【個】キミの姿
由良・凛子 2022年11月27日
「ようやくアレが完成したよ」
「都合のいい日に、美術室で会おう」
#由良・凛子
#遠近・怜
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由良・凛子 2022年11月27日
(もちろん自分は制作者なので自由である)
(無効票)
遠近・怜 2022年11月27日
凛子ちゃん以外に……。
(想像して、今度は悪寒に背筋を震わせ)
それは、いや、だな。
遠近・怜 2022年11月27日
で、でも、ちょっと触り方がいやらしくないかい!?
普段そんな風に彫刻を触ったりしないだろう???
(熱い息を吐きながら、ちょっとずつ凛子ちゃんと彫刻の方へと距離を詰めて)
(無効票)
由良・凛子 2022年11月27日
だろう?
だからわざわざ影の中に大事に仕舞って持って来たんだよ。
(「彼女」を誰の目にも触れぬよう、誰にも触れられぬように)
由良・凛子 2022年11月27日
何を言うんだい。
製作途中なんかは納得のいくラインを生み出すまで何度もこうして手で確認していたものだよ。
彫刻は一度削ったら元には戻せないからそれはそれは丁寧に、石を慈しむようにね。(詰め寄ってきてもさわさわ)
……とはいえ、これでもまだ真に満足のいく出来とはいえないんだけどね。
(無効票)
遠近・怜 2022年11月27日
ふっ、うぅ……っ!
(撫でる様を見れば、やはり身体に優しくしかし熱を持つ刺激が走り)
な、何度も……。
(想像にさらに頬の赤みは増して)
遠近・怜 2022年11月27日
(彫刻を撫でるのを止めようと、手を伸ばし──)
こんなに素晴らしい作品なのに?
(凛子ちゃんの言葉に動きを止め、その真意を探ろうと)
(無効票)
由良・凛子 2022年11月27日
(そんな怜の様子を楽し気に眺めた後)
ふふ、さすがにちょっとイジワルしすぎてしまったかな。
キミがあまりに可愛らしい反応をするからいけないんだよ?
(くす、と微笑み手の動きを止めて)
由良・凛子 2022年11月27日
ああ、確かに会心の出来だ。
ぼくが作った作品の中でも最上位の出来栄えだと自信を持って言える。
でもねぇ……
(近寄ってきた怜に、こんどはこちらから距離を詰めて)
由良・凛子 2022年11月27日
キミがこの作品よりも、もっと綺麗になっていたからさ。
(じぃっとその瞳を覗き込み、頬に手を添える)
(無効票)
遠近・怜 2022年11月27日
えっ……?
(まさかあちらから距離を詰められるとは思わず)
(頬に手を添えられるなど、想定の範囲外で)
(その言葉の意味を飲み込めないまま、固まるしかないのでした)
(無効票)
由良・凛子 2022年11月27日
ぼくがお風呂やビーチでキミを感じた時よりもキミが魅力的になっているものだから……再現度という点では少し落ちてしまった、ということさ。
それに……
(触れた頬を撫でて、その手をさらに滑らせて)
由良・凛子 2022年11月27日
このピアス……いつのまにこんな愛らしいモノをつけていたのかな?
(そっと、彼女の耳に着けられたそれに触れる)
(無効票)
遠近・怜 2022年11月27日
ぁ……。
(凛子ちゃんが触れる先。そこには紫とピンクの薔薇を模したピアスがあって)
遠近・怜 2022年11月27日
これは、その……大切な人から、貰ったんだ。
(名前を出すことはできない。それでも)
(告げるその表情は、まるで恋する乙女のようで)
(無効票)
由良・凛子 2022年11月27日
ふふ、そうだったんだ。
(その答えを聞いて、納得がいったというように微笑み)
道理で綺麗になっているはずだ。
由良・凛子 2022年11月27日
これを贈ったというヒトもピアスを選ぶあたり中々に……ふふ。
少し妬けてしまうね。
(そっと離れて)
わざわざぼくが彫刻を作るまでもなかったかも……なんて。
(無効票)
遠近・怜 2022年11月28日
うぅ……。
(凛子ちゃんの言葉に、自分で告げておきながら恥ずかしさを覚え)
遠近・怜 2022年11月28日
そんなことない!
(続いて投げられた言葉に思わず声を大きくして)
遠近・怜 2022年11月28日
……だって、僕の身体を。
誰にも認めて貰えなかった僕を、綺麗と言ってくれて。
その証明に、こんな素敵なものまでつくってくれて。
遠近・怜 2022年11月28日
凛子ちゃんがいたから、僕は僕らしく。こうして笑うことができるんだよ!
(無効票)
由良・凛子 2022年11月28日
(突然怜が発した大きな声に思わずたじろいで)
由良・凛子 2022年11月28日
……ふふ、そうか。
キミ自身の口からそう言ってもらえて、ぼくはとても嬉しい。
由良・凛子 2022年11月28日
キミがぼくの言葉で笑ってくれることもそうだけど……
……うん。
ぼくがいたからと、キミが言ってくれるのが……ね。
(そう、それはただ純粋に自分のこと。)
(大切な友人に認めてもらえることがとても幸福だ。)
(無効票)
遠近・怜 2022年11月28日
ご、ごめんね、、大きな声出しちゃって。
(身動ぎした凛子ちゃんを見て、やっちゃったと顔をしかめ)
遠近・怜 2022年11月28日
でも……っ。
遠近・怜 2022年11月28日
凛子ちゃんがいてくれたからっていう気持ちは、それくらい大事なものなんだ!
