【個】伝えたいメロディがあるんだ
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
昼休み。
其れは偶然。少女が屋上でお弁当を食べようと扉を開くと、
其処には天使が一人いた。
これは一緒にご飯を食べて、そのあとのちょっとしたお話。
*Location
昼休み、晴れ、心地の良い風
歌声を乗せるには丁度良い
*Talk
#ユノ・メルヴィーネ
#虚ヶ谷・ワチカ
1
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
――はー! 食べた食べた!
美味しかったー!
(わっちは自分で作ったお弁当を脳内で自賛しながら、蓋を閉じてスカーフで包み直す)
ユノももう食べ終わった?
てゆか一緒にご飯するの初めてだね。いつも屋上にいるの?
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
…ごちそうさま…でした。
(朝、相方が用意してくれたお弁当をこちらも食べ終えれば、静かに手を合わせて)
ん…そう、だね。ワチカとこうしてお話するのも…久しぶり。
…ここは空も見えて…下からみんなのことも見えるから…よく来てる、の。
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
へへ。タイミングぴったり。
(嬉しそうに笑う。)
そうだね、いつぶりだ……? 結構ぶりだよね。
でも何でだろう。久しぶり~!って感じはあンまりしないなあ。
(悪い意味じゃないんだけどね、と首を傾げて、)
そうなンだ! じゃあ時々外に出てるのもユノに見られてたのかな。なンか恥ずかしいな……わっちは実は、屋上は初めてなンですよ。なんかこう…空が近くて良いね。歌っても気持ちよさそう。
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
エムライブ、終わって…その時のお祝い、した時…かな?
あの時はお菓子の研究も、見せてくれて…楽しかったし。
(うんうん、と頷く)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
そう…なんだ。じゃあ…屋上、デビュー…だね?
(こてん、と小首を傾げながら)
うん。たまにここに来ては。歌ったりすることもあるから…歌うには、ちょうどいい場所…かも。
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
あ、そうだそうだ!
あのコロコロびっくりゼリーの時以来だ! あれってたしか3月……えっ
、4か月ぶり!? 嘘!? わーん、道理で寂しいと思った!
(ユノ成分足りなくて寂しかったよー、なんて言って、なんだかおかしくてくすくす笑う)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
そう! 屋上デビュー!
これから宜しくお願いします、ユノ先輩!
(きらきら、と瞳を輝かせて)
――歌、かぁ。
……歌う時ってさ。何かこう…考える事とかある? 誰かの為に、とか…
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
(コロコロと表情が変わる様子にクスッと笑って)
ワチカ、最近は忙しそう…だったもん、ね。
私も…ちょっと寂しかった…かも。
(なんていって、ワチカの頭をそっと撫でるように手を向けてみる)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
ふふ…任せて…!
屋上の過ごし方なら…自信、ある…!
(ふんす、とちょっと自信ありげに胸を小さく張ってみながら)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
(何か考えることはあるか、と言われて少し考え込む仕草をとると)
…どうなの、かな。
歌を歌っていると…自分が楽しい気分にはなっていた、けど。
…でも、エムライブの時は、ね。
ステージに立った時…私の歌を聞いてほしい人の顔が浮かぶことは…あった、よ。
ワチカの事も、ハルの事も…ほかの友達にも、聞いてほしいって事。
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
//
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
まーーー忙しかったね……何かねー、毒を作ったり毒を作ったり毒を作ったり、な感じですけど。
(手を向けられて、子犬がそうするように自ら頭を寄せてナデられにいく)
えへへ。ユノも寂しかった? そっかあ。
寂しいのがわっちだけじゃないの嬉しいな。
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
屋上の……過ごし方!
空を見て過ごす以外にあるんですか、先生!? あっ、さっき言ってた人を見るとか!?
(ユノを尊敬の目で見る。屋上マスターだ…!)
