【個】明日、立ち上がる為に
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
そこに居たのは。
数々の死闘を潜り抜けた百戦錬磨のディアボロスではなく。
涙を流す、たった10歳の子供。
🐦Location
空き教室
放課後
🐦Talk
#虚ヶ谷・ワチカ
#ロキシア・グロスビーク
1
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
!
(おばけだったらどうしよう、なんて考えは一瞬で吹き飛んだ。其の子がふりふりでひらひらの服を着ているだとか、そういうのは置いておいて……そっとわっちは扉を開く。音を立てて、「此処に来たよ」と判るように)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
あの、大丈夫……?
何かあったの?
(困っている人は放っておけない。ポケットを探ればタオルハンカチを一枚取り出して、顔を隠した其の子の傍にそっと屈みこみ差し出す。誰かを探しているような事を言っていた。迷子か、それとも喧嘩をしたのだろうか)
(無効票)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
(漸く耳に届いた物音。途端、子供はびくりと身体を震わせ顔を上げました)
……だっ、あっ。
(誰)(いや、泣いてたから顔は見せられない)
(概ねそのような葛藤の篭った声をあげた子供の瞳は潤んだまま)
……こ、こんにち、は。
(流れ落ちたばかりの涙の糸がどれだけ悲嘆に暮れていたのか一目で分かるようで)
(精一杯取り繕った様子の挨拶を絞り出しました)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
(何かあったの、と問われれば)
(傍までやって来たお姉さんの差し出すハンカチの気遣いを受け)
(同時、この場で泣いていた原因を思い出してしまい)
……居なっ、いんだ。
(また、こみ上げてくる。鼻水を啜る音を小さく響かせ)
僕の、好きな。子が。先週から。ずっと。
学校に、来てな、くて。
探しても、誰かに聞いても。居なくて……うっ、ぁ……。
(また瞳が潤んでくる)
(無効票)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
(もしかしたら、少女は聞き覚えのある声かもしれない)
(ボイスレコーダーに録音されていた、
男の子とも女の子とも判断がつかない声の)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
あ、
――ごめんね、驚かせちゃったね。
(大丈夫だよ、と安心させるように微笑む。少女とも少年ともつかぬ其の子は、けれど“小さい子”だった)
うン、こんにちは。
良かったらこれ、使って? わっちで良ければお話を聞くよ。
(今にも垂れ落ちそうな涙の雫を、失礼、とタオルハンカチで掬うように拭う。そうして少し、先輩ぶってみせるのだ)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
うん。
(静かに頷く。そう言えば、覚えのある声だと思った。確か、…そうだ。戦いの思い出を語ってくれた…)
――先週から。
…そっか…其れは、心配だね…
(誰に聞いても判らない、探しても見つからない。…この子の「好きな子」がディアボロスであれば、最悪の事態も考えられた。けれど、其れを口にするのは酷というものだろう。そっと背中に手を当てて、さする。大丈夫、此処にいる、と。わっち、手があったかいのだけは自慢なのだ)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
其の子は、…前に会った時は元気だったの?
(もしかしたら病気かもしれないと、話を向ける。この冬は冷える。残留効果があったって、風邪をひく事もあるだろうと)
(無効票)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
……ありがとう、ございます……。
(と、おずおず手を伸ばしハンカチを受け取ろうとしたところを)
……ぁ。(されるがまま、涙を拭われて)
…………うん……。(もう一度お礼を言うべきか)
(纏まらない思考のまま、相槌をひとつ)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
僕は、たぶん。気付くのがちょっと遅れたんだと、おもう。
(訥々と、経緯を語る。冷静になれる自信はない)
(お姉さんの顔を見て話せるような普段の気取った様子を出すのは無理そうだ)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
……うん。元気だったから。
だから。その。僕はその子の事情、よく知ってて。
同じ寮の先輩が。“磯の香り”をさせて帰って来た日と。
関係、が。あるんじゃないかって。
(――ディアボロスならば。その表現は誰でも分かるだろう)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
大丈夫。
(其れは「お礼を無理に言わなくても良いよ」という意味だ。にこり、と笑みを浮かべて、拒まれないならそっと、タオルハンカチで押すように涙を拭っていく)
