【ルーム】 プレ開催 ④ 【1:1】
恒星・沙織 2021年8月27日
ここはコンステラション・ヴィラのラウンジスペース。
先程まで大勢で賑わっていたラウンジだったが、気づけば部屋に"ふたりぼっち"。
どうやらしばらくは誰も戻ってくる気配はなさそうだ。
あなたは折角のこの機会に彼(彼女)と話してみる事にした。
゚+。::゚。:.゚。+。。+.:゚。:.゚。+。。+.。゚:;。+゚+。:
参加者:諷和・もこ
参加者:四十万・八千代
速度:のんびりと無理ない速度で
期間:準備出来次第 ~ 9/3 23:59 まで
2
四十万・八千代 2021年8月27日
皆、自室に戻ったのか(いそいそと共有の冷蔵庫を開けて中身を確認。名前の書かれていないチョコ菓子を何個か取り出して)~♪(どこか機嫌が良さそうに鼻歌など歌いつつソファーに腰掛けた)
諷和・もこ 2021年8月27日
……?
(歌が聞こえる)
(ソファの後ろ、背もたれで死角になる位置の床の上に寝転んでうたた寝していたら、誰かの鼻歌で目が覚めた)
(むくりと、ゆっくり起き上がり、寝癖で膨らんだふわふわの長い髪を手ぐしで整えながら)
……ふぁ……
(小さい声を上げてあくびをひとつ)
四十万・八千代 2021年8月27日
(菓子の包装を1つ開け、口に放り込もうとした時、背後に気配を感じた)……?(起き上がる少女の姿をチョコ菓子を放り込もうとするそのままの状態で見つめて)……?(ソファの裏にまだ何か存在するのかを確かめる様に身を捻って覗き込んで)
…………おはよう?(少しの沈黙の後、眠そうな様子の少女へ問いかけ混じりに挨拶をしてみた)
諷和・もこ 2021年8月27日
(眠そうに目をこすり)
……?
(声のした方にぼんやりと顔を向けて小首を傾げてーー)
…………??
………………。
……ふぁ!?(ビクッ)
(驚きと恥ずかしさと気まずさに頬を染め、思わずマイ枕を抱きしめながら)
えと、あの…あわわ…お、おはよう…ございます……。
あ、お食事…邪魔、しちゃった?
(青年の手元のチョコに気づいて、おそるおそる聞いてみる)
四十万・八千代 2021年8月27日
床で寝てたのか(身体痛くならない?と口の端を僅かに上げて問うて)
(少女の視線が自分の手元に向いたのに気が付き、自身も手にしたチョコ菓子を見つめ……)いや、大丈夫。(言いながら菓子を口に放り込むと、もっもっと咀嚼)むしろこっちが眠りの邪魔をしたんじゃないか?
諷和・もこ 2021年8月27日
ん、慣れてるから大丈夫なんだよー…
(と、問に答えながらチョコを視線で追って)
ぁ…
(口の中に消えたチョコに、つい、羨ましそうな声を上げかけて)(いけないいけない、と小さく首を振り)
ううん、ボクも大丈夫なんだよ。むしろこれ以上寝てたら起きられなくなりそうだったから、助かっちゃったんだよ。
(えへへと笑って立ち上がる)
四十万・八千代 2021年8月27日
(もっもっも……)ココアクッキーのほろ苦さとチョコレートの甘さがうまく調和して、更に中のプレーンビスケットのザクザクした食感が楽しみすら与えてくれる……(何やら独りごちていたが少女の視線がまだチョコ菓子のあった場所に向けられている事に気がついて)
まだあるよ。冷蔵庫に入っていたものを拝借してきた。食べるかい(俺のものじゃないが、と言葉を付け足しながらソファに置かれた菓子を手で示して)
諷和・もこ 2021年8月28日
(ぱぁぁ…!と顔を輝かせて)
わ…、いいの…?
