【模擬戦】円卓の竜が祝う卒業式
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月27日
何事にも、終わる物があれば始まる物もある。
この奴崎組に加入するより前に、円卓にて相見えていた竜と吸血鬼。
そんな二人が今、桜舞い散るこの場所で。
古きものに別れを告げ、新たなスタートを踏み出す儀式が行われる。
場所:桜が咲き誇る広場
使用ルール
https://tw7.t-walker.jp/club/thread?thread_id=2052&mode=last50
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アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月27日
高校生活…ウチにとっては1年だけだったけど、去年の通い始めた頃がもう懐かしいわね…。
…今日は付き合ってくれてありがとうね、ガンドラ。
(無効票)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月27日
我輩、ヒトの学業は、新宿島にて得た、知識上でしか、知り得ないものだが、己が未来の為、友人らと苦楽を共にし、青春というのを謳歌する、長いようで短い、時間であると聞く。
我が視点では、瞬きほどの時間に、詰め込まれた充実は、計り知れない。
……楽しかったのだろうと、伝わってくる。
その一区切りに、一役買えるのは、我輩としても、本望なのだ。
(無効票)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月27日
あら、ガンドラでも今からそういう経験する事は出来るわよ?
高校や大学は入学に年齢制限はないもの。
…まぁ、高校に関しては中学卒業の年以外に入学するって言うケースはほとんどないみたいだけど。
とはいえそうね…折角ガンドラがこう言ってくれてるんだし、今日の所はそういう水は差さずに素直に甘えちゃおうかしら。
(無効票)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月28日
ふふ、我輩が学業を、か。
それはとても、素晴らしいな。
世の平和が、取り戻された時、学びに行くも、悪くない。
(竜はその青春ある未来に思いを馳せる)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月28日
ああ、此度は役割を、全うさせて貰う。
アンジェリーカよ。その想い、その実力を以て……今こそ前へ、踏み出すが良い。
我が剣はそれを、受け止めよう。
(竜は構えを取り、呪剣の精製を始めた)
【先攻後攻判定】
(無効票)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月28日
そうね…、それじゃぁ。
(バッと制服を脱ぎ捨てると、そこにあったのはいつものゴスロリ服姿のアンジェリーカ)
(ただ違う点があるとすれば、その手には髪を結んでいたリボンと眼帯が握られていた)
(風になびく白い髪が、赤く…紅く染まっていく。)
受け止めて貰うわよ、ウチの全力。
(そして瞼を上げるとそこには、金色の双眸を覗かせる、赤髪の吸血鬼が立っていた)
【先攻後攻判定】
(無効票)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月28日
【先攻】【攻撃】
まずは挨拶代わりよ!
(右手に剣、左手に槍を持ったスタイルで、その槍をガンドラを方へと向けると、地面をめくり上げながら衝撃波の様なものが飛んでいく)
(とはいえ衝撃波を放とうとして放った攻撃ではない、多少は指向性を持たせるように意識はしたが、あくまで少しばかり魔力を解放しただけなのだ)
(無効票)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月29日
【防御】
……!
(普段は白い髪に混じっていた赤い髪が全てに広がっていくのを竜は目にする)
(それはまるで鮮血のような鮮やかさ。吸血鬼という象徴をより色濃くしたような雰囲気だ)
(そんな彼女から放たれる衝撃波に対し、竜は精製した名も無き呪剣を盾のように何振りも正面に降り注がせる)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月29日
【防御失敗】【HP5→4】
(無数の呪剣はバキバキと衝撃に耐えきれず粉砕されていき、遂には竜の肉体を掠めた)
……。
この出力……。
(間違いなくネメシス形態のそれであり、彼女は文字通り全力を出してきたのだ)
先ずはその力、見極めよう。
出し惜しむこと無く、全霊を以て。
――オオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!
