【模擬戦】イフォンネ VS 奴崎・娑婆蔵
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月13日
全てが止まった凍てつく海
風も吹かぬ無色の大地
美しき生死の風景を…無粋に揺るがす螺旋が二つ
一つは鋼、猛進の化身、暴威を纏い得物を探す
一つは黒、破壊の権化、無作為に食んでは氷霧を散らす
どこだ
どこだ
殺人技芸の名手は、どこだ…!
【場所:氷獄】
【基本ルール】
https://tw7.t-walker.jp/club/thread?thread_id=2052
1
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月13日
【先攻後攻ダイス】
(ともすれば美麗にも、残酷にも傾く雄大な氷獄)
(それを螺旋は無作為に破壊し続ける)
(「誰かが居る」)
(その殺気への期待一つだけを目印に、無人の凍野をひた走る)
(砕いて、壊して、塵にして)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月14日
(――『氷獄』、と名付けられた一帯がある。そこは、闘技場の期間外だろうがディアボロス同士の模擬戦に余念のねえ奴崎組とかいう徒党が新宿島周りの海にブチ上げていたりする某所であり、氷属性に括られる異能の担い手達がその時々でうまいことアレしたりして造作している「氷製の屋外闘技場」である。地を裂き海を割るような出力も気兼ねなくブッぱなせるようなどつき合いフィールドとしての用途は勿論のこと、ひとりパラドクスの試射に及んだりであるとか、身を苛む力を開放ついでにレイドボス化してみたりと、なんやかんやでこのステージの用途も愛好家も多い)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月14日
(そんな『そこ』に、一応一応氷属性技を持ってなくもねえ奴崎・娑婆蔵は、パラドクス試射ついでに舞台の補修でも預かるかァとブラブラやって来てみた所――)
…ンン? なんでえ、何やらせわしねえ気配のするこッて。
(首の向きをでんぐり返らせて、真ん前を見据えていた視界を明後日の方角に転ず。――何かが。近付いて、来ている――?)
【先攻後攻判定】
(無効票)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月14日
【後攻】
(「そこに居たな」)
(首が捩じ切れんばかりに振り向いた顔に浮かぶ、色濃い喜悦)
(その笑みが言葉を紡ぐまでもなく、彼女の胸中を語る)
(瞬間、爆ぜる)
(踏みしめた氷の地が砕け、あたり一帯に冷たい粒が散らばっていく)
(それは暴威とはいっそ真逆な、美しきダイヤモンドダストを形成)
(……それを駆ける衝撃で、生まれた暴風で瞬時に無に帰す)
(途轍もない速度で娑婆蔵へと迫る、鋼の螺旋)
(黒を煮詰めた白き暴威)
(しかしまだ距離がある…先手は撃てる)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月14日
【先攻・攻撃】
どこだァ?
(近付き来る気配はやがて如実に悟られる。なんせ氷で造作された界隈を撹拌し掘削する暴威の権化みたいなのが徐々に迫り来るのだ。ひたと向けられ来る殺気の多寡も、地を戦慄かせる振動も、大気を揺さ振る轟音も、その全てが次第に顕著に――!)
――おう、そこでござんすか。
(視界を転じた先で、イフォンネ(?)の姿に目の焦点がカチ合う。直後、視線の向きを可視化でもしたかのように『黒い焔』が鋭く宙を滑る。爆導索じみた指向性で迸ったその焔は、触れた先で起爆する仕様を込めた異能である)
【HP5】
(無効票)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月14日
【防御】
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月14日
【C防御】【残りHP5】【攻撃】
(眼光が具現したかのような、黒い焔)
(その熱源へ三つ角の怪人は真っ向迫る…避ける素振りなど、全く見せない)
(同時に黒い、黒い、どこまでも真っ黒な本流を口から迸らせ)
(喰らいつく)
(当然の如く焔は爆ぜれどしかして無傷……どころか潰して、喰い破る)
(勢いのまま額の角より常闇の螺旋を迸らせた)
(そして突っ込む、芸も何もない)
(疾走の威力で周囲の氷塊を爆砕しながらの、余りにシンプルな突進だ)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月14日
【防御】
(「殺気を黒い焔に変え具現する」己の有する異能の一が、真っ向ブチ抜かれ来た。対手は押し通ってやって来た――、喰い破って来た。なんのこちらも先の一手で沈められるだなんざ思っちゃおらなんだとばかり、特段の淀みも無く次の動きを起こす)
(――腰を締める帯の左に差した黒鞘、その柄に手を掛けるという、『八ツ裂き娑婆蔵』必殺宣言を。)
【HP5】
奴崎・娑婆蔵 2024年3月14日
【攻撃】
(ギャ、)(ギンッ――)(ギャギギギギギギギギガリガリガリ!!!!!)
