【個】三毛猫のワルツ
伝・説 2024年4月2日
そわそわ。
三毛猫の尻尾をふりふり。
しいて普段と違うことといえば――三毛猫の少年はタキシードでおめかしをしていること。
待ち人ならぬ、待ち猫もまた、見事な可愛い三毛の女の子で。
ああ、なんか緊張してきちゃった。
#伝・説
#猫隠・ミケ
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伝・説 2024年4月2日
(キラキラ輝く会場前で待ち合わせ。)
(――本来なら、三毛猫柄の派手なタキシードのつもりだったけれど。)
(さすがにヤベーよ!ってコトで路線変更。常の白衣とは対照的なタキシードに、胸ポケットには三毛猫柄のはんかち。)
(――――そう、彼女からの贈り物を見えるように装飾している。)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
お、いたいた。
お待たせに御座るよ~~~
(――なんて、気取らぬ声は丁度後ろから)
(それはいかにもいつも通りの声色であったけれど)
(無効票)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
(声の方へと振り向けば、幾らかは目新しい姿を目にすることでしょう)
(なんだかんだとTPOに合わせるのが忍びの習い、ちゃんとプロムに向けた、ふわりとスカートの広がる華やかなドレス)
(……や、黒を基調に胸元をやや大胆に開いたドレスは、年相応に馴染むのを目的……というにはちょっと大人っぽいかもしれないけれど)
(どうやら体型的にそれくらいした方が似合うと判断してしまったのだから仕方ない)
(どうで御座るかなぁ、と、小さなリボンのついた尻尾を揺らしつつも、)
……おお、たきしーど。というやつに御座るな。それに……、
(まじまじ、相手の方の姿を見つめます)
伝・説 2024年4月2日
ああ、ミケくん!
僕も丁度来たばっかりで――――。
(と、後ろへ振り返ったなら、ついつい、目を瞬かせて。しばしの沈黙。)
(無効票)
伝・説 2024年4月2日
(どきり、とついつい胸が高鳴った。)
(普段の制服姿や――以前のお洋服姿とはまた違う、クラシカルながらも大胆なドレスに釘付け。)
なるほど、そう来たか……!
黒は女性を美しく魅せるというけれど、納得だよ。
お似合いさ、ミケくん。肌の白さが映えて――っていうのは、ち、ちょっとライン超え、かい?
(女性を素直に褒めるのに馴れてない様子で、ちょっと気取った言い回しをしてしまう!)
……お、なんだいなんだい。僕の方まで見つめちゃってさ。
タキシード、似合ってるかな?
猫隠・ミケ 2024年4月2日
にゃふふふ。
いやいや、見るも語るも存分に。
拙者も褒められれば嬉しいで御座るし、……今宵は、お誘いに応じた、目の前の相手のためのおめかしで御座る故。
(なんて、悪戯ぽく笑いつつ、)
うむり、よう似合って御座るよ~!
それにそれに、……こういうところで使ってくれるというのも、なかなか洒落て御座るなぁ。
(えい。つん、と、貴方の胸元の、ハンカチの傍を軽くつついて)
伝・説 2024年4月2日
あ、で、でも、ずっとマジマジ見ちゃうと僕の方が照れ過ぎちゃうからほどほど、ほどほどに、お手柔らかに、ね!
(変なところでヒヨる猫。でも自分の為のおめかしは、素直に嬉しくて、さらに尻尾をぶんぶん)
(そして、つん、とハンカチの傍をつつかれたなら、しどろもどろになりながらも本音を主張して)
えっ、そ、そりゃあ……!
大切なのと、お気に入りの贈り物だしね。今夜のようなとっておきの日には、大事に持って行くさ。
(無効票)
伝・説 2024年4月2日
(ふぅ、と深呼吸。尻尾のぶんぶんも落ち着いた様子で。)
――さて、此度は貴重な時間をありがとう。
楽しい一夜を、一緒に過ごそうか。ミケくん。
(と、彼女へ手を差し伸べる。まだまだちょっと、緊張で手が震えてるのは御愛嬌。)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
…………にゃふふ。
そんなことを言うて、なかなかお上手な切り返しで御座るなあ。
少しばかり気恥ずかしくなってしまうで御座るよ。
(なんて、やっぱり悪戯っぽく、笑いつつも)
(無効票)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
――うむり、喜んで。
拙者もこうした催しは初めて故、えすこーとをお願いするで御座るよ。
(笑いながら、そっと、伸ばされた手に手を重ねて――、)
伝・説 2024年4月2日
ははは、任せておいてくれよ。
華やかなダンスホールは僕ら猫にはちょっぴり眩しすぎるかもしれないけれど――……たまには、いいよね?
(と、手を重ねられたなら……柔らかな温もりについ安堵して緊張もほぐれる。)
(そっと優しく、彼女が転ばぬよう気を使いながら、静かに華やぐ会場へ向かった。)
(無効票)
伝・説 2024年4月2日
(会場へ向かった頃には、丁度音楽が終わり……新しい演奏が始まるところであった。)
(3拍子の緩やかなワルツ。これならば、きっと社交ダンス初心者でも踊りやすいことだろう。)
(――勿論、エスコートも重要になってくるのであるが!)