(竜は咆哮する)
(それと同時、その肉体を呪詛の瘴気が包み込むと存在の規模が爆発的に増大する)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月29日
【攻撃】
――――。
(そこに現れるは巨躯なる黒竜。黒竜は赤き吸血鬼を見据えると自身の身体から呪詛の魔力を広げ始める)
(その魔力は猛毒となって滴り、地面からはジュゥッと音が鳴った)
毒蛇行。
(鋭い爪がある竜の腕が蛇腹剣のような形状となり、猛毒を帯びたまま高速で伸縮してアンジェリーカへ高速で迫っていく。それは竜呪剣『枯朽』の力であり、ネメシス形態になった事で全身の部位から放てるようになったのだ)
(無効票)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月29日
【防御】
…ありがとう、貴女も全力で応えてくれるのね。
(姿を現した竜を見据え返し、礼を言う)
その毒って、呪いよるものよね?
ウチに呪いとかは効かないわよ…まぁ、『普通』なら…だけどね。
…試させてもらうわね。
(槍を仕舞い、一見無防備に左手を突き出して)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月29日
【攻撃】
(高速で迫るその腕を掴み、腕力で強引に止める)
(本来ならその腕を掴んだアンジェリーカの手は呪いの毒で朽ちて果てるのだろう、しかし…)
少し足りなかったみたいね。
(その呪詛は発現しなかった…あたかも呪いがアンジェリーカに怯えるようにして)
これ…"返す"わね、ガンドラ。
…行きなさい!
(そして威圧するようにその呪いを睨みつけ命令すると、呪いたちは一目散にとガンドラへと返って行く)
(無効票)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月29日
【防御】
他の呪詛すら、主導権を奪い、隷属させるか……!
(腕を通じて己へ戻ってくる呪詛毒を感じ取りながら竜は声を上げる)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月29日
【防御失敗】【HP4→3】【攻撃】
くっ……。
(腕を膂力に任せて無理矢理振り解くも隷属させられた呪詛は己が内で反旗を翻し、身を苛んでいく)
では何処まで、支配できるか、見せて貰おう。
(苛む呪詛の主導権を取り戻した竜は視線をアンジェリーカに定め、視界内の標的を呪詛の圧力で押し潰す呪眼竜圧を発動させた)
それだけでは、足りないだろう。
徹底的に、圧してやるまで。――陥穽圏!
(同時、竜呪剣『重害』の力を解放すると、アンジェリーカを中心とした呪われし柱状の重力結界が押し潰さんと発生したのだ)
(無効票)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月30日
【防御】
あら、振りほどかれちゃったわ、つれないわね。
(その手に槍を呼び戻し直して)
(唐突に、身体が重くなるのを感じる)
なるほど、これは…簡単に返せそうにないわね。
(先ほどと同じ様に呪詛を威圧して支配下に置こうとするも、支配権を取られるようにより強く意識を込めているのか定かでは無いが、ともかく今度は簡単に返せそうではない事を悟る)
でも、これぐらいの重力なら問題ない…、ッ!?
(しかし次の瞬間、さらなる重力が襲い掛かる!)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月30日
【クリティカル】【HP5→5】
…奴崎組に来た当初のウチなら、あっけなくこれで潰されてたかもね。
でも…。
(なんとその全ての押しつぶす程の重力の中で身体を起こし、あとうことか指の上で超重量の剣を回し始める)
最近筋力が付いて来たのか、この剣もちょっと軽く感じて来てたのよ。
…今のウチなら、これぐらいの重力でも問題ないみたいね。
(一歩踏み出し)
…さてと。
折角この姿になったのに、今の所挨拶代わりの一撃と呪詛返しかしてないし、そろそろ…行っちゃっていいわよね?
(いつもの調子で、にっこりと微笑みながら二歩三歩と踏み出し)
そういえばこの重力場って、ウチを中心として発生させてるって事は…ウチが動いても付いてくるって事よね?
(そして三歩四歩と少しずつその足を加速させ、ついにはガンドラへと駆け出していき)
折角だし、これも利用させて貰うわね!
(その重力を纏ったままガンドラへと跳び上がる!)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月30日
【攻撃】
(そして…)
この重力…自分で受けて見なさい!
(重力の影響を受けさらに重くなった白金の大剣をガンドラに向け振り下ろす!)
