【イ】ゆらぐ旧校舎にて・A【1】
星見・晴 2024年5月18日
『箱庭事変』により「ゆらぎ」が発生し、学園生たちは異空間と化した旧校舎の中に閉じ込められています。
此処に訪れた学園生は、「自分と由縁を深くする箱庭側の生徒に招聘されてしまった」、「偶々旧校舎にいたために閉ざされた」、「旧校舎の異変を察し敢えて飛び込んだ」など様々な理由でいるでしょうが、一様にこの異空間化した旧校舎内から脱出はできず、旧校舎の破壊を試みても瞬時で治ることから破壊による脱出も不可能です。
既存の旧校舎にあるような施設から、上下左右が逆になったような廊下や教室、はたまた異常な広がりを見せる謎の空間など、通常の旧校舎にはあり得ない場所などもある中で、学園生は同じく閉じ込められた学園生に合うかもしれませんし、はたまた箱庭側の生徒や、「ドリーム」（ドリームの設定についてはイベントwiki参照）と呼ばれる敵性存在と合うかもしれません。
◆ルール◆
『箱庭事変』により「ゆらぎ」が発生し、異空間と貸した旧校舎の様子をRPする「期間限定少人数RPスレッド」です。
最初に入場したキャラクターが、下記の「シチュエーション」から好きな場所を選択してください。
新しいシチュエーションでも構いません。
・シチュエーション
旧校舎の教室
謎の空間
上下逆さの廊下
・入場制限について
入場人数の制限があるスレッドは、スレを立てる際【入場：3人】【入場：4人】【入場：5人】【退場】のアンケートをつけてください。
最初に入った人がいずれかのアンケートを選んで、以降は全員退場するまでその人数がスレの参加制限となります。
RPをやめるときは【必ず】、「退場」を選択してください。
・建て替えについて
スレが終了した時点で「400」レスを越えていた場合
そのスレの参加者の誰かが、最後に建て替えをお願いします。
その際、最後にある【】の中の数字を一つ増やしてください。
書き込み制限は「誰でも閲覧可能、団員、友好のみ書き込み可」としてください。
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紫雲・朱夏羽 2024年6月2日
（あと一応、普段使ってるヘッドホンをすちゃっ。）
リヴィア、お姉さんがいたのね……！
十埼・竜 2024年6月2日
これかい？（フワフワ漂う黒い塊の、ひとつを手のひらで止める）
放送室の機材だね。録音したり、再生したり……学校中のスピーカーと繋がってたり、さ。
……ちょっと、探しものをしてて。
十埼・竜 2024年6月2日
……お姉さん？
（“波”を手繰らなくても、その表情を見れば……なんとなく、わかった）
いいこと、あったんだ。
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……探し物？
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
たぶん。みんなには。
あんまり。話してなかったけど。
私には。姉さんがいて。
刻逆のあのときに。離れたって思ったけど。
あっち側に。いたみたいで。
……また。ようやく。ひとつに戻れたから。
十埼・竜 2024年6月2日
……“ひとつ”、か。
よかったね、リヴィアちゃん。
紫雲・朱夏羽 2024年6月2日
（“記憶”にあった、えっと）
……竜みたいな、ラジオの放送してた、人のこと……？
十埼・竜 2024年6月2日
そ。探し物……
【Bouquet✿Toss】の音源をさ。
何処かに、のこってないかなって。
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……ん。ありがと。
【Bouquet✿Toss】……
（名前くらいは、聞いたことあるけれど）
十埼・竜 2024年6月2日
（笑って、ひとつ頷く）
そう。こっち側の、“Radio-DINO”。……とはいえ、わざわざ旧校舎側の放送室を使う理由が、僕にもあいつにもないんだけれど。
だからこれは……半分くらいは、“ない”ことを確認しに来てるだけ。（笑顔は、少しさみしいものになる）
十埼・竜 2024年6月2日
きみたちは……
今、怪我はなさそうに見えるけれど。
大丈夫だった？
紫雲・朱夏羽 2024年6月2日
そっか……
（ちょっぴり寂しそう…）
【Bouquet✿Toss】、箱庭学園にもあるのかな。音源あったら、ライブの曲とか聞けるわね？