ん、食べたい!
(コクコク頷いて、トトト…と小さな足音を立ててソファに近づき)
……わぁ……!
(お菓子たちに目をキラキラさせながら、ポスンとソファに座った)
(その時)
……!
(きゅるる、と、お腹が鳴る音にビクリと肩を揺らして顔を真っ赤にする)
あ、ぁぅ……き、聞こえ、ちゃった……?(涙目である)
四十万・八千代 2021年8月28日
(恥ずかしそうにしている様子を見て、こんな時どんな声掛けをするのがベストなんだろうか……と考えて)
あー……誰だって空腹時は腹くらい鳴るもんだ。気にすることはない。
(っと言っても女の子だしなぁ……泣いてしまったらどうしよう、と考えているのか虚空を見つめて)
甘い物食べるときっと気持ちが落ち着く。飲み物も何か持ってこようか?
諷和・もこ 2021年8月30日
(き、聞こえてたんだよーー!)(恥ずかしさにぼふっと音がするほど赤くなり、枕に顔をうずめて)
(こくり、と小さく頷く)
四十万・八千代 2021年8月30日
(確か冷蔵庫にジュースが入っていたような気がする。頷く様子を見て立ち上がり、冷蔵庫を開けてそれらしきものを取り出しコップへ注ぎ戻ってくる)
はい、これ。
(コップを差し出すも、枕に顔を埋めていたら見えないかな?と思ったのか空いたほうの手でつんつんと少女の頭をつついた)
諷和・もこ 2021年8月30日
(つつかれた感触にピクリと肩を揺らして)(おそるおそる顔を上げ)
(青年の顔と手に持ったグラスを交互に見て、パチパチと瞬きふたつ)
あ、ありがとう……なんだよ。
(枕を膝に置き、グラスを受け取るため両手を差し出す)
四十万・八千代 2021年8月30日
どーいたしまして。
(笑顔を向けたのか口の端をにぃ……と上げ、差し出された手にグラスを渡すと自分も再びソファーへと座る)
……あんまり甘いもの食べすぎると夕飯とか食えなくなりそうだからそこそこにしておこうな。
(言いながらも自分ももう1つ、とばかりに菓子を手に取って)
そういえば君は食事はどうしてる?配給品使って自炊?
諷和・もこ 2021年8月30日
(わ、笑った…!)
(上がった口角に嬉しそうにえへへとはにかんで)
……ん、気をつけるんだよ!
(ジュースを一口飲んでから、お菓子を選ぶ)(どれも美味しそうなので少し迷い)
(隣の青年と同じものを手に取り、チラチラと様子を見ながら真似して包装紙をそろりとつまみ)
食事?……んと、お料理出来ないから…そのまま食べられる配給のご飯とか、あと、学校の購買でおにぎりを買ったり、とか……
(料理が出来ないことが恥ずかしいのか、もじもじと手の中のお菓子を転がして)
四十万・八千代 2021年8月30日
(手持ちの菓子の包装紙をぴっ、っと開けるとまたもくもくと食べ始める)
出来上がってるの食べるの楽だよな。パラドクスで味もいいし。
学校の購買……そうか、新宿島でも学び舎やってる所あるとは聞いていたけど君はしっかり学生としても勉学に励んでいるのだね。
諷和・もこ 2021年8月30日
(青年のやり方を見よう見まねで包装紙を開けて、自分も同じようにお菓子を口に入れる)
……!(ぱぁぁ)(美味しい!)
(もぐもぐ…こくん、と飲み込んで)うん、…えと、人を探してて…学校にいたら、手がかり、見つかるかなって。
あ、ちゃんとお勉強も頑張ってるんだよ!(両手をパタパタ)
えと…(名前を呼ぼうとして、そういえばちゃんと自己紹介してなかったなと気付く)…お兄さん、は、学校行ってないの?
