私立MM学園

【個】Joulu Laulu

スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
12月に入り寒さも厳しくなってきた今日この頃。

世間はクリスマスカラー一色に包まれていた。
煌びやかなイルミネーションや赤と白に彩られた店先。
道行く子供は親にプレゼントをねだり、恋人たちは聖夜の予定を楽し気に相談している。

刻逆に巻き込まれ先行きが見えないからこそ、今を精一杯楽しもう。
そんな賑やかな雰囲気の中、少年と少女は待ち合わせをする。

そう。所謂クリスマスデートというやつである。

#リュヌ・ドゥートランキルテ
#スィーリ・ラウタヴァーラ




🎄演出終了🎄
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
うんうん、やっぱり夜だとキラキラもより一層綺麗に見えるよな〜。
昼間の時とはまた違って見えてくるぜ。 (無効票)
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
ふふ、本当に。
あんなにたくさんのイルミネーションがキラキラと。とっても、幻想的です。
（楽し気にはしゃぐリュヌ様の横顔を見つめながら頷きを返して）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（夜のライトアップに負けないぐらい輝く、あなたの瞳に吸い寄せられるような）
（そんな幸せな感覚に身を任せ）

本当に、とてもきれい……。 (無効票)
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
(ふと、君の視線に気がついて)

──どうしたの、スィーリ。
何かオレの顔についてた？ (無効票)
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（こちらを振り向くリュヌ様の翡翠色の瞳を覗く）

（映るのは聖夜の前祝の光に照らされた、どこにでもいるような一人の少女）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
リュヌ様……。

（そっと。彼の名を呼んで）

（つないだ手を。そっと自分の胸に抱く） (無効票)
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
んー？
(視線を向けると、君もまたこちらを見てくれた。少女一人)

(なんてことないのだけど。なんだか。その瞳に熱を帯びているような、そんな印象を受けて──)
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
おぉっ、何々……！？
(されるがままに彼女の手に引かれてしまう)

え、えっと。スィーリさん…？ (無効票)
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
今日1日、あなたと一緒に色々なお店をめぐって、遊んで、楽しんで。

すごく……すごく素敵な時間でした。
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
きっと、ほかの誰でもないリュヌ様だから。
私のこの胸の奥は、これほど温かい気持ちに満たされているのでしょう。
（胸の中の彼の手を、ぎゅっと抱きしめて）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
ねぇ、リュヌ様。
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
この気持ちに……なんて名前を付けたらいいのでしょう？

この気持ちに……どうやって始末をつければいいのでしょう。

（どんなに熱く滾ろうとも。いずれは彼も私のことを……だから、その前に、彼を）
（迷いと熱を帯びた声で、彼に語り掛けるのです） (無効票)
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
うん……うん。
オレも勿論楽しかったぜ。

ショッピングして、温かいドリンクやご飯食べて、また何もなくても歩いて。
景色や飾りを見て、こうしてまたのんびり座って。
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
(途中まではその言葉に合わせるように、けれどもそこから先は言葉に詰まってしまった)

………。
(自分だから。そんな言葉に、ほんの少し耳を疑ったのだ)
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
えっと………、………、……はい(かけられた声に、ぎこちなくも応えて)

それって、……(どうなんだろう。そんな言葉を紡ぎかけて、縫い止めて)
(理解らない)(応えられる知識がなく、答えられる言葉もない。)
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
オレも……
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
……オレもさ、上手く言えないんだけど。

今日も、その前も、スィーリといたら楽しいし、胸が躍ったりするんだ。
どう折り合いを付けたらいいか──なんて今のオレじゃ全くわからないんだけどさ。
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
(もう一つの手を添えて、彼女の手を包み込んだ)
それでも。

