私立MM学園

【個】初めてのDANCE

朝雛・燦 2024年4月6日
プロム当日。
自分から誘ったものの、場の雰囲気に呑まれている少年が一人。

環境のせいか、それともそれ以外か。
少し緊張した様子で、もう一人が来るのを待っていた。

#黒桐・凜
#朝雛・燦




【続ける】
2
1

朝雛・燦 2024年4月6日
えーっと、うん。
似合っていると思うよ。とても。
0

黒桐・凜 2024年4月6日
人に連れられて旅をしていたから。
……ボクの暮らしていた土地では、家族以外の男性と連れ立って歩くのは余り推奨されないからね。
男子の振りをしていたほうが、都合が良かった。
(つまりは――今は必ずしもそうである必要は無い、ということでもあるのだが)

……だから、本当に初めてのことなのだけれど。 (無効票)
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黒桐・凜 2024年4月6日
その、……変でないのならよかった。
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朝雛・燦 2024年4月6日
……変とか変じゃない、じゃなくて。
似合ってるって思ってるよ。 (無効票)
0

朝雛・燦 2024年4月6日
(むずがゆくなってきて、咳払い)
ごほん。

えーっと。
折角のプロムだけど。ここからどうしようか?
0

黒桐・凜 2024年4月6日
…………。
そ、そう、かな。
(――何分初めてのことだからなのだろうか。なんだかそれがひどく面映ゆく感じる)

え、ええと…… (無効票)
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黒桐・凜 2024年4月6日
……じゃあ、少し……何か食べながら話すかい?
その、もう少し……人目に慣れておきたいというか……
(踊ると人目についてしまうから、心の準備がしたい、というようなことを、ぼそぼそと)
0

朝雛・燦 2024年4月6日
そうしようか。
(ダンス経験は無いので、自分としてもそっちの方が助かると内心で思いつつ)

さっきちらっと見た感じ、結構色んな料理あったよ。
……凜は好きなものとかある?
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黒桐・凜 2024年4月6日
これといって特に好むものはと言われると、難しいな。
好き嫌いは少ない方だとは思うけれど……

逆に、キミは?
何かこういうものが好き、とか。
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朝雛・燦 2024年4月6日
ハンバーグとか好きだけど……流石にここには無さそう。
あ、でも美味しそうなケーキとかはあったよ。
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黒桐・凜 2024年4月6日
……ああ、確かにこういう場所だとな……余り確り食べるものはないか。
じゃあ、ケーキを見に行こうか。
(案内してくれる? と言おうとして) (無効票)
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黒桐・凜 2024年4月6日
あ。
(――貴方の袖を掴んだままだったことに気付いた)
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朝雛・燦 2024年4月6日
そうしようか。
……あ。
(声につられて、そのまま視線を袖に移し)

えーっと。
0

黒桐・凜 2024年4月6日
…………。
(少し言葉に迷った後、)

……すまない、このままでもいいかな。
実はその…… (無効票)
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黒桐・凜 2024年4月6日
……こう、踵の高い靴にはあまり慣れていないものだから。
歩きづらくて……。
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朝雛・燦 2024年4月7日
なるほど。それならいいよ。

…………あ、いや。 (無効票)
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朝雛・燦 2024年4月7日
(袖を掴んでいる凜の手を取って)

……ここではこっちの方がいいのかな?
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黒桐・凜 2024年4月7日
あ……、そう、だね。
……うん。この方が不自然ではないな。
(と、自分に言い聞かせるように呟いて、行こう――と貴方に促す)
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朝雛・燦 2024年4月7日
じゃあ、こっちへどうぞ
(ちょっとそれっぽい言い方をしてみつつ、手を引いて先導する)
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黒桐・凜 2024年4月7日
ん、うん……
(どこか落ち着かなさそうに頷いて、貴方に続くように歩いた)

(足取りはきっと、当人が言うほどに覚束ないものではなく。比較的しっかり歩けている方だろう)
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朝雛・燦 2024年4月7日
(しっかりとした足取りに感じたが、それでも転倒しないように気をつけながら、ケーキが並べられたテーブルまで歩を進めて)

ここだね。オシャレなケーキが多くて美味しそう。 (無効票)
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朝雛・燦 2024年4月7日
(置かれていた皿を手にとり、ケーキを乗せる)

……凜は食べてみたいやつとかある?
取るよ。
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黒桐・凜 2024年4月7日
(――「ちょっとした口実だった」と言ったら、キミはどんな顔をするのかな)

(ちらりと、そんな事を考えつつ。言葉にはしないで、歩く) (無効票)
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黒桐・凜 2024年4月7日
ん、……んん。
そうだな、じゃあ、――チーズケーキ、とか。
あるかな……
(と、目で探してみるものの。パーティ用に作られたそれらはどれも豪華で、自分の記憶にあるような素朴なものとは一致しない)
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朝雛・燦 2024年4月7日
了解。……多分、これかな?
(普段見るケーキとは違う見た目ばかりに、迷いながらもそれっぽいケーキを取る)

はい、どうぞ。
(ケーキを乗せた皿を差し出して) (無効票)
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朝雛・燦 2024年4月7日
(自分の皿にのったパウンドケーキを切り分けて口に運ぶ)
美味しい。