四十万・八千代 2021年8月30日
(言葉には出さずとも、少女の輝くばかりの表情になにやら満足気に頷いている)
人探しか。新宿島に居る人?
新宿区以外に居た人だと歴史取り返さないと見つからなそうだよな。
……学校で居眠りとかしてない?
(少女が自分のことを呼ぼうとしているのに気がついて、自分を指さして)
しじま やちよ。
君の名前は珍しいから覚えてる。
えーっと、ふわふわのもこっち。
(少女を見て真顔で)
おにーさんもね、昨年までは学校行ってた。無事卒業してる。
諷和・もこ 2021年8月30日
(美味しかったからもう一個…でも夕飯…)(葛藤するようにお菓子の上で手をうろうろさせながら)
んー、わかんないの。刻逆?の前の記憶が曖昧で…。
もしかしたらボクの思い込みの幻覚かもしれなくて。
でも、もしあの子が本当に存在してるなら、ボクが守ってあげないといけないんだ。ボクはお姉ちゃんなんだから。
………。
…………お姉ちゃんだから、学校ではちゃんと、起きてるん、だよ?(そっと目をそらす)
(もこっちと呼ばれて、楽しそうに、でもくすぐったそうにくすくす笑って)ふふふ、合ってるようで合ってないようで、当たりなんだよ。
ボク、諷和もこだよ。
やちよお兄さん、改めてよろしくなんだよー。
(ペコりと頭を下げたあと、もう一度小さく笑って)
同じお家に住んでるのに、今自己紹介って、不思議な感じ。
お兄さんは卒業してるんだね。じゃあ大先輩なんだよ!(すごい!と瞳を輝かせて)
やちよお兄さんの学校はどんな感じだったの?
四十万・八千代 2021年8月30日
(俺は2つで止めとく、と言いながらチョコで汚れた自分の口元を親指で拭って)
妹さんか弟さん?
記憶が曖昧になる前の……昔の君を知ってる人に会えれば何か分かるかもしれないな。
プールの後の現代文の授業とかなら俺も寝てたが。
(名前の件は当たってないけど大体合ってた、なんて考えつつ)
宜しく。
同じ家でも20人近く居るしなかなか対面で話す機会もなかったしな。
(輝く瞳に気圧されてか少し上体を反らし)
いや、大先輩と言う程でも……
どんな感じも何も普通に共学で勉強も運動も部活もあって……そんな感じ。
君の方の学校はどんな感じなんだ?
諷和・もこ 2021年8月30日
(2個目はセーフと、2つ目のお菓子をつまんで)(チラリと八千代さんの仕草を見る)
(なんだか色っぽいんだよ……これが、大人の色気…?)
(真似して自分も親指できゅっとしてみるけど、何か違う気がする)
ん、弟。小学生位で、黒い髪で、とてもかわいい子なんだよ!
もし見かけたら教えてほしいんだよ。
…って、やちよお兄さんも寝てたならお揃いなんだよ!(ボクは悪くなかった!と言うように何故かドヤ顔)
今のボクの学校、ディアボロスの人達ばかりだから多分「普通」ではない…かも?(小首を傾げて)
えと、それはそれで楽しいんだけど。でも、お兄さんの学校みたいな学校、いいなって思うんだよ。
(ボクもあと何年か早く生まれてたらなぁ、なんて。夢見るように小さく独り言)
四十万・八千代 2021年8月31日
(親指きゅ、の様子を見て「なんか……面白い事をしてる」と内心思いながら観察。
あれ?もしかして俺の真似?)
小学生で黒い髪で可愛い……君に似ているのかな?
おにーさんこう見えて不審者っぽさレベルかなり高いの自覚してるから、見かけても声はかけずに所在確認だけして君に連絡するよ。
……おや?君はお姉さんだから起きてるんじゃなかった?
