【個】巡る巡る屋台を巡る
朝雛・燦 2023年11月29日
祭りの醍醐味といえば、様々な屋台。
色々と見て回るだけでも面白い。
それが友人と一緒となれば、猶更だ。
○参加者
#黒桐・凜
#朝雛・燦
1
黒桐・凜 2023年11月29日
これも一応お古だけれどね。先生の持っていた銃だから。
……嫌がるんだ。
(なんとなく、まじまじと貴方の影を見て)
(無効票)
黒桐・凜 2023年11月29日
……?
撃つのが目当てでないなら、どういう風に使うんだい?
朝雛・燦 2023年11月29日
先生の。
じゃあ、大事なものなのかな。
(視線を感じて影が、元の位置に戻り、燦の影のように振る舞う)
(無効票)
朝雛・燦 2023年11月29日
えーっと。……流石にここでは使えないよね。
(見せるのが早いと思ったが、祭りのど真ん中で使うわけにもいかないと)
僕って一応、魔術みたいなの使えるんだけど、うまくコントロールできないんだよね。
それでお父さんが、銃を撃つイメージで使えば、少しはコントロールできるんじゃないかって。
……その補助みたいな道具。
黒桐・凜 2023年11月29日
本人的にはそうでもないと思う。
「前いた部隊で支給された銃だ」って言ってたからね。
子供でも使いやすいから、って。
(じ、とそのまま影を見ていたが、そのまま視線を貴方の顔に戻す)
(無効票)
黒桐・凜 2023年11月29日
ああ、なるほど……魔道具みたいなものとして使っているんだね。
ボクも魔術を使う時は媒介のようなものがあるから、それもなんとなく似ているな。
(これ、と腰に提げた淡紫の光を宿す灯りに触れて)
朝雛・燦 2023年11月29日
……凜にとっては大事なものじゃないの?
(無効票)
朝雛・燦 2023年11月29日
そうそう。凜もあるんだ。
色々とお揃いだね。
黒桐・凜 2023年11月29日
……そうだね。
考えたことがなかった、って言ったら変だと思うかい?
(無効票)
黒桐・凜 2023年11月29日
ね、なんだか色々と似ている。
そのうち手合わせしてみたい気もするよ……なんて。
朝雛・燦 2023年11月29日
考えたことが。
変っていうわけじゃないけど……
(言い淀む。「変わっているように感じた」と暗に言っているように)
(無効票)
朝雛・燦 2023年11月29日
手合わせ。模擬戦ってやつだね。
……そうだね、僕も最近ちゃんと動いてなかったし、機会があったらやるのもいいかも。
黒桐・凜 2023年11月29日
――――。
(少し、言い淀むように悩んだけれど。前に少し話してしまったことがあったな、と思って、小さく息を吐く)
……その、なんというのかな。
少し前までは、あまり人やものに思い入れを持たないように、思い出を作らないようにしていたから……
そういうの、考えないようにしていたんだ。
(無効票)
黒桐・凜 2023年11月29日
そう、模擬戦。
そのうちやってみようか。ボクも実戦はご無沙汰だしね。
朝雛・燦 2023年11月29日
そう……。
(前に少しだけ聞いた話を思い出す。彼女がどういった人生を送ってきて、どういった気持ちだったのか。恵まれた人生を送ってきた自分には想像できない部分が多い)
(だから、言うかどうか少し迷ったが)
……今も思い出とか作りたくない?
僕は今日の事とか、大切な思い出にしたいけど。
(無効票)
朝雛・燦 2023年11月29日
それじゃあ、また今度やろうか。
楽しみにしてる。
黒桐・凜 2023年11月29日
…………。
(貴方のその問いかけには、緩やかに、けれどしっかりと首を振って)
……そう思っているのなら、こんな風にキミと遊びに来たりはしていないよ。
忘れたくないことはあるけれど――今、覚えていたいことだってある。
(無効票)
黒桐・凜 2023年11月29日
……すまないね、変な話をした。
ああ、そうしよう――ボクも楽しみにしている。
だけれど今日はそれよりも、祭りを楽しまないとね。
何か食べてみたいものとか、あるかい?
朝雛・燦 2023年11月30日
……ううん。僕もいじわるな事言った。
ごめんね。
じゃあ、今度ね。約束。
(無効票)
朝雛・燦 2023年11月30日
そうだった。ちゃんとお祭り楽しまないと。
えーっと、そうだね。……じゃがバターとかどう?
黒桐・凜 2023年11月30日
ううん、気にしないで……いや。
じゃあ、お互い様ということで、お互い一つずつご馳走して借りを返すというのでどう?