…ッ!
(鞘からすっかり抜き切り構えた二尺六寸の白刃を、黒色の螺旋を相手に「受け」るように添える――しかしその〝圧〟を前に柄を支持する手の握りがスッ飛びそうに暴れ回る。どころか、包帯で余さず取り巻かれた手指がまるで裡から爆ぜるようにッッッボ!! と鈍い音を立てた。ややもして、包帯で真白い手指に血の赤色がじんわりと滲み出すらした。――受けただけで「これ」か!!)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月14日
(このままこの螺旋力と鬩ぎ合っていても「削り」ダメージが入るばかりと踏んだ。であれば、)
修羅道、
(多少の手傷覚悟で仕掛けて突き放すに限ろうて。)
『地獄投げ』。
(比較的手傷の浅い方の手をグゥパァと確かめるように動かすや、その手に鋼鉄相当の硬度を込めて――その手で「常闇の螺旋」の暴れ狂い通す表皮に一瞬触れに行った。瞬間、その豪速回転推進のベクトルをしっちゃかめっちゃかに掻き乱す干渉力を生じさせる。それは、念動力じみた次元に片足突っ込むに至った「投げ技」の術理である。イフォンネの体躯を捻じれ狂わせるように横合いへブン投げ飛ばさんと!)
【HP4】
(無効票)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月14日
【防御】
(思考も何もない、武術もへったくれも無い)
(そんな鋼の三つ角故に、自慢の螺旋はいとも簡単に念動力で絡めとられた)
(宙を舞うか、抗うか、果たして)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月14日
【SC防御】【残りHP4】【攻撃】
(否、どちらでも無かった)
(……螺旋そのものが夢幻の如く霧散したのだ)
(念動力染みた干渉を、その対象ごとかき消して対処したのだろう)
(今の彼女は技など使えぬ暴威の塊)
(つまり、これは本能か)
(さらに何故か距離を取ることもせずに佇んで)
(かとおもえば顎が外れたかのように、カクンと大口を開ける)
(そこには……夜が広がっていた)
(捻じれる夜が、暗色の破壊が、解放の時を今か今かと待っていた)
(そして満を持してとばかりに、声なき嗤いと共に)
(この近距離で破壊砲が放たれた)
(無効票)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月14日
訂正
【残りHP5】
奴崎・娑婆蔵 2024年3月14日
【防御】
(「捉えた」と思いきや「すっぽ抜けさせられた」。理性や技巧を凝らした身のこなしというよりかは、反射判断だけで最適最善を射抜く獣じみた、その――)
…? おう、その顔かたちは――イフォンネのお嬢で相違無ェか。
しかし随分と荒れ狂っておいでじゃァありやせんか、エエ?
(対手の貌を間近に見た所で、相手が誰かをここに来て遅れて判じ、)
【HP4】
奴崎・娑婆蔵 2024年3月14日
【攻撃】
餓鬼道。『刀途』。
(ゾンッッッッッッッッッッ)
(斬音一閃。血の染みた包帯ぐるぐる巻きの手指で刀を繰り、刃筋を天に向けて振るい上げる。その一太刀は、目の前ド至近より放たれ来た「射手自身の安否も度外視やんけ」とツッコみたくもなるようなトンデモ飛び道具捌きを、その破壊砲を、エネルギーを――「斬った」。一刀両断にした。奴崎・娑婆蔵の左右横手後方へと破壊の圧が二股に分かれてカッ飛んでいく)
ティアァァァズ!!