(ドヤ顔をみて、思わずからかうように言った後に笑いを堪えた)
パラドクス使える分昔とは違うかもしれないが、勉強して、友達と協力したり、競い合ったり、思い出作ったりするんなら「普通」かもしれないよ。
君の学校、何か特殊な事をやったりするのかい?
諷和・もこ 2021年8月31日
んー、似てるかなぁ?(面影を思い出そうと少し天井を見上げて)
…あ、髪はボクよりもサラサラでストレートだったんだよ!
やちよお兄さんはやさしいから大丈夫なんだよ。でも、連絡もらえると嬉しいんだよー。
…って、笑ってる!むぅ、やさしいは撤回!ちょっとだけ意地悪さんなんだよ!(ちょっと拗ねたように、赤くなったほっぺたをぷくーっとさせて)
ボクの学校?えと、特殊……っていうか……
(言葉を選ぶように少し悩んで)
つよい番長さんがたくさんいて、毎日、いろんなところで戦ってたり…?(とりあえず、当たり障りが(比較的)ない(と思う)ところを説明したり)
あ、えと、ボクは治療とかアロマテラピーの心理医療が専攻だから!たたかったりしないんだよ!(慌てて両手をぱたぱた)
四十万・八千代 2021年8月31日
さらさらのスト。
(ふわふわのもこっち、と言った時と同じイントネーションで呟いた)
あはは……すまない。君があんまりにも素直に誘導にかかってくれたものだからつい。
(ぷくぷくの頬を見て堪えきれず笑いだし、片手を立てて「ごめん」の仕草)
(続く学校の説明を一通り聞き終えると、想像しているのか暫く黙り込んで)
……確かに少し……俺の知っている学び舎とは違うような気がするな。
拳で語り合って友情芽生えたりしそう。
諷和・もこ 2021年8月31日
ス、ストって名前じゃなかった……と思うけど、記憶が曖昧だから絶対違うって言えないところがちょっと悔しいんだよ……。
(笑った顔を見て一瞬驚いたようにパチパチ瞬きしてから)
…むぅー、また笑ってるんだよー!(ぽふぽふと枕を叩いてぷんすこ怒ったふりをしてみるも)
……ふ、ふふっ……でもボクはお姉ちゃんだから、許してあげるんだよ!
(つい、つられて笑いながらぎゅうっと枕を抱きしめる)
やっぱり、お兄さんの学校とはちょっと違うよねぇ?
拳で友情……ん、そうなのかな…?(小首傾げて)
……ボクも誰かと殴り合ったら、お友達が……?(じっと手を見る)
四十万・八千代 2021年9月1日
サラサラっていう苗字も恐らくないな。絶対違う。
(自分が言い出したのだがパタパタと片手を左右に振って)
許された。良かったなぁ、もこがお姉さんで。
(笑いを堪える為か何度か咳払い。みればそれほど怒ってはいなさそうで一安心)
君は……まぁ、ちょっと見た印象だけになるけれど誰かを傷つけたりは苦手なんじゃないか。
さっき治療とかアロマテラピーを学んでいるって言っていたし、拳で語り合うよりも傷ついた人を癒す方が友達が増えそうに思える。
諷和・もこ 2021年9月1日
(咳払いに胡乱気な視線を送って)
むむ、また笑ってるんだよ……?
(表情を読もうと顔を見つめて)
ん、確かに叩いたり戦ったりするのはちょっと苦手なんだよ!
(なんでわかったんだろう、すごいんだよ!)(と、驚いたようにパチ、と、ひとつ瞬きしてから)
癒した方がお友達……できる、かなぁ?
(自信なさそうにソファの上で足をぶらぶらと揺らして)
ね、やちよお兄さんは、お友達作る時どうしてるの?
四十万・八千代 2021年9月1日
(顔を見つめられた……ので自分で自分の両頬をぐにーっと引っ張って一瞬変顔を作った)
やっぱりか。なんとなくの印象で理由らしい理由はなかったんだが。
普通は殴ってくる人よりも癒してくれる人の方が好かれそうじゃあないか?
