【イ】紅茶とスイーツのカフェ "Magia"
竜城・陸 2023年11月18日
教室棟のとある一角、そこでカフェは開かれていた。
扉を開けば、紅茶の良い香りが貴方の来店を歓迎してくれるだろう。
来店に気付いた店員と思わしき少女が貴方へ声を掛ける。
「いらっしゃいませ。どうぞゆっくり過ごしていってちょうだいね。」
ただゆっくりと休憩がしたい人も。
はたまた紅茶やスイーツが目当ての人も。
――どうか魔法のような一時を過ごせますように。
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ダイスを振って、出た目に対応する紅茶が注文されます。
ゾロ目が出たら薔薇の花弁を使ったクッキーをプレゼント!
もちろん、ダイスを振らずにお好きなフレーバーを選んでいただいても構いません。
お誘いあわせのうえ、高速スレッドと同じようにロールしていただくのも歓迎しています。
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◆スイーツメニュー
スイートポテト
カボチャのプリン
モンブラン
◆ドリンクメニュー
01~10:マロンティー
11~20:グレープティー
21~30:金木犀ティー
31~40:アップルシナモンティー
41~50:柚子ショコラティー
51~60:ミントティー
61~70:カモミールティー
71~80:ジンジャーティー
81~90:ローズヒップティー
91~00:バタフライピーティー
1
ノワール・アーベント 2023年11月27日
まぁ、そうなの?
あと少ししたら休憩時間だから見に行きましょうか。
フランの頑張り、私も見てみたいわ。
(教室内に設置されている時計をチラリと確認しながら)
(少女の休憩時間がやってくるまで、その歓談は続いたそうだ──)
(【退店】)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年11月27日
わあ、凄い紅茶の薫りがする。
(心なしか教室の扉さえ優雅に見える、香りマジック。少女は一人来店し)
スイーツは3種で……紅茶、いっぱいあるなあ……ええと、じゃあ…カボチャのプリンと、あとはお任せで!
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年11月27日
(ミントの爽やかな香りが鼻を擽る、)
爽やかなのに甘いってなンか不思議だなあ。でも美味しい……カボチャの甘さが引き立って……紅茶、こうやって飲むの初めてかも…
(いっつもカフェではフラペチーノとかラテだもんなあ、と、少しの間のんびりと一息ついていた)
(【退店】)
黒桐・凜 2023年11月28日
(教室棟の一角に設けられたカフェの扉を開き、店内を見渡し。店を切り盛りする女性に会釈をすると、自身の隣へ視線を移した)
……さ、到着だよ。お先にどうぞ、レディ。
(繋いだ手の先にいる少女へ向けて、片目を瞑って笑ってみせる)
(友人の手を引いて廊下を歩く様もおそらくは、随分と堂に入った“王子様”ぶりだったであろう)
(無効票)
夢境・イドラ 2023年11月28日
はわっ……! 凛殿、ありがとう……。
……なんだか、随分と慣れていないかえ?
(あまりの自然な王子様っぷりに照れながらも入店して、店主へとぺこり)
(席へと案内されてゆく)
(無効票)
黒桐・凜 2023年11月28日
そう見えるのなら一安心かな。
これでも随分緊張しているものだけれど。
(なんて笑いつつ、貴方を席までエスコートして)
昔、こういうのが好きな友人がいてね、随分と“演技指導”を受けたものさ。
夢境・イドラ 2023年11月28日
(え、えすこーとまで……! 自然すぎるのじゃ!)
(また頬がぽぽぽっと赤く染まって)
王子様が好きな好きな友人――ってことかのう?
凛殿が演技までできてしまったら鬼に金棒なのじゃ……。
世の女性みんな恋しちゃうのじゃ……。
(最後のほうはぼそぼそと独り言のように)
(そうしてエスコートのままに席へとついた)
黒桐・凜 2023年11月28日
……そうだね、王子様が好きというか。
どちらかというと、運命の出会いに憧れている友人、かな。
(朱に染まる貴方の顔を見て、くすっと笑い)
……それにしても、今日はボクの我侭に付き合ってもらってすまないね。
こういう場所、一人で来るには中々に気後れしてしまうものだから。
夢境・イドラ 2023年11月28日
運命の出逢い……!!!
