私立MM学園

【個】Learning day

陽樹・春曲 2021年9月1日
MM学園の校舎の屋上の一角。
広く青く晴れ渡った空で、青年は一人楽器を鳴らす。
なるだけ腕を落とさないための日課と称したその行為は単なる自己満足でしかないが、それでもそんな音色につられて誰かはやってくるらしい。

これは何気ない屋上での一幕

#陽樹・春曲
#ミアンダ・コギトエルゴスム




演出継続
2
1

陽樹・春曲 2021年9月1日
〜〜〜……
(屋上の隅のスペースでギターを担いで音を響かせる。傍にはギターアンプと譜面を置いて、譜面の羅列と睨めっこしながら青年は弾いていた)

やっぱりこの辺り上手くいかないな…なんか引っかかる…
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
おや。
(青い空が広がる大空を揺らすようなギターの音が響く中、セッションのように翼が羽ばたきが一つ。)

今日は先人がいらっしゃいましたか。
(あなたはそんな空を見れば、人一人は乗ることが出来そうなほどの大きな鳥の上に載った褐色肌の少女を認識することが出来るかもしれない。)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
ん―――?
(ふと、自身の周りに覆いつくすような暗い影が映った)
(なんだろうと思って不意に天を見上げれば、そこには大きな鳥と…見覚えのある褐色の少女を見つけた)

うおっ!?なんだ、でっけえ鳥…って、そこにいるのはミアンダ、か?
(ふと見えた少女の影に静かに問いをぶつけて)
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
よっ。
(「暑いので。」と改造した丈が短いスカートを手で押さえながら、数mほど学舎より高い空から飛び降りる。)

はい、ミアなのですよ。
何やら音が聞こえるかと思ったのですが、春曲様だったのですね。
(身軽な少女は両足でストンと軽い音を立てながら着地する。空から影を映し出していた大鳥は光の粒となりながら静かに消え去っていた。)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
お、おい危な―――
(彼女がふわりと飛び降りると、慌てて駆け寄るが…あっさりと着地したようだ)

…あ、あぁ。音楽室もレッスンルームも他の子が利用してたみたいなんでな。そういう日は此処で一人練習してるんだよ。
というかミアンダこそなんで空飛んでたんだ…?
さっきの鳥は…消えちまったけど、あれも前言ってたミアンダの能力(ちから)だったり…?
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
皆様から"情報"は常に頂いていますので何でもミアもお答え致しますが、落ち着きくださいなのですよ。
(ぽふぽふ、とスカートの塵を叩きながら)

ミアは今日も今日とて新たな"情報"の収集のために空から学園を見て回っていたのですよ。
いつも誰かしらが何か興味深い行動などを起こしている姿をお見かけすることが出来ていまして、今日はこの屋上から気になる音が聞えまして。
そしてあの鳥はミアが書物から"情報"を得た鳥の姿をホログラムとして実体化させたモノ。飛行の原理は理解しましたので、ミアの移動にはよく役に立ってくれるのですよ。
(淡々と春曲様の疑問に一つずつ答えるミアの姿)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
っと、すまねぇ。色々と尋ねすぎた。
(軽く頭を下げつつ)

なるほど、つまりは情報収集のために空からパトロールをしていた…いや、人間観察ってところか。それで演奏に気づいてこっちに来たと。
(空からなら屋上の姿もよく映ることだろうし) (無効票)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
書物から得た、ね。実際にはあんな大きな鳥は多分俺が知る限りはいなかったとは思うがな…。
(いわゆる創作物【フィクション】でも代用が聞くのだろうか)

わざわざ疑問に答えてくれてありがとよ、ミアンダ。
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
問題無いのです、智識とは共有することでまた新たな解釈を生み出すこともありますので。
……野生の鳥なんてこの新宿で見る事は殆どないのですから、その分は皆様の"記憶"を頼りにさせていただくこともあるでしょう。
(今は一先ず便利なのでああいった姿を、と)