君だってそうだろう?殴る人好きかい?
(早々に変顔は止めて、自分の頬を軽くマッサージ。友達作る時の事を聞かれればそちらを見やり)
「こいつ友達」って思ったらそれでもう友達だけど。
諷和・もこ 2021年9月2日
……!!!?!?(ビクッ)
(突然の変顔に驚き、思わず枕で口元を隠して)
(顔を赤くしながら何かを抑えるようにぷるぷる)(ちょっぴり涙目だけど、吹き出さなかったから多分セーフ)
(しばらくぷるぷるしていたけれど、八千代さんの言葉に、少し考えて。深呼吸で呼吸を整え枕を下ろし)
……ん、突然、殴ってこられるのは、ヤ、なんだよ……。
(何かを思い出したのか、少しだけ不安そうな顔でこくりと頷き)
……思うだけで、友達なの?
(不思議そうに、驚いたように、何度も目をパチパチと瞬かせる)
四十万・八千代 2021年9月2日
(過去に突然殴りかかられた事があったんだろうか?折角笑っていたのに、垣間見えた不安な様子に眉を顰め)
大丈夫か?何か嫌な思い出でも?
(聞き返された『ともだちの作り方』。不思議そうな様子にどう答えるべきか。ソファーに深く腰掛け直して)
そうだな、思うだけ。相手に大きな不利益与えるつもりもないからね。
相互で友達だと思い合う必要もないし。
(言葉が上手く見つからないのか、語る言葉も途切れ途切れ。あくまで、これは自分の中の定義であって……)
……何を持って『友達』って言うかによるんじゃないかな。
君にとって『友達』ってどんな存在の事を言うんだい?
諷和・もこ 2021年9月2日
あ、ごめんね。大丈夫なんだよ!(うっかり口を滑らせてしまった。八千代さんの寄せられた眉に慌てて手を振り)
お兄さんにはついついいっぱいお話ししちゃうんだよ…。(不思議だね、と困ったように笑って)
相手に、不利益?やちよお兄さんは友達って思ったら迷惑になるって思ってるってこと?
(不思議そうにきょとんと首をかしげて)
ボクにとっての『友達』……うーん……
(そもそも『友達』がいた事があるのか、記憶が曖昧だからよく分からない。でも、憧れる『友達』は)
一緒にいると楽しい、とか、大変な時に助けあったり、とか…?うーん、ちょっと違うかなぁ。言葉にすると難しいんだよ……
(しばらく真面目な表情でうんうんと唸っていたが)
……あ、そっか!
(ポン、とひとつ手を叩き)
その人を「好き」って思ったら、きっと友達なんだよ!
四十万・八千代 2021年9月2日
身近な相手ではないからこそ、話せる事もあるんだろう。
……解決しなくても、吐き出すだけで楽になる時もある。
(無理はしないようにね、と視線を向けて)
不利益は、そうだな……
(例え話を考えて、瞳を閉じて暫く「うーん……」と唸り。再び目を開くと少女へと身体ごと向き直り)
『俺と君は友達だよね、だったらお金貸してくれない?友達なんだから貸してくれるよね?』
(ずずいっと詰め寄りそうな勢いを途中で止めて)
……勝手に友達だと思ってもこういう事はするつもりはないよ、という事。
(少女の『友達の定義』を聞いて静かに頷いて)
君の言う通り、相手を好きだと思ったら友達でいいんじゃないかな。
それなら沢山友達が出来そうだろ。
諷和・もこ 2021年9月2日
(ありがと、と、少し照れくさそうに唇だけで呟いて)
(考え込む様子の八千代さんを静かに待って――)!?(突然の勢いに驚き、目を丸くして)(思わず枕でガード)
はゎ……ビックリしたんだよー。でも…えと、もしも、もしもね。
やちよお兄さんが本当にお金貸してって頼みに来たら……(少し想像するため、目を閉じてから)
(パチリと目を開き、目の前の青年
の目を見て)
貸せる範囲で貸しちゃうかもしれないんだよ。
だって、それだけ困ってるってことでしょ?
