私立MM学園

【個】出会うはずの無かった2人

愛染目・未来 2021年8月24日
 ある日の放課後。学校にも少しは慣れてきて、でも人の視線はまだちょっぴり怖くて。1人になれる場所を探していた未来は、しかしなんか妙に古い入ったことない校舎――すなわち旧校舎にたどり着いていた。
 どこここ。生徒も全然見かけないし。いや、別に迷ってないけど。
 そんな彼女は、そこで黒い霧に包まれた少女に出会った―――

●発言可能
#風菱・ルリカ
#愛染目・未来




演出継続
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愛染目・未来 2021年8月24日
‥‥‥ふぅー‥‥‥。‥‥‥うん。(ひとりになれる場所を探していた。校舎の裏とか、同じことを考えている人もいるのか意外と人が来るのだ。文化校舎とか、教室いっぱいあるし、いい感じの空き教室とかあると思ったのだ。)

‥‥どこここ。(いや、ここは文化校舎だ。間違いない。それにしては全然人いないし古いけど絶対そう。私は迷っていない。)
仮に迷っていたとしてもこの廊下をまっすぐいけば出られるはず‥‥!!!(無根拠な自信を元に廊下を進んでいく)
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
ひっ……。
(廊下の一角に見えた階段、その上の方から小さな悲鳴が聞こえた)
(制服風ケープのフードをきゅっと目深に被り直せば、不安げな瞳が僅かに覗く)
……あの、えっと。
(一人になりたい気持ちと一人では不安な気持ちが鬩ぎ合う中で出会った少女へ、どう話したものかとしどろもどろになる)
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愛染目・未来 2021年8月24日
ぴぃいいっっ!!??(階段の上の方から聞こえた声に驚いて後ずさる)

あ、あっあっ。え、えと、誰かそこにいます、か‥‥??(知らない人に話しかけるのが怖い気持ちと、ここがどこか知りたい気持ちが対決して僅差で後者が勝った)(階段を上って、恐る恐る声をかける)
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
ふぇっ……!!
(大きな悲鳴に思わず体が震える)
(けれど後に続いた呼びかけにほんの少し安心して、けれどまた少し身を強ばらせながら降りてきた)

は、はい……いま、す。
こちらの校舎にいたってことは、黒のクラスの人、ですか……?
(俯いたフードの隙間から黒い霧を溢れさせた人影の首元で青いリボンが揺れた)
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愛染目・未来 2021年8月24日
い、いた‥‥!!いや、私は赤のクラス。えと、迷子とかじゃないんだけど。別に迷子じゃないんだけど、ここがどこか知りたくて

ぴぃいいいいっっ!!!???(隙間から溢れてきた黒い霧に驚き、階段を踏み外す) (無効票)
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愛染目・未来 2021年8月24日
あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"(そのままゴロンゴロン階段を落ちていき壁に衝突して止まった)

いたたた‥‥‥(その拍子にカーディガンが脱げ、隠していた翼と尻尾が露わになった)
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
えっ? でもここ――
(思わず口を挟もうとするも、その前に聞こえた悲鳴にまた身を強ばらせ)
あっ、ああ……!
(派手に吹っ飛ぶのをただ見送ってしまった) (無効票)
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
(はっとして咄嗟に駆け下りようとしたが、自分を見て驚いていた様子を思い出すと手足が上手く動かせなくて)
(それでも心配だからと、おそるおそる階段を降りてきた)
だ、大丈夫……です、か?
……あ。
(降りきって近づき始めたところで、露わになった翼や尻尾に釘付けになる)
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愛染目・未来 2021年8月24日
‥‥‥はっ。(シュバババッ、とスカートを直し。)‥‥‥はっ!!!(下着よりもっととんでもないものが露出しているのに気付いた!)

わ、え、と、ちょ、ちょっと待って、えと。(翼を折りたたもうとし、尻尾を丸めようとし、すでにガン見されてる事を視線で察した)
‥‥‥あ、えっ。え、えっと。えっ、と‥‥(見られた。見られた。ジワ、と涙を浮かべて)
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
あ、え……。
(先に怯えていた自分よりも先に泣き始めた目の前の少女に、つられて涙が滲んでくる)
(容姿へのコンプレックスや奇異の目に晒されることの不安への共感……けれど何よりも、自分がそれをする立場になっていたことへの嫌悪)

(でも、そこに怯えちゃだめだから。それを優しい先輩に教えて貰ったから。だからほんの少し踏み出して) (演出継続)
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
(深く被り直そうとしていたフードを逆に持ち上げれば黒い霧が一際深く吹き出すが)
(深呼吸すれば瞬く間に収まり、そこには生成色の髪と碧眼が覗いていた)

