【個】ゲームをしましょう!
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
第一体育館にて。
僕の性能試験の相手を森羅番長に頼んだらまさかのOKをいただけました!
とはいえ僕らを束ねる立場の番長殿です、単純な正面切っての戦闘では試験の形にすらなりません!
ですので!ええ!ルールを設けて、高き壁を測らせていただこうかと!
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グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
それでは僭越ながら!実は先日図書室で調べものをした際に見つけた武術の組手方法なのですが!では少々失礼を!
(コツ、コツ、コツ、コツ。クリスタに近づき、彼女の右頬の側へ杖の持ち手を近づける。)
まず攻め手が攻撃部位、攻撃方法、攻撃のタイミングを指定します。
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
続きまして、受け手。お手を防御の姿勢にお願いします。
(杖での打撃を宣言、それを受けるか、捌くか。回避以外で対処するのだと。)
そしてそれを交互に行います。受け切りましたら交替――続きまして、コルトハードさんが僕のどこを、どのように、いつ攻めるか。宣言をお願いします。僕はそれに対処いたします。
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
(そっと杖を彼女から離し、床について最初の姿勢に。)
まぁ!簡単に申し上げればお互いに、手の内を明かして、受け切る!これだけです!ご理解いただけましたでしょうか!
(ぺかーと光るディスプレイ。笑みは深く楽しげなようで)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
なるほど、なるほど。来ることがわかっているものを正確に捌く練習ですか……(顎に手を添えて何度か頷き)
ええ、そのルールで構いませんよ。ところで……
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
これ、宣言さえしたら思い切りやってもいいんですか?
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
(ぺかぺかにこり。片手の人差し指をピンと立てて。)
構いませんとも!そのための避けないルールです!来る場所がわかる、タイミングがわかる、手法がわかる!これを捌かずして何を受けれましょうか!技量の確認の組手ですからね!
……あ!もし僕が気絶した場合、保健室まで運搬お願いいたしますね!その際ネックウォーマーは外さないでください!
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
そうです、そうですか! ふふふ、それは楽しみですね
(にこにこしながら、革手袋をはめる)
わかりました、ネックウォーマーはそのまま、ですね。いいでしょう
(身体を斜めに構えて)
先手はグスタフ様でしたね。さあ、どうぞ
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
ああ!後そうですね!昇降口に僕の鞄があるのですが、そこから充電コードだけお持ちください!ここら辺にポートがございますので!
(側頭部をコツコツと叩いて見せる。パカ、と一か所だけ開いてすぐ閉じた。)
おや、よろしいのですか?では遠慮なく!
(まずは手袋、続いて。プチプチとワイシャツのボタンを外す。袖、正面、首。脱いで中の黒いTシャツも脱ぎ捨てた。)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
(露わになった肉体は、それなりに精悍であった。少なくとも赤の番長未満、青の番長以上ではあるだろう。いやだいぶ幅が広すぎるかもしれないが。)
(そして何よりも目を引くのは、両肩から先の黒い機械義手。胸元の中心の、緑に淡く光る機械であった。)
いやいや、お見苦しいものを見せてしまい申し訳ありません!ですがあまり服を破りたくはないものでして!
(そして数歩下がる。彼我の距離はおおよそ10mほどだろうか。)
ではまず!左頬――いえ、コルトハードさんからですと、右頬ですね。より正確には、顎の右側、右のこめかみ、鼻先の右。です!
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
続きまして!手法はこちら!右腕です!
(ガチャガチャと音がして真っ黒な掌は三又の爪になる。獣よりも鋭い、岩すら抉れそうな形状の。)
ではタイミング……「よーい、はじめ!」から5秒後にいたします!準備はよろしいですか?では参ります!
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
――「よーい、はじめ!」
(瞬間、グスタフはその場で回転を始めた。ぐるりと背を向け、そのまま何かを引っ張り抜くように)
(黒い爪が、明らかに届かない距離から伸びてくる。鞭のように撓りながら正面を薙ぐように)
『春一挽』ッ!!!
(宣言通り五秒後、クリスタの右頬に迫っていた。)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
なるほど、意外にも鍛えられているようですが───
(その身体よりも目を引く、黒い義手)
ふふ、三点の指示はそういうことですか。面白い手ですね
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
さあ、おいでくださいませ
(そう口にしたときはまだ遠いはずだったグスタフの爪が、ぐんぐんと近付いてくる。5秒後には、ぴったりその瞬間がやってくることが、はっきりと分かった)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
(迫りくる爪。そのまま受ければ頬に爪が食い込み、皮膚を破り、肉を削ぎ、骨を砕くだろう。恐怖するには十分な威力だ)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
(────だからこそ)
面白いですね……!
