私立MM学園

【個】白と知恵と

一恋・花束 2021年9月2日
放課後の生徒会室には、割りと誰かが居たりする。
生徒会のメンバーであったり、生徒会室に遊びに来た生徒であったり。

今日この時間に居たのは、たまたま団長である花束だけなのですが、
この日の来客は、少し変わったパターンなようで……?

発現可能
#一恋・花束
#ミーレ・ベルンシュタイン





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一恋・花束 2021年9月2日
はぁ……殴り込みというなら買いますけど、あ、適当に座ってください。
えーっとお茶菓子あったかな。生米でいいですか?
(ちょうど息抜きがてらに入れた急須のお茶を来客用の湯呑みに注いで、四角形に配置された机の上にとんと置いて)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
む。いえ、お茶をいただいては殴りかかりませんわね。零してしまうのは気が引けますもの(冗談……なのかどうか判然としない様子で首を傾げて言いながら、ひとまず暴れることなく)

……米って生でお茶菓子になりますの???
(言いつつ)(……何してたんだろう、と、机に歩み寄って、置かれた資料を覗き込んでみた)(まあまあ、見てマズいものなら隠しますわよね、ええ)
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一恋・花束 2021年9月2日
一応お米で作ったお菓子とかもありますし、ポン菓子とか……生米は本当にただの生米ですけど。
(流石にそれはどうかと思ったので、冷蔵庫からちょっと高い栗羊羹を取り出して、手早く切って楊枝を刺して――とかやってる間に、普通に資料を見られてしまうわけです)

(生徒会騎士団、役職候補 と書かれたそれには、何名かの生徒の名前が記されていました)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
それが通じるなら小麦粉だってお茶菓子ですわよう……あら。可愛い、羊羹。ありがとうございます、羊羹好きですわ、わたくし。何か果物が入ってますのね(にこにこ笑いながら当然のように資料を捲っている……!)

なーるほど、ライバル候補ってわけですのね。見覚えのある顔も、ほうほう。
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一恋・花束 2021年9月2日
栗も果物っていうんですかね?
(カテゴリ的にはそうかも。フルーツという感じはしないけれど)

ほへー、意外ですね、ミーレちゃん、羊羹なんてどこで食べたこと――――――こらーっ! ごく自然に見てるんじゃありませんし!

いや別に積極的に隠すほどのことではないんですけども!
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
栗。栗ですの、それ。食べられるんですのね……ああ、いえ、南の方では食べるって聞いたことあります。品種違いでしょうか(ほええ)(なんて。驚いた顔をしつつ)
うふふ。わたくし、寮を始めたんですけれど、入居する時にアンちゃん……アンジェリカちゃんが持ってきてくれて。「羊羹お好きですか」って(くすっと笑いつつ)

きゃーっ、ごめんなさーい、うふふ。(ぺらり)(机の上に伏せて置くと)
で、サボってたってことは、難航してましたの?(しれっと言いつつ、ようやくおとなしく座った)
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一恋・花束 2021年9月2日
あー。持っていきそうですねアンジェリカちゃん、羊羹。
(何かを察したように、首をひねって)

そうですね、“こっち”では、たゆまぬ品種改良とか、調理技術の進歩で、驚くほどほくほくしてて、あまーい栗が作れるようになりました。
この羊羹を作ってた和菓子屋さんは、無くなっちゃったんですけどね、新宿に支店がなくて。
(あはは、とちょっとさみしそうに笑って)

……まぁそうですね、難航というか、難産というか。
なにせ皆さんに対抗できるだけの力がないといけないわけでして。
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
?(ちょっと不思議そうに、鏡合わせのように首をひねってみせて)

ほほう、品種改良。……面白い話ですわねえ。
……これだけ広い島に見えても、ほんの町一つ。失われた技術は数知れず、ですか。そのままにするには、なんとも勿体ない話ですわ。(ふ、と、目を細めて)