(…もっとも、仮にガンドラには重力の影響がなかったとしても、元より無抵抗で受ければ無事で済む様な一撃でないのは確かだが)
(無効票)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月30日
【防御】
力任せに突破とは、随分と身体能力が、上がっているな。
(重力結界はアンジェリーカの言う通り此方が力を解除しない限りは一緒に付いてきている)
(呪いと魔力で生み出された重力の力自体は先程のように呪詛返しによる支配をしない限りは竜を傷付けることは無いが、重力の影響を受けた彼女の一撃には間違いなく加算される)
(竜は迎撃の構えを取り、呪詛と魔力を高めていく)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月30日
【防御成功】【攻撃】
(その白金の大剣は竜の太く強靱な自慢の尻尾を強化した上で受け止め、そして同時に赤熱していく)
良い剣だ。美しく、そして重く鋭い。
場合によっては、我が竜尾をも、両断が叶うだろう。
(「させるつもりは無いが」と呟き、赤熱した尻尾をそのまま薙ぎ払うと共に紫炎の竜巻が発生し始める)
(竜呪剣『焔渦』による灰旅路はアンジェリーカを飲み込まんとしていた)
(無効票)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月30日
【防御】
あら、なかなか固いわね…っと。
(薙ぎ払われた尾に押しのけられるようにして後ろに下がる)
(もちろんそれでダメージを受けるような事は無いが…襲い掛かって来る紫炎の竜巻は別だ)
まったく、熱いのは苦手って言ってるでしょ…!
(魔力を放出し、防御を試みる)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月30日
【攻撃】
ふっ…!
(放出した魔力に阻まれ、竜巻はアンジェリーカまでには届かない)
(アンジェリーカが行った行動は本当にただ魔力を放出…というより最早、ただ零しただけだ。結界なんかを張った訳では無くただただ馬鹿げた出力であふれ出させただけ…たったそれだけで防いで見せたのだ)
とはいえ、熱いのは変わらないし…この炎も吹き飛ばさせて貰うわよ!
(剣に魔力を込め、大きく振りかぶる)
行くわよ、ウチの魔法剣の一つ。
飛翔せし竜の翼撃!ワールウィンド!
(そして剣を振り抜くと、巻き起こった突風が紫炎を消し飛ばしながら刃となってガンドラへと飛翔する)
(無効票)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月31日
【防御】
……!
(アンジェリーカは”魔法剣”と確かに叫んだ。しかしどういう訳か殆ど魔力を感じ取ることが出来ない)
――竜呪剣『怪風』・暴嵐装。
(答えは魔力の隠匿に長けているか、或いは完全に馬鹿力のみで放っているかだ)
(そう思いながらも目の前の脅威の対処が先決。此方もまた呪いの風による嵐の障壁をぶつけて相殺を図った)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月31日
【防御失敗】【HP3→2】【攻撃】
(互いの風がぶつかり合い、そして呪いの風を貫いて刃が竜の身体を刻む)
がァ……!
(竜は声を上げる)
……フー……フー……だが、把握した。
(戦闘スタイルから薄々思っていたが、これは後者。つまり完全な馬鹿力だ)
良いだろう。ならば此方も、同じ土俵で、戦うまで。
――解放せよ。呪いの鍵剣を、以て放つは、顧みる事無き、死なずの襲撃……!
(竜の後方上部にウォード錠形状の竜呪剣『崩鍵』が浮かび、そしてそのまま自身の肉体を貫かせる)
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!
(その瞬間、竜の肉体に変化が起こる。角も、翼も、爪も、尻尾も、竜鱗に至るまでが禍々しい形状に強化されたのだ)
(相手を倒すという執念による一定の不死性を獲得すると共に竜は咆哮。地が陥没するほどの踏み締めを以て飛び立ち、ただただ膂力に任せて爪をアンジェリーカに振り下ろす)
(無効票)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月31日
【防御】
((同じ土俵…?ガンドラも呪いじゃなくて魔術を使うつもりかしら…?))
(警戒し、構えを取るが…突如目の前で起こった事に驚愕し)
な…ッ、肉体強化…!?