──今は、ただ一緒にいたいなって、そんな気持ち。
それでも良いんじゃあないかな………なんて。
(上手く言えないけれど、そんな純粋な気持ちで) (無効票)
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（あぁ、リュヌ様はいつだってそうだ）
（普段は元気いっぱいな少年然としているのに）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（大切な話をするときには、きちんと考えてくれる）
（これまでのことを、これからのことを）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（勢いで答えるんじゃなくて、知ったかぶりをするんじゃなくて）
（彼の言葉で、私に伝えてくれるんだ）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
ふふ、嬉しいです。リュヌ様も私と一緒にいたい……そう、思ってくれて。
（包み込まれ、両手から伝わる彼の優しさに）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（──ちょっとの勇気を振り絞って）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
……名前も付けられないこの気持ちですけど。リュヌ様のこと、特別だって。
私のこと、特別だって。
そう、思っていいんですよね。──ううん、思わせてください。

（一歩身を乗り出して、その頬に口づけを落とすのでした） (無効票)
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
───。
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
え、え、えっ──
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
〜〜〜〜っっっ！？
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
え、えぇっと。い、今のは一体。どういう………？
(理解を軽く越えてきた)
(今、自分の頬に、スィーリの………くちびるが) (無効票)
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（触れた時間はほんの一瞬）

（けれど永遠にも似た感覚に支配され）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（彼への想いを、きちんと伝えたかった）（彼に伝わる形で、伝えたかった）
（そう思ったら……身体が勝手に動いたのだ）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
どういう意味か……本当に、わかりませんか？
（耳まで真っ赤になりながら）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
リュヌ様は私の獲物だっていう……マーキング、です。
（狩人は微笑むのでした） (無効票)
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
(わからない訳ではない。気付かない訳でもない。
けれども、やはりそこには浮き立つ思いと、少しの困惑と、胸がいっぱいになりそうで)
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
え、えっと──そ、そう簡単には捕まえられると思うなよー
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
………なんちゃって。

(気持ちは受け止め、意を汲み、けれども答えは出すのは早計だろう──少年は、ただ、そう考えるのでした) (無効票)
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
そ、そうでなくては張り合いがありませんからね。
（少年の軽口に答えるように。こちらもぎこちない笑顔で応え）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（んんっ、と咳ばらいをし。ひとつ、精神を落ち着かせ）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
これから色々と罠をしかけたり、刃を突き立てたりしますから……。
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（そっと。彼の耳元で）

簡単に、負けないでくださいね？
（妖艶に囁くのでした） (無効票)
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
──！
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
あ、あれ。そういうものだっけ、こういう関係って……！？

(負ける気はしない。が、何やら言葉が色々と物騒であった) (無効票)
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
あらあら。
（慌てふためくリュヌ様を見たおかげで、こちらはいくらか落ち着いて）
（すっと身体を離す）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
どんな関係になるかは……。
（改めて煌めくクリスマスツリーを眺める）
（幻想の光をその目に焼き付けようと。今日という日を忘れないようにと）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
リュヌ様、次第です。
（こてん、と）（彼の肩に、自分の頭を乗せるのでした） (🎄演出終了🎄)
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
む、むぅ。スィーリはずるいな………
(その選択を、こちらに委ねるなんて)
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リュヌ・ドゥートランキルテ　2022年12月6日
(どんな表情で言っているのか。
肩に置かれたその顔を見る勇気もなく、気まずさのまま、ただ空を見上げるのでした) (🎄演出終了🎄)
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（少年と少女を照らすのは月明かりとイルミネーションの光）

（その表情は戸惑いと羞恥と……幸せの入り混じったものだった）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（今日踏み出した一歩は、小さな一歩。けれど、確かに前に進む一歩）
（少女はこれからも少年を追い、少年はこれからも答えを出し続けるのだろう）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
（聖なる夜に向けた準備期間。サンタさんからのサービス）
（ちらり、と。粉雪が舞う）

（──二人の明日に幸あらんことを）
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スィーリ・ラウタヴァーラ　2022年12月6日
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