うふふふふ。確か、逆ではありませんでした?
わたくし達が、対抗しますのよね。(ぴん、と、髪につけた白いクリスタルを指先で弾いて)
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一恋・花束 2021年9月2日
そもそも、美味しい栗を作ってる名産地も消えてしまったわけでして。
(自分も一つつまんで、もごもご口を動かして)

美味しい栗羊羹を明日も食べるためには、やっぱり取り戻さなきゃ行けない物も多いのですし。
(なので、頑張る理由の一つになったら嬉しいですし、と続けて)

…………そーなんですけど。
そーなんですけど! 卍器はあっさり所有者を見つけやがったのに、こっちのに遺産はぜーんぜん反応しませんし!
しとらちゃんにようやくピクリと来てくれたからよかったものの!
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
(ぱくりと、口にした)(もぐもぐ)…………うん、おーいし。(にこにこ)(本当に気に入ったの様子で足を揺らして)
うふふ、そうですわね。これが失われたままでは勿体ない、というもので。
ええ、ええ、――やる気も湧いてきますね。(くすくす、笑って)

ははあ。(ははあ)
(たいへんそうだなー、なんて顔できょとんと頷いて)まあ、あれです。面白そうな人に声をかけてみたらいいのではありません? (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
人の良し悪しなんて分からないでしょう、貴女。

(当たり前のような顔で、随分と乱暴な言葉を口にした)
(もう一口。もぐもぐ。あまい)
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一恋・花束 2021年9月2日
そう思ってもらえれば、貴重な栗羊羹を提供した甲斐があったというものです。
残り少なくなったら、増やしたりしないといけないですし……それはそれで、なんだか味気ないなぁとも思うわけですが。
(和菓子が好きなんだなー、と足を揺らす様子をなんとなく眺めて) (無効票)
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一恋・花束 2021年9月2日
(――――――食べる口がピタリと止まり)

…………。
(少しムスッとして)

良し悪しで選ぶものじゃありません。
どこに誰をどう配置するかのはなしですから。
(否定はしなかった。若干不快ではあったけど……不快であるように、振る舞ったけれど)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
うーん、まあ、確かに。増やせるものは増やす、取り戻すものは取り戻すとして、青ちゃんたちにも頑張ってもらわないといけませんわね。
「トレイン」も動いたことですし……さっきの、「南」というの……ドイツの、南の方では、食べるところもある、と聞いたことがあって。北の方のトチノキは、ちょっと食べられたものじゃないんですが。わたくしそっち出ですのよね。
(多分南の方が向いてます、「機械化帝国」の植生までは知りませんが……なんて。ゆらゆら足を揺らして、つらつら話しつつ) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
うふふふふっ。気を悪くしたら、ごめんなさい。(その、ムスッとした顔に。くすくすと、笑いを返して)
それにしたって、直接見ないと、ってことですのよ。紙とにらめっこよりは、そちらの方が幾分でしょう。

――花束ちゃん、ちょっぴり、わたくしに似てるって思いますのよね。
いえ、わたくしが貴女に似ているのかしら?(楽しげに)(新鮮な楽しさを味わうように、目を細めて)
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一恋・花束 2021年9月2日
パラドクスを使えば使うほど、“元の生活”とはかけ離れていっちゃうわけですし、自分たちの手で作るっていうのは、やっぱり大事だと思いまし。
そのための資材のやりくりとかも…………今は花束がやってるんですけども、本当は会計のお仕事なんですよ、これ(若干ぐったりした様子で)

ふへー、ドイツですか。
確かにまつげの長さと発育の良さはドイツ美少女って感じですけど。 (無効票)
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一恋・花束 2021年9月2日
そりゃ、最終的には目でみてはなして、あとは勘と、遺産の相性次第ってところではあるのですが、復讐者の生徒だけで180人以上居るんですよー、なかなかうまくは回らないですし。

…………一応一人、いい子が居たのですが。
(するりと書類の束から、一枚取り出して。今更隠す必要も無さそうだと言わんばかりに)

