【個】赤き血潮
恋南川・姫兎 2021年8月27日
『8/27 放課後に第二体育館でやろうぜ』
LINEで送られた簡素な果たし状。
まるで遊びにでも誘うような口調だったが、それで十分に伝わる。
二人とも赤のクラスなのだから。
▼書き込み可能
#星見・晴
#恋南川・姫兎
1
恋南川・姫兎 2021年8月28日
(それはいわゆる寸勁)
(気、などというものは全く使えない身ではあるが、それでもボクシングの技術を融合させた渾身の一撃を胴に向けて打ち込む)
星見・晴 2021年8月28日
(――追い込んでからの姫兎の動きは早かった。完全にオレを壁と姫兎の体で挟んでくる。……つってもこの体勢からだとオレに致命打になるような攻撃はボクシングじゃ打てない――)
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
(なんて油断が、完全に命取りになった。)
お゛ぅ゛っっ(ズドッッッッ!!!と、短距離からぶち込まれたにしてはやたら重々しい音が響く。我ながらきたねえ声が漏れた)
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
(腹がひっくり返ったみてぇな衝撃)
(身体の芯が焼けつくみてえな痛み)
(昼に食ったカツ丼が腹ん中で暴れてる。)
げぁ……っっ (済んでの所でゲロは吐かねえけど、内臓ダメージか口の中でも切ったか、唾に血の味が滲んでる。)(それでも)
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
(面構えは変わらず)
(――口の端に苦悶が微かに滲みはすれ、にかりとした笑いを湛えたままに)
……姫兎。二つ 言うことがある。オレぁ……
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
別に野郎は好きじゃねえし胸とケツがほどほどにデカくて腰の細い女が好きだ!!!!!!
(今更さっきの問答の返事。)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
(拳から伝わる確かな感触)
今度こそ当てたぜ…!!
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
(これで勝った、とまでは思わない。だが致命的な一撃を当て、勝利に大きく近づいた)
(そんな気の緩みが少しあったのかもしれない。だからこそ)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
……は?
(場違いにも思える返事に間抜けな声をあげた)
いや、まぁ俺も尻がデカい女は好きだが……
(そんな事を言いながら思わす顔を見上げ)
星見・晴 2021年8月28日
おっ趣味が合うな?
(そんな言葉――意表をわざと突く台詞の後、首を少し下げて。いやほんとに好きだし趣味合うの嬉しいけど本題はそこじゃなく)
……後も一つ。
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
……良い一撃だった。
(獰猛に笑い、)
――お返し
(見舞うのは、)
だッッッッ!!!!
(ヘッドバッド!!!それも――)
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
(わざと、己の眉間を 相手の額に合わせるようなそれで。)
(ゴッッッ!!!!、と良い音)
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
(のち)
『――――ID TO BE COSMO END.』
(姫兎の額で押させた"スイッチ"で、"ID"が起動し)
星見・晴 2021年8月28日
『――――I BET SECOND DOOM.』
(すかさず、追加詠唱。)
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
. セカンドドゥーム・ブーステッド
《"第 二 運 命 線" 確 認》
チェンジ・パラドクス
《因 果 編 竄》
リコンバージェンス
《事 象 再 斂》
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
(――――姿を表す鎧は、普段の赤い機械甲冑)
(――それとは少しフォルムの違う、大仰な腕を持つ機体で)
《MODE>>POLARIS、起動。》
【
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=14436 】
「――いくぞぉ姫兎」
(怪力無双の腕を握り締め)
「加減はしねえから」
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
「死 ぬ な よ」
(ぶ ち か ま す 。)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
痛っってぇぇぇ!!
(ヘッドバットを正面から受ける。目の前が火花が散るようにチカチカとし)
けど、この程度じゃあ……
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
(言葉を言いきる前に聞こえた詠唱と姿を表した赤い甲冑)
(それを見た瞬間、「ヒーローみたいだな」とか「ここからが本番だな」みたいな感想が脳裏を過るよりも早く本能が、積み重ねた経験が警告を告げた)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
(咄嗟に両腕を十字にして防ぐ)
(が)
(そのままピンポン玉のように体が弾き飛ばされ、反対側の壁に叩きつけられた)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
――――ッ、ァ
(叩きつけられた衝撃で肺の中の空気が押し出される)
(今までに経験した事の無い力)
(大型トラックに撥ねられるか、羆に殴られるか、あるいは伝説のドラゴンの尾で薙ぎ払われるか。それに匹敵するような衝撃)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
……くそっ
(目の前がふらつく。額が切れたのか、目の前が赤く染まる)
(途中までは互角、いや優勢だった筈だ。決して届かない相手では無かった)
(だが、あの甲冑を身にまとった後)(その後の一撃は別だ)
(たった一撃ではあったが、それは今の自分と相手との力量差を感じさせるには十分な一撃で)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
ああ、くそっ!!
認めてやるよ、『赤星番長』
あんたは俺よりも強ぇ。それもかなりな。
――――だがな
(ふらつき脚に力を入れ立ち上がり)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
この勝負、まだ勝ちは譲らねぇぜ……!!
(真っ直ぐに相手を見据え、ファイティングポーズを取る)
かかってきなよ、番長!!