(――そして、振り上げた一斬を返す刀。)
(先方のドリルにゃ負けるが、こちらもこちらで柄の握りを「捻る」ように握り替え、刃の向きを地に降ろし――イフォンネの頸筋/鎖骨目掛けて諸手握りの力を込めて振り落とす!!)
【HP4】
(無効票)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月15日
【防御】
(開いたあぎとを戻したばかりで、回避も防御も何もない)
(ただ前傾姿勢のまま嗤い、迫る切っ先を眺めるだけ)
(完全にカウンターを決められていた)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月15日
【被C】【残りHP3】【攻撃】
(軌道こそずらしたものの、成す術もなく刃は体へ吸い込まれた)
(吸い込まれて)
(食い込んで)
(食い込み…止まった)
(見れば斬られた部位の肉で、そして伸ばした手で刀を握っている)
(「知った事か」)
(そう告げんばかりな博打染みた無謀さ)
(傷にほとんど頓着せぬまま、逆に活かして止めてきたのだ)
(そしてまたもや口が開く)
(破壊砲の第二射が、喉の奥から迫りくる…)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月16日
【防御】
(肉を斬らせて骨を――断つ、ではなく――ゼロ距離射をブチ込みに来る腹か!)
おうおう、重ね重ね捨て身に躊躇の無ェ。
生存は度外視。打倒――いやさ、蹂躙こそが本分ッてか? おっかねえ形態でござんすねえ。
(斬り込んだ刀を掴み止められたる姿勢のまま、なんの片膝を落とすようにして姿勢を低く遣る。イフォンネの口腔からの射線上より体を逃がす)
【HP4】
奴崎・娑婆蔵 2024年3月16日
【防御クリティカル! HP1回復】【攻撃】
(一瞬前まで己の顔面が存在していた箇所を本日二発目の「砲」が突き抜けていく様を視界の端に見送りながら、柄を握る手指へもそもそと『包帯』を更に繁茂させる。その『包帯』は血の染みた手指をきっちり締め直し、刀を操る手先の精妙さを取り戻させた)
(――ところで。)
(奴崎・娑婆蔵の剣には、およそ二通りの極が存在する。)
(一つは、鎧兜ごと対手を叩き斬れと言わんばかりの剛の剣、強打の剣理『ティアーズリッパー』。そしてもう一つは、およそ人体に類するモノに対し、主には急所や腱をピンポイントで射抜きなどする超精密殺傷を実現する技の剣だ。この時、後者の剣を遣うと脳裏に思い描く。そして、その一念を込めて、イフォンネに掴まれた刀の刃を――柄を巧みに傾け刃筋をそのように働かせる――すぃぃっと引いた。狙いはイフォンテの掌そのもの。なんならその指らをポロポロ落としてくれよう)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月16日
(その「技の剣」、名を)
『黒死斬』。 (――と云う。)
【HP5】
(無効票)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月16日
【防御】
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月16日
【被C】【残りHP1】【攻撃】
(己の指を狙う技巧の一手)
(それに対し暴獣が行った返し手)
(それは…なんと手頸から一気に切り落とさせること)
(当然とばかりに宙を舞う手)
(あまりにも、あまりとしか言えない愚行)
(そう思われた次の瞬間…切り口より、濃密な極夜が噴出した)
(それは舞う手を呑み込み、同時に新たな手を形成する)
(まるで鋼の様な、猛禽の様な、歪な手)
(そして形成されたかと思いきや、瞬く間に極太の一本指へと変貌を遂げ)
(変わらず渦巻く力場と共に、空間ごとねじり切ろうと横薙ぎにされてきた)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月16日
【防御】
(手一本を刈り取った。見込みをだいぶん上回った戦果を叩き出せた剣は、しかし、藪をつついて鬼か蛇でも呼び出しちまったかのような始末を呼んだ。眼前に、ごんぶとの「指」が、尋常な物理の次元を飛び越えた圧を込めて振るわれる様を、見――!)