……似てますぅ?
いや、こっちはそれなりですけど。
花束、誰かに似てるって言われたこと、あんまりないですし
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
ええ、同意致します。神秘を活かすのと同じくらい、神秘に頼らないのは大切なことです。突然振って湧いた力は、突然なくなるかもしれませんしね?
……、……それはフツーに大変ですわね。手伝いましょうか、ってわけにもいきませんわよねえ(普通に心配した顔になった)

ええ、ハルツの山奥。
あら、照れちゃいま……発育は余計ではありません?(こほん)(お茶を一口) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
フム。まぁ、確かに。全員面接してたら年が明けてしまいますわねぇ。
(ぴらりと、紙を受け取って)

――――ああ、成る程。(書かれた「見知った名前」に、くすりと笑う)
ええ、いいのではありません? 少なくとも本人は、断らないでしょう。利害が一致してますもの。

(言いながら。はい、と、書類を差し出しながら、さらりと小首を傾げて)
わたくしから見ればね。
あなたの側から見れば、わたくしと他が、変わらないのかもしれませんけど。
似てると思いますよ―― (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
できない人の気持ちが、分からないところ。
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一恋・花束 2021年9月2日
番長に生徒会のメンバーの斡旋を頼むのは本末転倒なのですけどー……。
うー、良さそうな人材を紹介してもらうぐらいはありですかね。
(くらくら、頭を抑えて)

ハルツの山奥……って、魔女の森じゃないですか。
…………あっ、魔女!
(指差した。すげー今更だった) (無効票)
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一恋・花束 2021年9月2日
快く、了承してくれるとは思うんですけどね。
ただ、こう、生徒会がだんだんきゃぴきゃぴした組織になってくると言うか……女の子多いんですよね! 番長も生徒会も! いえ別に問題はないんですけども!
(なっさけないなー男子ー、とこの場に居ない異性に八つ当たりして)

…………………………いや。
いやいやいや。
気持ちがわからない、とまでは言いませんし。
ただ、こう。

「花束がやったほうが早いな」、って思って横取りするのは、
弟の凄いつらそうな顔を見て、だいぶ前にやめましたし。
(どうしても、否定しきれない部分だった。がっくり肩を落として)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
それはまあ……そうでしょうけれど。(くすくす、笑って)
しかし人材。人材ですか。(うーん、頭を捻り)

ええ、わたくし、ヴァルプルギスの、魔女ですので。
(慣れないぴーすさいん)(にっこり) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
あー。そういえば、しとらちゃんも(思わずちょっと苦笑して)
白で男子――……能力と人格、兼ね備えると、うーん。クーくんに真言くん? 海色・空に未護・真言――。
人格的には冬樹くんがピカ一なのですけれど、あんまり個人的にはそっちに行って欲しくないですね。どう育つか楽しみですし(とりあえずころころと手近な男子の名前を挙げてみた)(小首を傾げる)

…………。(じ、と、赤い瞳が、肩を落とす様子を見つめて) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
ごめんなさい。ちょっと、はしゃぎ過ぎました。

…………きっついですわよね、そゆの。
(ちょっと)(困ったように……その痛みに身に覚えがあるように、首を傾げて)
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一恋・花束 2021年9月2日
ガチガチの本場から来たマジモンじゃないですかー……。
ある意味大先輩ってことですよね、自力でこの時代にたどり着いたわけですし。
(そう考えると超常的だなー、と思う。なにせ《刻逆》前に存在している異能者というわけで)

んー(資料をめくって)
人材としては悪くないんですけど、もう一声欲しいですね。
それに…………番長がたくさんいる寮に、生徒会の子を一人置いとくわけにも行きませんし。ねっ、寮長さん。 (無効票)
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一恋・花束 2021年9月2日
いえいえ、未樹くん……花束の弟は反骨精神バリバリなので、まあツッパリ……悪い子というか、フリョー一歩手前というか、そんなのになっちゃったんですけども。

でも、花束は団長なので。
持て余すぐらいなら、振り回してでもいいので、誰かのためにこの力を使いますし。
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
まあ、生まれだけならその通りですけど……(願書の生年月日、書き間違いじゃありませんわ、なんて笑いつつ)
いえいえ、非才のこの身。かけられた魔術を防ぐことはおろか、術者の正体を探ることも能わず――ただ、流れ着いただけですの。