うんうん、歌を歌うの、楽しいよね。
…わっちも最近、歌うのって楽しいな、って、気付いて。
(照れくさそうに頬を指の先で掻く。)
聞いて欲しい人。
――……えー、照れる。わっちの顔も思い浮かべてくれてたンだ?
(友情、というものにだいぶ慣れたつもりではいたけど。改めてそれを目の前に置かれると、やっぱり照れちゃう。)
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
…毒を作るのって、大変…なんだね。
あんまり無理…しないで、ね?
(よしよし、と優しく撫でながら)
うん。あそこで(グラウンドに居る生徒たちを指しながら)人を眺めたり…お昼寝したり、とか…
屋上でちょっと歌ってみたり、とか……こうしてお昼ごはん食べたり、ね。
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
…そっか。ワチカもよく歌う事、あるんだ。
(そう聞くと、少し嬉しそうに微笑んで)
…最初は、ね。自分が楽しいから歌うってだけで…誰かのことなんて、あんまり考えたこと、なかったから。
私が歌ったら、いつの間にかみんな喜んでた…それだけの事、だったから。
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
…うん。
ワチカの顔も、思い浮かべた。
喜んでくれたらいいなって。
(照れてる様子に対して、純粋に、素直にそう言葉を告げた)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
まー大変だな。
なんだろう、赤ん坊と同じ……っていえばいいのかな。
出来た!と思っても突然訳分かンない反応返したり、予想とは違う効力だったり……まあ毒も生きてはいるから当然なンだけど、大変でした。
(でも、其の毒に対して真摯に向き合ったから、こうして君の名前を呼べる訳だ。心地よさそうにすべらかな手に撫でて貰いながら)
ほうほう。ほうほう! お昼寝確かに良さそうだね、此処…あっ、でも日焼けしたりしない?
(もうすぐ夏がきちゃうね、と付け足して)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
えへへ。本当に最近なンだけどね。
――歌を、貰ったの。わっちだけの曲。其れを何回も何回も聞いてたら、歌えるくらいに覚えちゃって。たまに出ちゃうんだよね。
(心底から嬉しそうに、幸せそうに笑って)
みんなが……
(其れは凄い事なのだと思う。ユノが歌うと、みんなが喜ぶ。其れはきっと彼女が天性の歌声を持っているからなのだろうと)
(なら、なぜ)
……いつから、聞かせたい相手を思い浮かべるようになったの?
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
――…(笑みを浮かべて)勿論だよ!
わっちはユノが歌うと嬉しい! あ、無理に歌えって言ってる訳じゃなくてね。楽しそうに歌ってる姿を見ると嬉しいな、って思う。
だって歌ってる時のユノ、本当にのびのびしてるからさ。そりゃあもう、大喜びですよ!
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
赤ん坊と……………
(ふと、思うところはあったのか少しだけ考え込むも)
毒のお世話係さん…だね、ワチカは。
(なんだかかわいらしい想像をしながら、そう答えて)
ん…そういう時は、影のほうに座ったり…してる。
どうしても暑い時は…中に入ったほうが、いいけど。
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
…そっか。ワチカの、ワチカだけの歌。
(なんだか素敵、とこちらもつられて笑う)
(いつからだ、と言われれば少し考え込んで)
……うん。
なんとなく、だけれど…此処や、他の場所で…友達って言える人がたくさんできてから…少しずつ、そう思うようになったと、思う。
こんな私のことを、大事に思ってくれる人がいて…そうしたら、いつしか、その人の顔がパッと出てくるようになった、から。
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
(喜ぶワチカの顔を見れば、くすっと笑って)
…ありがと、ワチカ。
じゃあ、これからも…そういう風に歌っていくことに、する。
そうしたらワチカの歌も…いつかは聴いてみたい、かも。
きっと一緒に歌ったら…楽しいよ。
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
そう。赤ん坊っていうか、生き物を相手にしてる感じってゆうか。
――毒の。お世話係さン。(わっち、思わず顔がギュッとなる)
まあ毒は定期的にお世話しないと死んじゃうからね…! わっちが扱ってる毒は生物毒とかだから、尚更…!でもなんか其の言い方可愛いな。
影の方でも日焼けはするンだぞ?
