私立MM学園

【個】いっそ束ねて叩き返しても良い

虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
この“呪花”を束ねてね。
無理な話だけどさ。

被験者:シエロ・ラヴィオン
年齢:18歳
性別:男性

*Location
文化校舎の研究室

*Talk
#シエロ・ラヴィオン
#虚ヶ谷・ワチカ




【演出継続】
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
はいよ。
(薬を受け取り、躊躇いなく口に放り込んだ。遠慮とかは無い。)

は?じゃあダメだったらワチカのファッションショー開催な。
人呼んでやるから覚悟しとけよ。
(ごくん。飲み込む音を立てて、一息。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
痛いも苦しいも、散々味わってきたよ。
だから今更大丈──(どくん。)

……ッ!?
(目を見開き、身体がくの字に曲がった。)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
よく褒め言葉がすらすらと出てくるよね!?
いやほらわっち胸ばっかり大きいし背低いからモデルなんてムリムリのムリだし……

――違和感?(片眉を上げる。が、其れを訊く間はなかった) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
何があっても成功させよー! おー!
(という間にぱくり、相手が薬を飲み込む。目で見ている。)

――大丈夫だよ、シエロ。
一粒目は正常に機能してる。
(この目には見える。シエロの身体に明らかな異物が偏在している。其れ等はまるで黒い斑点のようで…)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
(薬が浸透する感覚。まるで血流に成分が乗ったかのような──)

づ、ッ…!?
(食い込んでいた呪いが、引き抜かれるような感覚。腕が脚が頭が、ずきん、ずきんと痛み始めた。両手で頭を押さえながら、深呼吸。)

んの、…一発目から、中々…。 (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
(痛みを堪えるように、両手で自らの頬をぱしん!と張り。)

で、…これで、集まるの待ち?
次にまだなんかある?
(は、は、と呼吸を整えながら問い掛ける。汗が、額や頬に粒となりて浮かんで。)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
(腕から、足から、頭から、徐々に黒い呪いは移動していく。脈動は心臓の真上、胸元へと収束していく。例えるならば植物の根が移動するようなものだ、痛くない訳がない。苦しくない訳がない)

――…だいぶ移動してきた。そろそろ二粒目だ。 (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
これを。
(医師というより、研究者の真剣な顔だった。そっとシエロの片手を取り、薄桃色の錠剤を掌に置く)

これが呪いを病魔に変えて、表層に打ちだす。
……めちゃくちゃに痛いので、覚悟して飲んで。

(自分は、と机の上、シャーレに立てかけた医療用メスへと視線をやる。)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
(体内に異物が走り回る感覚に、吐き気がする。奥歯を強く噛みながら、その苦痛に耐えるように顔を顰め。)

…──ッの、全部抜けて移動しろってんだ。
しがみつかれんのは、可愛い子だけでいい、っての…。
(呪いに悪態をつきながら、次の薬を握り。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
も、今更だろッ。
(薬をぐいっと飲み込んだ。ぶは、と息を吐きだして。)

(暫くの、静寂から。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
( ずぐんッ。)
(何かが、身体を貫くような感覚。まるで集まった呪詛が、棘を伸ばしたように、身体を──)

ギッ……!!???
(目を見開き、椅子から地面に倒れ込んだ。)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
(目の前で友達が苦しんでいる)
(もっと改良できたんじゃないかって。痛みや苦しみを緩和出来たんじゃないかって、悪魔みたいなわっちが囁く。出来る限りはした、とわっちは頭を振る。)

(薬はなんとなく、花の蜜のような甘い風味がした) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
――シエロ!

(倒れ込んだ彼を支えるように、己も床に座り込む。)

シエロ、大丈夫…じゃないよな! 顔! 顔上げて!!

(まずはなんとしても、彼が舌を噛むのを阻止しなければ)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
(身体が貫かれる。ばらばらになる。痛みで意識が吹き飛びそうだ。)

(同時に、ある感覚が襲いかかって来るのだ。)

(“この呪いは大事な人が死ぬ”──そんな、恐怖。そんな呪いにかかった己への嫌悪、自罰。死、死、死。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
死ぬ、死んで…皆死んでしまう…っ。
(何か不穏な幻覚か、或いは何かが浮かんだのか。支えてくれる相手を見ないようにしながらも、ぼたぼたと雫が、瞳から。)

おれの、せい…おれが、死なせ…なんで、なん…。
(渦巻く感情が、深層に押し殺していた感情を呼び起こす。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
──こわい、っ…こわいよ…っ…!
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
(シエロの顔を手探りで触り、口に親指を突っ込んだ。どうせ舌を噛むんなら、わっちの親指噛み砕いてからにしろ)

死なない。大丈夫、死なせない!
シエロは、……シエロの大切なヒトは、そンなにヤワなのか!? シエロに全部おっかぶせて死ぬような、無責任なヒトじゃないだろ!? (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
――っ!!
(俯いたままの相手の頭に手を回し、抱きかかえるようにしようと)