それに……(なんとなく、なんとなくだけど、と前置いて)やちよお兄さんは自分の利益のために『友達』を『使う』人じゃない気がするんだよ。
…………。な、なんて、えへへ…。
でも今はお金は使えないから頼まれても貸してあげられないんだよー、ゴメンなんだよー、あ、あはは……(なんとなく恥ずかしいことを言った気がして、赤くなりながら冗談めかして誤魔化して)
四十万・八千代 2021年9月2日
普通はなんとも思っていない相手からいきなり金をせびられたら……迷惑だよな。
(此方が勝手に抱いた友人という感情で、相手を困らせるような事はしない……と伝えたかったのだが)
……でももし俺が君に金をせびったら困っているだろう、手助けしたいと考えてくれるんだね。
君にとって俺はもう『友達』なんだろう。きっと。
(少女が懸命に想像し、考えて出した答えに、もう一度頷いて)
君をがっかりさせたりショックを受けさせない為にも『友達』を自分の益の為だけに『使う』ような事は控えないと。
諷和・もこ 2021年9月2日
うーん、えと、…多分ね。多分、余程の事がないと好きな人にお金を貸してって頼めないと思うし、それでもせびってくる人はきっと『友達』じゃなくて『友達を使う人』で、ボクを友達って思ってない人だから。
だから、迷惑だけど、『友達』としての迷惑じゃないっていうか、えと、えと……あぅ……
(だから。)(だから、自分の想いで人に迷惑をかけることを嫌がる貴方は大丈夫なんだよと伝えたいのに)(上手く言葉がまとまらなくて、おめめぐるぐる)
(……これからは国語の授業は寝ないでちゃんと受けよう…そう密かに心に決めて)
(頭から湯気が出そうになっている時に、)
……ボクにとって、やちよお兄さんが『友達』……
(そんなこと言われたら、ストンと納得するしかなくて)
…そっかぁ、えへへ…うん、そうかも。そっか、友達……
(多分、きっと、初めての)
(嬉しそうにえへへとはにかんで、枕をぎゅっと抱きしめる)
四十万・八千代 2021年9月2日
(考えすぎて一杯一杯になってしまっている少女の様子を見ながら、言葉の区切り毎に何度も小さく頷いて)
『友達』って何か……とか考えだすと哲学的な話にまで発展しそうだ。
そんな難しく考えなくてもいいんだろうが。
その人の為に自分の時間や労力を使う事ができるっていうのも『友達』かもしれないな。
(嬉しそうな様子が目に入れば、此方も小さく笑みを浮かべ)
君が気が付いていなかっただけで、周囲に友達が沢山もう出来ているかもしれない。
ここの住居内でも学校でも、君と関わる人全てで考えてみてはどうかな。
(この少女ならきっとどこかの歌のように「友達100人」だって出来るだろう。そう思いながら大きく伸びをして)
今日は……随分と沢山話した気分がする。
すまないな、もっと同年代くらいの子だったら君ももっと楽しかっただろうに。
諷和・もこ 2021年9月3日
(頭を冷ますためにジュースを一口)
……
(そういえば、このジュースを受け取った時、確かに優しさを感じて)(その後も、拙い自分の話を聞いて、気遣ってくれて、笑ってくれた)(短い時間だけど話してて楽しかったし、落ち着いた。だから、)
ボクはやちよお兄さんが好きなんだ。
……あっ!?
(誤解されそうな言い方になってしまったと気付き、一気に真っ赤になって)
えと、あの、違くて!友達としてって意味で!
