私立MM学園

【個】雫が陽光に煌めいて

三隅・彩乃 2021年9月9日
朝。

授業が始まる前の生産区画。
水やりをする青の生徒は、ドラゴニアンと人間とオラトリオの組み合わせ。


青の生徒の朝は早いです。
朝から野菜の水やりや手入れ、家畜の世話などをする必要があります。
青の生徒はもちろん学生なので授業の開始までに一通り終わらせなきゃいけません。

朝の仕事は当番制で、多くの青クラスの生徒が参加していることでしょう。
強制ではないですが彩乃も参加しています。そして青の番長は一番多く参加しています。
なので、たまにこういう組み合わせになることがあるのです。


書き込み可能
竜城・陸
三隅・彩乃




演出終了
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三隅・彩乃 2021年9月9日
きっと言うのよ。きっと。

あら、もしかして忙しくて自分の時間をなかなか取れないんじゃないかと思ってたけど、つまりいまが自分の時間なのね? よかったわ。
昔はどうだったか、聞いても大丈夫?
(若干声のトーンを落としながら彩乃は問いました。ディアボロスに過去を聞くのはなかなかに勇気のいることです。どんな傷や悲しみが埋まっているかわからないのですから。だから彩乃は水やりを再開しながら、努めてなんでもないような素振りをするのでした) (無効票)
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竜城・陸 2021年9月9日
そうだね、今が自分の時間――といって差し支えないと思うよ。
勿論、他に用事がある時は断っているし、もし心配をかけていたならすまない。
(大丈夫だからね、と、念を押すように一言添えて、)
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竜城・陸 2021年9月9日
――うん、昔?
(僅かばかり落とされたトーンに、ああ、気を遣わせたかな、と少し苦笑して)……いわゆるインドア派というやつでね。
部屋の中に籠ってばかりだったんだ、恥ずかしながら。
とはいえ、仮に外に出られたとしても余りこういう機会はなかっただろうなとは思うけれど。 (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月9日
あら。「私に陸さんから謝罪を受ける謂れはない」わ。だって私が勝手に心配していただけだもの。
(彩乃の口元が弧を描きます。さっきまでは緊張でぴっちり真横に一直線だったのです)

部屋の中に籠ってばかり、ね。私と一緒だわ。
部屋ではどんなことを? でも秘密だったら答えなくていいのよ。 (無効票)
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竜城・陸 2021年9月9日
そう? それじゃあ謝らないよ。
(なんて、意趣返しみたいに口に出して)(少しだけ緊張の解けた様子を見て、小さく笑った)

秘密にするようなことではないけれど……そうだね。こちらでいう本にあたるものを読んでいることが多かったかもしれない。 (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月9日
もしかして植物や栽培の本を? それでこのクラスを選んだのかしら。
(陸の趣味はその頃から作られていたのですかね?)

私は瞳子がいたからこのクラスに入ろうと思ったの。瞳子は植物を育てることができるから。
(その瞳子はいま畑の外でゲームをしています。いつも学校にゲーム機を持ち込んでいました) (無効票)
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竜城・陸 2021年9月9日
いいや? 兵法や戦術の本が多かったかな。
俺の家は――そうだな、新宿島の子にもわかりやすく表現するなら、いわゆる「騎士の家」というやつだったから。
このクラスを選んだ理由はまた別、かな。

ああ、……二人は昔から一緒だったの?
(ちらりと畑の外にいる、オラトリオの少女を見遣って) (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月9日
騎士。
(きし、きしと単語を反芻します。ほとんど教科書や小説のなかでしか触れなかった言葉が出てきました。騎士の生活はあまり想像できないですね?)
騎士なら…赤のクラスのイメージね。このクラスを選んだ理由ってなにかしら。
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三隅・彩乃 2021年9月9日
私と瞳子はそんなに長い関係ではないわ。感覚的には…最近できた友達というところかしらね。最近と言っても月単位よ?
(そんなところですね) (無効票)
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竜城・陸 2021年9月9日
やったこともないし、今後一生機会もないようなことだと思っていたから、かな。
それに、俺は騎士には向かなかったしね。
(向いているなら部屋に籠って本なんて読んでいないよ、と)