しかし演奏なのですか、そういえば以前花束様達ともお会いした際にもそのギター、とやらをお持ちになっていたのですね。
(ギターケースから出されている姿は初めてみるものの、名前は聞いたことがありますと興味深そうに)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
なるほどね。想像っていうのはその人次第で色々と違うものだしな。
ミアンダの能力と俺達の記憶が上手く混ざれば、また新しい景色が見られるかもしれないし。
(うんうん、と頷いて) (無効票)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
その反応だとギター見るのも初めて…っぽいな。
ま、音楽をやる上で欠かせない楽器…演奏するための道具のようなものさ。ギター以外にも他にもいろいろあったりするんだが、俺が自分の手で演奏できる楽器はこれくらいなもんでね。

試しに見てみるか?
(ほら、と自身が愛用している赤と黒のギターをそっとミアンダに差し出して)
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
はい。学園に来るまでは孤児院で閉じこもって本から"情報"を取得するだけでしたので、ここで見聞きするものは基本的にどれも新鮮なものなのですよ。

おや、ミアも触ってみてもよろしいのですか?
(またとない機会、興味津々そうにギターを受けと) (無効票)
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
……う゛っ゛、重っ……。
(流石に落としてしまうことは回避したものの、ぷるぷると何とか支えながら立っている様子)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
…そっか。まぁ、外に出ないとわからないことっていうのはあるもんだしな。ミアンダが楽しそうなら何よりだしよ!
(少女の反応を見てふっと微笑んで) (無効票)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
あぁ、別に触る分には問題ないしな。
(そう言って彼女に渡してみるが…)
だ、大丈夫か?重さに関してはそこまで気にしてなかったんだが…
(どうやら目の前の小さな少女には少し重かったようだ)

…そうだな、これでどうだ?
(重たそうな彼女の背後に回ると、彼女が支えているギターを少し持ち上げる形で腕を伸ばしてあげようとした)
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
た、助かりました。流石に他人の所有物を落下させるわけにはいかないのですので。
(二人羽織のような体勢で支えられながらギターを手に持ち少し目を閉じる)

……確か、こう。
(ちらりとだけ空を漂っている最中に見えた春曲様の指の形を思い出し、片手の指で弦を抑え……)
(~♪)
(もう片手の親指で上から順に弾くと、高い音から低い音までゆっくりと鳴るのであった)
おぉ……
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
そこまで重いもんじゃないと思ってたけど、俺も甘く見てたところあったな…。慣れっていうのは怖いもんだ。
(思えば初めてギターを触った時、自分も重さに左右されかけたところはあった気がする)

(音を鳴らすミアンダの姿を見て少し驚き)
お、鳴らし方教えてないのにもうわかるもんなのか…!
大したもんだぜ!
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
……文字通り、見様見真似ですよ。
ミアは春曲様の動きを模倣したにすぎないのです。
これが良い音であるのであれば、それはきみの力……なのですよ。
(きみの力があってこそ、そう言うような落ち着いた様子で静かに頷きながら、後ろにある彼の顔を確認するように見上げて)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
はは、だとしたら嬉しい評価かもな。
ミアンダみたいな可愛い子に言われるなら悪くないってもんだ。
(ミアンダが見上げる様子に対し、それに返すように二ッと笑って)

とはいえ、俺もまだまだ半人前なもんでね。
プロの道と比べたら正直な話比べものにならないしな。
だから今もこうして練習に励んでたんだが…やっぱり一人だけじゃなかなかわからんもんだな。
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
春曲様が半人前、なのですか。
(ふむ、とこれもまた興味有りな様子)

テレビジョンもラジオも、ミアは存在だけを認知し見聞きしたことがありませんでしたので"芸能"というモノのプロフェッショナルに関しては明るくありませんが……まだまだ上がいらっしゃる、そういう事なのですね。
ふむ……もっと、もっとサンプルさえあれば、ミアもお手伝いが出来るのですが。
(春曲様がプロを超える様を見てみたい、そんな様子でギターを彼の手に預けながら)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
あぁ、どんな分野であれプロフェッショナルっていうのはいるもんなんだよ。スポーツであれ、仕事であれ、な。

CDでもあれば簡単に聴かせることも出来たんだろうが…。
(ふむ、と考えて)
…サンプルになるかどうかはわからんが…今この場で演奏して歌ったりでもすれば、それもミアンダの望む"情報"に入るか?
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日