いやあ、こいつァ――解体した所で停まる手合いじゃァねえな。どころかびっくり箱のフタを無策で開くようなモンか。
【HP5】
奴崎・娑婆蔵 2024年3月16日
【攻撃】
…で、あるなら。
(びょう!! と風切り音がつんざく。膝を畳んでその場に垂直跳躍、ごんぶと一本指が薙がれる一帯を下方に見送る。飛び越えて、シノいだ)
打つ手の向きとしちゃァ――『封殺』か。あい分かりやした、よござんしょ。
(滞空の最中。遠くイフォンネを目掛け、上向きに構えた左掌をズイと差し伸べた。「殺気を黒い焔に変える」異能が励起し、己の体の輪郭からドス黒い靄が起こり始める。そして――)
逆サ鉄囲山。
(その掌の向きを、ぐりんっ、と逆向けに捻って見せた。)
(直後「黒い焔」が反転した。色が白く抜ける。熱が零下に転回する。イフォンネを四方周囲から揉み潰すように「灰色の焔」が出で、畳み掛かる――! ソレらは直撃を見次第相手を氷柱に閉じる氷属性の力だ!)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月16日
『灰河(ケガ)』。
【HP5】
(無効票)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月17日
【防御】
(めったやたらに一本指を振り回す)
(削る、砕く、剥ぎ取り…潰す)
(向かい来るものが焔か、氷か、判別出来ているかも疑わしい)
(そしてそれ故に、暴威の突進は止まらない)
(封ぜられるまで、止まらない)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月17日
【残りHP0】【敗北】
(だが身にまとう螺旋と、湧き出る破壊の意志とは裏腹に)
(彼女の躰は限界を訴え、氷の中に囚われていく)
(精神が肉体を凌駕する…その悪い例が、今ここにあった)
(心が耐えきれても、体は別だったのだ)
(しかしそれでも止まらない)
(極夜の一本指と、螺旋唸る頭部だけは封印外へ保持して)
(娑婆蔵へ噛みつかんと、無言のままに唸っている)
(がちん、がちんと絶えず歯が鳴る)
(されど先までの威力はもう無い、ただの悪あがきだ)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月17日
偽経。八寒異景、青蓮地獄――
奴崎・娑婆蔵 2024年3月17日
【勝利!】
(イフォンネの眼前。黒羽織を宵闇に飛ぶ怪鳥の両翼の如くに靡かせながら、すたりと着地した)
…とっとと、首から上は捉え漏らしちまいやしたか。頭ァ冷やさすにゃも少し置くかァ。
奴崎・娑婆蔵 2024年3月17日
どれ。 (腰の左の黒鞘に、淀みなくスルスルと納刀)
平素の人格を離れて何やら良くねえハッチャケ方をしている時だきゃァ、囲んで強めに棒で叩くのが常道とは心得えちゃいるものの――
よう、どうでえ? イフォンネの? あっしの声やら聞こえておりやすかァ~
(氷柱に閉じた人様の目の前で手をヒラヒラ振って見せなんぞ)
(無効票)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月17日
(ひらり、振られる掌)
(それを真っ赤な布に見立てたが如く、牡牛よろしく興奮し歯を鳴らす)
(びきびきと首からも音が聞こえてくる)
(肉を引き千切ってでも食いつこうとしているかのようだ)
(漆黒で造られた一本指も、意志に呼応して撓み、伸びる)
(当たれ、刺されと言わんばかりに、足掻いて足掻いて繰り返す)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月17日
(そして、一瞬ばかり、不自然に硬直して)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月17日
(角が消えたかと思うと、髪の色が徐々に、確実に変化していき)
……阿呆、が…
(その一言と共に、目の色が青空の写しに戻った)
(一本指だった手も元に戻り、ボロボロではあるがちゃんと繋がっている)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月17日
おう戻った。よう、お帰りなさいやし。
(なんの取り交わしもなく急襲されたにしちゃ、すげえ鷹揚な態度である)