ユノ、日焼け止め持ってる?
(真っ白に見える彼女の膚。首を傾げて)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
そう。紫クラスの子がくれたンだよ。
……ちょっとだけ、歌ってあげよっか。
(其れは宝物を「ちょっとだけ見せてあげようか」という子どものよう。キラキラした瞳で、自慢の隙を伺うのだ)
友達……かあ。
……ユノの友達みんなに、歌が届けばいいな。まあ、わっちには既に届いている訳ですが!
(つまり、自分はユノの友達と言いたいのである。陽光が優しく降り注ぐなか、えへん、と胸を張って)
……「こんな」なんて言っちゃ駄目だよ。だって、ユノはわっちの友達だぞ?
(にひひ、と笑って)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
一緒に?
(ひえ、と一気に恐縮する。ユノは歌を生業にしている。わっちは歌は趣味でしかない。一緒に歌っても良いものだろうかと逡巡して、)
……一緒に歌っても、良いの?
(答えが出なかったので、ユノに聴いてみた)
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
…えへ。
でも、毒も生き物…なんでしょう?
だから毒の、お世話係さん。
(可愛い言い方、と言われてちょっと嬉しそうに)
影に居ても日焼け…するんだ、ね。
日焼け止め…そういうのは、持ってない…。
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
おぉー…紫のクラスの、人。
ハル…じゃない、よね。でも、きっといい歌…なんだろう、ね。
(こちらも今にも聴かせてほしい、と言わんばかりの顔)
(胸を張って答える様子に少しぽかんとしつつも、次第に柔らかく笑みを向けて)
…うん…うん。
私も…ワチカのこと、大事な友達、だもの。
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月7日
うん。
一緒に、歌おうよ。
(一緒に歌うことに、隔たりなんてなくていい)
(上手かろうが下手だろうが、実力なんてものは気にしないのだから)
(真っ直ぐ、純粋に、微笑んでそう答えた)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
生き物係みたいだな~~~!!毒だけど!!
じゃあこれからは毒のお世話係ワチカって名乗ろうかな?
(なんて。ふふん、とおどけていばってみせる。)
そうだぞ。何なら雨の日も日焼けする時はする。
今日は……あー、忘れて来ちゃったな、わっちも。最近の日焼けは体によくないから、気持ち悪くないなら今度塗ってみる?
(サブ鞄をごそごそとしたが、いつも持っている日焼け止めが今日に限って見当たらない。ユノに訊いて見ながら、サブ鞄にお弁当を仕舞って立ち上がり)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
…音紡くん、っていうンだけど。
多分年下だから、知らないかも、だけど…
(春曲なら知ってるかもしれないが…と恥ずかしそうにして、おほん、と咳をして立ち上がった)
……わっち、歌を歌うのって授業でしか経験がなくて。
なので、…下手、かも! しれませんが! ちょっと歌って自慢します!
(言うと、どきどき脈打っている心臓を押さえるように胸元に手を添えて、息を吸い)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月7日
『信じられる一歩を繋ぎ続けて 道を紡いだ』
(高く透き通った音が、天井のない屋上に巡っていく)
『一番最初を越えたら、もう大丈夫』
(其れは歌詞のサビの部分だ。よく通る声は震えていて、ボイストレーニングの類もしていないので少しブレていたが)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月8日
『越えるために何を想ったんだい』
(この歌が好きだと。ユノにもこの「好き」を分けてあげたいと歌う。譲ってあげる事は出来ない。この歌はわっちのものだから。でも、この歌を貰って元気づけられた気持ちを、君に聞いて欲しいと思った)
『そのランタンをくれたのは だあれ?』
(君にも、希望という名のランタンが届けば良いと)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月8日
……。
(音の余韻を聴くように、少しの間黙っていて、)
…と、ゆう、曲です…! えへへ、やっぱり人前で歌うのは緊張するね……!