……おや、そうなんだ? その割には仲良さそうに見えるけれどね。 (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月9日
あら、向かなかったことを私は喜んでしまってもいいかしら。
おかげで青のクラスにきてくれて、こうして出会えたのだもの。
これからもよろしくね、陸さん。色々なものを作りましょう。
(ふとじょうろが軽くなっていることに気付きます。彩乃はどこまで水をやったか記憶しながら補充しに向かうのでした)
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三隅・彩乃 2021年9月9日
(そして帰ってくるなり口を開きます)
だって友達なんだもの。仲がいいのは当然でしょう?
陸さんにもいるんじゃないかしら、仲良しのお友達。 (無効票)
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竜城・陸 2021年9月9日
俺がいなかったら、もっと向いてる誰かがここに立っていたかもしれないけれどね。
(なんて、発した言葉は端的な事実だ。向いていない。そんなことは自分が一番わかっている)
そうではないから、俺なりに尽力はしていくけれどね。こちらこそ、今後ともよしなに。
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竜城・陸 2021年9月9日
仲良し、の基準がいまいちわからなくてね。
友人と呼べる相手はそれなりにいる、と――まあ一方的に思っているけれど。 (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月9日
(もっと向いてる誰か)

いいえ。
(彩乃は努めてよく通る声を出しました。力強くはないけれど、きっぱりと否定したかったのです)
趣味と思うほどに好きなのでしょう? それなら向いているはずよ。
技術や知識なんて後からでも付いてくるもの。でも、気持ちはそうじゃないわ。
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三隅・彩乃 2021年9月9日
さっきは泰然としている、と言ったけれど。自信のないところもあるのね?
(彩乃は小さく笑います。なんだか少しだけ可愛く思えてしまいました)

仲良しの基準はね。お話をしたあと別れるときにまた会いたいな、またお話したいなと思うかどうかよ。それってつまり一緒にいて楽しかったということだから。
きっと一方的じゃないわ。 (無効票)
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竜城・陸 2021年9月9日
気持ちの問題で選ばれた、向いている、とまでの自負はできないかな。
(趣味、という言葉を宛がいはしたが、それも正確というわけではないし、)
気持ちの話をするのなら、皆、それを志して来るくらいには「好き」なのだろうから、そこに優劣はないよ。
それで俺が「向いている」なら、皆向いている。
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竜城・陸 2021年9月9日
自信がないというより、基準がないんだ。
友人、というのがいない生活だったものだからね。きょうだいは多かったけれど。

……まあ、そういう基準で行くなら、そうだな。
何人かは、そうだと思っていいんじゃないか。 (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月9日
みんな向いている、優劣はない。それでいいじゃない。
(彩乃は満足した様子で水やりを続けます。じょぼーっと考え事しながら注いだせいであげすぎになってしまいそうでした。慌ててじょうろを引っ込めました)

ずっと部屋にいたんですもの。基準がないのは仕方ないわ。
でもそう思っていいはずよ。 (無効票)
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竜城・陸 2021年9月9日
……やれやれ。
(気持ちの問題と、適性の問題は別だ――なんて、そんなことは言ったところで仕方ないだろう。小さく息を吐いて、言葉を切った)

言う割には、彩乃はそういう基準を良く知っているようだけれどね。
(作業は淀みなく進めながら) (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月9日
(陸の様子を知らずに彩乃は相変わらず満足げです。鼻歌だって歌いそうになります)

私はとても少なかったけど、友達がいなかったわけじゃないもの。ずっと部屋にいたと言っていたけれど、昔はそうじゃなかったのよ?
(ね、と同意を求めるように彩乃は瞳子のいるほうへ向きました。瞳子はゲーム画面を見ていました) (無効票)
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竜城・陸 2021年9月9日
そうなんだ?
……参考までに聞くけれど、外ではどんなことをするんだい、女の子というのは。 (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月9日
男の子と大差はないんじゃないかしら。男女の区別なく一緒に遊んでいたもの。鬼ごっことか、ボールを使った遊びとか。
(だいたい小学校中学年くらいまでの話ですね。彩乃は結構お転婆でした)
あとは折り紙や粘土なども……これは家でする遊びだったわね。