――うん。
(其の子が語るのに、頷いた。わっちもよく泣くから判る。感情が高ぶった時は、兎に角聞いて欲しいだけの事がある。そうして話しながら、冷静になっていく、そんな時がある)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
――……磯の、香り。
…。そっか。其の子は……ディアボロスなんだね。
(ぽつり、と呟く。判るさ、判るとも。自分だって磯の香りを身に着けた日があったのだから)
――…。
気付くのに遅いとか、早いとかはないと思うよ。
(何というべきか。目を伏せて、上げて、言った)
「気付く事」そのものが大事だと、わっちは思う。だから気付けたきみはとっても偉い。
…でも、何も出来なくて悔しいって気持ちも、判るよ。
(無効票)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
(この人は。きっと。いっぱい感情に寄り添ってきた人だ)
(染み入る優しさに感極まりそうになるのを抑え、
涙がまた溢れたのを申し訳なく思いながらも)
だから。焦って、走って。人に聞いて、探して。でも。居なく、て……。
(もっと喋るやつでしょ。僕は)(もっと説明できるでしょ)
(ちょっと無理)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
そう、なんだ。
それで。クロノヴェーダが嫌いな子で。
(それは誰でもそうでしょ、とか突っ込まれることも思い至らず)
その子が一番嫌いなのは。大天使だったから。
(先週は。エムライブの直後だ)
(きっと。「なにをしたのか」わかる)
(わかってしまう。あまりにも超人性に寄った、ディアボロスである少年には)
……強いんだねって。色んな人に。言われる。のに。
僕は。好きな女の子も。
寮の先輩も。なにひとつ。止められない。
守れなかった……。(最後は、消え入るような声で)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
うん。
(大丈夫、伝わっているよ。君が今も焦っている事、今も感情は走っている事。其の子を今も探している事。頷きながら、あふれる涙を優しくタオルハンカチで拭う。泣かないで、とは言わなかった。だってわっちは知ってる。涙は簡単には止まらないのだ)
クロノヴェーダが。
(好きな人はいないだろうけど、静かに頷いた)
……。大天使。
(其処で、少し息を呑んだ。エムライブで何が起きたかは大体知っている。観客として其処にいたり、人がうわさしていたり、――その噂の中に、混じっていた。「大天使」というワード)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
――……。
(成る程、そういう事か。ようやっとわっちも「何があったのか」得心がいった)
……。辛かったね。先輩と好きな子は、…喧嘩、しちゃったンだね。
…わっちはね。
強さには、沢山種類があると思うの。
沢山敵を倒す強さだけが強さじゃない。護る為の強さも、心の強さも、あると思うの。
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
もし君の好きな子が何をしようとしているか、君が先に気付けたとして。
……止められたと思う? 其の子を。
(無効票)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
うん。しちゃったんだ……。きっと。
(彩乃さんはなにも語らなかった。僕も追求はできなかった)
聞けなかった。
……うん……うん。
(師匠と出会ってから、ずっと積み上げてきたもの)
(強くなったと思ったのに。色んな人を守ってきたのに)
あると思ったものが。どこにもない。
(決戦兵器だのなんだの。気取った名前の武器が今はあまりにも心細い)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
……。
(その子のことは、よくわかっている)
(その子のほうも。僕の事をよくわかっている。だからこそ)
(心底、辛そうな表情で、首を振った)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
うん。――……聴けなくて、良いンだよ。
其れはきっと、無暗に訊いちゃいけない事なンだ。
(そうして、……肯定ばかりしていたわっちは、初めて頭を振った)
違うよ。ある。
(断言した。此処に、と、背中に当てていた手を離すと君の手を、其処にある雫を指差して)
此処にね。今、あらわれたよ。
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
……凄く知ったかぶりな事を言うけどさ。
もし、君が無理矢理に其の子を止めても……きっと其の子はモヤモヤを抱えたままだったと思う。
其れなら……迎えにいっちゃおうよ。
(我ながら突然、無茶な提案をしたものだ)
(にこ、と笑ってみせる)
迎えにいっちゃおう。
海かも知れないし、街かも知れないけど。
今の君なら、絶対見付けられる。わっちはそう思う。
(無効票)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
(頷きと、俯くのを同時に行うように、机へ視線を落として)
……うん。
……ぇ、あ……?