怖くない。大丈夫だ、怖くない……!!
誰も死なせない。誰もだ、誰一人だって死なせない。――……わっちも、死なない。だから誰も死なない!
わっちの事信じられないか? シエロより弱いから、信じられンか?
(あとは病巣の顕在化を待つだけだ。宥めるように、語り掛けるように言葉を紡ぐ)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
(呼吸が続かない。このまま死ぬのか、と思える苦痛だ。)

(大事に思えば思う程、呪いは深く食い込んでいたのやもしれない。その思念を吸い上げ、成長し──なんて、考えられる思考も今は、無い。)

あが、…が。が。
(指が口の中に入り、喋れない。しかし噛まないように、必死に口を開け続けていた。傷つけたく無い、の一心で。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
──ッ、ぐ、…ぅぅ…う。
(抱き抱えられ、相手に身体を、頭を預ける形になる。)

…ぅ、……な、…ら……耐え、なきゃ…。
怖ふふぇも、耐え、らきゃ……。
(低く、沈んだような声色。しかれども、その語りかけで意識を引き戻し──) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
( めき、めきりと音を立てて、心臓部近くから、呪詛が花開くように顕現し始めた。)

(紅く、赤い花弁。)

(その姿は、“彼岸花”と呼ばれるものに似ていた。)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
吸って。
(有無を言わせぬ口調。片手親指をシエロの口腔に突っ込んだまま、)

吸って、息! 吸って!
(己の時より痛みが大きそうだ。其れだけ、体に、心に呪いが食い込んでいたのだろう。)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
怖くない。耐えるンじゃない、信じるンだ。
シエロは友達の言葉よりも、呪いをかけた奴の言葉を信じるのか?
(少し笑いを含めて、心外だなと)
わっちはシエロより弱いけど、……こういう搦手ではシエロより断然強い自信があるンだけどなあ。
(彼の頭を胸元に預けたまま、もう片手で机を探り、メスを取る) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
――…
(彼岸花だ。真っ直ぐに茎がのびて、やがて花が開く。……不吉と言われる其の花は、違う側面からみると痛々しい程の切望の花でもある。成る程な、と思った)

シエロ。呪いが出た。切るよ。

(確認するように声をかけた)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
…──あ。
(出た。その言葉を聴いて、ふっと力が抜けた。そうか、終わったんだ。)

(だらり、と両手が垂れ下がる。相手の胸に顔を預け、ずるりと倒れ込み。意識が朦朧とする中で、小さく頷く。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
(素直なまでに花開いた彼岸花。)

(綺麗なまでの紅に光る花弁と、何故か真黒に染まった茎と根。)

(陰陽がせめぎ合うような其れは、心臓の鼓動に合わせて小さく揺れる。)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
(……相手が俯いた状態での施術は結構難しい。ゆっくりと頭を支え、床に横向きに寝かせる。ゆら、と花の茎が揺れている)

大丈夫だ。わっちを信じろ。
ちょっと痛いかもしれないけどな、全部引っこ抜いてやる。そうしたらシエロは、大好きな人に「大好きだ」って言えるンだ。 (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
いっぱい言ってあげて、大好きって。
大切だって。
……シエロの事だから、逢うのも控えてたりしてそうだし。でももうそンな心配しなくて良い。

(胸元、彼岸花のまさに根元に一筋、切れ目を入れた。続けて深く根を張っている箇所に、根を切るように。傷自体は余り深くないので、其の時点では痛みは殆どない) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
よし。……ちょっと、痛むよ。
(彼岸花をくい、と一度引っ張る。そうして次に――一気に引っ張って、細い根は道連れに、太い根は先んじて切り離したので花を抜いてしまおうと)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
(寝転がり、虚な瞳が空を見つめる。)

(痛みや苦しみのせいか、思考が回らない。このまま意識を手放してしまいそうだ。──なにか、きこえ、る。)

………ん、…………。
(小さく頷く。理解出来たとは言い難いが、一部言葉を拾い、頷いた。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月17日
(引っ張られれば、ぶち、ぶちりと音を立て、抜けていく。)

(引き抜かれた花は、身体と言う依代を離れたせいか、はらりと散り行くだろう。残ろうとした根も、風に飛ばされるように浮き上がり、消えていった。)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月17日
(言葉は聞こえていないかもしれない。自分もそうだった、意識を早々に失ってしまったから。だけど、声をかける事を諦める理由にはならない)

お代、ちゃんと払ってよね?
シエロの恋バナたっぷりと聞かせて貰いますよ。どんな子なのかとかさ、まだ片思いなのかとかさ、其処ら辺じっくりとね。

(彼岸花を引き抜いた手は震えていた。……怖かった、などと言える立場ではない。朽ちていく花は宙に消えて、) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月18日
終わったよ。