ただの力任せじゃない!
(自身の魔法剣が力技で放たれているという自覚がないアンジェリーカは驚きつつも、振り下ろされた爪を剣で受け止めにかかる)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月31日
【HP5→3】【攻撃】
くっ…!
(ほんの一瞬、爪の動きが止まる…が)
きゃぁ!
(そのまま強引に押し切られ、その爪に裂かれながら吹き飛ばされ激しく地面を転がる)
くっ…流石は竜の髄力って所かしら、幾らウチでも片手じゃ受け止めきれないわね…でも。
(血を流しながら、ふらふらと立ち上がる)
血を流させたわね、吸血鬼に。
その上で…仕留め切れなかった!
(口角を吊り上げ、ガンドラを見据える)
(その瞳には今までより強く、好戦的な色が増していた)
その身をもって学んで行きなさい、血に飢えた吸血鬼は…怖いわよ?
(次の瞬間、左手に持った吸血槍を投げ捨て白金の大剣を両手に持ち直しガンドラに向かい駆ける。その途中、地に零れた自身の血を剣に纏わせながら)
このサイズの剣って本来は両手で使うみたいよ、ウチもそれに倣わせてもらうわ!
鮮血と共に爆ぜなさい!ブラッディエクスプロージョン!
(受ければ爆発する、鮮血を纏った剣を振り下ろす)
(無効票)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月31日
【ファンブルにつき攻撃権移行】【攻撃】
……(きっとサーシャも、斯様に苛烈な、戦いをするように、なるのだろう)
(竜は目の前で好戦的になる吸血鬼の姿と一人の少女の姿を重ねつつ血に染まる白金の大剣を見やる。先程までは自覚無しの力技だったが、今度は血という吸血鬼ならではの強化を施している)
――『震杯』!
(竜は新たに爆発を引き起こす竜呪剣の力を解放して強化された肉体のまま爪を振るい、白金の大剣とぶつかると共に大爆発が引き起こされる)
爆発する剣は、我輩も持っている。
そしてこの姿なら、全身が武器なれば。
(鮮血の爆発を相殺すると即座に口に力を溜め、そして解き放つ)
(それは竜呪剣『震杯』が持つ呪いの力。受ければ平衡感覚をも破壊する爆発をこの姿ならではのブレスとして至近距離から撃ったのだ)
(無効票)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月31日
【防御】
止められた…!?
でも…ここまで来たら、押し切らせて貰うわ!
(剣を爪と鍔迫り合わせながら、左手を振り上げる)
呪いが!ウチに!歯向かってんじゃないわよ!
とっとと従いなさい!
(そしてその呪いの力がこもった爆発に向けて拳を振り下ろした)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月31日
【HP3→2】【攻撃】
…っ!
(当然、殴ったからと言って爆発そのものを止められるわけでは無い、故に当然ダメージを受ける、しかし…)
でも…この呪詛は貰っていくわよ!
(直撃故、全ての呪詛を従わせるとはいかなかった)
(ならば当然平衡感覚にも狂いは出る、しかし)
これだけあれば十分…!
それに…この距離なら平衡感覚は関係ないわ!
さぁ…ウチの為に働いてもらうわよ
(従わせた呪詛達を、白金の大剣に纏わせる。これにより白金の大剣は呪詛の籠った剣としての条件を満たす)
わざわざ呼ばなくても、使い様はあるのよ!
ノロイブースト!
(叫ぶと同時、剣の反対側からまるでジェット噴射の様に呪いをエネルギーとして噴出させる)
せっかく卒業式に付き合ってもらって、簡単に負けたんじゃ成長したって所見せられないものね!
断ち切れ!ムラマサ・カースドスラッシュ!
(噴出したブーストの勢いも乗せ、そのまま爪を押し返し両断せんと力を込める)
(無効票)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月31日
【ファンブルにつき攻撃権移行】【攻撃】
悉く、我が呪詛を、利用してくれるな。
擬似的ながらも、呪いの剣とは、我輩のお株が、奪われるというもの。
(『祟符』と呟くと竜の肉体から闇が溢れる。それは怨霊の呪詛そのものが凝縮された闇であり、この竜にとっては馴染み深いものだ)
安心すると良い。既に十分、手子摺っている。
返して貰うぞ……むんっ!!