(無効票)
伝・説 2024年4月2日
(き、緊張するぅぅぅぅぅ……!!)
(ダンス動画とか見てみたけど、本当にあんな感じで大丈夫なのかな?)
(――いや、どっちかというと、上手さよりミケくんを楽しませたりお喋りしながらの方がきっと僕も楽しめるよなあ……)
み、ミケくんは……ダンスってどうだい?
舞踏は忍者の嗜みにあったかな?
(悶々と悩んで、尻尾が器用にもギザギザになってしまう。悩んでるとき、時たまついこうなるのだ。)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
いやぁ~……それはまあ、必要なら芸妓に紛れるくらいのことはするで御座るが……。
西洋のだんすとなると、なんともかんとも。
ちょっぴり動画を見たりはして御座るが~……踏んだらごめんで御座るよ。
(ぺろ。ちょっと照れたように舌を出して)
(無効票)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
……ま、でも。
集まった皆が皆、社交ダンス部所属~というわけではないんで御座ろう?
それとも現代人にはこれくらい、とーぜんの嗜みなんで御座ろうか。
(冗談ぽく笑いながら、軽く、ちょいちょいと手を引いて)
(促すように、あるいはただちょっかいを出す猫のように)
伝・説 2024年4月2日
芸妓………ちょっとその姿も見てみたい、ゲフン。(咳払い)
踏んでも大丈夫さ!僕はなんでも受け入れるよ!!(寧ろご褒美だからね!!)
(無効票)
伝・説 2024年4月2日
ま――そうだね。みんなも形に囚われず、踊っているようだし。
楽しむことが一番さ! 行こうか。
(手を引かれたなら、今度は自分がエスコートしようとそっと前に出る。)
(やはり彼女の冗談っぽい、悪戯っぽい笑顔は一筋縄ではいかない。だからこそ自然体になれるのだろう――……)
(無効票)
伝・説 2024年4月2日
(ダンスホールに躍り出たならば、そっと彼女の背に手を添えようとする。)
――ワルツ。ゆったりと、のんびり踊ろう。
僕ら猫らしく、しなやかに、さ。
(と、ステップを踏んでみせる。ゆるり、ゆるやか。緊張もいつしかほぐれて。)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
……なんぞ拙者の思うよりやらしい想像して御座らんか~???
(じと~)(とわざとらしい視線を向けつつも)
(無効票)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
――にゃ。
望むところで御座るが……猫として、と言われれば……あまり無様に足をふみふみしてはおれんで御座るにゃあ。
猫として。
(くすりと、今度は含みなく面白そうに笑って)
(背に手を回されるまま、こちらからも貴方の肩に手を添えて、ゆるゆるとステップを踏み出して)
伝・説 2024年4月2日
な、ななななななんのことかな、やらしいなんて。
そんな公共の場でさあ……(にっこり繕うけど超絶冷や汗!)
おや、さすがミケくんだ。
足取りも器用だなあ。でもときには、足をふみふみして僕に甘えていいんだよー? ……なあんてさ。
(猫の習性になぞらえてついつい冗句を言ってのけながらも、ステップはノリノリ。)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
……えっちぃ~。
(冷や汗を垂らす顔を)
(そんな風にかるーい様子で重ねてからかいつつも)
(無効票)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
ほう。
――説殿は女子に踏まれるのがお好き、と?
(ちょんっ)
(軽く一瞬、貴方の足の甲に猫の足が触れました。まるで体重をかけず、引っかけることもなく)
(逆に高度じゃないかというような、悪戯なじゃれつき)
伝・説 2024年4月2日
えっちじゃないさ青少年のPureな心さ……って、はっ。
(足の甲にちょん、とほのかな感触。)
(ちょっとした悪戯に目をぱちくり、でも不思議と転倒することもなく――)
こ、こら、ミケくん……!まったく、悪戯が得意なんだから。
猫隠・ミケ 2024年4月2日
にゃふふふ。
……猫はそういうところが可愛いもので御座ろう?
(なんて口振りは、猫というより猫好きの人らしいものだったけれど)
(小さく笑って言ってのけながら、ペースを少し上げるのを強請るように、軽く手を引いて)
伝・説 2024年4月2日
ん……猫というか。
そうしてからかってくれるミケくんが、可愛いんだけどね。
――おっと?そうだね、もうちょっとノリに乗ろうか。
(と、談笑で心地よくなったのだろう。尻尾をふりふり、ペースを少し早めて、彼女をくるりとターンするようエスコート。)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
むむ、お上手。
……褒め慣れておられる~?