(きらり、目を開きながら光を宿すように煌めかせ)

はい、はい、勿論。
ミアの情報にはございません、新鮮な物。
疑うべきことなくそれは紛れもない"情報"に他ならないのですよ。
(尻尾でも生えていれば左右に激しく揺れてそうな様子)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
(なんつーか…犬みたいな反応だな、これ)
(彼女の反応に対してそんなことも思ってみたりしながら)

よし、それじゃいっちょ演奏してみるか。
今後の学園のステージとかに向けての練習にもなるしな。
(そう言うと彼女からギターを預かろうとすれば、自身の鞄からいくつか譜面を取り出して)
…よし、これでいいか。
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
(屋上の腰掛けられるスペースによっ、と座りながら)

それは……楽譜、というものですよね。
なるほど、その音符の位置により音とタイミングを確認し演奏するのですね。
(譜面の存在自体は本で読んだことがあるが、参考となるようなものは今までに無かったためどのように使うのかも解らずしっかりと一連の動きを見つめている)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
あぁ、言ってしまえば曲を構成するうえでの設計図…というべきかな。
ただこれだけあっても音楽というのは完成しないから、ここから楽器を使った人間や機械が演奏をすることで、曲として届けることができる…って感じかな。

―――
(譜面台に楽譜を立てかけ、すぅっと息を深呼吸する。一人とはいえ誰かに見られて演奏するのはやはり空気が変わるものだ)
(そうしてギターに手をかけ、演奏は始まった) (無効票)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
"―――君の世界は一つだけじゃない 手を伸ばす時だ"

(弾き語るのはかつて刻逆前に人気であったとあるバンドの曲だった)
(だが今となってはおそらくそれを知る者はいないだろう。そのバンドの存在は消えてしまったのだから)
(だが今までに何十回も、何百回も聴いたメロディは自分の中から外れることはなかった)

(ところどころよく聴けば音が抜ける箇所があるだろう。それは自分の実力がまだ追いついてない証拠だ)
(だがそれでも演奏は続いていき―――最後の切ないアウトロと共に静かにその一曲は終わった)
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
(これまでも静かだった屋上の空気が、更に澄むようにスンと静かなものに変わる)

……―――♪
(低く高く、六本の弦から放たれる振動が大気を震わせミアの耳まで響き渡る)
(もちろんその曲についてはミアは知ることの無い、初めての曲。それでも何故か少し懐かしさを感じるような、そう思わせる彼の姿を静かに見つめていた)

(放たれる歌詞に紛れ弾き損じと思われる音の外れも気にならないほど、時はメロディに合わせ進んでいく) (演出継続)
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
(ミアに音楽の知識は無い。それでも"名残惜しい"とも思える少し寂しげなアウトロを聞き届けながら、小気味いい弾き終わりと共にその音たちは空気の中に紛れて消えて)

……。
(後には、自然と拍手の音がカラっと晴れた青空の下に響いているのであった)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
―――ふぅぅ。
(一通り歌い終わった後、長く息を吐いた。やはりこういった空気はどこか緊張するというものだ)
(だが聞こえてきた小さな拍手の音と―――晴れ渡る空を見て思う。やはり心地の良いものだと)

あー…まぁこんな感じではあったんだが…。
少しは参考にはなったか?
(そう言ってミアンダに尋ねて)
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
…………はっ、はい。
(尋ねられた言葉に一瞬反応を遅らせながら、びくりと肩を震わせて応える)

その、しっかりとその"情報"、収集させていただきました。
勿論その動き、その声、音の響き……漏れ無くミアの電脳聖域《エデン》の中へと記録させていただきました。
(まずはしっかりとお礼の一礼をぺこり。まだ少し夢見気分のようにふわりとした様子である)
0

陽樹・春曲 2021年9月1日
?お、おぅ。そんな畏まって言うほどのもんじゃなかったかもしれないけどな。
(ミアンダの反応に少し首を傾げつつ)
少しでも芸能に関する知識に役立てたならいいってもんさ。
(そう言ってギターを先ほどまでギターのアンプだったモノの前に向けると、ガチャリという機械音と共にその形を変化させ…ギターケースへと変化していった)

