私立MM学園

【個】Around Memories.

フラン・ベルジュ 2023年5月8日
ゆらり、ゆらりと篝火が揺らめく。
きらり、きらりと星が瞬く。
淡く、それでいて生命に溢れる光が、魔女達の夜へと訪れた人々を歓迎する。
ほら、そこにもまた光に誘われた人影が。

書き込み可能
#フラン・ベルジュ
#上巴・九虚




演出継続
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
(九虚さんの問い掛けに応えるように、夜空へと向けていた視線を彼女へと向けて)
……ええ。

(屈託の無い、無邪気な笑顔を浮かべて)
とっても、素敵な一年でした。
色んな人と友達になれて。
色んな場所に遊びに行けて。
色んな、沢山のことを知ることが出来て。
それに…… (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
(指折り数える手を見つめて、少し思案を巡らせて)
(じ、と貴女を見つめて。それから、ふい、と視線を逸らして)
…………ええと。
……素敵な出会いもありました、から。
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上巴・九虚 2023年5月8日
(に、楽しそうに笑って。予想できていた答えが得られて満足、といった所か)
んふふ、そうかい。そりゃあ何より。
せっかくの学び舎だからねぇ、良い出会いや思い出に囲まれてるのが一番だ。

(じ。見つめられた視線に、視線を返していると…ふいと視線が逸れる)
(それを見て)
一年経っても、らんらんは変わらず素直で良い子だ、って言いたいとこだけど… (無効票)
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上巴・九虚 2023年5月8日
(ぴ。視線を逸らした横顔に、フォークを向けて。指差す代わりのように)
ちょっと、昔よりも照れ屋になったかねぇ。
それも成長、って所かぁ。
(成長というのは、ただの成長ではなく…思春期、男女の意識が強くなった、そういう成長を指しているのだろう)

あたしとしては、カワイイから嬉しいんだけど。んふふ。
(やっぱり思春期の男の子というのは、からかうと楽しい…ということで…)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
……はい。
たくさん、たくさん思い出ができました。
僕……この学園に来て、良かったって思ってます。
(思い返すように瞳を閉じて、柔らかな声色で言葉を紡ぎ) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
(悪戯っぽい貴女の言葉と笑い声に、ほんのりと頬を赤く染めながら目を開けます)
……そ、それは…… (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
…………
(照れ屋になった、なんて指摘をされて、少年は内心穏やかではありません。秘めた気持ちを突かれたような心地になり、なんとか気の利いた事を言って矛先を変えようとして) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
……………………

……え、えっと。
ええっと。 (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
ぼ、僕のことはそろそろいいじゃないですか。
というか、そんなことしたらお行儀悪いし危ないですよ。
(あんまりにも露骨な話題逸らしをするのが精一杯な少年です)

(そして)
……く…… (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
九虚さんは……どうでしたか、この一年?
(なんて、少し不安そうに返すのでした)
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上巴・九虚 2023年5月8日
うひひ、そうだねぇ。ちょーっとお行儀よろしくないか。
(赤くなっている様子も、慌てたような様子も、精一杯な様子も…どれも期待通り、かわいらしい様子に満足気に笑って)
(その心中については、わかっているのかいないのか…いや、おそらくはわかった上、予想がついている上でやっているのだろう) (無効票)
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上巴・九虚 2023年5月8日
あたしはねぇ、良い一年だったし、悪い一年でもあったよ。
良い出会いもあったし、楽しい日常も過ごせてるし、飽きないぐらいに色々起こるし。
ゴハンだって美味しいしねぇ。
(がし、むぐむぐ。焼き鳥を串から噛んで引き抜いて頬張る)

(ごくんと飲み込んで)
だからこそ…居心地が良いからこそ、良くない事でもある、ってね。
今後あたし達がどうなるかなんて、わかんないんだからさ。
(あたし「達」…少女と少年のおそらくの共通点。ディヴィジョン出身という点だろう)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
(少しだけほっとして。けれども同時に、愛想の悪い態度で会話を打ち切ってしまったことに自己嫌悪。嫌な思いをさせていないかな、という不安の表れが、今しがたの問い返す振る舞いというわけですね) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
(だから)
(良い一年、というだけでなく。悪い一年という言葉を聞いた少年は、まるで胸を締め上げられるような心地でした)
(良かったことを語りながら料理に舌鼓を打つ彼女の姿を、ハラハラとした様子で見守って) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
えっ……?
(居心地が良いことが、良くないこと。彼女の言葉を最初は理解できずに、少年は小首を傾げるばかりでしたが) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
………………