(そう、終わったんだ)

もう大丈夫だ。――誰も死なない。呪いはシエロから去ったンだ。

(親指を口から抜く。ハンカチを取り出すと、額を撫でるように彼の汗をぬぐい)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月18日
(ぱたん、と手が落ちた。)

(まるで命を手放したように、静かな空気が流れ──) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月18日
(たかのように思えたが。)

……指、もうちょい、咥えときゃ良かった…。
あと、背中に花、出たらもうちょい…デカいのに、埋もれたのに…。
(掠れた声で、たわけた言葉を飛ばし始めた。)

呪い…解けるまでに、…堪能して、おけば…っ!
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月18日
………。
(聖母みたいな笑みを浮かべて) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月18日
わっちには人は呪えないンだけど、此処には各種毒ならあります。
随分と元気じゃないかシエロくん。このまま此処で恋バナ事情聴取しても良いんだぞ?
(笑顔なんだけど青筋が浮かんでるんだよね)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月18日
すいません身動き取れないんですがちょっと待って。
(冗句は言えても消耗は激しい。全身が痛むからか、少し動くだけで表情が歪む。)

なんだよ素直な感想じゃん!あんだけキツいんだし、死が過ぎるくらいなんだから役得しても良いだろぉん!?
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月18日
口はよく動くじゃン!!
シエロは良い所を全部口でダメにしてるからなぁ!!ほんとなぁ!!

最初に痛いよ苦しいよって2回くらい念押ししただろ!
大切な人がいるのにわっちの胸で役得とかいうのダメだよ!
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月18日
そこまで言う…!?
(割とショックを受けて、顔を手で覆う。)

世の偉い人はこう言いました、それはそれ!これはこれ!
………でもま、何だ。

うごけません。
(指を動かすのすら難儀していた。)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月18日
君にも大切な人がいるし、わっちにも大事な人がいるので。
(貞操観念が変にキチンとしているわっちである)

――うん。
呪いに実体はないから、病巣化に健康な体組織を使うンだ。わっちも其れで一週間寝込んだ。
(ハンカチで汗を拭うと、今度は手を額に当てる。少し冷たい、恐らくは平熱だろう) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月18日
頑張ったね、シエロ。
エライぞ。
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月18日
こっちの大事な人の懐がドーム球場くらい広いから許されてる。
(一度会ったらわかる、としみじみ。)

それは先言ってくんない?一週間休んでらんないから。
明日からまた働くし勉強もしなきゃだから。
(ふぬぬぬ!と気合を入れて起きあがろうとする。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月18日
………ドーモ。子供か俺は。
(慣れない褒め言葉には、なんとも言えない表情だった。)

とりま、鎮痛剤とか身体動かす薬ない?
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月18日
何その広さ。やべえな?
(会った事のない人かなあ、とシエロの大切な人に思いを馳せるわっちなのである)

ごめんごめん、説明ミスったね。
まあシエロの年齢と代謝だったら一晩か一日寝たら回復するンじゃない? 一週間くらいは疲れが残るかもしれないし、あんまり無茶はさせられないけど。働くって青のクラスのやつ? なら、勉学とそれくらいは出来る出来る。
(めちゃくちゃざっくりとした答えを返し) (【演出継続】)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月18日
ふふふ。
(まるで弟を前にしたお姉ちゃんみたいに笑って)

だーめーでーすー。
今日は少なくとも休んで。無茶したら身体がボロッといっても責任は取りませんよ。

(はい、と着ていた白衣を脱いで、シエロの上に被せる。汗で冷えているから風邪を引いてはいけないから)
(そうしてスマホをぴっぴと操作して、保健室の当番の子に増援をお願いするのだった)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月18日
ヤバいよ、多分こんな人他にいないんじゃねと
(何返したら良いのかね、とか思いながら。)

あーあー…なら何とかなるか。今日は休む事は伝えといたから。
とりま今日は少し寝て飯食ってリハビるかな…。
ん?ああ、大学の勉強と青の担務と日課のトレーニングとあとは──(つらつら伸びる日課。治るなら出来るな、と。) (【演出継続】)
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シエロ・ラヴィオン 2023年7月18日
何笑ってんだデチカ。
(Dチカって呼ぶぞ、と顔を逸らしながら。)

元からガタガタだからセー…あっやべ。
(うっかり漏らした一言で、またどたんばたんするのでした。)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月18日
誰がデチカだバカシエロ……ってはあ!? 元から!? なにそれ!! すいませーん検査班!! 検査班呼んで下さーーーーい!!
(スマホにドデカ大声で呼び掛ける。が、其の日は残念ながら検査班はいなかったので話は流れる事になる。おい聞いたからな絶対忘れないからなシエロおい)
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虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月18日
【おしまい!】
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