それはわらわもとってもわかるのじゃ!
(ぱあぁと年頃の乙女の表情へと)
夢境・イドラ 2023年11月28日
こちらこそ、誘ってくれてありがとう。
くふふ、わらわを選んでくれるとは光栄じゃのう。
それにわらわでよければ、どこへでも付き合うのじゃよ。
色んなところへ行ってみたいからのう。
黒桐・凜 2023年11月28日
おや。……イドラも。
ではイドラもあるのかな、理想の“王子様”がどんな方、……とか。
黒桐・凜 2023年11月28日
ふふ、どういたしまして。
キミにとっても良い時間になるのなら、この上なく喜ばしいことだ。
ボクも……もう少し色々なことを体験してみたいと思っていたからね。
夢境・イドラ 2023年11月28日
えっ! 理想!?
…………優しくて強くて頼りがいがあって……いつもそばにいてくれる人……かのう?
(改めて考えると難しくて、誰かを思い浮かべて言ってしまったような気がして)
(もじもじと下を向いた)
夢境・イドラ 2023年11月28日
ふふ、じゃあ一緒にいろんなことしようぞ!
わらわは喫茶店は初めてじゃないけれど……
(メニューを開いて見せて)
ここは知らない紅茶がいっぱいあるのじゃ!
黒桐・凜 2023年11月28日
ふふ、……随分と具体的なようだけれど?
(なんて、もじもじと下を向いた様子が愛らしくて、軽くからかうような問いかけ)
そう仰って頂けると嬉しいな。
ボクと、でよければこれからも一緒にこうして遊んで貰えると嬉しいよ。
黒桐・凜 2023年11月28日
そう、実はボクもお茶は嗜むのだけれど……
(広げられたメニューをじ、と見遣って)
確かにあまり聞いたことのないものが多くて。気になっていたのだよね。
夢境・イドラ 2023年11月28日
そ、そ、そ、そんなことないのじゃよ!?
…………凛殿のいぢわるぅ……。
(見るからに図星だったようで、あわあわ)
夢境・イドラ 2023年11月28日
ねー!
これも新宿島のお茶なのかのう?
わらわ、このばたふらいぴーてぃーっていうのが気になるのじゃ。
蝶々のお茶なのかのう?
黒桐・凜 2023年11月28日
おや、どなたか思い当たる方でもいたのかな。
(慌てる様子にくすっと笑みを浮かべて)
……なんてね、ごめんごめん。
こんな話をすることもとんとないものだから、ついね。
黒桐・凜 2023年11月28日
カモミールやミントのお茶はよく飲んでいたけれど……果物や花の名前のものもあるし……
……ああ、確かに。
蝶の名前がついているよね。不思議だな……これにしてみるかい?
夢境・イドラ 2023年11月28日
思い当たる方……
(この間クラスに来てたけど、あのときは凛殿は教室にいたっけ……)
(なんて思い出そうとするも、はっとして頭をぶんぶん)
む、むむむ……
じゃあ、凛殿は気になる人とか……いないのかえ?
(お返しのつもりでそんな質問を)
夢境・イドラ 2023年11月28日
うむ! これにしてみたい!
あとスイーツ……(全部気になる……)
…………全部頼んで、一緒にわけっこしないかえ?
(そろり、上目遣いで伺う)
黒桐・凜 2023年11月28日
(ふむ、とその仕草に首を傾げるも、追及の言葉は置いておいた)
(余談であるが昼休みは早々に教室を離れてしまうため、件の騒動は目にしていなかったりする)
うん……ボクかい?
……それが実はあまりそういうのを考えたことがなくて。
黒桐・凜 2023年11月28日
では、ボクは……そうだな……
マロンティー、というのにしてみようかな。それから……
……おや、もちろんいいよ。
自分で言うのも難だけれど、ボクは割と食べるほうだからね。
夢境・イドラ 2023年11月28日
……そうなのかえ?