陸さんはごきょうだいと一緒にどんな遊びをしていたの? (無効票)
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竜城・陸 2021年9月9日
鬼ごっこ……とは?
ボール遊び、というのはわかるような気がするけれど。
(「ボール」で遊ぶというのだから、体育の授業でやるサッカーやバスケットボール、というようなものに似たことをするのだろう。その程度の理解であるが)

ああ……、兄も姉も、各々に武芸の鍛錬や社交の勉強に忙しくてね。
一緒に何かをする、というようなことはなかったんだ。 (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月9日
とてもかんたんな遊びよ。鬼役がいて、その鬼役は逃げる人間役を追いかけてタッチするの。タッチされたら役を交代してその繰り返し。だいたい足の速い子が勝つわ。足の速い子が勝つの。
(大事なことなので二回言いました。彩乃はよく狙われる子でした。足が速くなかったので。じわじわとくやしさが吹き出てきますね)

そう…。
(それは随分と寂しそうだなと思いましたが、決して口にすることはありませんでした)
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三隅・彩乃 2021年9月9日
陸さんはこの学園に来て楽しい? (無効票)
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竜城・陸 2021年9月9日
ああ……、なるほど。
それは、こう、…………高校生くらいの女子でもやるものなのかな?
(なんで二回言ったんだろう、みたいに首を傾げた)

そう。まあ、そういう時代だったんだ。俺に限ったことではないだろうさ。
きょうだいで争い合うことだって珍しくはなかったしね。そう考えれば穏便に済んでいたほうだよ。
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竜城・陸 2021年9月9日
ん? ……そうだな。それは間違いなく、楽しいと言えるけれど。
彩乃はどうだい。 (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月9日
高校生くらいではやらないんじゃないかしら。私は同級生がどんなことをして遊んでるかを知らないわ。いま言った遊びは小学校……小さい頃の遊びよ。(その頃はちゃんと目が見えていましたね)
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三隅・彩乃 2021年9月10日
この時代で生まれた私にはわからない感覚ね……。
(きょうだい同士で争う時代。不意に兄のことを思い出してみます。どんな関係だったでしょうか)

よかった、私も楽しいわ。
……ところで青のクラスの番長さん。もっと楽しくなりそうな提案をしたいのだけれど。 (無効票)
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竜城・陸 2021年9月10日
そう。……それは困ったな。しとらもあまり詳しそうではないし……
(ルクスは……多分反応に困ることを言いそうだしな)
……まあ、自分で少し調べてみるよ、ありがとう。
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竜城・陸 2021年9月10日
そうだな。……だからこの時代の人々を見ていると、少し嬉しいよ。
争うことや奪い合うことなく、手を取り合って暮らせるのだからね。
……まあ、クロノヴェーダとの戦いはあるけれど。

うん? ……どんな提案? (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月10日
(高校生くらいの年齢の女の子で彩乃は考えてみます。するとひとりの少女が思い浮かぶのでした。ちょうど一緒に買い物したばかりです)
そうね…。調べてみたほうがいいかもしれないわね。
(彼女はどんな遊びをするのでしょうか。そもそも遊びをするのでしょうか。彩乃にも瞳子にもわかりません)
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三隅・彩乃 2021年9月10日
陸さんはこの時代のこと、きっと新宿島しか見たことがないでしょう?
前は新宿だけじゃなくてもっと広い地域があって、色んな国があったことは知ってると思うわ。
新宿が島になって失われた野菜や果物は多いの。それを復活させて育ててみない?
きっといろんな新鮮さがあると思うのよ!
(彩乃はぐっと両手を握ります。プレゼンです!) (無効票)
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竜城・陸 2021年9月10日
まあ、思いつかなかったら散歩でもいいし……食事も……まあ、食べるだろうし。どちらかにするよ。
(食べるだろうか? と少し思ったが、今は生物である以上食べるだろう。おそらく)
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竜城・陸 2021年9月10日
――おや。
何か企んでいるなと思ったら、そんなことをしていたんだ。
(中には入らないまでも、各生徒の敷地も見回りはしている。ないとは思うが、問題が起こらぬように目を光らせておくのは頭目の仕事であろう)
勿論、反対する理由はないよ。 (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月10日
あら、気付かれていたのね。
(悪戯がばれたような表情をします。でも悪びれません。だって悪いことなんかじゃないですからね)
ありがとう!
外国にあったけどいまの新宿にはないものを復活させたいの。きっと好物や故郷の味を食べられなくなった人はいると思うから。
だから種が見つかったら、そのときは育てるのを手伝って。
(さて、そのあたりでしょうか。校舎のほうからチャイムが聞こえてきました。授業開始まで間もなく…ではありませんが、そろそろ切り上げるべき時間なのでしょう)