だから、えと…、それで、好きだから友達って考えたらしっくりしたから…。
……うん、考えてみるんだよ。
(ふわりと。)(嬉しそうに笑って)
ありがとう、やちよお兄さん。
(青年の言葉にふるふると首を振る)
もっとなんて知らないし、『やちよお兄さんと』お話したから、楽しかったんだよ!
ボクの好…、…、友達をヒゲ?されちゃうと悲しくなっちゃうんだよ。
…はっ!も、もしかしてお兄さんは楽しくなかった……?(その可能性に気付き青くなり)
四十万・八千代 2021年9月3日
(好きなんだ、の言葉には流石に驚いたのか瞳を瞬かせ)
……君は真っ直ぐだなぁ……。
大丈夫、友達としてということは伝わっているよ。
(好意的に思ったという気持ちを正面からぶつける事は自分にはなかなか出来ない事で、何処か羨ましい)
……あ、いや……その、すまない。
おにーさん、少し口下手というか……会話のキャッチボール暴投しがちで自信がないもんで。
(悲しくなっちゃう……の言葉には困ったような焦ったような、複雑な様子で謝罪し)
俺も楽しかったよ。
君は俺の訳分からないような話でも懸命に考えて答えてくれたしな。
素直で新鮮だった。
(手を付けなかった菓子を集めて立ち上がると再びそれを冷蔵庫へと戻し)
諷和・もこ 2021年9月3日
お、思ったことをそのまましゃべっちゃうの、なんとかしなきゃなんだよ……(今度はまた赤くなって枕を抱えて小さくなる)
でも、……ん、よかった。(伝わったことも、楽しかったと言ってもらえたことも)(だから、全部まとめて)
ありがとう、なんだよ。
でもやちよお兄さんはもう少し自信持ってもいいと思うんだよー。
お話、楽しいし。優しいし。笑顔も素敵だと思うし。
(ちょっとだけいじわるだけど、と、いたずらっぽく笑いながら付け足してから、ぴょんとソファから降りて)
そろそろお夕飯の時間かな。お部屋に戻らなきゃ。
お兄さんはどうする?帰る?
(帰るなら、玄関前まで一緒にどう?なんて、扉を指さして。階段を昇ったらすぐの距離だけど、なんとなく、もう少しだけ話したくなったのだ)
四十万・八千代 2021年9月3日
こっちこそ、話に付き合ってくれてありがとう。
(楽しい、優しい、笑顔が素敵……そして意地悪。どれも思い当たる節が無いぞ、と考えながらも少女が感じた事なのだからそれは彼女にとっての真実。否定する事もなく……肯定出来るほどの自信はやはりない。曖昧な表情を浮かべた)
俺も部屋に丁度戻ろうと思ってたから部屋の前まで一緒に行こう。
……あ、そうだ。言い忘れてた。
(ラウンジの扉に手をかけた所で何かを思い出した様に一旦立ち止まって、ちらりと少女を見やり)
俺も……もしも『君が』お金貸してくれって言ってきたら、多分貸すと思うよ。
(正面からぶつける事はできないから、少し変化球をもって気持ちを相手に放って。再び扉に手をかけるとラウンジを後にした)
諷和・もこ 2021年9月3日
うん!……えへへ、おしゃべり延長戦、だね。
(嬉しそうに青年の後ろについて歩いて――止まった歩みに不思議そうに首をかしげれば)
………。
……………!
(思いがけない言葉に一瞬固まった後、目を大きく見開いて)
(それって、つまり)
……あっ、わ、ま、待って…!
(固まってる間に閉まりそうになっていた扉に慌てて手をかけて、小走りに背中を追いかける)
(嬉しさに色づいた頬を見られないように、枕で隠しながら)
――パタンと閉じた扉の向こうで、始まったばかりの『友達二人』がどんな話をしながら帰ったのかは、二人だけの内緒。
諷和・もこ 2021年9月3日
(これにて〆させていただきます。やちよお兄さん、お付き合いありがとうございましたなんだよ!)