(今度はこちらから距離をつめ)
(凛子ちゃんの両手を、そっと握り)
(無効票)
由良・凛子 2022年11月28日
お、おお……!?
(ここからさらに距離を詰められるとは……!と少し驚き)
由良・凛子 2022年11月28日
そ、そうかい……?
そこまで思ってもらえていたとは……それはとても嬉しいことだね、うん。
(さらに両手を握られ、今までにない押しに少し余裕が崩れる)
(無効票)
遠近・怜 2022年11月28日
(おぉ?これは……?)
(思ってもいなかった凛子ちゃんの反応を見て)
遠近・怜 2022年11月28日
うん。
だからこれからも、僕の傍でこうしていてくれるかい?
(包み込むように握った両手を胸元に引き寄せ)
(先程されたように、その陶磁器のように白い頬を優しく撫でるのでした)
(無効票)
由良・凛子 2022年11月28日
んっ……
(手を胸元に引き寄せられ、さらには先ほど自分がしたことをそっくり返されて)
(怜にこういうことをされたのは初めてなのもあって、されるがままになってしまう)
由良・凛子 2022年11月28日
それはその……もちろんだとも。
(こくり、と小さく頷いて)
……むぅ。
怜くんも思っていたよりなかなかやるものだね……
(と、頬を僅かに染めながら呟く)
(無効票)
遠近・怜 2022年11月28日
あぁ、僕だってやられっぱなしというわけじゃないのさ。
(頬を染める凛子ちゃんに満足そうに頷いて)
それに──。
遠近・怜 2022年11月28日
大切な宝物は、近くに置いておきたい性分でね?
(凛子ちゃんの細い腰に手を回し抱き寄せようと)
(無効票)
由良・凛子 2022年11月28日
――っ!
(その言葉に、不覚にもドキリと鼓動が弾む)
由良・凛子 2022年11月28日
れ、れ、怜くんっ……?
(さらには腰から抱き寄せられまでしてまたもや余裕を崩し)
大切な宝物って……嬉しいけれどその、あまり軽率に人を惑わせるような言動をしてはいけないよ……?
(自分の事は棚に上げるタイプ)
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遠近・怜 2022年11月28日
もちろん、こんなこと誰にでも言うわけじゃないさ。
僕を僕として、その美しい瞳で見つめてくれる凛子ちゃんだからこそ……。
遠近・怜 2022年11月28日
僕は君の虜になっているんだよ?
(腰を抱く手とは別の手で)
(さらりと顎の下を指でなぞるのでした)
(無効票)
由良・凛子 2022年11月28日
……っ
(顎の下をなぞられれば、ふるりと身を震わせて)
……本当に驚いたな、まさかキミにこんな手管があったなんて。
由良・凛子 2022年11月28日
まったく、これは自信をつけすぎてしまったかな。
けれど……うん、キミならそれくらいは出来て当然かだね
(そして、ふっ、と微笑み)
しかし、良いのかい?
その言葉はもっと他の大切な人にとっておかなくても。
(再びじっと彼女の瞳を見つめて)
(無効票)
遠近・怜 2022年11月28日
これでも以前通っていた女子校では「王子様」なんて呼ばれてたこともあるんだ。
女の子の扱いは、それなりに心得てるつもりだよ?
遠近・怜 2022年11月28日
むぅ……それを言われてしまうと、これ以上は打つ手がないね。
まぁ、うん。
さっきの仕返しは、これくらいで勘弁してあげようっ。
(おずおずと、身体を離して)
(無効票)
由良・凛子 2022年11月28日
へぇ、王子様。
それは初耳だったな……けどなんとなく納得だ。
(すらりとしたスタイルと佇まい、確かに女子高ならばそういう立ち位置にもなるだろう。)
由良・凛子 2022年11月28日
おや、今しがたあんなに愛を囁いてくれたのにもう浮気だなんて……
悲しいなあ……
(よよよ、とわざとらしく泣きまねをして)
……なんてね。
(と、こちらもさらに仕返し返しをして笑う)
(無効票)
遠近・怜 2022年11月28日
僕が望んで呼ばれていたわけではないんだけど、ね。(苦い思い出が蘇ったのか苦笑して)
遠近・怜 2022年11月28日
ふぅ、凛子ちゃんを篭絡するにはまだまだ時間がかかりそうだねっ。
(精一杯の強がりで応えるのでした)
(演出終了)
由良・凛子 2022年11月28日
ふふ、そうだろうね。
怜くんは可愛いとほめた時のほうが反応がいいから。
由良・凛子 2022年11月28日
はっは、どうかな。
案外キミが本気になればすぐかもしれないよ?
(なんて、いつもの調子で笑みを浮かべながら答えるのだった)
(演出終了)
由良・凛子 2022年11月28日
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