(その闇を刃として象り、アンジェリーカの白金の大剣にぶつけてみれば見る見る内に奪われたはずの呪詛を吸収し、奪い返したのだ)
オオオオオオオオオオッ!!
(耳を劈くほどの咆哮と共にその怨霊の闇を振るう。怨み喰らう漆黒の奔流は先の報復とばかりにアンジェリーカに襲いかかった)
(無効票)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月31日
【防御】
やっぱり…呪詛の扱いではガンドラの方が上手って事ね…!
ならやっぱり…こっちで防ぐしかなさそうね。
(左腕が青白く発光する程に、内側に魔力を溜め、その腕で振るわれた闇を受け止めにかかる)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月31日
【HP2→1】【攻撃】
くっ…!
(マジックバーストの応用で、手をカバーする様に魔力を放出させながら受け止める)
(魔力の膜のおかげで断ち切られこそしなかったが、その腕を呪いが蝕んでいく)
こういう戦い方、スマートじゃないんけどね…でも今は踏ん張るしかないわよ…ね!
(放ったのはなんと地震を引き起こす程の威力を込めた右ストレート)
(いつもなら詠唱をし、魔力を込め放つその攻撃…本人曰く地震を起こす魔術を相手に叩き込む魔術らしいが…今回は我武者羅だったためか詠唱や魔力を込める事はおろか、呪文名すらも忘れているみたいだが。)
(無効票)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月31日
【防御】
そうだ、抗い、踏ん張って見せよ。
行える手段は、全て使うのだ。
(そう。竜はヒトがそうやって全力を賭し、成し遂げようとする姿が好きなのだ)
此方もまた、同様なれば。……使わせて貰うぞ、我が同族よ。
(竜からは今までとは違う呪詛と魔力の波長が発せられ、それは具現化する)
(左手には偉大なる同族リューロボロスの持つ神剣“奴重垣剣”。そして右手には原型となった神剣の祟りの逸話を具現化した草薙剣形状の呪剣が握られていた)
循環せよ。祈りと呪いの双剣を、以て放つは、結び護る、陰陽の二刀竜……!
(その2刀を振るえば守護方陣が展開される。地震を起こす右ストレートを迎え撃つために――)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月31日
【防御成功】【攻撃】
(渾身の拳は守護方陣にぶつかると共に激しい音と衝撃が内側にも伝わってくる)
(だが――)
……人々の願いからなる、我らが2刀の護り、崩すこと能わず。
(竜は2刀を構える。この方陣を今度は護るのではなく攻めるが為に)
竜双剣『祈呪』……縁結毘。
(アンジェリーカを中心に祈りと呪いの太極が発生し、その内に封じ込めんとする。そして――)
さぁ、これにも抗えるか、見せてみよ……!!
(そのまま口から蒼と紫、2つの竜の力が込められた陰陽螺旋ブレスが放たれた)
(無効票)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月31日
【防御】
…まったく、自分が嫌になるわ。
ウチってばいっつも、こういう時締まらないのよね…!
(攻撃を防がれた事に苦い顔をして)
…っ!?
((これは…結界の様なもの…!?これに捕まるとまずいわね…!))
また、研究段階のこれに頼る事になるとはね…!
((ほんの一瞬、ほんの少し…ほころびが作れればいい…))
アクアーヴェール!
(水の羽衣を呼び出す、詠唱を省略したため攻撃や防御には使えないが、今回の目的の為ならこれで十分だ)
解析…分解、再構築。
修正、確認…よし、生成…!
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月31日
【HP1→0】
くっ…ダメ、間に合わない…!
(一瞬、指先に文字が書かれた帯の様なものが見えたが、すぐに霧散させアクアヴェールに魔力を流し込み防御態勢を取る)
きゃああああ!