もうこんな時間。
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三隅・彩乃 2021年9月10日
(駆け足で残りの水やりを終わらせようとしてふと立ち止まります。思いつきがあったのです)
陸さん。遊びは思いつかなかったけれど……たとえばその子が普段やっていることを一緒にやるなんてどうかしら? ほら、掃除してるでしょう? (無効票)
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竜城・陸 2021年9月10日
さすがに俺に内緒でまずいことをされてしまっては困るからね。
(“中に入ってはいない”が。恐らく植物を生育するのに使われたのであろう魔力の残滓くらいは確認している)
勿論、断る理由もないとも。十分数の種が確保できるなら、共用の畑も使おうか。
皆も食事の彩が増える分には喜ばしいだろうしね。
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竜城・陸 2021年9月10日
(チャイムの音、と気を逸らしかけて、)(――続いた言葉に少し目を瞠った)
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竜城・陸 2021年9月10日
…………まあ、それも手ではあるのだけれど。
(思い出すのは、学園へ来るときの言葉であったり。学園で、空を見上げた日の言葉であったり、だ)

(“知らなかったものを見せてくれる”“昔は掃除が全てだったけれど、今はそうではない”――そんな、言葉)

できれば、彼女にとって新しい体験や、発見があるといいなと思ってね。
まあ、もう少し考えてみるよ。
(……掃除、まで言い当てられて、バレていないとは思わない。観念したように、そんなことを言って) (無効票)
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三隅・彩乃 2021年9月10日
共用の畑も? いいの? ありがとう!
(さあ、と彩乃は奮起します。これからもっと頑張らないといけません。さしあたって水やりを完遂しなきゃいけないので、駆け足で終わらせに行きます)
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三隅・彩乃 2021年9月10日
そういうことね。それなら散歩や食事…それと遊びを探すほうがいいわね。
私、すいすいさんとは同じ寮なの。友達なのよ。遊びのほうは私も調べてみるわ。見つかったら連絡するわね!
(言い終えたあと彩乃はついに水やりを終えます。それから瞳子へと手を振って呼び寄せるのです。一日はまだ始まったばかり、これから学校に行かなきゃいけません) (演出終了)
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竜城・陸 2021年9月10日
もちろん。
君の御業の恩恵を受けようというのなら、相応の協力はしてもらわなくてはね、皆にも。
(なんて、悪戯っぽく笑って)
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竜城・陸 2021年9月10日
知っているよ。しとらや橙、レターに……燕もいただろう、確か。
(皆の暮らしぶりは気になっているので、幾らか可能な範囲で情報は仕入れている)
……ばれたら気恥ずかしいから、本人に聞くならそれとなくね。それとなく。

(こちらへ向かってくるオラトリオの少女を目に留めながら、ぐるりと畑を見渡した。幾らか手入れをする必要のある箇所が、まだ残っているようで)
担当分は終わったろう? 遅れないように校舎の方へ向かうといい。
俺は細かいところを終わらせてから行くから。 (無効票)
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竜城・陸 2021年9月10日
(なんて言いながら――二人が校舎の方へ向かうのを見送って)

(“細かいところ”。伸びすぎた枝葉に、指を触れる)
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竜城・陸 2021年9月10日
(――ぱきん、と。凍って、砕けて)

(土に落ちて、水になって、還る)
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竜城・陸 2021年9月10日
…………そう。

意欲と、適性は、別なんだよな。
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竜城・陸 2021年9月10日
(独り言ちて)

(残りの作業を、進めていくのだった) (演出終了)
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三隅・彩乃 2021年9月10日
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