(ひとしずく。否定のあとに涙を指され。呆けたように声を上げる)
(よくわからない、という様子でお姉さんを見つめて)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
それは。うん、そうだと思う。
……シィちゃんは。大天使のことは。いちばんシリアスだったから。
(そこで、お姉さんの提案に、伏していた目を開いて)
いいのかな……。
僕は。……僕は。(葛藤と、拒絶されるかもしれないという恐怖)
会いたいよ。シィちゃんに……。
見つけられるかもしれない。
だけど怖いんだ。なんて言われるのか、分からないのが。
……その。怖い、以上に。会えなくなるのが。一番怖い。
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
へへへ、良く判んないでしょ。
(自分が感性で話をしているというのは、自分がよく判っている。楽し気に笑って、)
でもね、あるよ。キミの手の中に。新しい強さがある。……人は泣くたびに強くなるンだ。わっちは知ってる。
だから、この涙は――新しい強さを得るために必要だったンだよ。
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月13日
君は新しい強さを手に持ってる。
其れがあれば――『絶対』『見付けられる』。
(ほんの少し、世界を優しく改竄する。これくらいのまじないなら、許されるだろ?)
――……良いよ。
駄目なんて誰も言わない。
「会いたい」って理由だけで良いンだよ。其の子だって自分がしたいようにしたンだから、キミだって遠慮する理由なンてない。
わっちはシィちゃんって子の事も、其の先輩の事も、キミの事も――なンにも知らないけど。でも、わっちが大丈夫だよって言う!
君が会いたい!だから会いに行く! 其れで良いンだ。
――なんて言われたって、君は君の主張を貫けばいい。
「会えなくなるのは嫌だ」って言えば良い。
君と一緒に過ごしたいって、ワガママいっちゃいなよ。
(無効票)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月13日
わかんないよ。
(漸く。お姉さんの笑顔に。ふふ、と笑みがこぼれた)
(――そうだ。僕も。何も無い自分に)
(不明な過去に)
(無力な自分に)
(ディアボロスの正義そのものに裏切られ)
(理解されないことに)
(そして。大切な人が居ないことに)
そっ、かあ。……また、強くなるために。
(たくさん、泣いてきた)
……お姉さんも、泣いてきたの?
ロキシア・グロスビーク 2023年2月14日
そう、だね。
泣いたら。強くなれるなら。
(不思議と、熱が湧いてくるようだった)
会いたいよ。今すぐにでも。
抱きしめて、いっぱい声をかけて。キスもしたい。
傍にいてあげたい。ご飯を食べさせたい。
僕は。自分のことしか考えてないって。いつも言ってて。
でも、その子のやることは尊重してたから。
うん。……うん。会いに行くよ。
作ったんだ。チョコ。渡すつもりだったから。
僕の我儘を言いにいく。
3流でもなんでも。僕のハッピーエンドを奪還しに行くんだ。
僕はディアボロスだから。
ロキシア・グロスビークはこういうやつだから。
どうしようもなく、好きだから。
(だから、立つんだ。辛いことばかりでも。僕は立てる)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月14日
わっちはよく感覚で話すからね。
――あ! 笑った。笑顔、可愛いね。
(やっぱり小さい子には、…いや、誰でもだな。誰にでも、わっちは笑っていて欲しい。人の笑顔を見るのが好きだから)
そうだよ。強さって、あってもあっても足りなくて、色々あるからもどかしい。
そういうものみたい。
――うン。わっちも一杯泣いたよ。多分、また泣く事があると思う。
でも、其の度にわっちは一つ、前に進めるから。
(だから泣く事そのものを否定したくはないのだ、と)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月14日
わあ、熱烈だ。
(小さな子だからだろうか。「キスをしたい」という言葉は存外可愛らしく感じたけれど――其処にあったのは、紛れもない「愛」だった。あてられたように頬を僅かに染めて)
チョコ……ああ、そうか。明日はバレンタインだから。
……再会には丁度良い時期だ!
うン、わっち、応援する!
君は強い。強くなった。君は……心に寄り添える人だって、わっち知ってるよ。
(だって君は……クロノヴェーダの忠誠心にさえ、寄り添ってみせたんだから!)
――ロキシアちゃんっていうンだ? ふふ。…わっち…虚ヶ谷ワチカは、ロキシアちゃんを応援するよ。……君が得たのはきっと、「失わない為の強さ」なンだね。
(ね? と片目を閉じて見せて)
(無効票)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月14日
そりゃあもう。可愛さの求道者ですから。
(悪戯っぽく微笑む顔は、しかし泣き腫らした目元でちょっと締まりません)
僕もまだまだだって、戦う度思わされる。
だから強くなれる。
……くす、それじゃあ一緒だね。お姉さんと僕の秘密にしないと。
良いことだけれど、格好悪いから。
(目を少しでも乾かそうとぱちぱち瞬きながら)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月14日
言葉にしたら軽く聞こえるなんていうけれど。
言わないと、いつか居なくなっちゃいそうな子だからさ。
(今更恥じらいを覚えたのか、頬に朱が差しながらも)
うん、バレンタイン。だから、がんばります。
……心。そー、なれてるのかな?