(なんて言いつつ、貴方が指した店舗を見遣って)
朝雛・燦 2023年11月30日
ん、いいね。そうしようか。
お互いに平等にね。
黒桐・凜 2023年11月30日
(うん、と頷いて)
じゃがバター……というのはあれだね。
ボクはあの、たこ焼き、というのが気になるのだけれど。
(ふむ、と考え込んで)
……ボクは結構食べる方だから、一人ひとつずつでも大丈夫だけれど。
折角だからお互い別々のものを買って分けてもいいな。
(どうしようか? と首を傾げて)
朝雛・燦 2023年11月30日
いいね、シェアしよっか。
……たこ焼きに目をつけるなんて、凜もいいところ突いたね。
お祭りといえば、たこ焼きと言っても過言ではないよ。
黒桐・凜 2023年11月30日
そうだね、そうしようか。
……おや、そうなのかい? それは期待が持てそうだな。
(なんて言いつつ、じゃがバターを一つ買って貴方に渡し)
朝雛・燦 2023年11月30日
ありがとう。
(差し出されたじゃがバターを受け取る)
じゃあ、次はこっちの番だね。
買ってくるから、近くのベンチで待ってて。
黒桐・凜 2023年11月30日
ん、了解――では休める場所を探して待っているね。
(と軽く手を振って、空いているベンチを探しに歩いていって)
朝雛・燦 2023年11月30日
(しばらくした後)
おまたせー。屋台のお兄さんがちょっとサービスしてくれた。
(容器のサイズに合っていない量が入ったたこ焼きのパックを持ってくると、凜の隣に座る)
早速食べよう。
(まず先にと、買ってもらったじゃがバターに手を付け始める)
黒桐・凜 2023年11月30日
おや、サービスの良い店主の方だったのだね。
(どうぞ、と自分の横を示して、貴方が座るのを見守って)
ああ、食べようか。
(たこ焼きのパックを開けて、ひとつ取り)
朝雛・燦 2023年11月30日
(もぐもぐと、ジャガイモにバターを絡ませながら食べる)
やっぱり、じゃがバター食べるなら、ちょっと寒くなってきてからの方が美味しいね。
凜はどう? 初めてのたこ焼きの感想は。
黒桐・凜 2023年11月30日
…………。
(貴方の視線の先で、じ、とたこ焼きとにらめっこをしていた)
……あ。
(無効票)
黒桐・凜 2023年11月30日
ああ、うん。
食べて……食べてみるね。
(やがておそるおそる、控え目に半分くらい齧って)
あふ……熱いな。……でも、美味しい。
朝雛・燦 2023年11月30日
(にらめっこを見て、はらはらした様子で食べる姿を見守る)
(無効票)
朝雛・燦 2023年11月30日
あ、たこ焼きは熱いから気を付けてって言い忘れた。
でも、美味しいならよかった。
黒桐・凜 2023年11月30日
(ちょっとはふはふしながら、ゆっくり口の中のものを飲み込んで)
んん……確かに……
一口で全部食べていたら危なかったかもしれないな……。
(なんて言いながら、もう半分も注意深く食べて)
(無効票)
黒桐・凜 2023年11月30日
……うん、でも、美味しかったよ。
サンも食べるかい?
(――と、何の気なしに楊枝で刺したたこ焼きを一つ、貴方の口元へ持って行って)
朝雛・燦 2023年11月30日
いいの? ありが……
(口元に運ばれたたこ焼きをそのまま食べようとして)
!
(途中で固まった)
(無効票)
朝雛・燦 2023年11月30日
(これは所謂「あーん」というやつでは?前も凜にやってもらったことはあるけど、その時は男の子だって思っていたからできただけで、女の子って分かった今やってもらうのは、ちょっと恥ずかしい。でも凜には、いままでどおりの友達でって言っちゃったし、ここで態度変えるのも)
(そんなことを僅かな時間で思考し)
(無効票)
朝雛・燦 2023年11月30日
……とう
(途中で切れて、中途半端になったお礼の言葉を言いながら、ぱくっと一口で言った)
(無効票)
朝雛・燦 2023年11月30日
……あつい
(めちゃくちゃあつかった)
黒桐・凜 2023年11月30日
あ、……ごめん。少し冷ませばよかったな。
(なんて、躊躇った様子とその後の反応を見て、そんな風に言って)
(無効票)
黒桐・凜 2023年11月30日
(から、そういえば――なんて、前に話した時のことを思い出した)
(そういえば、男同士ならいいけど、みたいな話をしていたな――と思い返して……)
(無効票)
黒桐・凜 2023年11月30日
……、…………。
あの。そっちのも、一口貰ってもいいかい?
(妙な沈黙を取り繕うとして、そんな風に言った)
朝雛・燦 2023年11月30日
だ、大丈夫
(さっき熱いと言ったばかりの手前、恥ずかしそうに)
え、あー……
(元々シェアするつもりだったし、あげるのは良いけども)
(全然気にしていない風を装うために同じことをするべきか。いや、でもそれは……)
(なんて余計な事を考え)
(無効票)
朝雛・燦 2023年11月30日
……どうぞ
(迷った末に、ジャガイモを割って半分差し出した)
黒桐・凜 2023年11月30日
あ、……ああ、……
(言いかけて、これはどう受け取るべきなのかと思考を巡らせる。そもそも食べ方がわからないというか……なのだが)
(そのまま口を付けていいものか、手で受け取っていいものか。暫し悩んだ後で、)
(無効票)
黒桐・凜 2023年11月30日
……。うん、ありがとう。
(結局、おずおずと一口控え目に、そのまま齧って)
(継続)
黒桐・凜 2023年11月30日
あ……、美味しい……
(なんて、ぽつりと零す)
朝雛・燦 2023年11月30日
で、でしょ。
シンプルだけどおいしいよね。
(思わぬ凜の食べ方に驚きつつも、あえて触れずに内心を誤魔化すように少し早口で返す)
これ凜の分だから全部食べて大丈夫だよ。
(継続)
朝雛・燦 2023年11月30日
(そんなこんなで)(少し慌ただしくも楽しい祭りの時間は過ぎて行った)