【個】桜と月に酔いしれて
夢境・イドラ 2023年10月23日
湯煙にのってふわりと広がる花の香り。
湯舟には桜と月下美人が浮かび、望む景色は満天の星空。
美肌になるという効能らしく、乙女たちにはぴっちりのもの。
そしてもうひとつ。効能は別にあるようで――――?
🌕
#橘・月華
🌸
#夢境・イドラ
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夢境・イドラ 2023年10月23日
(花が浮く湯舟へと身を沈めれば、ふぅと一息)
温かくて気持ちがいいのう。
それにこの花々……わらわたちにぴったりじゃ!
(両手で桜をすくって見せてふふり)
(貸し切りなので、邪魔も入ることもなくゆるりと過ごせるだろう)
(無効票)
橘・月華 2023年10月23日
(長い髪は一纏めに。湯の温かさと芳しい香りに口元を綻ばせ)
ええ。良い星空ですし……此の花湯も私達に御誂え向きですね。
(湯の熱で、仄かな桜色に染まる白肌)
(流石に学園トップクラス組には及ばないものの、湯に浮かぶくらいはある。何処がかは不明だが)
(無効票)
夢境・イドラ 2023年10月23日
くふふ……それに貸し切りじゃからのう……。
(すすすーっとあなたの傍へとやってくれば)
(ぴっとり。甘えるように身体を寄せて)
月華姉さまに甘えたい放題なのじゃ! ……なんての。
(無効票)
橘・月華 2023年10月23日
あらあら……ふふ。
(甘えてくる様子が微笑ましくて、小さな身体を優しく抱き寄せて)
イドラ様でしたら、貸切の場で無くとも良いのですよ?
それとも……見られては困る殿方でもいらっしゃるのかしら?
(くすり、と珍しく悪戯っぽく微笑んで見せて)
(無効票)
夢境・イドラ 2023年10月23日
(抱き寄せられて身を預けて。その腕に無意識に尻尾がしゅるりと絡む)
えー?
でも貸し切りじゃないと、月華姉さまを誰かにとられちゃうかもだし……。
夢境・イドラ 2023年10月23日
見られて困る殿方!?
べ、別に見られても大丈夫な殿方しかいないのじゃ!
(そういう相手がいることは否定しない模様)
(無効票)
橘・月華 2023年10月23日
(尻尾まで甘えてきてる事に頬を緩ませて)
(人間である自分には無い部分なので不思議そうな顔で優しくつついてみたり)
あら、私の方でしたか……?
大丈夫です、私はイドラ様程名が知れ渡ってる訳でも御座いませんし、親しい友人も多くありませんもの。
……其れに、こんな可愛らしい貴女に焼き餅等焼かせたくは有りませんしね。
(よしよし、と髪が乱れない程度に撫でながら)
(無効票)
夢境・イドラ 2023年10月23日
はわっ……くすぐったいのじゃ……。
(少しの刺激でも、むず痒そうに尻尾がぷるぷる)
夢境・イドラ 2023年10月23日
え~?
月華姉さま、美人だってよく噂になってるのに……。
(気付いてないんだ……という眼差しを向けて)
でも……うむ、そうじゃの。
かまってくれなきゃやきもち焼いちゃうのじゃ。
(もっと、とでもいうように頭を撫でやすいようにして)
(無効票)
橘・月華 2023年10月23日
(ぷるぷる震える尻尾に気付き、つつく指を止めて)
あら……御免なさい、矢張り擽ったいのですね……。
私には角も翼も尾も無いものですから、つい……ふふ。
橘・月華 2023年10月23日
……、……そうなのですか?私が……?
(噂になってる事は全く気付いていなかった様子。こういう話題にはかなり鈍いらしい)
……ふふ、でしょう?
私は親しい友人以外二人きりで過ごす相手もおりませんし、呪いを解くまで恋をする積りも御座いませんもの。
……今はイドラ様が一番、ですよ。
(優しく囁くように語りながら、ねだられるままに頭を撫でて)
(無効票)
夢境・イドラ 2023年10月23日
むぅ……いぢわるなのじゃ……っ!
月華姉さまだってこういうところくすぐったくないかえ?
(腰の辺りにつつーっと指を滑らせてみる)
夢境・イドラ 2023年10月23日
だから、わらわは月華姉さまと仲良しなのじゃよ~ってよく自慢してるのじゃ。
(ふふん、と得意げに)
夢境・イドラ 2023年10月23日
わらわが一番なのはうれしいけれども、恋をしないのもったいないのう……。
(なでられているうちに、段々と感覚がふわふわとしてゆく)
なんだか気持ちよくなってきたのじゃ……。
(無効票)
橘・月華 2023年10月23日
……んんっ……!……も、もう……イドラ様……!
(腰への緩い刺激に思わず身を震わせ、湯がぱちゃぱちゃと音を立てて揺れる)
……はあ、……ですが此れで御相子、でしょうか?
