私立MM学園

【個】夢の檻の中へ

火撫・穂垂 2023年3月15日
暗く、冥い、意識の底。
光は遠く、熱は届かず。

ひんやりと生気を拒む、檻の中へ。


-発言可能-
#火撫・穂垂
#ロキシア・グロスビーク




発言終了
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
(斥候役なら僕におまかせー)
(などと。彼が一恋・花束に一番槍を買って出たのは勇み足だっただろうか)
(絵本みたいな名前の遺産の効果で意識を失い)

(目覚めたかと思えば未だ暗闇の中)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
……ここは……。
(周囲を見渡そうとする。何をするにしても、先ずは把握に努めようと) (無効票)
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火撫・穂垂 2023年3月15日
(足元も、周囲も、光のない真っ暗闇。どこに立っているのか、足場がどこにあるのかもわからぬ程)
(落ちる感覚もないが、その一方で地に足をつけている感じもしない)

(遠くに学園や新宿の街並み、そしてロキシアの知らない山郷の景色が見える。だがそれは、まるで遠くの壁に掛けられた絵画のように、別世界のように感じられるだろう) (無効票)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
(電源の入ったテレビ画面だけが煌々と照る、
真っ暗い部屋の中みたいで)

(それでいて息苦しくない水中のような、不思議な感じ)
……学園、街。それと……。(なんだろ。ディヴィジョンかな)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
穂垂さんの夢は。

……僕の見る夢より、悪くはなさそうだね。
(なんて、呟いて。暗闇の中、穂垂の姿を探そうとする) (無効票)
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火撫・穂垂 2023年3月15日
『……ダメ』
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火撫・穂垂 2023年3月15日
『……来ちゃ、ダメ』
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火撫・穂垂 2023年3月15日
(どこからともわからない、空間そのものから聞こえてくる声)
(よく知ってる、彼女の声だ) (無効票)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
穂垂さん。
(発声元がわからない。自分の意識も覚束無い状況、しょうがないけれど)
(穂垂の声に反応し、咄嗟に名前を呼び)

……僕は来たかったんだ。もう会えないかと思って。
(心中を簡潔に、正直に話します) (無効票)
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火撫・穂垂 2023年3月15日
『ダメだよ』
(ぼんやりとした発生源が、次第にはっきりしてくる)

(ぽつり、ぽつりと、周囲に小さな火が灯っていく)
(だがそれは、そこにあるのはわかるのに、熱も光も周囲に発することはない)
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火撫・穂垂 2023年3月15日
(ふわり、ふわり)
(小さな火が、一つ所に集まって、一つの炎を形作り始めた)

『今のボクは、会っちゃ、ダメだよ』
(声はその炎から発せられている) (無効票)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
……火。
(めいめいに灯る火を認識しても、己の輪郭がはっきりすることはない)
(穂垂さんの光なき世界を、体験しているかのよう)

あぶないの?
(自分は類推でものを考え、口に出しがちだ)
(今はただ、問うだけに留める)
模擬戦で見た、炎よりは大人しく見えるけれど。 (無効票)
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火撫・穂垂 2023年3月15日
『起きたら、また、ああなっちゃうかも、しれないから』
『ボクは、それが、怖い』

『また、あんなことになるのは、怖いよ』
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火撫・穂垂 2023年3月15日
(ぼぅ、と火が消えて、中から現れたのは見慣れた姿)
(どことなく、輪郭はおぼろげだ)

ボクは、火を見守る者。
傷つけ、焼いちゃうのは、よくないこと。 (無効票)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
怖い、ね。
(嗚呼。みんな、ひとりひとり。力や体質、境遇に悩んでいるんだな)
(これまでも、色んな人と関わってきたけれど)

(きっと。穂垂さんにははじめてのことだから。恐ろしい)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
火に寄り添って。火と共に生きてきたからこそ。
制御出来ない火は恐ろしい。かな?

(――よかった。彼女の姿に内心安堵します)
(シィちゃんみたいに穂垂さんがボロボロだったら、きっと泣いていたから) (無効票)
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火撫・穂垂 2023年3月15日
火は尊ぶもの。
だけど、同時に畏れるもの。

強い火は、たくさんの熱と、光を与えるけど、それは、過ぎると傷つけ、焼きつくすものだから。

……ボクは、みんなの火が、健やかであれば、それでいい。
ボクの火で、みんなの火を乱すことは、したくないよ。 (無効票)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
(歴史の中にあった、火炎崇拝の類にも思える言葉)
(そして命と共にあったのならば。それ故にか)

強すぎる力。穂垂さんにとっては火か、
それが誰かを傷付けてしまうかもって思うと。確かに怖いね。

……僕も自分の武装の危険性に触れて来たから。
ちょっとは分かるかもしれない。模擬戦すら避けてきた。
自分自身が危険になるなら、こうして眠り続けるのも分かる気がする。 (無効票)
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火撫・穂垂 2023年3月15日
魂を種火に、血肉を薪に。
そして、巡る風を受け、火は強く燃える。

風とはつまり、気の流れ。
気を整えれば、正しく燃える。

……けど、ボクは知ってしまった。
火を煽る風は、それだけじゃないって。
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火撫・穂垂 2023年3月15日
あの時、もっと強くと思った。
消えたくないって、負けたくないって思った時、ボクの火が、弾けるのを、感じた。

強くなっていく火を、ボクは、止めることが、できなかった。
(自らの身を抱くように身体を縮ませる)

……焼きつくして、燃え尽きるまで、止まらないかと、思った。 (無効票)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
(穂垂さんの部屋で一度耳にした)
(気……僕にとってはポジティブエナジー。の活性)

(花束お姉ちゃんと穂垂さんの模擬戦で目にした)
(出力の仕組み)