…ただまぁ、そうだな。
曲を聴かせてあげた代わりというのもなんなんだが、俺としても少しばかりミアンダに手伝ってもらいたい事があるかも。
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月1日
いえ、思ったよりもその、"しっかり"としていらっしゃったので……ミアにプロとの比較というものは出来ませんが、とても良い演奏、だったのですよ。
(改めてミア自身の感想を伝える)
(途中少し気になる音飛びの部分がありましたが、と素直に伝えて)

わ、その機械もギターとやらの一部だったのですね。
? ミアがお手伝いであれば、何でもお申しくださいなのですが……?
(変形するアンプとやらに驚きながら、"手伝ってもらいたい事"に興味を示して)
0

陽樹・春曲 2021年9月2日
そりゃまぁ、これくらいしか俺には取り柄がないもんでね。
それに聴いてくれてる人がいる以上は全力で応えるってもんだろ。
とはいえ聴いてくれてありがとな。
(ははっと笑って) (演出継続)
0

陽樹・春曲 2021年9月2日
(ギターの一部、という話を聞いて)

あー…いや、実のところを言うと機械(これ)は別にギターの一部というわけでもなくてな。
実は刻逆が起こってから数日後に俺が家の近くで捨てられてあったやつで、拾ったんだよ。
最初はギターケースと思ってつい持って帰ったが、実はそうでもなくて…よくよく弄ったらなんか色々変形しちまうし…。

だからこの機械の出所というか、仕組みというか…そういうのに詳しいやつがいたら色々と聞いてみたいと思ってな。
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月2日
(訝しげな表情でその"機械"とやらを少し眺めて)
……捨てられてあった、のですか。
(こんな旧世界からすれば異質的なモノが落ちていたという事に興味と疑問を抱きながら成程、と頷いて)

ふむ……今の状態では確かにまだミアだけでは情報の整理は出来なさそうですね、詳しそうな方……となると、緑のクラスの方や機械いじりが得意な方、でしょうか。
(心当たりがないわけでは無い、と静かに宙に目を浮かばせながら)

その、"情報収集"のお手伝いをさせていただければよいのでしょうか?
0

陽樹・春曲 2021年9月2日
勿論俺も色々と聞いてはみようとは思うが…なにぶんこんだけ広い学校だ。生徒の数も多いし、一人で回るには骨が折れるからな。

だからミアンダが普段の生活の中で情報集めてるときにそれっぽい話を聞いたら、で構わないよ。無理に付き合わすわけにもいかないしな。
ミアンダが良ければ、だけどな。
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月2日
……勿論、断る道理はございません。
ミアとしても"総て"を記録するのであればその機械とやらも対象の内、興味も沸くのです。

それに……ミアは黄のクラスですので。
生徒が必要とする情報を集め開示する、その手助けが出来るのであればこのミア、きみの依頼の為に尽力させていただくのですよ。
0

陽樹・春曲 2021年9月2日
…!そうか、そいつは有難い。
こっちとしても助かるぜ、ミアンダ!
頼もしい後輩がいてくれて何よりだ!
(ミアンダの言葉に対して、嬉しそうに反応を返す)
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月2日
……ふふ、頼もしい、なのですか。
"嬉しい"ということはこういう事なのですね、と。
(ひそかに感情の"情報"を収集しながら、静かに頷いて見せて)
0

陽樹・春曲 2021年9月2日
あぁ、こっちとしても嬉しい限りだぜ。
(嬉しいと返す彼女にこちらもニッと笑ったのだった)

…っと流石にもういい時間だな。
練習はこのあたりにして、そろそろ俺たちも行こうぜ。
(そう言ってギターケースを抱えた後、彼女にそう言葉を告げて動き出した。)
0

ミアンダ・コギトエルゴスム 2021年9月2日
おや。
(時刻を確認してみれば、意外と長居していたことに気が付き)

ええ、ではミアもご一緒に。
……また、演奏お聞かせくださいね。
(と、彼の後ろをゆっくりとついて行きながら、演奏会を終えた屋上から退場していくのであった)
0

陽樹・春曲 2021年9月2日
【このスレッドは終了いたしました】
0