(くるくると、先の口振りにしてはまぁ軽やかにステップを刻み、エスコートに身を任せるように床を踏みながら)
(そんな風に、にまりと笑って)
伝・説 2024年4月2日
(くるりとターンして、見事に翻るドレスが美しくて目を細め)
…………慣れてるわけ、ないじゃないか。
(微笑み返すけれど、それはとことん猫らしからぬ『真摯』な目で、)
(無効票)
伝・説 2024年4月2日
(――――丁度、ワルツの音楽も止んだところで。拍手喝采で会場が湧くなか。)
(無効票)
伝・説 2024年4月2日
――――ミケくん、きみにだけだよ。
こんなに僕が翻弄されるのも、それを「嬉しい」「もっと近づきたい」だなんて追いかけるのも、さ。
(と、どこからともなく花開いた白薔薇を、ひざまずいて彼女へ差し伸べる。)
(キザったらしい? 上等さ。)
……夜闇に隠れる忍者を追いかけるのは、困難だけれど。
僕の大好きな白薔薇の香りがあれば、いつだって見つけられる。
――受け取ってくれるかい?
猫隠・ミケ 2024年4月2日
…………。
(ぱちくりと)
(少し驚いたように、視線を返しながら、静かに足を止め)
(無効票)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
――――――拙者、忍びとしての務めが未だ道半ば故。
香りを付けて見つけてみせる、などと言われると困ってしまうで御座るなあ。
(なんて。少々戸惑ったように口にする表情にからかいの色はなく、)
(それだけに、少なくとも一つの本音、一つの素の表情なのだろうと思わせる様子で)
(――それから、続けて、)
(無効票)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
が。今宵はエスコートの手を取った身。
差し出された花を受け取らぬわけにはいかんで御座ろうよ。
お気持ちは有難く。
香り一つで猫の尾をつかまえおおせるかはー……試してみてのお楽しみ。
……というところで、如何で御座ろうかな。
(そんな、気侭な猫の笑みと共に、)
(掌を花に伸ばして)
伝・説 2024年4月2日
――――そうだね。わかっているさ。
残り香は忍者にとって命取り。
でもそれくらい、キミの虜になってしまったのさ。
(困らせてしまうくらいにね、と肩を竦めて)
――――。
(断られる覚悟も、忍びらしく消えられてしまう覚悟もしていたけれど、でも、)
(無効票)
伝・説 2024年4月2日
ああ、捕まえるというよりは――尻尾同士を絡ませたいな、なんてのは破廉恥かい?
試されているなら、任せておくれよ。
実を言うとね、初めて会ったときからミケくんのことが気になってた。
雨に濡れてるキミとの語らいは楽しかったし、ドキドキしたのは本当さ。
もっと雨が止まなければいいのに、なんて思ったのもね。
(伸ばされたなら、白薔薇はふわりと揺れて軽やかな芳しい香りをほんのり放つだろう。)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
やはり口説き慣れて感じるで御座るがなぁ。
……あと尻尾は少々破廉恥に御座るな。
(ふ、と)
(おかしげに笑って)
(無効票)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
はてさて。
そう言うて貰えて悪い気はせんで御座るし、……拙者も今を楽しく思うては御座るよ。
なれど、恥じらうて答えに窮してしまう故、今はどうかその辺りで。
ただ、そう、…………
(無効票)
猫隠・ミケ 2024年4月2日
……次はもう少し落ち着いて話せる折に、互いを知る機を頂ければ幸いにて。
少なくとも……今は今少し、知りたいと思うて御座るよ。説殿のこと。
(少しばかり、ずるい答えなのだろうと、分かってはいるけれど)
(表情には悪びれを見せず、そんな笑顔で、白い薔薇を受け取って、顔を寄せて見せ)
伝・説 2024年4月2日
ハハハ、破廉恥でもいいさ。もう隠す必要もないんだしね!
あ、勿論人前では気にするよ?
(しー、と口元に人差し指をあてがい)
……なるほど、ね。
お互いに知っていこうか、これから、もっと。
僕も同じ気持ちさ。なにも、焦る必要はない。
今この瞬間、このひとときが、僕にとっては何より居心地がいいものだからね。
…………。
(🐈️演出継続🐈️)
伝・説 2024年4月2日
――――~~~~!!
(キザったらしく言ったけどやっぱ恥ずかしい! 顔が真っ赤になっちゃう。)
(何より受け取ってくれた白薔薇に顔を寄せられたならさらに、ドキドキ!!)
猫隠・ミケ 2024年4月3日
……拙者としてもあまり覚えのない空気故、そうも照れられると気恥ずかしくなってしまうで御座るが~……
(と、思わずぽつりとつぶやく表情は)
(どうやら「こちら」になるようで)
(🐈️演出継続🐈️)
猫隠・ミケ 2024年4月3日
――ま。
互いを知る一歩に、一先ずその辺りのテーブルで、食事でも如何で御座るかな。
花を掲げてもう一曲というわけにはいかんで御座るし。
(ね。と、香りを確かめるように顔を花の近くに寄せたまま、)
(小さく、首を傾げてみせて)
伝・説 2024年4月3日
いいね!いっぱい食べようか。
ミケくんのいろんな好みの料理も気になるところだよ。
(と、にこやかに彼女と共に脇のテーブルへ向かう。)
(――花に顔を寄せるその姿を、ついつい愛おしく感じながら。)
伝・説 2024年4月3日
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