さっきの口ぶりから、そういうのは慣れっこなのかと思っていたのじゃ。
(からかい方とか、察しの良さとか)
でもよく告白とかされるじゃろう?
いいな、と思う人もいなかったのかえ?
(彼女のことが気になる、という話をクラスでもよく聴くゆえに、そういうことも当然あるだろうと)
夢境・イドラ 2023年11月28日
まろん、というのは栗だったかのう。秋らしくてぴったりじゃの!
やった! これで色んな味が食べれるのじゃ!
(うきうきと注文をすませる)
黒桐・凜 2023年11月28日
んん。……そうだね。
昔は……完全に男性の振りをしていたし、余り同年代の子も近くに居なかったし。
恋愛をすることを考えたこともなかったな。
最近も、余り異性にモテる、と思ったことは無いな。
(女子にはよく声をかけてもらうけれどね、なんて言いつつ)
黒桐・凜 2023年11月28日
ああ、確かに……秋が旬のものだというものね。
ふふ、ボクも楽しみかな。甘いものは割と好きだからね。
夢境・イドラ 2023年11月28日
――――!
昔は完全に性別を偽っていたのかえ!?
…………さきほど言っていた演技指導もその流れで……?
確かに、女子からのほうがよく凛殿の話を聴くのう……
(男子からも聴かないわけではないけれどもな、と思いつつも)
(そういうものか、と)
夢境・イドラ 2023年11月28日
(そうして届いた注文の品がテーブルへ並べられて)
……!!! 青いのじゃ!
(バタフライピーティーを見て、目をぱちくり)
黒桐・凜 2023年11月28日
そう。親代わりの方が男性だったから。
ボクのいた地域では――年が離れていても、男女の二人旅というのは余り外聞が宜しくなくてね。
その流れで、ずっと男性の振りをしていたよ。
(友人は知っていたけれどね、と)
まあ、今のところあまり恋愛……というのを考えたこともないから。
誰かの幸せそうな話を聞いている方が余程楽しいかな。
黒桐・凜 2023年11月28日
(並べられた品物を見遣った後、貴方の声に気付いて――)
おや、本当だ。
青い……どんな味がするのだろうな。
夢境・イドラ 2023年11月28日
そういうことであったか。
旅というだけでも大変な道のりであるのに、それにくわえて男性の振りまでとは……
色々と苦労もあったであろう?
…………凛殿は大人なのじゃ……。
(自分は恋愛に振り回されている上に、そんな余裕のあることも言えないからか)
(しみじみと、実感がこもっていた)
夢境・イドラ 2023年11月28日
このレモンを絞るのかのう?
(カップに飾られているそれを絞ってみれば)
……!!! 色が変わったのじゃ!
このような美しいお茶があるとはのう……。
(もったいないな、と思いながらも口をつけてみる)
夢境・イドラ 2023年11月28日
…………おいしい。
あっさりしていて、素材の味が引き立つのう……。
黒桐・凜 2023年11月28日
もとより旅から旅へ生きる遊牧の民の生まれだからね。
そういう生き方が自然のもの、と思っていたから。でも……
……こういう暮らしを知っていたとしたら、もしかしたらそんな風に感じたのかもしれないね。
おや、恋を知っている人の方がずっと大人だとボクは思うよ。
知らないから他人事みたいに構えていられる、というだけなのだろうしね。
黒桐・凜 2023年11月28日
ん、……本当だ。
すごいな、こんなお茶があるんだね……
(興味深そうに貴方の手元をしげしげと見遣りながら、こちらはスイートポテトを小さく切り分けて)
……美味しい? それは何より。
見た目も美しくて味も良いなんて、なんだかとても贅沢な感じ。
夢境・イドラ 2023年11月28日
むぅ、生まれの違いというものかのう……。
確かに、わらわのいた場所にはスマホはなかったからのう。
あの便利さを知っていたら元の暮らしを不便に感じるから……そういうことなのじゃろうか。
(合っているのかよくわからない例えをしては、なんとなく納得して)
むむむ……そういうことを言えるのも大人な気がするのじゃ!!!