(そして)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
……ディアボロスは。怒り、或いはネガティブエナジー。
それを原動力にする生き物だから。
穂垂さん的には。負の気……とでも言うのかな。
敵を倒すための、爆発的な力。

はじめて、だったわけだ。 (無効票)
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火撫・穂垂 2023年3月15日
乱されぬように。乱れぬように。
あるがままをよしとして、あるがままを受け入れる。

よりよい火であるように、努力するのは、大事だけど、
在り方を歪めるようなことは、あっちゃだめ。

それが、火撫の生き方。
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火撫・穂垂 2023年3月15日
あるべき形、歪みを正すために、力を振るうことは、祭司の務め。
だけど、あの時は、ただ、自分のためにと思った。

それが、あんなことになるなんて、思ってもいなかった。 (無効票)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
(……火撫、祭司。耳を傾けながら言葉を抜き出し熟考する)
穂垂さんの、お家の。
教えがあるからこそ。今までの穂垂さんがあった。

ただ、それはパラドクスを振るい、容易に逆説を起こす。
ディアボロスの在り方とは相容れないもの……かな。たぶん。
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
だからこそディアボロスらしく力を発揮するのが未知になるし、
驚きや恐怖が生まれるのも、無理もないこと。

……黒(ウチ)は、そうだね。
僕も含めそうした事態が起こりやすいかもしれない。
未知は恐ろしい。本当に。 (無効票)
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火撫・穂垂 2023年3月15日
だから、ボクは、そっちに、いっちゃだめ。
みんなと、同じようには、いられない。

同じように、しようとしたら。
ボクは、ただの、危険な火に、成り下がるから。

(遠目に見える、様々な景色を見る)
(見えるだけの、ここからだと、どうあがいても届かない、隔絶された景色を)
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火撫・穂垂 2023年3月15日
だから、来ちゃダメ。
ボクを、引っ張り出したら、ダメ。 (無効票)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
(恐ろしくなって)
(自分を抑えて、眠りについて)
(こんな、暗闇の中に閉じこもっても)

(……それでも。見てるんだね。穂垂さんは)
(映る風景に視線を遣る彼女の輪郭を眺めて)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
……どうかな。(一度、わざとらしく深呼吸をしてみせて)
僕はどうしようか、迷ってる。

穂垂さんは。今でも、みんなと話したり、遊んだり、一緒にお昼寝したい?
(あまりこういう問い掛けをするのは気が引ける)
(自分とて似たような立場の時、辛かったからだ) (無効票)
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火撫・穂垂 2023年3月15日
ダメだよ。
(ただひたすらに、繰り返す)
望んじゃ、ダメなんだよ。

やりたいこと、やりたいように、やろうとしたら。
望むことを、我慢しなかったら。
また、あんなことになっちゃうから。

だから、ダメなんだよ。
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火撫・穂垂 2023年3月15日
(穂垂の身体を、炎が覆っていく)
(冷たく、暗い、熱も光も与えない炎が)

火は交わり、熱と光を分かち合う。
それは、とても、素敵なこと。

だけど、与えちゃ、交えちゃ、いけない火もある。
だから、ここで、消えるまで、待つ。
そうすれば、この火が、みんなを傷つけることもない。

(それは、壁のようにも、鎧のようにも見えた) (無効票)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
そっ、か。
(残念でもあり、当然でもあるか、と半々の感情を込めて)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
ここからは、僕の主観とか経験での話なんだけどね。
(逸る気持ちを抑えて)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
ディアボロスは頑丈だし、割と柔軟な身体をしているんだ。
重傷を負っても数日で治り、致命傷を受けても島の浜辺に流れ着く。
残留効果があれば動物にもなれるし、
ネメシス形態として姿形を変えることも出来る。
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
正直に言うと、穂垂さんがあの場で見せた炎は怖いよ。
ただ、僕も花束お姉ちゃんも、学園のみんなも。
そう簡単には死にゃしない。
武装や遺産には色んなものがあるから、
もしかしたら今の穂垂さんの助けになれるものがあるかもしれない。
ネメシス形態へと、穂垂さんの恐ろしい炎を封ずることも、きっと。
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
穂垂さんが何かを望むことも、自然なことさ。
今をよくしたいって思うなら、協力してほしいって言ってくれたら。
僕たち、全力を尽くして助けちゃう。
でも、そう簡単には結論なんて出せない。

だから。
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月15日
今はおひるねしよう。穂垂さん。
ゆっくり、のんびり。 (無効票)
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火撫・穂垂 2023年3月15日
たとえ、相手が燃え尽きなくても。

……傷つけるのは、怖いよ。

(全身を包み込んでいたくらい炎が、散り散りになっていく)
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火撫・穂垂 2023年3月16日
(――おやすみ)
(微かに、空間からそんな声が聞こえたような気がした)

(同時に、君の身体は、何か強い、押し出すような力を感じることだろう)
(夢の中から、異物を排除しようという力が働いている。それに身を預ければ、きっと現実世界への帰還は叶うだろう) (発言終了)
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月16日
――僕も怖い、けれど。

それが学園でのよくある迷惑をかけることの一つ、だからさ。
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ロキシア・グロスビーク 2023年3月16日
(排斥力めいた力に乗り、夢を去る直前)

目を覚ましたら。僕に会いに来て。
穂垂さんの暖かさは、好きだから!
(偽ることのない気持ちを。眠りに就く彼女へと) (発言終了)
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火撫・穂垂 2023年3月16日
(白い顔で眠る彼女に、その言葉が届いているかどうか)
(今この時、確かめる術はなかった)

(彼女はまだ、眠っている……)
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火撫・穂垂 2023年3月16日
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