き、気に障ったみたいで、ごめんなさい。嫌な気持ちにさせるつもりは、なかったんです。
嫌とか恐いとか思いませんから、だから、その……ケガは、なかったですか?
(同じ目線になるように、少し離れた位置に座りこんだ)
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愛染目・未来 2021年8月24日
あ、あ‥‥‥(ぽろ、ぽろ。)‥‥え、えと。だ、大丈夫、だよ。え、えと。(嫌な気持ち。さっきの、黒い霧?)
ち、違うの。嫌な気持ちとか、そゆのじゃなくて。ちょっとび、びっくりしちゃっただけで。だから、えと、その。

‥‥‥ご、ごめんなさい。いきなり、叫んだりして。(さっき、一瞬隠そうとした。この季節に、肌を極力出さない長袖やタイツ。‥‥自分と同じな、気がした。) (無効票)
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愛染目・未来 2021年8月24日
‥‥‥えっと。びっくりしただけだから。(目線を合わせて、座り込んで)
‥‥み、見られたくないなら、あっち向くから。
‥‥え、と。(もう、バレちゃったし。諦めてもう翼は伸ばす事にした)‥‥‥えと。ここの、生徒の人‥?
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
えっ? あの、私がじろじろ見ちゃったからじゃなくて、です?
(会話がかみ合ってないような雰囲気に拍子抜けすると共に、ようやっと心身がほぐれた気がする)
(お互い怯えすぎてただけなのかな。なら、きっと大丈夫)

見ても大丈夫、ですよ。あなたが、恐くないのなら。
……えっと、はい。でも青のクラスだから、わたしもこの旧校舎には詳しくない、です。
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愛染目・未来 2021年8月24日
怖い‥‥?(はてな。可愛いけど。あ、霧?の事かな)‥‥ううん。怖くなんか、無いよ。

あっ。あっ。そうなんだ。まぁ私は別に道に迷ってるわけじゃないから大丈夫で―――旧校舎??ここ、旧校舎なの?(衝撃の事実。文化校舎では無かった‥‥!!)
あ、青のクラス‥‥そか。あっ、私は、赤のクラス。赤のクラスの、愛染目未来。
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
(恐くない、その言葉でフードをぐっとかぶり直した。優しい言葉に泣きそうになり、)
あり、がとう、ございます。
(それだけ呟いてから、ぐっと息を飲み込んだ)

……あ、れ? 何かご用事があったとか、ではなくです?
えっと、その……(迷子かな、でも先輩(?)に指摘したら失礼かなと首をかしげ悩み)

……わっ私、風菱・ルリカです。六年生、です。よろしくお願いします。
(フードを摑んだままぺこりと頭を下げた)
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愛染目・未来 2021年8月24日
‥‥うん。(誰かに、怖がられた、のかな。勝手にそんな風に思った。)

‥‥‥‥‥‥。えと。ちょっと、羽を伸ばせる場所(言葉通り)を探してた。だから、迷子じゃないんだよ(重要)

あ、私は、一年生です。あっ、中学の。(ぺこり、と頭を下げるとしっぽがピコピコした) (演出継続)
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愛染目・未来 2021年8月24日
‥‥か、風菱さん。は、どうしてここに‥‥?
‥‥あつい。(どうせ見られたし、と開き直って翼をバッサバッサ伸ばす)
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
なら愛染目先輩、ですね。愛染目・未来先輩……よしっ。
(忘れないように復唱し、少し顔を上げた。綺麗な瞳をはじめ、その顔も覚えておこうとさっと見る)

羽伸ばし、ですか。私と似ているかも、しれません。
気持ちと一緒に霧が溢れそうになるのを、気にしないで落ち着きたいなって。
……あ、涼しいです……。(心地よさにほんの少し顔が緩んだ、つられて黒い翼が揺れるも、こちらは無風だが)
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愛染目・未来 2021年8月24日
先輩‥‥‥ふへへ。(いい響きです。頬も緩む。)

あ、さっきの霧。‥‥そっか。えっと、私もね。羽としっぽ、ずっと仕舞ってるから。ちょっとしんどい、暑いし。空気が当たらないのが、なんかすっごく変な感じでキモチワルイ。‥‥あー。(パッタパッタ、風を送ります。)ふふ。扇風機。

‥‥霧、どばーってしたい?(ひょっとして、自分と同じかも。押さえつけてるの、ほんとは辛いのかもしれない。)
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
……ふふ。(つられて笑いながら)
分かります、落ち着かないですよね……。
でも出しておくのも落ち着かなくて……あんまり目立ちたくないですから。

……本音を言えば、そうです。
私の中にいるっていうデーモン達は、素直というか、私の気持ちに影響されやすくて。
今なら緩めてもそんなに出ないとは、思いますが。
(ふうっと息を緩く吐けば、少しフードの中から黒い霧が漏れ始めた)
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愛染目・未来 2021年8月24日
で、デーモン。中にいる、デーモン‥‥‥そっか。(なんか、すごい大変そうなのは理解った。)‥‥いまは、落ち着いた気持ち?