(しかし元より咄嗟に作っていた水の羽衣では魔力を流し込んだところで2匹の竜の力を防ぐことは叶わず、その螺旋に飲み込まれた)
(無効票)
ガンドラ・ブラッディア 2024年3月31日
【勝利】
(口から青と紫のブレスの残滓が揺らめいて消えると、竜はそれを受けたアンジェリーカに焦点を定めるが……その様子から最早戦う力は無いと見抜く)
……。
(竜はいつもであればやるであろう勝利の咆哮を轟かせない。それは此度の名目が違うからだ)
無事か、アンジェリーカよ。
(竜は歩み寄り、語りかける)
(無効票)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年3月31日
…えぇ、なんとかね。
(ぼーっと、仰向けの状態のまま空を見つめて)
今までの模擬戦はね、あくまで試合だって思ってやってたの。
もっと仲間を信じて全力をぶつけていいかもってやった模擬戦でも、その根本はいっしょだったわ。
…でも、今日は初めて、本当の本当に全力をぶつけて。
そしてこんなにボロボロになるまで負けて…。
正直悔しいわ、しっかり卒業できなかったなって感じもしてモヤモヤもする。
…でもね、それだけじゃないの。
勿論今までの模擬戦でもそういう気持ちが無かったわけじゃないけど…でもなんでしょうね、今回のはまた違う気もするわ。
…ごめんなさい、上手く言葉で表せないけど…ただ一つ、これは言っとかないとね。
ガンドラ、今日は付き合ってくれてありがとうね。
(無効票)
ガンドラ・ブラッディア 2024年4月2日
……。
(黙って彼女の言葉に耳を傾け、そして暫しの間を置いてから口を開く)
学業を重ねた、青春の果て。
その締め括りに、復讐者として、培った力をもぶつけ、届かなかった事で、その胸の内に、残った蟠り、か……。
(竜は想う。此度の戦い自体は模擬戦という形式だった。しかしその名目は卒業の儀であり、例えアンジェリーカが勝ったとしても彼女は今までの青春に別れを告げ、前に進むこととなる)
(人生におけるたった一度の機会。模擬戦のように再戦して挽回をする話は無い)
(寂寥感か、燃え尽きたか、或いは両方かもしれないし、どちらでもないかもしれない)
構わない。
感情や想いは時として、如何なる言語を、用いようとも、表現し得ないものだ。
であれば我輩は、こう言おう。
どういたしまして、とな。
(竜は微笑む。ヒトの姿でもそこまで上手では無く、この姿では殊更上手くいかない笑みではあるが)
ガンドラ・ブラッディア 2024年4月2日
(竜の身体から瘴気が立ち上り、そしてそれが全身に及んだ後ネメシス形態が解ける)
アンジェリーカ・リヴィンスキー。
その見事な奮闘ぶりと、想いは我が身に、確かに響いた。
此度の戦いを経て、去来する想いの数々、今まで謳歌してきた、多くの青春を胸に、桜の花道を進むと良い。
未だ先行きは、長くなるだろう。
此処に在る、一人の吸血鬼の未来に、幸あらんことを。
(戦いの爪痕が残る中、竜は祝福を。桜の花びらが舞い降りる)
(無効票)
アンジェリーカ・リヴィンスキー 2024年4月6日
(同じく、ネメシス形態を解き)
…そうね、ここから新しいスタートを切るんだしくよくよしても仕方ないわよね。
それに一つの区切りで全力で何かをやったっていうのは変わらないんだし。
重ねてになるけど…改めてありがとうね、ガンドラ。
あ、でも卒業式のリベンジは出来なくても、普通に模擬戦のリベンジはいつかさせて貰うわよ。
それとあとは…そうね、今度は20歳になった時にでも、お酒に付き合ってもらおうかしら?
(演出終了)
ガンドラ・ブラッディア 2024年4月11日
ふ……。リベンジはいつでも、受けて立とう。
それに酒か、良いとも。
成人というのも、ヒトの大きな、節目である。
酒をある程度は、克服した事で、こうした誘いに、応えられるというのは、嬉しいものだな。
(演出終了)