橘・月華 2023年10月23日
私の呪詛は陰の気の塊……の様な物ですから、どうしても陽の気が不足してしまうのですよ。
自分に足りない陽の気の強い男性相手だと、どうしても近しい存在を作れない、と申しますか……。
友人程度なら問題無いのですけれどね。
(くすぐられたからか、湯当たりでもしたのか何だか酩酊感を覚えて)
嗚呼、そう言えば此の温泉の効能を見ておりませんでしたね。
橘・月華 2023年10月23日
(効能の書かれた看板に改めて目を通すと)
……、「美肌と酩酊の湯。未成年でも美酒に酔い痴れる体験を」……。
(無効票)
夢境・イドラ 2023年10月23日
くふふ! 月華姉さまかわいいのじゃ~!
(仕返しできて満足できたのか指を引っ込めて)
そうじゃの、これでおあいこじゃ!
夢境・イドラ 2023年10月23日
うぅむ……なんだか難しいのう……。
(女性同士ならば問題ないのかな、とか)
(学園には女性同士のカップルも結構見るし……なんて)
(思い浮かんだのもつかの間)
夢境・イドラ 2023年10月23日
酩酊の湯……!?
(そういえば、去年もそんな湯に入ったような……)
月華姉さま、なんともないかえ……?
(無効票)
橘・月華 2023年10月23日
(去年の夏祭り、へべれけ体験でかなり失態を晒してしまった事を思い出しながら)
……え、ええ……何だか頭がふらふら致しますし、先程より身体が熱く成って来ておりますし……。
(先程まで淡い桜色だった肌は大分赤味を増している)
(今風に言うなら「ヤバい」の一言が脳内を駆け巡る。この子の前であんな失態を見せたくないけど……)
(無効票)
夢境・イドラ 2023年10月23日
月華姉さまなんだか赤いのじゃ!
(普段が白いからなおさら赤みが目立っている気がする)
もしかして酔っちゃった?
我慢しなくていいのじゃよ?
夢境・イドラ 2023年10月23日
月華姉さまの酔ってるところ見てみたいのじゃ~っ!
(なんておねだりするように言っては、無邪気に正面から抱きついてみせる)
(こちらはもう普通に酔っている様子)
(無効票)
橘・月華 2023年10月23日
……え、あ、はれ……イドラ様?
随分甘えん坊さん、なのれすね……?
(呂律が回らなくなってきた。ヤバいヤバいヤバいとぼんやりする頭でどうしようか考えるも束の間)
橘・月華 2023年10月23日
うふふ……良いのれすよー……?
何方も見ておりませんし……沢山甘えて下さいましー……?
(酩酊の湯に浸かっている以上耐え切れるはずもなく、あっけなく酔っ払った)
(無効票)
夢境・イドラ 2023年10月23日
…………!
夢境・イドラ 2023年10月23日
ふふ~! 酔った月華姉さまかわいいのじゃ!
(許可を得たので、いそいそと抱きついたまま膝に座る)
月華姉さま、あったか~い! やわらかーいっ!
えへへ……
(ご機嫌に尻尾も揺れている)
(無効票)
橘・月華 2023年10月23日
あら、イドラ様も柔らかくて暖かいではありまへんかー……。
うふふ……今日は私がイドラ様を独り占めれすねー……?
(膝に座ってきた貴女をぎゅっと抱き締めて)
(先程より力は入っているが、まだ加減が効くのか痛かったり苦しかったりはしないだろう)
(無効票)
夢境・イドラ 2023年10月23日
ふふ。わらわ、抱き心地はいいらしいのじゃよ~?
(ひとめ姉さまが言ってた! と付け足して)
じゃあ……今日のわらわは~月華姉さまのもの!
(えへへ~と笑って見上げる)
(温かくて安心できて気持ちよくて――――と、くれば)
夢境・イドラ 2023年10月23日
……………………ふあ……
(眠くなってくるもので)
(眠気でゆらゆら頭が船を漕ぎ始めた)
(無効票)
橘・月華 2023年10月23日
(酔っ払いながらもうとうとし始めた様子には気付いたようで)
あらあら、イドラ様ー……?
いけまへんよー、御風呂で寝てひまっては御風邪を……。
橘・月華 2023年10月23日
まあ、温泉れすから冷める事はないれしょうー……。
御風呂で眠るのが心地良いのは私も分かっておりまふひねー……。
(膝上の貴女が溺れないように抱き抱え直して、自分も肩まで浸かり)
(うとうと船を漕ぐ貴女をぼんやり眺めては)
橘・月華 2023年10月23日
うふふっ……イドラ様は御可愛らしいれすねー……。
(湯の効能の副産物か、愛らしい貴女の姿のお陰か)
(6年以上前に失って久しい――微笑みではない、満面の笑顔を浮かべた)
(……酔った影響でふにゃふにゃと蕩けてはいたが)
(。)
夢境・イドラ 2023年10月23日
みゅ……月華姉さまぁ……――――
(はーい、と返事をしたのはきっと夢の中)
(やがてすやすやと寝息が聴こえてくることだろう)
(頭上で満開の笑顔の花が開いたことにも気付かぬまま――――)
夢境・イドラ 2023年10月23日
(――――二人が正気に戻ったあとにどうなったのか……それはまた別のお話)
(。)