（ふよんふよん、漂って）
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
（こっち側のRadio-DINO）
（こっちにも、やっぱりあったんだ）
（姉さんは……聴いてたのかな）
……そう。
私は……きっと。大丈夫。
（腕を見る）
（紫焔の剣の傷は、ネメシスから戻った時に癒えたらしい）
十埼・竜 2024年6月2日
……ぼくは聴けなかったけれど。
あるはずだったんだ。
あいつ（ラジオ）は、笑えない嘘は吐かない。
紫雲・朱夏羽 2024年6月2日
うん、私は大丈夫なの。
あかね……えっと、バックアップのあかねとね、お話して、うーんと……
“箱庭学園の記憶”を受け取った、みたいな？
（上手く説明できてる、かな？）
紫雲・朱夏羽 2024年6月2日
何か、お手伝い出来ること、あるかなぁ……
（とんとん、と機材に触れようとしてる）
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……私も。
ちょっと。気になる。
（どんなラジオで）（どんな声だったんだろう）
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……朱夏羽さんも。
おめでとう。で。いいのかな。
十埼・竜 2024年6月2日
（視線につられて腕を見た）そう。
朱夏羽ちゃんも、“彼女”とお話、できたんだね。
十埼・竜 2024年6月2日
（ラジオ野郎がやってることと言えば、周囲にフワンフワン浮いているコードや機材や机やマイクを捕まえては裏返し）
（何かを探している）
（そのへんの機械も、捕らえて検めれば……なんということでしょう！！校内で配られたと思しきチラシやらなんやら挟まっています！！）（生活感！！）
紫雲・朱夏羽 2024年6月2日
（リヴィア、怪我してたのかな、大丈夫かな、とか思って腕を見てから）
うん、オラトリオのイリスも無事なのよ。
（こくん）
紫雲・朱夏羽 2024年6月2日
（緑の"蝶"でふわっ、と周りのものを捕まえてみて）
チラシ……んー、これじゃないわね？
（お知らせっぽい感じ？）
宙ぶらりんで動きにくいわね……んしょんしょ……
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……傷。なくなってた。
（致命の一撃だったはずだけれど）
（姉さんの力もあるのかな、なんて）
イリスさんも。無事だった。
（朱夏羽さんの方も……大丈夫そう）
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
（二人を真似て色々見てみるけれど）
（チラシに筆記用具になんだろうこれ）
（よくわからないものまである）
……ここで。生活してた？
十埼・竜 2024年6月2日
……そーだよ、イリスちゃんが『はぐれた』って、さあ……
（生徒会からのお知らせ）（委員会らしき何かの名簿）（校内放送の原稿）（……誰かの赤点答案用紙！）
（……知った名前が、そこにあるかも知れないし）
（すべてが未知かも知れない）
（ただ、ありふれた）（学生たちの痕跡がある）
十埼・竜 2024年6月2日
……機材の隙間とか裏側に落ちて、挟まっちゃうんだよねー、こーゆーのさ……超あるある……
いいかいリヴィアちゃん。
放送室は……空調完備だから、住めるぞ……！（もやしっ子の意見です）
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……えっ。
イリスさん。はぐれてたの。
（知らない間に色々あったらしい）
（チラシに目を通す）
（知らない名前ばかりだけれど）（姉さんも、ここにいたんだ）
紫雲・朱夏羽 2024年6月2日
いっぱい……色んなのある。
（ごそごそごそー。ちょっと宝探しみたいで楽しくなってきた蝶の少女）
ついついはぐれちゃったみたいなの。
私も迷子になるから……似てるわね？
（似なくていいとこだと思うけど…！）
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
住める…………！？
（冗談と思ったらマジだった！？）
紫雲・朱夏羽 2024年6月2日
住めるんだ……
（新しい知識をインプットした！）
十埼・竜 2024年6月2日