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月8日
ふふっ。なんだか可愛らしくて、いいかも…ね。
(うんうん、と頷いて)
ん…うん、もしあるなら…今度試してみたい、かも。
(こくり、と頷いて)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月8日
音紡……奏の、こと?
同じステージで、一緒に歌ったから…知ってる、よ。
(あの人から頂いたのか、とちょっと驚きつつ)
…うん。大丈夫。
下手でも、ちゃんと聴いている、から。
(どんな曲だろう、と少しドキドキしつつ)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月8日
―――……
(黙って彼女の歌声と曲を聞く)
(心地の良いメロディと、彼女を表したかのような歌詞と、何より懸命に歌う彼女の思いが、自分の耳を通じて伝わってくる)
(次第にその曲に乗るかのように、自然に身体を小さく揺らしながら、静かに聞き入る)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月8日
(きっと彼女も、自分も、今この時は音楽を楽しんでいる)
(最後の余韻を黙って聞いて、彼女が声を発すれば)
…うん。とっても、いい歌…。
ワチカの、ね。思いが伝わってくるような…そんな歌、だったよ。
(ぱちぱちぱち、と小さく拍手して)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月8日
き、き、緊張したあ……!!!
わっち、滅多に歌わないから…!
えっ、奏くん知ってた!?
わあ!そ……あっそうだ! エムライブの二日目でコラボしてたね!
(すっかり失念していた、と口元に手を当てて)
その、色々あってね。お友達なの。曲をリクエストする権利とか貰って、其の一曲目がこれなンだ。
(幸せそうに笑って、)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月8日
うン、すっごく素敵な歌なの。
不安なので一曲下さい、ってお願いしたンだ。そしたらこんなとっても素敵な曲をくれてね。
奏くんすごいンだよ! 他の楽器も自分の口でやってるし!
(我が事のように自慢する)
お、思い。
……わっちもね、聞いて欲しい人を考えたンだ。
そうしたら、ユノの顔が浮かんできて。わっちがこの曲で元気を貰ったみたいに、ユノにも元気を分けられたらいいなって、思った。
……分けられた、かな?
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月8日
..
(👼【演出終了】☠)
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月8日
そんなに、気にならなかった…よ?
ちゃんと歌えていたと、思う。
元々は、ハルのほうで知り合ってたみたい、だけど…
…そっか。奏が作った曲…とても素敵、だね。
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月8日
……!……
ユノ・メルヴィーネ 2023年7月8日
…うん。
とっても元気、分けてもらえた。
(そう言ってぎゅっと、ワチカの手をとって、優しく握る)
…ねぇ。
次はこの曲を一緒に、歌おうよ。
さっきので…多分ちょっと、覚えた、から。
(そう言って小さく提案する)
(👼【演出終了】☠)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月8日
ほ、ほんと?
(キョドり気味にわっちは首を傾げ、)
ユノがいうなら、……そうだって、信じちゃおうかな。
わっちはプロじゃないけど、…歌うって、良いね。なんかこう、心の中のものをぶわーっ、て出すみたいな。これが表現って事なンだろうな。
春曲が知り合いだったンか、成る程。
……。(笑みを浮かべ)そうでしょ! すっごく素敵なの。
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月8日
(嬉しそうに一瞬笑った顔は、驚きの顔に変わり)
――え!?
今の一回で覚えたの!? すご!
(優しく握られた手を、指先でそっと握り返し)
う、うン。…うン!
一緒に歌お!
(何度も頷いて、嬉しそうに)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月8日
(そうして、少女二人分の歌声が、屋上を優しく渦巻いていくのはもうすぐ先の事――)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年7月8日
【おしまい】