…………
(こういう場って何を話したらいいんだろう……)
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黒桐・凜 2024年4月7日
ん、有難う……
(皿を受け取って)(それから、貴方の様子をちらりと窺って) (無効票)
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黒桐・凜 2024年4月7日
……もしかして、無理をさせてしまっている?
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朝雛・燦 2024年4月7日
む。
……そう思わせちゃった? ごめん。

無理はしてない……わけでは無いけど。
でもそれは、凜のせいじゃなくて。
ただ僕がこういう場に慣れてなくて、ちょっと緊張しているからっていうか。
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黒桐・凜 2024年4月7日
ああ、……いや、すまない。
……うん、ボクも割と……いや、割とではないな。

かなり緊張はしている……ね。
何もかも全部が、初めてのものだから。
(服装も、この場所も、それこそ、「男の子と二人で」という状況も)

……でも、なんというか。 (無効票)
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黒桐・凜 2024年4月7日
その……。
一緒にいるのがキミだから、少し安心しているところも多分……あるんだ。
そうでなければ、来ようとも思わなかった、と思うし……

だから……ええと。そう。 (無効票)
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黒桐・凜 2024年4月7日
……うまくは言えないのだけど。
慣れない場所で、慣れない服装で、でも今まで一緒に色々なことをした時のようにキミがいてくれるから。
緊張もしているけれど……、その中でも、多少リラックスはできているというか……

……ええと。
だから、その、ボクが負担になっているなら申し訳ないなと思って……だから…… (無効票)
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黒桐・凜 2024年4月7日
…………うん。
ボクのせいでキミを居心地悪くさせているのでないなら。

そうでないのなら、よかった。
(少し安心したように、薄く笑って)
(やっと、ケーキを一口口に入れる)
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朝雛・燦 2024年4月9日
凜のせいで居心地悪いなんて、そんな事あるわけないよ。
むしろ、僕が「新しい事してみたら?」とか言って誘ったわけだし。

……どちらかといえば、僕が誘ったせいで、凜に悪い思いさせていたら申し訳ないなって。
ずっとそう思ってたから。 (無効票)
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朝雛・燦 2024年4月9日
………… (無効票)
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朝雛・燦 2024年4月9日
凜は今たのしい?
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黒桐・凜 2024年4月9日
…………。
そう、だな。悪い思い、なんてことは全くないけれど。

少し安心もしたけれど……そう。
まだ少し緊張の方が勝ってはいる……気もしないでもないというか……

(などと。一言一言考えながら曖昧なことを話す様は、どこか「口実を探している」ようでもあって) (無効票)
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黒桐・凜 2024年4月9日
……だから、うん。

緊張も忘れるくらい、もっと一緒に、色々話して……色々なことをしたいな。
きっとそうしているうちに、楽しいって気持ちになれると、思うから。
……ボクも、キミもね。
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朝雛・燦 2024年4月9日
それは勿論。
今日もだし、明日以降も色々と遊びたいって思っているよ。

(言葉が途切れて)
(少し間を置いてから、言葉を続けて) (無効票)
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朝雛・燦 2024年4月9日
……僕だって
誰だって誘うっていうわけじゃないし (無効票)
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朝雛・燦 2024年4月9日
(こほん)(と咳払いをして)

まずは今日を楽しまないとね
……プロムって言えばダンスみたいだけど
踊ってみる?
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黒桐・凜 2024年4月9日
ん……
キミもそう思ってくれているのなら、よかった―― (無効票)
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黒桐・凜 2024年4月9日
(人よりも少しばかり耳が良い。だから貴方の言葉は確りと聞こえていて)
(だけれど、聞こえないふりをした)

(――だって、どんな顔をすればいいかわからなくなりそうだから) (無効票)
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黒桐・凜 2024年4月9日
(だけれど、多分。先刻よりも少し熱い頬は、傍から見ればきっと隠しようのない証拠として映ってしまうのだろうけれど)

……うん。そうだね。
折角来たのだから、踊ってみよう。
練習はしたつもりだけれど――うまくできなくても許してほしい。
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朝雛・燦 2024年4月9日
僕も初めてだから、上手く踊れるか分からないけど……

……いや、違うか
(持っていた皿を置いて) (【続ける】)
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朝雛・燦 2024年4月9日
……頑張ってリードするから
一緒に踊ってくれますか?

(凜の手を取ろうと)
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黒桐・凜 2024年4月9日
……ふふ。
では、ボクも頑張ってついていくとするよ。

(柔く笑って、貴方へ手を差し出して)
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朝雛・燦 2024年4月9日
(しっかりとその手を取って)

……結構、このやりとり恥ずかしいね

(とか言いながら、場の音楽に合わせてステップを踏み始めた)
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黒桐・凜 2024年4月9日
(しっかりと握り返された手の感触がやけに面映ゆいのは、慣れていないせいだろう。こういう場で、女子として過ごすのが初めてのことだから)

(――たぶん、きっと。それだけのはずだ。) (【続ける】)
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黒桐・凜 2024年4月9日
……おや。そんなことを言わないの。
ちゃんとリードしてくれるのだろう?

(なんて、内心の気恥ずかしさを押し隠すように笑って――どうにか笑えたと思う――)
(貴方のステップに合わせてゆくのだった)
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