(他人への無理解が、失言を生んだ頃もあったから)
(でも、お姉さんが言うなら。今は違うのかもしれない)
うん。ロキシア。
ワチカさん!えへへ、覚えました!素敵なお名前です。なーんて。
(互いに自己紹介を終えて、無邪気に微笑んで)
……うん。僕は何もなかったから。
そこからいっぱいいっぱい、積み上げたから。
だから。失いたくないんだ。何も。
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月14日
可愛さの求道者?
凄いね! じゃあ、今度わっちにも「可愛い」を教えてくれる?
(そういえば、この子とってもかわいい服を着てる。小さい子だとしてもディアボロスだし、きっと沢山可愛いも強いも知っているのだろうなあ、って)
ふふ、わっちが泣き虫なのは割と有名なンだけどね。
ロキシアちゃんが泣いてたのはここだけのヒミツだ。
(己の口元に人差し指)
わっち、意外と口が堅いンだよ。大丈夫、心配しないでね。
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月14日
言葉にしないと伝わらない事もあるもンね。
しっかり言葉にして「行かないで」って言ったら、其の子もロキシアちゃんのトコにいてくれるかも知れないから。
――もどかしいー! わっち、「頑張れ」しか言えないよお!
(他の人ならもっと、何か、こう、出来たのかなって)
なれてるよ。保証する。
……豊饒祭の時に、君がお話してくれたでしょ。クロノヴェーダだったけど、部下の気持ちを無碍にしたヤツが許せなかったって。
(あれは君だよね、と確認するように)
えへへ、素敵なお名前だなンてそンな!
ロキシアちゃんこそとっても可愛い名前だ。宜しくね。
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月14日
…そっかあ。
……きっと、ディアボロスってそういう人がいっぱいで…案外、シィちゃんもそうかもしれないよ。
(タオルハンカチで最後に一度、相手の頬をそっと拭う。)
(無効票)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月14日
まっかせて!僕が一番得意なことですから!
(横ピースに合わせぐっ、とポーズを決めればそこかしこのリボンが揺れます)
じゃあじゃあ、泣き虫同盟の秘密ってことで!
(ピースの指を1本にしー、と口元へ運んで)
僕も頑張って内緒にするよ!
ロキシア・グロスビーク 2023年2月14日
そうかもね。そこで上手く行かなくても、
きっと花束お姉ちゃんと未樹さんが何とかしてくれるだろーから。
でも、うん。がんばるよ。(屈託のない笑みで応えまして)
……あ、え。あー。あれ、ワチカさんのお店だったんだ?
(赤みを増し、恥じらいながらも)
うん。そだよ、僕。
敵だとか、そういうのの前に。国の、上に立つ人なのにって。
あいつが許せなかったから。
だからきついの一発、おみまいしたんだ。
(一連の戦いは、彼のクロノヴェーダ観に大きな影響を与えた。
それほど印象深いものだったからだ)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月14日
うん、よろしくー……あ、ありがと……。
(そうかもしれない、と言われて思案した後)
どうかな。でもシィちゃんは結構前に僕と似た所があるって言ってたから。
……少し前、僕が悩んでいた所を経験してるのかもしれないね。
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月14日
わあ、心強い! あ、あとあと、「強い」も知りたいな!
わっち、本当に可愛いも強いも未熟者で……へへへ…!
(ノリに合わせて横ピースしてみる。お団子のリボンがちょっと揺れる)
泣き虫同盟!わあ、なンだか秘密の関係って感じで良いね。
お互いに、内緒ね。
(楽しそうに頷く)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月14日
――うン。
花束さンたちが何とかしてくれる、から。
シィちゃんが安心して戻って来れるように、ロキシアちゃんがしっかり手を繋いであげないとね。
(君を思って泣く人がいるのだと知ったら、其の子はどんな顔をするだろうか。わっちには判らないけれど、…嬉しく思ってくれたら良いなって、)
うン、わっちのお店! フシギだったでしょ。
(誇らしげにして)
…凄いな、って思ったンだ。敵なのに、其の心を踏み躙ったのが許せないって言えるのが、凄いって。
ああいうのは感情に寄り添える人じゃないと出来ないから。
……あと、そう!ナイスパンチ!