わらわも凛殿の落ち着きを見習いたいのじゃ。
夢境・イドラ 2023年11月28日
素敵なお茶を知れたのじゃ。
お宮――えっと、わらわの家でも淹れられるじゃろうか。
(そんなことを言いながらも、スイートポテト美味しそう……って視線で見てる)
黒桐・凜 2023年11月29日
そうだね、それと同じ感じかもしれない。
それこそボクはここに来るまで、電話を使ったこともなかったから。
(存在は知っていたけれどね、と)
向こうに戻ったら、ありがたみがわかるかも知れないな。
おや、イドラはそのままで愛らしいと思うのだけれど。
でも確かに、落ち着いて可憐な所作というのも似合うかもしれないね。
黒桐・凜 2023年11月29日
大きめの紅茶のお店なんかもあるようだから、探してみたらあるかもしれないね。
ボクも少し気になるな。自分で淹れてもこんな風に綺麗な色になるかな……
おや、気になるかい?
(――なんて貴方の視線に気づけば)
(切り分けたスイートポテトを一口、貴方の口元に寄せて)
夢境・イドラ 2023年11月29日
ふむぅ……ひとつの視点からは中々わからないものじゃ……。
わらわも元の場所へ戻ったら、ありがたみを感じるものがたくさんありそうじゃのう。
あ、愛らしい……かのう?(てれてれ)
落ち着いて可憐な所作――うむ、大人の淑女にはなくてはならないものじゃ。
少しずつでも身につけていきたいのじゃよ。
(気合を入れるように大きく頷く)
夢境・イドラ 2023年11月29日
紅茶のお店……!
そこも一緒に行ってみようぞ! 探してみたいのじゃ!
(なんて尻尾が揺れていたが)
夢境・イドラ 2023年11月29日
――――!
いいのかえ? あ、あーん……
(視線に気付かれた恥ずかしさか、はたまたこの行為の気恥ずかしさか)
(ほんのり頬を染めつつも、ぱくりっ)
甘くて美味しいのじゃ。紅茶によく合うのう……。
黒桐・凜 2023年11月29日
ボクもこうしていて、前よりずっとそう感じるようになった。
そうするしかない――と思っていたことにも、別の考え方が見えてきたりして。
勿論。キミだって男子からは憧れの的だろう?
でもきっと、成長して綺麗になったらもっとそうだろうな。
黒桐・凜 2023年11月29日
勿論。どうぞ?
(と、そっと口の中に差し入れて)
ふふ、それは何より。
(そんな様子を微笑ましく見守りながら、マロンティーに口を付け)
……甘くて美味しいな。なんだかほっとする味だね。
夢境・イドラ 2023年11月29日
おお……!
それは、きっといいことじゃのう!
うむ、うむ。最初から諦めるよりかはずっといいことなのじゃ!
(なんだか嬉しそうに、大きく大きくうなずいて)
そうかもしれぬが……同年代の男子よりも、射止めたい殿方がいるからのう。
成長……うむ。そうなれたらよいのじゃ。
夢境・イドラ 2023年11月29日
くふふ。ほっとするのは、きっと一緒に過ごす相手も関係するのじゃよ……なんての!
(そういって、バタフライピーティーに口をつけて)
わらわもほっとするのじゃ~。
(にこにこと、あなたを見ては目を細める)
(おだやかな刻の流れに身を委ねるように――)
(【退店】)
黒桐・凜 2023年11月29日
――そう、だね。
(確かにそれは、諦めだったのかもしれない。今はそう、少しだけ思う)
(あるいは、ただ終わりたかっただけなのだろうと)
おや、やっぱりそうなんだ?
(なんて、少し微笑ましげに笑って)
……なら、もっと素敵な女性になれるさ。キミのその想いが届くように願っているよ。
黒桐・凜 2023年11月29日
……それは、そうだろうな。
キミがそんな風に笑っていてくれるのは、なんだかとても心が安らぐ。
キミもそう思ってくれているなら、なお嬉しいよ。
(なんて、今日はいつもよりも晴れやかに、年相応に笑って)
(貴方と二人、緩やかな時間を過ごしていく)
(【退店】)