……僕たちが、この世界の出身じゃないから、ってことですか。
(彼女の言わんとするところが理解出来ました。少年が心のどこかで楽観視していたこと……いえ、むしろひょっとしたら無意識に、なるべく考えないようにしていたこと)
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上巴・九虚 2023年5月8日
そうだねぇ。可能性を考えればキリはないんだけど。
全部が終わった後、あたし達はどうなるのか。

温情のように残された平行世界で、過去のように生きられるのか。
(ぐい。からあげをフォークで二つに切る)
それとも、今まで"統合された"世界みたいに、正されて消えるのか。
(ざく。半分に切った分を、刺して口に運ぶ。もぐもぐ)

(ごくんと飲み込んでから)
歪んだ歴史の象徴のようなあたし達が、そのまま正史に残れるとは思えないしねぇ。 (無効票)
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上巴・九虚 2023年5月8日
(ぴんと、フォークを立てて)
そんなあたし達が、今を楽しんで、居心地の良い世界を知って…
将来、このまま進めば、ソレを失うと分かった時。
果たして、「このままで居たい」って誘惑に抗えるのか…

なんてねぇ、んふふ。らんらんはどう思う?
あたしは、元の世界の食生活に戻れなんて言われたら、ヤだねぇ。
(あっはっは、深刻そうな話から一転、冗談のように笑い飛ばして)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
僕は…… (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
……ずっと、続くものだと思っていました。
全てが終わったとしても……学園で過ごすような、素敵で楽しい毎日が、ずっと。
(笑い飛ばす彼女とは対照的に、少年は俯いて)

それが失われるなんて、考えもしなかった。
……ううん。失いたくないから、奪われたくないから戦っていました。 (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
でも、それが。
……却って、"今"を遠ざけることになるのだとしたら。
(自分は、はたして手放せるだろうか。この学園の人々と共に過ごす日々を)
(彼女と同じこの時間を過ごせる機会を)

……………… (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月8日
…………いや、だなぁ……
(誰に言うでもなく、少年はポツリと呟きます)
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上巴・九虚 2023年5月9日
まぁ、だよねぇ。そこでイヤじゃないって言える子は、そうそういないさ。
あたしにとって、悪いってのは、そういう意味だよ。
良い話だからこそ悪い、いやはや、ままならないもんだよねぇ。
(あーんむ、おにぎりを持ってかじりつく。もぐもぐ、ごくん)

んふふ。悪い悪い、どうしても先の話を考えすぎちゃってねぇ。困らせちゃったかい?
結局どれもこれも仮定の話でしかないし、先の話なんてなんにもわかっちゃいないんだから、心配するだけ無駄ってね。

どのみち戦わなかったら、先の話なんて無く全部消える。
選択肢なんて無いも同然だ。けど… (無効票)
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上巴・九虚 2023年5月9日
そんな未来があるかもしれないから、今を幸せすぎないようにする。
そんな未来があったとしても、今、幸せになれるだけなる。

らんらんは、どっち派だい?
(口ぶりから、この少女は前者だという事だろう)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
……ううん。
分からなくっても、いつかは考えなきゃいけないことですから。
(手にしたコップを置き、体育座りになって。悩まし気に少年は息を吐き、ふるふると頭を左右に振ります)
(そう。どうあっても戦いは続けなければならない。選択の余地はないというのは、彼女の言う通りだ。でも……) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
………………ねぇ、九虚さん。 (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
前にも言ったけど、僕には過去の記憶が無いんです。
未だに自分がどんな人だったのか、手掛かりも殆どないような状態で。
……でも。

一つ、覚えてることが……思い出したことがあるんです。 (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
僕は、後悔をしていたんです。
何に対しての後悔かまでは、まだ思い出せていませんけれど。
でも、それは……

"何もしなかった後悔"だったんだということは、はっきりと思い出して。 (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
目の前に欲しいものがあるのに、手を伸ばそうとしなかった。一歩も進もうとしなかった。
伸ばしたところで、宙を切るだけだって知ってたから。
でも……手を伸ばすべきだったんです。何も掴めないと分かっていても。

だから。 (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
目の前に、手が届く幸せが確かにそこに在るのなら。
僕は、そこへ手を伸ばします。
(顔を上げた少年は、どこか決意を秘めた表情を浮かべていて) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
……………… (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
その……手当たり次第に伸ばすってわけじゃないですけども……
色々、準備とかが必要なものもありますし……
(なんて、ちょっぴり言い訳めいた言葉を残すのでした)
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上巴・九虚 2023年5月9日
そう、思い出せたんだね。
(それが、本当に良かったのか良くなかったのか。わからないから、「良かったね」とは言わずに)
(けれど)