(前に出していた脚を、少しあげてから、しっかりと踏み込む。その踏み込みを伝えるように、脚をひねり、腰をひねり、肩まであげたその力を、手首に伝えて。自らの右頬の横、爪との衝突点へと、拳の裏を叩きつけるように)
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
(片方はよかった。何せ鋼だ。生半可なことでは削れず、斬鉄を謳う刀すらも正面切って断ち切れる鋼の腕だ。)
(だがもう一方はどうだ?生身の手。覆うのは皮手袋一枚のみ。鉄板などが仕込まれた様子もない。そもそも仕込んだどころでそれすらも貫ける程度の重量もある。)
(鋼と鋼がぶつかる様な、余りにも不思議な音が響いた。)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
……疑問なのですが、もしかして掌に何かしら仕込んでおられます?
(弾かれた爪は勢いを失って床に沈む。それに伴ってゴトゴトと繋がっていた"折り畳み義手"の一部も落下する。伸びた攻撃のタネはこれだ。そして服を脱いだ理由も。)
(肩を引く。ガチャガチャとやたら喧しい音を鳴らしながら元の普通の義手の形に戻った。両手は再度杖の上に。)
さて!では続きましてコルトハードさん、どうぞ!
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
いえいえ、生身ですよ。────ちょっと特別な体質ですけど
(拳を一度ぐっと握り直してから、力を抜くように手を払う)
狙うのは……同じくグスタフ様の右顎にしましょう
(自分の頬を触って示し)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
手法は俺の右足……踵で。
(右足をあげて、指先でとんとんと踵を突いた)
それからタイミングは……
(袖から予備のボタンをひとつ取り出し)
これが地面に落ちたときにしましょう
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
さあ、いきますよ(親指に乗せたボタンを、指で弾く。くるくると回りながら跳んだボタンが、床に落ちる)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
(突然振り返るかのように背を向け、視界から逃れるかのように腰を折って姿勢を下げるクリスタ)
っ!
(片手を床に着いて、横臥するように上半身を傾けながら放たれる後ろ回し蹴りは、メイア・ルーア・プレザと呼ばれるもので───。グスタフの右頬目掛けて、鈍器のように重い踵が半月を描くように迫る)
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
……成る程!後日よろしければご説明願いたいですね!ネタ晴らしは楽しみの後にしましょう!
(精錬され切った鋼の?)(研磨され切った爪状の?速度と重さを最大限に乗せた一撃を?)(――生身。生まれながら。成る程それはそれは。)
ああ、ええ!はい!右頬ですね!お待ちしておりますとも!
(言う間にボタンが飛んで)(落ちて)(消えて――消えて?)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
(どこから!?)(いや右頬に、踵ッ!!!)(ガチャン!!!!!!)
(メギョッ)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
(よろよろと、ふらつくように。)
(一歩、二歩、三歩、よろめく様に。)
(後ろに後退って、どうにか杖を突いて。)
……いヤぁ。わカってiても防御が間に合いマせンでしたね!首が吹っ飛んだかと思いましta!
(蹴り込んだはずの位置にあるディスプレイ。何と不思議なことだろうか、僅かに白むばかりで若干荒れた機械音声が流れる。だが肩で息をする姿のダメージは明らかだ。)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
(しゅっしゅと二度空を蹴ってから脚を下ろして)
おやおや、大丈夫ですか?
(荒れた音声。明らかにダメージを受けた様子。くすりと笑って)
さて……次は、もう一度グスタフ様ですか?
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
HA!ハ!は!折角の……んん。
(ネックウォーマーの中に手を突っ込みぐい、ぐいと何かをいじる。)
音声が乱れたようで失礼いたしました!いやはや流石は森羅番長!僕らの頭で在らせられる!勿論まだ続けますとも!折角の物差し、どうせ使うのであれば一番長いものを使わねば!
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
さて、ええ!ではまた僕の番ですね!次は……ちょっと大雑把な指定になり申し訳ないのですが!脳天に、両の手で!僕が三回転した直後でお願いいたします!本当はこちらも使う予定でしたが!ええ!流石にもったいないですからね!
(ポイっと杖をそこら辺に投げ捨てて両腕をだらんと垂らす。垂れた先は地面について、その上に積まれる折り畳まれた部位の山。真上に長い腕を伸ばせば梁に捕まってぶら下がる。)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
念のため数えますが!間違えた場合は申し訳なく!
(天井の梁で体を揺らし、その手を離せば体操の鉄棒の選手のように空中でぐるりと回る。)
いち!
(回転の中心にグスタフの体が、その軌道を追うように伸びた義手が。遠心力と重力で振り回される。)
に!
(回転は加速され、体に密着するように圧縮される。鉄の塊が回転している。)
さん!『征雪崩』ッ!!!
(両手を握って作ったハンマー。高さと重さと遠心力。斜め上から迫り来る圧力。振りかぶられた両手が相手を叩き潰さんとする。)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
脳天、ですか。ふふふ、いいところを狙いますね。俺好みです
(口元が緩む。天井の梁にぶら下がったグスタフを見上げて)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
(回転とともに加速していくグスタフ。いち、に、さん。心のなかで数えて)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
(相手は、自分を信頼して最大の火力をもって攻撃してくれている。ならば、それを正面から打ち破ることこそが、番長の役目ではないだろうか。だから、上半身を少し仰け反り)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
────っ!
