗雲は消えて、ゆっくり、ゆっくりと夕陽が顔を覗かせる) (無効票)
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鞠依・みぃ 2021年9月24日
何があるか、わからないもんだよ。
みぃだって、ちょっち諦めそうになった時はあったけど……諦めず、しがみついてよかった。

…………ねえ、未樹くん。改めて聞いていい?
キミの目標を。
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一恋・未樹 2021年9月24日
花束に、勝つ。
花束に勝つんだ。
あいつに、勝って、やらなきゃ。勝たなきゃいけない。

あいつの為、にも。
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鞠依・みぃ 2021年9月24日
ふぅん……。
(“姉に、勝つ”。その想いは、自分が掲げている目標とはまた違うベクトルの何かがあるのだろうと察した。
 それを深く訊ねることはしないけれど――)
みぃも、一恋・花束に勝ちたいライバルだけれど……こうなるとどっちが先に彼女に勝つかの競争になっちゃうね。
お互い、強くならない? 彼女に勝つ為に。
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一恋・未樹 2021年9月24日
当たり前だろうが。
オレは強く、なる。
強く、なるんだ。
(息も絶え絶えながら、どうにか立ち上がりつつ)
お前はお前で勝手に強くなるのを邪魔したりは、しねえよ。
花束の邪魔しねえならな。勝負してもし負けたりしたら、それは花束が悪いが…
まだまだあいつも負けたりはしねえだろう。番長には梃子摺るかもだが。
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鞠依・みぃ 2021年9月24日
あっははは……!
そうっかあ。
未樹くん。みぃ達、正直五分五分の戦力だったと思うんだよね。
どっちが勝つかわからない戦いだったと思ってる……だから。
(ぎゅ、と拳を握って、振り返り) (演出継続)
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鞠依・みぃ 2021年9月24日
今度もまた、戦えるよ。
その時にはみぃももっと強くなってるから。
…………一恋・花束に負けないっての、それはずっと変わらないよ。

(またね、と手を振って。グラウンドを後にする。)
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一恋・未樹 2021年9月24日
おう、またな。
今度は、負けねえ。
目標変えたりは、すんなよ………。
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一恋・未樹 2021年9月24日
(どさりと地面に座り込んだ)
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一恋・未樹 2021年9月24日
(地面に座り込んで、特攻服のポケットを漁る。
すると、無骨な手袋が出てきた。) (演出継続)
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一恋・未樹 2021年9月24日
「これ」を使った方が良かった、とは思わねえ…けど。

使いこなせるようにはしねえと、だよな。
親父。悪い。使うべきじゃないのは、分かってるから。
(そうぶつぶつと呟く傍で、漆黒の木刀は。
一部分が水晶のように透明になり、その水晶から植物の芽が生えていた)
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