私立MM学園

【個】夜に揺蕩う

フラン・ベルジュ 2023年9月6日
藍の帳が下りた夏の空。
きらりと瞬く星々の下で、色とりどりに水面が煌めきます。

海の上に設けられたプール区画。
昼間は賑やかな喧騒に包まれていましたが、今そこに漂うのはさざ波の音と、人々の密やかな話し声だけ。
ちょっぴり大人なムードのその場所へ、ちょっとだけ背伸びをしたい少年は訪れるのでした。


書き込み可能
#フラン・ベルジュ
#上巴・九虚




演出継続
2
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
(ぷかぷか、ゆらゆら。緩やかな人工の波に揺られて揺蕩う影が一つ。プールに浮かぶフロート……まるで開いた二枚貝のような形のそれの上に、水着姿の少年は座っていました)
(胸元には十字星のペンダント。白抜きの花弁が描かれた水着。鱗を思わせるタトゥーシール。普段よりちょっぴりお洒落をして、いつもよりほんのり力強い装い)
(ナイトプールへ九虚さんを誘って、一緒に同行してもらえることになって。そして当日の今、「先に行って準備しておきますね!」なんて、喜び勇んでこのフロートを準備していたわけだけども) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
(ちょっと舞い上がりすぎたかなー、なんて。一人でぷかぷかと浮かびながら、じわじわと湧いてきた気恥ずかしさと内心で戦うのでした)
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上巴・九虚 2023年9月6日
(さて、こちら後から来た、水着姿の少女。ナイトプールという、明るくも暗い水に紛れて少年を眺めており…)
(待ち合わせのたびに毎度のこと故、そろそろワンパターンか…と思いつつも、何もせずにはいられないのが性分でもあって)

(ちゃぷん…水に沈んで、ゆっくりと少年の乗るフロートに近づいて…) (無効票)
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上巴・九虚 2023年9月6日
(水中から)
(手だけ伸ばして)
(フロートの端に、ぺたり、ぺたりと登らせる)

(水中から、幽霊が上がってくる時のように)

…う~ら~め~し~や~…
(そのまま、ゆっくりと少女本体もフロートに乗り上げてくる)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
(ぱっちゃぱちゃ、所在なさげに両足で軽く水面を叩いて。そちらへ気を取られていたものだから、水の中から近づいてくる気配には当然のように気付かずに) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
(ぺたり。ゆらり。わずかに傾く身体、そして何かがフロートに触れる気配。それに気付き視線を向けた時には、もう既に彼女の姿はすぐそこにあって) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
……ひょわぁ!!?
(思わず悲鳴にも似た短い声を少年はあげました)
(だって、ほら)
(ながーい髪を水に濡らして、夏の風物詩なお決まりのセリフを口にして)
(そんな女の子が突然現れたら、本当に幽霊だって思っちゃう……かもしれないじゃないですか)

(声と一緒に跳ねる身体。バランスを崩し、フロートの上でえっちらおっちら踏ん張りますが……少年の努力も空しく、彼の身体は水面へと傾きます)
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上巴・九虚 2023年9月6日
おっとぉ。
(毎度いい反応をくれる少年のこと、落ちるぐらいは予想していたのか)
(傾いた少年の、手に向かって手を伸ばす)

(届けば多分、落下や転覆ぐらいは防げるだろう。想像以上に勢いがあったら一緒に落ちるかもしれないが)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
(あわや水の中へダイブ……となりそうになったところで、差し出された九虚さんの手。咄嗟にそれを掴みますが……)

あ、わ……っ!
(そう、思っていた以上に勢いがありました。結果的に、全体重を掛けて九虚さんを引っ張るような形になってしまい……) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
わーっ!?
(まずは少年から、盛大な水飛沫を上げてプールへダイブするのでした)
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上巴・九虚 2023年9月6日
おっとー…
(体重が足りなかったか…いや、そこは喜ぶべきなのか)
(とか全く緊張感のない事を思いながら、引っ張られるように水に落ちる)
(ざぶん) (無効票)
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上巴・九虚 2023年9月6日
(水中、落下の水泡が晴れた頃、周囲を軽く見回して…先に落ちた少年の姿を探す)
(まぁ、水に落ちたぐらいならなんともないだろう…と、その様子はゆったりしたもので)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
(ぷくぷく、ぶくぶく。周囲を見渡す九虚さんのすぐ傍で、水の泡が上がってきます。それに続いて浮かび上がってくるのは、緑色の……) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
……っぷはぁ……!
(そう、目に優しい緑色。少年の頭です。一度大きく深呼吸をして、それからきょろきょろと周りを見て)