(脚は動かない。目の前はふらつく。できるのは一つ、カウンターのみだ)
(無論、相手が距離を置いて削られると成立はしない。だが、目の前の男はここでそんな手を使う相手ではないと信じる)
星見・晴 2021年8月28日
(――しっかりと守りを固めたのが見えた。あれでくたばるタマじゃねぇだろ)(……っつうオレの見立ては正しかったらしく、まだドレッドヘアがこっちをじっと見てる。)
「――――」
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
(戦意は折れてない。脚は震えていても、目は死んでない)
「上等。」
(ずし、と前に進む。)
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
(ずし、)
「思うままに身体動かす」
(ずしっ)
「それがオレらのモットーだ」
(ずしっ、ズシッ)
「だから」(お前のその、お前の闘志に突き動かされる在り方が好ましいし)(だからこそ)
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
「出し惜しみはしねぇぞ」
(――お前の間合いに入る前。重々しい足音ととも、腕を振り被りながら)
『――I BET SECOND DOOM.』
(もう一度、音声入力をした。)
. セカンドドゥーム・ブーステッド
《"第 二 運 命 線" 確 認――――》
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
(お互いの間合いに入り)
(お前の拳がオレを捉える――――)
(その、刹那ほどの時間の前)
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
【
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=14433 】
《MODE>> ALTAIR: 起動。》
(先よりずっと細身の、赤い翼を有する赤い甲冑の細い拳が)
「――今日は、オレの勝ちだ」
(正確にお前の顎を捉える。)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
(額から流れる血が視界を赤く染める)
(揺さぶられた脳が世界を歪める)
(だが、それでも。歩を進める赤き甲冑の姿は良く見える)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
遠慮はいらねぇぜ。
勝った後で、言い訳されたくねぇからな!!
(笑みを浮かべ、減らず口を叩く)
(狙うのはカウンター。放つのは右ストレート)
(ボクシングを始めた時から磨いてきた基本にして最速の武器)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
…………
(だからこそ)
ちぇっ
(自身の最速を上回られたならば)
次は負けねぇからな
(負けを認めざるを得なかった)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
(性格に顎を捉えた相手の拳に、残った力を刈り取られ)
(そのまま仰向けに倒れた)
星見・晴 2021年8月28日
「――おう、いつでもまた挑戦してこい」
(そんな言葉が聞こえたか、聞こえないかはわからないが――)
(倒れた姫兎を見下ろしつつ)「――ふぅ」
恋南川・姫兎 2021年8月28日
そんじゃあ、明日にでも……って言いたいところだけどな。
流石にこんだけ力の差を見せつけられちゃ、しばらくは挑めねぇなぁ。
(仰向けに倒れたまま返事をする。良い感じに顎に入ったせいか、妙に意識ははっきりしていた)(もっとも、脚はまったく動かないが)
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
……なぁ、晴先輩。一つ聞きてぇんだけどよ。
他の番長や生徒会のやつらってのは、皆アンタくらい強いのか?
星見・晴 2021年8月28日
「ん、あーー、明日は悪ぃ。ちょっと用事あってなあ」
(鎧の奥から、いつもの声色で返事をして)
「ん、何よ?」
「……生徒会はまだあんまオレよくわかんねえけど」
「強いんだろうなってのはわかる」「んで」
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
「番長は――まぁ間違いなく、どいつもこいつもオレ並みには強い」
「ま、気になるならアレだ、明日見とけよ――」
「一丁派手に、陸――蒼海のとやっからよ!」
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
どいつもこいつもアンタ並かぁ。ったく、上は果てしねぇぜ。
俺も結構な天才だった筈なんだけどなぁ。
(入学する時に見た番長たちの顔を思い浮かべる。一人だけ圧のあったスケバンはともかくあの小学生たちや優男も同じくらいの強さか、と思いながら)
(、)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
へぇ、青の番長とやりあうのか。
そんじゃあ、俺から一つ言わせてもらうけどよ。
――負けるなよ、赤星番長。俺らの頭が他の番長に負けるところは見たくねぇからな。
星見・晴 2021年8月28日
「少なくとも規格外さはな」(はぁ、と息吐き)
「相性とかもあるかもしれねえけどよ」(オレが勝ち易い奴もいりゃあ、だいぶ苦戦を強いられそうな奴もいたりする訳で。)
「かか、登ってくんの待ってんぞ」(上は果てしねえ、なんて口ぶりなんだ。まだ面ぁ下に向けるつもりはねぇだろ?)
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
「――おう」(番長と呼びつつの言葉には)
「アイツとも約束してっし」
「オレはオレで負けてらんねえ理由あっからな――ま、見てろよ」
「オレがドォンとかっけーところ見せてやっからよ!」
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
「………………さて、いつまでもお前寝かしとく訳にもいかねーよな」
(姫兎の横にしゃがみこんで)
「立てっかよ姫兎?」「何なら肩貸すけどよ」
恋南川・姫兎 2021年8月28日
アンタのが良い所に入ったから立てねぇよ。肩かしてくれ肩。
保健室まで連れてってくれ。
あ、あと結構体育館荒らしちまったから、しとら当たりに言っておいて。
あとラーメン奢ってくれ、ラーメン。
(ここぞとばかりに色々と注文して)
星見・晴 2021年8月28日
「へいへい」(よいせ、と引っ張り起こすようにしたうえで、担ぐようにして肩を貸し)
「へいへい」(タクシー役もまぁ甘んじて。)
「……お前ここぞとばかりに要求してくんね??三丁目の『来来軒』でいいよな チャーシュー麺以外だぞ」(飯もまぁ、腹減ったしよかろ)
(無効票)
星見・晴 2021年8月28日
「…………」(残りの一個は)
「うん」「まぁ」
(去り際、体育館を振り返り見て)
(、)
星見・晴 2021年8月28日
(……主に姫兎吹っ飛ばした時のわちゃわちゃでしっちゃかめっちゃにまたしちまった現場を確認して)
「…………報告しねえとだよなぁ……」
(ちょっとげんなりした声をだしたのち 一先ず保健室寄りに、後にしてく。)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
可愛い後輩のためだろ? 頼むぜ、先輩
(調子のいい事を言いながら、肩を借りていった)
恋南川・姫兎 2021年8月28日
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