（やがて）（くるん。体育座りで宙を回転し始めた）
……そろそろ、潮時かなあ。
（足先にコードが引っかかって、止まる）
ごめんね二人とも、付き合わせてさ。
十埼・竜 2024年6月2日
学園のほうの放送室……何ならお茶くらい出せるぜ。（卑劣な私物化）
紫雲・朱夏羽 2024年6月2日
んーん、私は大丈夫なの。宝探しみたいでちょっと楽しかったし。
って、勝手に使って、怒られちゃうのよー？
（苦笑する）
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……ううん。大丈夫。
（今しか見れないものだから）
（むしろ、ちょっと嬉しくて）
（隅の方に、なにか光るのが見えた）
……？
（パッケージ的に、これは……CD？）
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……竜さんと。お茶会？
（それもいいななんて、思ってしまう）
紫雲・朱夏羽 2024年6月2日
じゃあ私はそろそ……
（ついつい周りを見てなくて、）
あっ。
（そこの壁をつい、なんかそこそこの強さで蹴っちゃって）
わー……！！
（そのまま空間の外に向かって、一直線に行ってしまいましたとさ）
(退場)
十埼・竜 2024年6月2日
そのまま校内放送出てもらうからね？（お茶は……餌！！）
ん、どしたの？何かあった？
十埼・竜 2024年6月2日
朱夏羽ちゃーーーん！！！？？？
（飛んでった先を慌てて目で追う）
……重力圏に戻ったらすごい痛そう……怪我してないといいけど。
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
朱夏羽さん……！？
（止めようとしてもすでに遅く）
（彼女を見送った）
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……それも。いいけど。
原稿は。欲しいかも。
……これって。違う？
（見つけたCDのケースを渡す）
十埼・竜 2024年6月2日
だーいじょーぶだーいじょーぶリスナーなんてのは極論常にトラブル求めてんだから……
……これ？
（CDを受け取り、表裏を返す）
（光に透かす）
（古びている。ケースは擦れて曇り、ディスクの上にはノートの切れ端のような紙切れが、一枚挟まっているだけだ）
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……わるいひと。
（まぁでも、悪くはなさそうで）
なにか。入ってる？
（気になって覗き込んでみる）
十埼・竜 2024年6月2日
（薄く、力の入らない、頼りない────けれど、整った字で。）
（「クリスマス」と。）
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……くりす、ます？
（誰の字だろう……？）
十埼・竜 2024年6月2日
……リヴィアちゃん。
見つけてくれて、ありがとね。
（息を吐いて、吸って）
……もう、行こうか。
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……たまたま。見つけただけだから。
（もういいの、と聞こうとして）
（この様子だと、いいのだろう）
竜さんが。いいなら。
十埼・竜 2024年6月2日
（……ほんっとイヤなヤツだよな。ディスクは光を当てなければ読み取れない────ぼくがその場で中身を掻っ攫うことができないメディアのひとつだ！）
（その字は、あまりに弱々しかったけれど、どこか父さんに似ていて）
（それで、ぼくは────納得してしまっていたのだ。）
十埼・竜 2024年6月2日
（ここにいた、ラジオバカの存在を。）
いいんだ。……そろそろ無重力酔いもキツいしね。
えーと、朱夏羽ちゃんがあっちに行ったから出口もあっち……
（コードの密林をふわふわと、泳ぐように────）
十埼・竜 2024年6月2日
────ギャー！！
（重力圏に戻ってしたたかに背中を打った、阿呆の悲鳴がこだました。）
(退場)
リヴィア・メルビル 2024年6月2日
……ん。わかった。
（何かに納得したような姿に）
（すこしだけ、安心して）
まって……って、竜さん……！？
（彼の後を追いかけるが）
（悲鳴が聞こえて）（慌てて追いかけた）
(退場)