あ……く、九虚さん!?
(どうやら少年は、必死すぎて自分が誰の手を掴んでいたのかすら分かっていなかったようですね)

ご、ごめんなさい!
咄嗟に掴んじゃって……えっと、だ、大丈夫……
(慌てて心配そうに彼女の顔を、そして水面の下の彼女の身体へと視線を落としますが……はた、と気付きの表情) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
……いや、さっき脅かしたのは九虚さんですね!
もー、僕すっごくビックリしたんですよ!
(そもそもの落ちた原因に思い至り、抗議の声をあげるのでした)
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上巴・九虚 2023年9月6日
おっと、バレたか。夏だし肝試し体験をあげるのも一興かと思ってさぁ。
あっはっは、今日も良い反応をありがとねぇ。
(毎度悪びれもせずに笑い飛ばしてから)

(ぽすん、近くを漂うフロートに手を置いて)
今日はあれかい、貝殻の中に座ってる人魚って感じかい?
にしては…小さなドラゴンみたいに見えるけど。
(まじまじ、少年の水着姿を上から下へと眺めながら)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
き、肝試しはもうコリゴリですよぉ……
(昨年のお化け屋敷のことを思い出して気恥ずかしくなったのか、ほんのり頬を赤く染めて)
(そしていつものように、悪戯に成功した子供の笑顔を浮かべる九虚さんを見れば、釣られてくすりと笑みを漏らして) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
(それから、よいしょと貝殻フロートの上によじ登ります)

ええと、このフロートはですね……
その、ナイトプールで調べてみると、こういうフロートに乗って風景を楽しんだりすることが多いみたいだったから……
(コンセプトがあったというわけではなく、ナイトプールの楽しみ方を、雑誌などの見様見真似で実践してみようという魂胆だったようですね) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
えっと、この格好は、僕なりのお洒落です。
この前のニールのパーカーもお気に入りだけど……今日着てくるには、ちょっと可愛すぎるかなって……
(九虚さんの視線に、てへへ、とはにかんだ笑みを返して。そしてフロートの上へと導くように、彼女に手を差し伸べます)
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上巴・九虚 2023年9月6日
あれはあれでいい思い出でしょー、いいじゃんさぁ肝試し。
(とかそれっぽい事を言っているが、当然理由付けなんてその時の思いつきである)

(差し出された手を取って、よいせとフロートの上に登り)
そーだねぇ、たしかにちょっとカワイイが強いかもねぇ。
(暗い中、ライトアップされたプールを眺めながら、フロートに腰掛けるように座って) (無効票)
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上巴・九虚 2023年9月6日
…その点で言うと、あたしは去年よりはカワイイ寄りな水着にしてみたんだけど…
どう?ここの雰囲気と合わせてみて。浮いてない?
(今日の水着は、コンテストで着ていた水着。少年と同じく、パーカーは着てきていないが…)
(フロートの上で、にじり…少年に肩を寄せるように近づきながら)

https://tw7.t-walker.jp/gallery/?id=182506)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
それは……まぁ……
九虚さんとの初めてのお出掛けでしたし……
(彼女が言う通り、間違いなく良い思い出ではあったけれども。ちょっぴり複雑な心境ですね)

(九虚さんの隣、少年もフロートに腰掛けてプールを眺めます。煌びやかな光が水面に反射し、揺らめき、どこか幻想的にも思える光景。昼間の活気溢れる光景とは全く異なる二面性を垣間見て、感心にも似た感情が沸き上がってきて) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
……? どう、って……
(不意に尋ねられ、隣へと視線を向けます。海の家に遊びに行った時の情熱的な赤い水着と比べると、なるほど、確かにポップな雰囲気が強いかもしれません。昨年の水着と比べてもそう。蛍光色に近い濃いピンクのラインがそう感じさせるのでしょうか)
(……なんて、そんな分析をしつつまじまじと彼女の姿を見つめていると) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
……え、あ、その……
(じりじりと彼女が近づいてきて。位置関係的に、水着へ視線を落とそうとすると、上から胸元を見おろすような形になってしまうわけで) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
(ふい、と頬を赤らめて少年は視線を逸らして)
そ、その。
確かに、可愛い感じの水着ですけど……
う、浮いてはいない……と思い、ますよ。
とっても似合ってますし……