わ、私も、目立ちたくなくて、隠してる。けど。‥‥普通に出してる人もいっぱい、いて。‥‥さ、サキュバスの人。とか。でも、ふ、普通にしてて。わ、私は‥‥‥‥無理。だ、だって。‥‥‥え、えっちな子だって、思われるかもしれないし。その。
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
はい。愛染目先輩と話していると、落ち着いてきた気がします。
(胸に手を当て、何かを感じ取るように)

なるほど、です。
どうしてなのだろうかとは思いましたが、種族で偏見される可能性もありますよね。
(実感を込めて深く頷いた)
もしかして、愛染目先輩も刻逆で種族の変わった人ですか?
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愛染目・未来 2021年8月24日
‥‥‥‥‥‥。ん。‥‥‥サキュバス。人間から。
‥‥なんか、気付いたら、砂浜にいて。なぜか、東京の。来たこと無い場所、のはずなのに。‥‥そんで、羽とか生えて、髪に色も変わって。(あと一部が大きくなって)
‥‥どうしてこんなことになっちゃったのか、全然わかんない。‥‥風菱さんも、そんな感じ‥??
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
なら、お仲間さんかもしれません。私がなったのはデーモン、ですが。
私も……私はお父さんお母さんと旅行してて、たまたま乗り間違えて新宿区にいたんです。
だから、私だけ残って……あの一瞬で、変わってしまって。
刻逆が何か、私も分かってないです。でも酷いなって、それは思います。

なんていうか、お互い見た目が悩ましい、ですね。
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愛染目・未来 2021年8月24日
‥‥うん。新宿以外の全部が海になったって聞いても‥‥正直まだ、実感が無くて。‥‥‥世界が、全部、変わっちゃったんだよね。

‥‥うん。あ、でもこのツノは、好き‥‥かも。可愛い。(リボンが付いた、赤い小さなツノをいじって)寝る時とか、ちょっと邪魔だけど。
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
はい。取り戻す、なんてできるかも分からない途方のなさ、です……。
でもきっと、私達がそれを許せないと思う力が、カギになるとも聞きました。

あ……オシャレ、ですね。髪の色にも映えて綺麗、です。
でもやっぱり、寝るときは邪魔になるんですね……。翼は平気なんですか?
(表情はまだおとなしめながらも興味津々に翼をぱたぱた羽ばたかせる)
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愛染目・未来 2021年8月24日
‥‥‥ん。私も、戦う。(ファイティングポーズ、しゅっしゅっ)い、いまは、勉強中。だけど。

ふふ‥‥。うつぶせになると平気、しっぽも。(パタパタ)ツノは、引っかかって寝返りうちにくい。
風菱さんの、翼は?実体があるやつ‥‥??
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風菱・ルリカ 2021年8月24日
(顔を上げ、しっかりと向き合って)
私もです。勿論青のクラスとしてサポートを中心に、ですが。
一つ一つ、力をつけていきたいですね。

なるほど、そうすればたしかに大丈夫ですね。(感心したように目をしばたかせ)
寝返りづらいと、眠りが浅くなるって聞きました。専用の枕でもあれば違うんでしょうか……。

私の、ですか? これは実体が無いみたいなんです。ほら。
(腰の後ろへ手をかざせば、水面を揺らしたかのようにすり抜け、翼は形を歪ませるもすぐ元通りとなった)
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愛染目・未来 2021年8月25日
うん。私は、赤のクラスにした。う、腕、腕、も‥‥こう、おっきくなる、から。そっちは、オンオフ出来るけど。きっと、戦うのに便利だと思って。

お、おー。(つんつんすると、そのまま指が突き抜けた)すごい。‥‥ふふ。(あんなに忌避していた身体のことなのに、普通に教えあってるのがなんだかおかしかった。)
私の、しっぽ‥‥は、あ、えと。羽も、触ってみる?
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風菱・ルリカ 2021年8月25日
腕を? それはすごいです。
強そうな感じがしますし、大きな手ならきっとなんだって掴めそう、です。

すごい、ですか? 言われる側だとなんだか照れます……。(優しい笑い声にこそばゆそうに身をよじり)
な、なら……ちょっとだけ触らせて、ください。
こんなこと滅多にないでしょうし、その、……ぜひ。
(嫌じゃなければ、なんて言いかけて止めた。そんなわけないと思えたから)
(翼をひらひら、ふわふわ、顔以上に感情豊かに揺らして手を伸ばした)
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愛染目・未来 2021年8月25日
ん、いいよ。(そっと、羽を広げて。)‥‥‥ふふ。(ぴこぴこぴこぴこ、しっぽが揺れる。)

ん‥‥。(あ、そういえば‥‥何だっけ。そうだ、出口を聞くんだった‥‥けど。)
(まだ、しばらくはこうしてていいかな。人前で羽を伸ばすのも誰かに触られるのも、初めてでした。)
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風菱・ルリカ 2021年8月25日
わあ……ありがとうございます。
(おそるおそる触れてみればなんてことはなくて、手袋越しではあるけれどたしかに触れることができた)
……えへへ。
(人に触れてもいいのかもしれないと、少し心に安堵を覚え)

(まだまだぎこちないけれど、この不思議な一時は、二人の心に温かな物を与えてくれたことでしょう)
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