(パンチじゃないかもだけど! …ぐっと親指を立てた)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月14日
うン、どういたしまして!
(感謝はきちんと受け取る。これもまた、学んだ事の一つだ。タオルハンカチをポケットにしまって、)
似たところ。そうなンだ?
…じゃあ、アレだな。シィちゃんにとってロキシアちゃんは、人生の先輩になるのではないか?
(似たような悩みを抱えているのなら、乗り越え方を教えてあげられるんじゃないかと)
(無効票)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月14日
ええー、強さ?
まあ、うん。ワチカさんが興味があるなら、いーかなー。
(学園では冒険の自慢話はしますが、あんまり強さは見せたがりません)
(それでもまあいいかなと思えるほどにはワチカさんを信用したわけで)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月14日
うんっ。手も。しっかり、いっぱい。繋ぎたいなって。
(どうなるかは分からない、けれど)
(後悔だけはしたくないから。今はワチカさんと気分を高めていかないと)
うんうん、豊饒祭でも一等不思議だったね。
(重傷を負ってたからあんまり回れなかったけれど)
(だからこそ印象的だったのかもしれない)
凄い、かなー。えへへ。(褒められ慣れてないのでてれてれと)
ワチカさんも褒め上手ですごいよ。人生経験豊富ってかんじ?
ふふ、ナイスナイス。(👍)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月14日
人生の先輩ーって!そこまで生きてないよ僕!
(笑って謙遜します。
入学してからどうにも試練ばかり降り注ぐので、自信はあるかもしれませんが)
まあ、説得するならその辺上手い所言葉は探せそうな気がするっ。
……ありがとうね、ワチカさん!
(目元以外はすっかり明るい子供らしくなったロキシアは席を立ちます)
(そして丁寧にお辞儀をするのです)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月14日
そうそう、強さ!
ほんと!? わあわあ、とっても嬉しい! わっちね、わっちね、あンまり前衛は向いてないンだけど…!でもサポートとかなら、なんとか出来そうだから!
(何せ毒使いだからね! 前線は死、みたいなとこある!)
(相手よりも子どもみたいに、強いところが見れるのが嬉しくてはしゃいでいる)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月14日
うん。しっかり繋いであげてね。――其れで、よかったら…学園でわっちに紹介して? シィちゃんとも、お友達になりたいから。
(もうキミは友達だよ、って、言外に言うのだ。拒まれるかもしれない。其れでも負けない強さを、キミに持って欲しかった)
一等不思議…!ほ、褒め上手なのはロキシアくんの方だよ、照れちゃうな…!
(頬に手を当てて照れる。不思議って言われると嬉しいチューニ心)
虚ヶ谷・ワチカ 2023年2月14日
あはは!そうかも知れないけど、ほら。ディアボロスの一年って十年くらいの感じしない?
(濃密な時間であると言いたいのである)
うン、巧く行くことを願ってますっ。
――どういたしまして。其の調子ならもう大丈夫だ!
今日は疲れてると思うから、ゆっくりお風呂に入って。寝て……其れで、胸張ってシィちゃんに会いに行ってね!
(屈んでいた自分も立ち上がり、お辞儀にお辞儀を返す。そうして、行こうか、と踵を返すのだった)
(演出終了)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月14日
構わないよ。僕も切り込み隊長みたいな役はいつもしてるからさ。
寧ろいい連携が出来るかもね。
(嬉しそうにするワチカさんへ気を良くしたのかウインクをひとつ)
うん、その時は勿論っ。とってもいい子だから。
是非とも友達になってあげて。
(シィちゃんに一杯友達が出来れば、きっと。
いつかの問いなんてしない、居場所があるんだって。
思ってくれるかもしれないから)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月14日
言えてるっ。4月に入学してから随分僕も変わった気がするくらいに。
(それほどまでに自分が濃くなっていったのか)
(自覚するのは難しい。けれど。こんな会話が出来るくらいには動いたのだろうと)
うん。今の僕なら大丈夫かも。
今日は休んで。自信持って、会いにいきます。
(そうしてワチカに小走りでついて行く)
(その姿は)
ロキシア・グロスビーク 2023年2月14日
(たった10歳の子供で。百戦錬磨のディアボロス)
(ロキシア・グロスビーク)
(演出終了)