(もごもご。ちょっぴり口籠るような感じで感想を述べてみたり)
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上巴・九虚 2023年9月6日
そりゃあよかった。んふふ。
(ありがとう、と普段なら反応に満足して終わらせるところなのだが)

(せっかく、ナイトプールに…夜に、招かれたのだ)
(それなら、と)
でも… (演出継続)
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上巴・九虚 2023年9月6日
視線を逸らしながら言う事じゃぁ、ないよねぇ。
(そっと少年の腕に、手を触れて)
ちゃんと、こっちを見ながら言ってくれないと。

(そのまま逃げなければ)
(腕を絡ませるように、腕を組むように、)
(少年の腕を一本、抱き込むように動く)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
ひゃっ……!?
(腕に触れる感触に、小さく声を上げて)
(ドキドキと胸の高鳴りが早まっていく。鼓動の音を聞かれてしまうんじゃないかと、余計な心配が脳裏をよぎる) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
(一瞬身を縮こまらせはしたけれど、けれども逃げるようなそぶりは見せなくて)
(しばらく水面を見つめて黙ったままの少年でしたが、ごくりと息を呑み、そして深呼吸を一つ)

(それから、ゆっくりと九虚さんの方へと向いて。一度目線を落として、彼女の足元から頭まで視線を巡らせて。そうして、九虚さんの瞳をしっかりと見据えます)
今年の、九虚さんの水着は……いえ、今年も……
とっても似合ってて、とっても可愛くて……とっても、素敵だと思い、ます。

(見る見るうちに顔が真っ赤になっていくけれど。恥ずかしさのあまり、ちょっぴり瞳がうるんでいるけれど。それでも、少年は九虚さんの顔を見据えたままに、はっきりと言葉を口にするのでした)
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上巴・九虚 2023年9月6日
(少年が、相手が、自分だけを見ている、この瞬間)
(何度繰り返そうと、どこへ行こうと、いつの時代であろうと、心躍る時)
(くすっと、楽しそうに小さく笑ってから)

んふふ…よくできました。
いざという時には、しっかりと向き合えるのが、いい男ってもんだよ。
(抱き込む手をひとつ離して、代わりに少年の頭に乗せる)
(ぽんぽん、優しく叩くように撫でて)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
(じっと見つめていると、吸い込まれてしまいそう。鮮やかな桃色の瞳を見据えて、そんな心地を抱いて)

あ……
(優しく頭に触れる感触。心地良くて、安心出来て)
(瞳を閉じてその感覚に身を委ねたいという欲求が湧いてくる。けれども、少年はそれを堪えて、九虚さんへと笑みを返して) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月6日
……ええ。
ちゃんと向き合ってみせます。
カッコよくて、良い男ですもの、僕。
(いつかは、自分の気持ちとも。なんて。自分に言い聞かせるように、強がってみせるのでした)
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上巴・九虚 2023年9月7日
んふふ、いいねぇ。自信、ついてきてるじゃないの。
(それでこそ、側で眺める甲斐があるというものだ…なんて思いながら)
(それじゃあ、今日はこのままで。抱えた腕は離さないまま)

それじゃ、良い男のフランくん。今日はどんな風にエスコートしてくれるんだい?
(にまにま、楽しそうに。このあとの予定を訊ねて)
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フラン・ベルジュ 2023年9月7日
ふふ。自信に溢れている方が、大人っぽくて格好いいですからねっ。
(なんて、背伸びをしたい少年らしい回答)
(いつかは背伸びじゃなく、それが自然体に出来るようになればいいのですけれど) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月7日
(ぎゅっと腕を抱えられたまま、楽し気な、魅力的な笑顔を向けられて照れてしまうような少年には、まだちょっと先は長いかもしれませんね)
え、えっと。ええっと。
この後はですね……

(そわそわ、うずうず。落ち着かない様子で少しの間思案を巡らせると) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年9月7日
(空いている手を、腕を抱える九虚さんの手に遠慮がちに重ねて)
……とびっきりの夜にご招待しますよ。 (演出継続)
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フラン・ベルジュ 2023年9月7日
(そんな、気取った言の葉を紡いで)
(煌めく夜に、二人揺蕩うのでした)
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フラン・ベルジュ 2023年9月7日
【〆】
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