(――事ほど左様に、この奴崎・娑婆蔵とかいうのは。)
(――どんなヤバそげな手合いであろうと、戦闘者をあまねく面白がる。)
(無効票)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月17日
ああ、帰った…
…すまないな、あまりに恩知らずな行いだ
迷惑をかけた…
(首を横に振りながら自嘲し)
牙烏からにじむ鋼は、思った以上に私を蝕んでいたようだ…
(氷に閉じ込められた状態を見て一つ溜息をつく)
…まず出会ったのが、組長殿で幸いだったと言うべきだろうか
この場合は…
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月18日
「牙烏」――そちらさんの剣の名か。して「鋼がにじむ」ってェのは…? 体から螺旋の槍がモリモリ生えて来る様を指してのそれか。
(アア気にしなさんな、と軽く手を挙げて見せつつ、ふんふんと頷き頷き)
…。……。………。
仔細存じ上げやせんが、自身の体と妖刀の力とがガッツリ結び合っているってェ点だけ見れば、あっしとお前さんは言わば「そっくりさん」と言ってよろしい所かと存じやす。
奴崎・娑婆蔵 2024年3月18日
(腰の刀の鍔を、左手親指が無造作に三寸ばかり跳ねた。そして閉じる。鍔鳴)
(――直後。)
(イフォンネを閉じ込めていたでかさの氷柱が、数多の直方体状にバラけて、ごろごろと散らばった。イフォンネを、出す)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月18日
話して聞かせるかしてえことでもあらば、マアいついつでも呼びなせえ。
ここぞとばかりに年上風吹かして、多少なり語れるアドバイスやら、ひょっとするとあるやもしれやせん――カハハ。
(無効票)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月18日
(氷から解放され宙に浮く体を少し捻り、何とか狂い少なく着地する)
(そのままゆっくりと体勢を変えて)
そうだな…いわばこの剣、『極夜』に宿る魔物
いや、或いは剣の真名とでも言うべきか…
(少しだけ黙考した後)
鋼については、概ね組長殿の解釈であっている
行き過ぎたじゃじゃ馬だ、主人の姿も中身もあそこまで変える程にな
しかし…組長殿もある種似た境遇にある、のか
ならば、そうだな…恐らくは先達のアドバイスを、また落ち着いた時に聞かせてくれ
暴威の鋼を、ただの暴走扱いで流したくは無いから
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月18日
そりゃいい心掛けでさァ。そうなせえ、そうなせえ。なんなら「そいつ」も心底では通じ合うことを望みなんぞしているやもしれやせんぜェ? うまく言葉が届かねえからバタバタ暴れなんぞしちまうのよ。
じゃじゃ馬といって重い鞍をおっかぶせるだけでなし、無論ムチを入れるでなし――対話。そう、対話が肝要かと存じやす。
そうすりゃァ、そら。
奴崎・娑婆蔵 2024年3月18日
(己の目顔の前に軽く小手を翳し、)
――妖刀の力を借り受ける匙加減も自由自在ってな。
(顔面を取り巻く『包帯』の密度が増す。)
(妖刀の力を己の身に降ろす微調整を、手遊びくらいの労力でやって見せなんぞした。)
(無効票)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月18日
……受け入れていないのは、むしろ私かもしれない、か…
(包帯の変化を見た後、ぽつりとこぼす)
そう、だな
視点も変えてみようか、これを機に
隣を歩む者となれるかもしれない、その光を信じて
(演出終了)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月19日
…? おお、こりゃすげえ。久方振りにしっくり来る所でこの文句を唱えられやすぜ。
(とぼけた調子で嘯くように言いながら、踵を返し、背を向け、ぼつぼつ歩き去る――)
奴崎・娑婆蔵 2024年3月19日
「闇を恐れよ」。「されど恐れるな、その力」…ってなァ? カハハ。
(演出終了)
イフォンネ・ハーゼルゼット 2024年3月19日
【このスレッドは終了しました】