【個】Welcome to My Room
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
主人との問題にひとまずの決着を得たメイドは、すぐにある人物へと連絡を取る。
今回の事の顛末を1番に伝えなければ……いや、伝えたい相手に。
「ご報告があります、お時間いただけないでしょうか──リュヌ様」
#スィーリ・ラウタヴァーラ
#リュヌ・ドゥートランキルテ
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
えぇ、そうです。とても嬉しくて……。
(感触を伝えるように胸を押し付け)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
もっとリュヌ様に傍にいてほしくなりました。
(さわさわ、と。回した手でリュヌ様のお腹を撫で)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
もっとリュヌ様に──私だけを、見てほしくなりました。
(その背中に口づけを落とすのでした)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
ひゃんっ
(くすぐったい。お腹を撫でられる感触は慣れてないからか。思わず声が出て)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
────。
お、お手柔らかに……
(ちょっとキャパシティが超えてしまったようだ。無言の後に、そう答えて)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
ふふ、リュヌ様可愛い。
(何度見ても、この余裕のなくなった少年の反応は……心くすぐられるものがある)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
ねぇ、リュヌ様──。
(さらに身体を起こし、彼の耳元へ顔を寄せ)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
あの時のやり直し。させてもらっても……いいですか?
(しっとりと。囁くのです)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
むむむ、惑わしスィーリめ…!
(揺らいでしまう。心や気持ちに、色々と)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
えっ。続き、って言うとつまり。どういう──
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
いつもいっぱい惑わされていますから。今日ぐらいは。
(くす)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
あの夜のやり直し、です。
あの時はあまりにも混乱していて、勢いでしゃべってしまいましたから。
だから、今ここで。この場所で。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(ドクドクと心臓の鼓動の音が耳障りだ)
(私にだって余裕なんてものはない。あるわけがない)
(きっと今顔を見られてしまったら……耳の先まで赤くなっていることがバレてしまうだろう)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(だけど、言うんだ。伝えるんだ、私の想いを)
(私は──)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
私は──スィーリ・ラウタヴァーラは。リュヌ様を愛しています。
1人の男性として、身を捧げたいと恋焦がれる相手として。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
──リュヌ、大好きだよ。
(最後の一言ははメイドではなく。ただの──一人の恋する女の子として)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
………!
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
えぇっと。……ありがとう、スィーリ。
嬉しいぜ、って言うところなのかな、…この気持ちは。
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
その、オレもさ。
スィーリの事、好きなんだ。
……けど、これがスィーリの『好き』と同じ気持ちなのか。オレにはまだわからないんだ。
もしかすると、いつも皆に言われるみたいに。子どもっぽい、そんな気持ちなのかもしれないしな。
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
でも───
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
スィーリのその言葉──とっても嬉しいぜ。
だからさ。オレも──出来るだけ、その気持ちには応えたいなって。
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
(ベッドの上で、体を回し、君を見る。
きっと恥ずかしい──なんて言うのだろうけれど。
君の想いに後ろを向いたまま答えるなんて出来ないのだから)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
オレはまだ子どもだからさ。
言葉も、気持ちも、何も、まだまだ足りない事だらけでさ──
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
だから。これが答えって事で
(そうして、ほんの少し不意打ち気味に──君の頬へ、口付けを送る)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(私の思いの丈はすべてぶつけた)
(後は、ただリュヌの返事を待つだけ)
(──その待つだけがこんなにも苦しいだなんて、知らなかった)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(ぐるぐると、嫌な想像ばかりが頭の中を廻る)
(どうしよう。気持ち悪いと。何を言っているんだと。お前にそんな価値などないんだと)
(リュヌがいうはずのない、ありえない言葉が浮かんでは消える)
(私は……なんて弱いんだろう。弱く、なんてしまったんだろう)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
そう、ですか。
(『好き』が同じか分からない。その言葉に、涙が一筋頬を流れた)
(あぁ、私の恋が今、終わった──)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
ぇ……?
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(彼の言葉は、まだ続きがあった)
(彼の翡翠色の瞳が私を見つめている)
(なんで?)(ダメ、今の私を見ないで)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(気付けば、2人の距離は0になって──)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
……リュヌっ。これ、って……っ。
(口づけされた頬が焼けるように熱い。零れる涙は先ほどとは別の感情を乗せて流れ落ちていく)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
…………。
(目を交わさず、言葉を返さなかった。今の行為は何よりも雄弁であると──そう、少しだけ思ったから)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
~~~っ。
(物言わぬその表情が、仕草が。普段の彼からは想像もつかず──本当の気持ちを伝えてくれたのだと教えてくれて)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
リュヌ……大好き!愛してる!
(感極まった少女は、お返しとばかりに少年の頬に口づけを落とすのでした)
(何度も、何度も)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
ちょ、ちょっと! わーっ!?
(彼女の熱烈な行為に、どうしようもく火照ってしまう)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(そのまま勢いで少年をベッドに押し倒した少女は──)
ふふふ……今日は帰さないから。
(獲物を目の前にした猛禽類のような目をしていた)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
あ、あの。スィーリさん? め…目が怖いぜ……?
(睨まれた小動物めいて、震えているしかないのでした)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
リュヌが私のものだって、皆に分かるように……。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(ぽふ)
いっぱい、匂いをつけるんだから。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(そのまま少女は少年に覆いかぶさるように身体を重ねた)
(よく見るとその耳も頬も首筋までも、りんごのように真っ赤になっている)
(少女もいっぱいいっぱいだったのだ。これ以上などとそんなことを考える余裕はない)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(今はただ想いが通じた喜びを、目の前の最愛の人と共に実感できれば。それで十分だと)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
まさか、逃げないよね……?
(甘えるように首筋に鼻を擦りつけながら、上目遣いに聞くのだった)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
に、匂い…!?
(なんだかちょっと。いやそういうわけではないが。ほんの少し。いやらしいような……)(そんな気がした)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
(頬も顔も、耳も真っ赤っかだ。熱を持つのは何も自分だけではないらしい)
(そう思うと、少し、気持ちが楽になって)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2023年1月16日
(擦り付けられる感覚はどうにもくすぐったい。けれども心地よくも感じられる、そんな仕草でした)
え、えーっと。…逃げないぜ。うん。ちゃんといるから。
(こちらも同じように、彼女へ押し付けるようにするのでした)
(演出終了)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(このまま疲れて2人とも寝てしまえば私が優位なまま朝を迎えられるという完璧なプラン──)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
リュヌ!?……ふぁっ。
(まさかリュヌから反撃が来るとは思っておらず)
(攻撃に全振りしていた少女は、肌に感じる少年の感触に、匂いに──ただ溺れていくのでした)
(演出終了)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(2人の攻防は長くは続かなかった)
(慣れぬ状況から極度の緊張と興奮に晒され続けた2人は──体力も精神も限界だったのだ)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
(気付けは部屋の中には気持ちよさそうな寝息と)
(そして幸せそうに寄り添い眠る──少年と少女の姿だけ)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2023年1月16日
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