…悪くない顔だねぇ。
(その上で、手を伸ばす。そう言い切る表情は、悩んでいる顔ではなくて)
(良かったね。その決意ができた事へ。言葉にする代わりに、微笑みを浮かべて) (無効票)
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上巴・九虚 2023年5月9日
うん、いいねぇ。それでこそ、応援しがいがあるってもんだ。
(自身の道とは違う選択。しかし、それこそが望んだものでもあって)

んふふ、そうだねぇ。手当たり次第じゃ、掴めるものも掴めなくなるからね。
"きちんと選んで"、手を伸ばして…
幸せになるんだよ。
(一部を強調するように言ってから) (無効票)
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上巴・九虚 2023年5月9日
さぁて。さしあたり、あたしもささやかな幸せを謳歌するとしようかぁ。
たまに真面目な話すると、お腹が空くよねぇ。
(ごろん、その場で仰向けに寝転がって)
(寝転んだまま、器用にフォークを使って、お皿の料理を口に運ぶ。完全に部屋でごろごろしながらお菓子でも摘んでいる時のようなモードだ)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
……あ、ありがとうございます。
(悪くない顔、なんて。急に褒められて、感情のやり場に困って。またそんな素っ気ない言葉を返してしまって) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
…………? (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
他人事みたいに言わないでくださいよ。
九虚さんも、幸せになるんです。
ささやかなんかじゃなくて、めいっぱい幸せに。 (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
……僕ね。
後悔しないためだけに、手を伸ばし続けるわけじゃないんです。
何かを掴むために、手を伸ばして、一歩進んで。二歩進んで。
そうして少しずつ進んでいけば、きっと見える景色も変わってくるから。
何かを掴むために少しずつ進んでいけば、これまで手が届かなかったものにも、きっと手が届くようになるから。

……ううん。 (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
必ず、届かせてみせます。
全てが終わっても今のような日常がずっと続く、そんな世界に。
だから。

幸せになることを、諦めないでください。
絶対に、後悔させませんから。
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上巴・九虚 2023年5月9日
いんや、ささやかまでだねぇ。
こう見えて臆病なんだよ、あたしは。
(上げて上げて落とされる、それぐらいなら)
(自嘲するように、くししと笑って) (無効票)
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上巴・九虚 2023年5月9日
さすが、言うねぇ男の子。
そんな世界になるなら、願ったり叶ったりだ。
(けれど、うん、とは言わずに)

それじゃあ、幸せになってもいい兆しが見えたなら、考えてみるとしようかねぇ。んふふ。
(自分のスタンスは変えずに、けれど少年が進む理由に添えられる。そんな、卑怯な答えを返して)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
……そう、ですか。
(ふ、と少し残念そうに息をついて)

……うん。じゃあ、今日のところは九虚さんの"我儘"を尊重します。
(なんて、おどけたように笑って) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
……でも、これだけは覚えててほしいんです。
僕は、九虚さんに諦めたり我慢したりしてほしくない。
臆病なら、傍で元気付けてあげたい。
怖いものがあるなら、それから守ってあげたい。
幸せになってもらいたい……幸せにしてあげたいって、思ってるんです。
(柔らかな声色で。慈しむように貴女を見つめて)

もちろん。期待しておいてくださいね。
何しろ僕は……人を、幸せにする魔法使いなんですから。
(学園に来たばかりの頃、口癖のように言っていた言葉を口にして笑みを浮かべ) (無効票)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
(そんな折に、くぅ、と小さくお腹が鳴ったものだから)
あ、あはは……
僕もお腹空いてきちゃったみたいです。

(なんて、はにかんだ笑みを浮かべて) (演出継続)
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フラン・ベルジュ 2023年5月9日
……改めて見ると、本当にお肉ばっかりですよねぇ。
(なんて言いながら、ミニサイズのウィンナーを一つ、口に放り込むのでした)
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上巴・九虚 2023年5月9日
(随分とまぁ、想ってもらったもんだ。嬉しく思いながらも、複雑な心境もあり)
(シートに寝転がったまま、聞き流しているかのような姿勢で、その言葉を聞いて)

そういやぁ、そうだったねぇ。
(懐かしい言葉を聞きながら、曖昧な返事を返し) (無効票)
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上巴・九虚 2023年5月9日
んふふ。そりゃあね。
魔女の宴といえば、贄が必要だからね。

(だから、お肉だよ。なんて、もっともらしい言葉を零して) (演出継続)
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上巴・九虚 2023年5月9日
ゆらり、ゆらりと篝火が揺らめく。
ぽつり、ぽつりと溢れる言葉と共に。
夜が世界を染めるまで。

篝火が照らす道は、どこへ続くのか。
照らしても見えないものへ、手を伸ばしながら。
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上巴・九虚 2023年5月9日
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