(タイミングを合わせて、頭を振った。人体で最も大きい筋肉の一つである背筋と腹筋を使って、鋼鉄のように硬い身体を、頭を、真っ向からぶつけたのだ)
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
(これは行った)(間違いなく行ったはずだ)(だっていつも地面をたたいた時のような、反動の浮遊感が)(は?)(肉を叩いて、浮遊感だけ?)
――はぁ?
(機械音声ではなく、すっとんきょうな低い生の声。そんな音が漏れ出て。)
(ふわっと着地した。)(着地してしまった。)(130kgを優に超える自分の体が。)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
(そのまま呆けるように何十秒。ディスプレイにはもはや何も表示されない。正確には、表示するものすら思い浮かばず表示できるものがない。)
ぷふっ。フ、フフフ。は!は!は!いやぁ何とも規格外!御見それ致しました!
(何も表示されない顔で、機械音声はゲラゲラ笑う。何とも楽しそうに言葉を紡ぐ。)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
コルトハードさん、僕は今自分の所属するクラスの色がわからなくなりましたよ!成る程成る程!いやいや素晴らしい!素敵な方ですね貴方様は!
(じゃらりと伸びた腕のまま手首だけで腹を抑えて大笑いし始める。とにかく思い浮かぶ限りの称賛を)
ではではさて!続きまして、どうぞ!
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
(少しめくれ上がった前髪を手で直しつつ)
ふふ、ふふふ。そうでしょうか。俺も規格外の自覚はありますが、刻逆前から違いがないので、復讐者の皆様とはそれほど変わらないかとおもいますが……
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
では、今度の俺の番ですね。使うのは左膝。狙いはお顔
(自分の膝を指してから、グスタフのディスプレイを指す)
タイミングは……俺が三歩歩いたら、としましょう
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
(とんとん、と二度飛んで身体をほぐし、一歩、二歩)
────行きます
(三歩目と同時に床を強く蹴って飛び、両手はグスタフのディスプレイの後ろで組む。それを引き寄せながら、ムエタイ式の組み飛び膝蹴りがディスプレイへ向けてまっすぐに飛んでいった)
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
(一通り笑いきった後、手首だけで杖を拾い最初の姿勢へ。といっても腕が地面に垂れ切っているから全くついている意味がないのだが。)
ええ、おもいっきりどうぞ!
(一歩。近寄ってきた。)
(二歩。まだ離れている。)
(三歩。急接近。と一緒に前に引っ張られて、視界が彼女の膝で埋まって。)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
(衝撃が突き抜ける。これは膝蹴りなんかではない。ただの迫撃砲だ。いやそれすら生温い。車両の突撃、いや、列車砲の至近距離射撃。それに等しい。)
(グチャリという粘性のある音が体育館に広がって、次に膝から崩れ落ちた音が響いた。)
(クリスタの組んだ腕の中から、滑り落ちるようなグスタフと共に。)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
(胸元の緑の光を放つ機械は黄色に明滅する。続いてあれだけの衝撃を受けても割れなかったディスプレイがブルースクリーンを表示して落ち着いた機械音声が流れ始めた。)
「……Error。Error。Error。物理シャットダウンが発生しました。内部思考回路、衝撃によりショート。再起動セットアップを実行……一分後にもう一度試行してください。」
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
「システム終了前にカツラギからの終了メッセージを再生します。……『本日はお付き合いいただきありがとうございました!多分僕はくたばっているので保健室にお願いします!その際ネックウォーマーは外さないでくださいね!ああそれと、後日本日お付き合いいただいた謝礼を致したいと思いますので、ご要望がございましたら是非!』……以上です。」
ブツン
(電源が切れたように音声は止まる。胸元の装置だけが光を放っていた。もし四角い頭に耳をそばだてればコイル鳴きの中に小さな吐息が聞こえるだろう。)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
(一度空中でくるりと回って着地。エラーメッセージを聞いて顔をあげて)
あっ
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
…………うーーーーーん
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
てへっ
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
(グスタフが息をしているのを確認すると、スマホを取り出して)
あ、もしもし。どうも、俺です! 保健室のベッド空いてますか? 怪我人を連れて行こうと思うのですけど……
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
あっはっは、まさか、殺してないですよ。ちょっと事故があっただけで……はい、はい、すみません……やりすぎました
(自身よりも頭一つ大きいグスタフの身体を軽々と肩に担ぐと、昇降口の方へ。グスタフの鞄を改修して、保健室の方へ歩いていった)
クリスタ・コルトハード 2021年8月23日
..
(演出終了)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
(その後、目立った外傷がないサイボーグをどう治療するべきか悩む白のクラスの人がいたとか)
(充電機ぶっ刺した瞬間起き上がった半裸のサイボーグがいたとか)
(安静の指示を無視して体育館に破損がないかを確認しに行ったサイボーグがいたとかいなかったとか。)
(演出終了)
グスタフ・カツラギ 2021年8月23日
#クリスタ・コルトハード
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『このスレッドは終了しました』