ふむむ。となると、なかなか難しい。女の子なら、1人……いえ、2人ほど、思いつかないではありませんけれど。それこそわたくしも、人の評価に自信がある方ではなくて。
…………やーっぱそういう感じになっちゃいます?(困ったように、頬をかいて) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
まあ。……いいじゃありませんの。折れるより、よっぽど嬉しいでしょう。
……って、未樹くん。ああ、そうか、思い出しました、「炎と酸の方のヤンキーさん」ですわね。うふふ、確かに強情そうな……。(くすくすと、おかしげに笑って)

……。……ですか。
ええ。分かりますわ、とても、……とても。
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一恋・花束 2021年9月2日
花束と“似てる”なら、そうでしょうとも。
(人の評価に自信がない、という言葉に、肩をすくめて)

そうです、炎と酸と、ついでに木刀のヤンキーです。
花束としては、何やっても着いてきてくれるってわかってるので、こう、ついつい甘えて、先走っちゃったりしまし(真似するように、頬をかいて) (無効票)
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一恋・花束 2021年9月2日
(それから、少し考える仕草を見せて)

んー、ミーレちゃん。
ミーレちゃんは、理屈の上では大先輩ですし、番長ですけれど。 (無効票)
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一恋・花束 2021年9月2日
――――花束は、生徒全員の味方で。
少しだけですけど、先輩ですので。

ちょっとぐらいは、頼ったり甘えてくれたりしてもよろし?
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
(その返事にくすっと、笑って)
(当てにしないで下さいな、なんて言いながら。数字――学生番号を二つ、口にして)

(ただ)(弟を語る騎士団長の顔に、少し、動きが止まって)
…………………、
…………そう。…………いいなぁ。(ぽつりと、呟いた) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
…………………、…………。(届かない足を、ゆらゆら)
(赤い瞳が、じっと、花束を、見つめて)

……別に、大したことではありませんのよ。よくあること。(ふ、と、微笑んで)
わたくし、貴女の知る通り、「ガチガチの本場」の魔術師ですの。ある一つの魔術の研鑽を、世代を重ねて続けて続けて……その果てに真理を目指す、そんな、きっと表の歴史には残っていない家。そこに生まれて、魔術を習って…… (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
3日くらいで、分かっちゃいましたのよね。だから、喜んで教えてあげました。
皆の研究してる魔術は、こうやりますのよ。でも、この方法じゃ真理には届きません。
アプローチが間違ってるので、最初から一緒にやり直しましょう!
(にこにこ、無邪気に、笑って、) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
……その瞬間から、わたくしは、一族の誰にとっても「ミーレ師」になって。
その顔を見て、横取りは、やめましたのよ。

(ね。)
(よくある話でしょう、と。ちょっと肩を落として、笑ってみせた)
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一恋・花束 2021年9月2日
(言われた数字を、覚えながら――――)

…………花束は、自分が“違う”って気づくのに、生まれてから10年かかりまし。
それまではですね、自分が“何をしてるのか”、わかってなかったんですよね。 (無効票)
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一恋・花束 2021年9月2日
なんでわかんないだろう。
なんで出来ないんだろう。
なんでこんな簡単なことを思いつかないんだろうって。

ずーっと。
ずーーーーーーーーっと思ってまし。

今でもそう。
花束に追いつこう、追いつこうとしてる弟を見て、花束がいつも思ってるのは、

「なんでそんな無駄なことをしてるんだろう」――なんです。

ひどい話だと思いません? (無効票)
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一恋・花束 2021年9月2日
……その無駄を、やめろとは言えませんし。
それを決めるのは、花束じゃないので。

――ミーレちゃん。
安心してください。
きっとミーレちゃんがこの時代に流れ着いたのは、花束に会うためです。
(自信満々に、堂々と、胸を張って、高らかに、偉そうに) (無効票)
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一恋・花束 2021年9月2日
、、、 、、、、、、、、 、、、、、、、、、、、
花束は、ミーレちゃんから、何一つとして奪わせない存在として。

