私立MM学園

【卍】奉利・聖【緑】

奉利・聖　2023年6月3日
チャレンジ

既にご存知の方もいらっしゃいますが、改めて申し上げます。
私こと、奉利・聖は──死せる者、即ちリターナーです。
経緯は割愛いたしますが、幾多の生と死を繰り返した果てに、ここに辿り着きました。

それ故に見てくれは学生の身でありながら、僕の精神性は老人のように枯れ果てていた。
生きているように見えて、死んでいたとも言えるでしょう。
熱意も無く、欲望も無く。人の行く末を見守るような心地であったことは確かでした。

それが、入学から今日までで。多くの人と関わり、日常を過ごし、戦ってきました。
そうしていく内に、僕は気付いた。
───この身にも、焦がれるような熱情が存在していたことに。

（そこで一度言葉を切り、ゆっくり語りかけるように）

皆さんは、何かを諦めたことはありますか？
きっと多くの人が大なり小なり経験したことがあるかと思います。
先も述べた通り、かつての僕もそうでした。死人には彼らのように、熱情を持てないと思っていた。
けれども、今は違う。去年の卍奪戦を見て、己はこうはなれぬと思っていたあの頃とは違う。
死人は生者には及ばぬなんて諦念は、もう抱かない。今は何にだって勝ちたいと思っている。

頂きを勝ち取りたいと、望んでいる。

学園に通い始めてから、もうすぐ2年です。
その間、番長の顔ぶれは未だに変わっていない。
これで今年も変わらないようなら、番長に届き得る力を持った者はまだ現れないということになる。
貴方の元ではそこまでの人材は育たなかったと、認めることになってしまう。少なくとも僕はそう思います。

だからこそ僕は、今こそ番長になって証明いたします。
クリスタ・コルトハードという高い壁は越え難いが、決して不可能な行いではないということを。
「己はこうである」「これしかできない」「変わりようがない」
こういった諦念を抱え、不変の道しか歩めぬと思ってしまった人達に。
新しい風を吹かせ、歴史を塗り替えることは可能であると見せつける。
自力で番長の座を勝ち取る卍奪戦だからこそ、強く示すことができるでしょう。
そう──最初の風を吹かすのは、この僕でありたいのです。

そして、僕が番長になったのなら、緑のクラスをどうしたいか。
緑のクラスとはモノ作りとサービスの提供を志す人達の為にある。
それ故に、時流と共に変化し続けるニーズとは、何よりも密接に関わっていると言えるでしょう。
だからこそ我々は、惰性に身を置いてはならない。
新しい知識、新しい技術、新しい道の確立。そこに目を向け、挑戦する。
一つの道を究めることだけでなく、こういった進化の方法もあるということを示したい。

『未だ見ぬ己を見出す』──これを、一つの指針として掲げようと思います。
独善的で身勝手な、アナタだけの才能は。
見つかっていますか？まだ見つかっていませんか？
才能は一つだけしかありませんか？それがアナタの全てですか？

──僕と一緒に、アナタを探しに行きませんか？

推薦

卍薦

質問

グスタフ・カツラギ　2023年6月3日
「グスタフ・カツラギ」

異論は無く、成すべき事を成せば佳い。 (推薦)

八月一日・田吾作　2023年6月4日
「八月一日・田吾作」

折角推薦するんだ。やれるとこまでやれよ。 (推薦)

雨風・蓮蜜　2023年6月4日
「雨風・蓮蜜」

その熱に偽り無いことを存分にお見せくださいませ♪ (推薦)

仄叢・エンリ　2023年6月5日
「仄叢・エンリ」

おう、しっかりやんな。
応援してっからよ。 (推薦)

何縫・音乃　2023年6月7日
「何縫・音乃」

頂に挑戦するあなたを心から応援するわ。 (推薦)

星見・晴　2023年6月7日
枯れてるっつぅ割には　しっかり芯は熱かったじゃねえか。
好きだぜぇそういうの。
まだまだ熱があるトコ、大一番で見せてくれよ。

星見・晴　2023年6月7日
赤組筆頭、號は〝赤星〟、星見・晴──
奉利・聖を卍奪挑戦者に推薦すんぜ！！

手強ぇぞ、心して相手してやんなクリスタ！！ (卍薦)

竜城・陸　2023年6月18日
諦念を踏み越えたその両足で世界に立ち、己が掲げた意志を遂げる覚悟があること。
確固たる己があることを示し、その我を以て同朋たちの歩みの導となる覚悟があること。
何より、現状に倦むことなく、さらなる高み、新たな道を常に探求し続けてゆく者たちの先駆けとなる覚悟があることを確かに認め。

青組筆頭、號は「蒼海」。
「竜城・陸」の名に於いて、奉利・聖を当代番長への挑戦者に足ると認め、推薦するよ。

後は二人の間の話だ。
君たちのやりかたで存分に向き合い、語り合うといい。 (卍薦)