ずーっとここに居ますから。

だから、遠慮なくどうぞ?
本当に、“似た者同士”らしいですから。
(屈託のない、いっそ清々しいぐらいの笑顔で、そう言い切った)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
(10年)(自分の年と同じだな、と思う)
(この子でも――「人外」ではなく、「人間でありながら」底が見えない、数少ない……いや。その水面の深さでいえば類を見ない相手でも、そうなら)
(きっと、どうしようもなかったのでしょうね。なんて。微笑みを絶やさず、考えて)

ええ、……ええ。
ひどいだなんて、ちっとも。
(思わない。本当に。自分だって、よく、同じように)
(それに――) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
――――、

(時に無駄に見える努力を、醜いと思ったことはない)
(いいや。果てを目指す姿は、いつだって美しくて、愛おしい)

(弟を止めはしないと、そう語る花束の表情を……黙って、笑みを消して、見つめて)
(この子にとって。自分の姿は――) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
…………、……あは。あはは。あははははっ……。
(さっきまでより、ちょっぴりおっきく口を開けて、笑って)

いいですね、……いいですね。
とても素敵。わたくしが、本当に花束ちゃんに会うために、ここに来たのなら。 (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月2日
わたくし、挑みますよ?

遊びじゃあない、全力で。
何の遠慮も、自重もなく。
一つの魔道の頂き、その全てを賭けて。

一恋・花束を打ち倒そうと、してしまいますよ?
(にい、と、頬を釣り上げて。楽しそうに、本当に楽しそうに――涙が出そうなくらい楽しげに、笑って)
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一恋・花束 2021年9月2日
(ふふん、と腕を組んで)

どうぞ、遠慮なく。

全力で。全開で。
全身で。全霊で。

――――かかって来まし。

貴女の目の前にいるのが誰だと思ってるんですか。
生徒会騎士団団長、一恋・花束ですし。 (、)
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一恋・花束 2021年9月2日
――――魔導の極み。歴史の間に生まれた至高の存在。
数多の積み重ねを無に帰す為に産まれた異端にして最先端。
魔導の終焉にして祖、一切合切を内包した究極。

その腕白ぐらい、受け止めて、打ち破り、貴女の目標となって。

貴女が生きるその意味を、花束が担ってあげましょう。
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月3日
(ふわりと、椅子から降りて――ゆるやかに、スカートをつまみ、礼をする。白ランなんて姿にはとても似合わない仕草を、優雅にこなして)

よろしい。
かつてこの歴史に在りし琥珀の城を統べた魔女、ミーレ・ベルンシュタインが、その魂と刻に賭けて契約します。

騎士団長――知恵の騎士、一恋・花束。
全力で、貴女を下すこと。
そのためにこそ、この終わりかけた世界で、終わらせた魔道の先を進むこと。 (、)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月3日
(くすりと、いつものように笑って)
――もちろん、挑むのはもっと良い舞台で。
だからそれまで、わたくし以外の誰にも負けちゃあ駄目ですよ。

それまでは……うん、そうですね。
ふふ、「下に付けども従わず」、程々に手伝ってもあげましょう。
似た者同士のよしみ、です。
(くすくすと。親しみを込めて、笑って見つめて――)

(右手を、差し出して)
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一恋・花束 2021年9月3日
(ふぅー、と大きく息を吐いて)

それはこっちのセリフですし。
間違っても、番長の座を奪われたりなんてしないでくださいまし?
その時は、戦わずして抱きしめて、よしよししてあげちゃうことになりますから。
(差し出された右手に応じるように、手を握って)

――――いつかその日が来るときを。
楽しみにしていまし!
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月3日
うふふふふっ。そうですわね、譲れなくなってしまいました。
わたくしが勝って、逆に――初めての敗北に泣き崩れる花束ちゃんを抱き締めてよしよしして? ……ああ、
(想像した)(それは。思った以上に、甘美で)―――素敵。
(しっかりと、手を握って)
(ええ)

――――いつかのその日を。
楽しみに、しておりますね!
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