【個】れびおーさ！
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月5日
ここは魔法の世界
その中でも魔法使い達の活気ある声が響き渡る横丁──今日のお話はそこから始まるのでした。
この後向かう学校へ向け、魔法のお店で準備を済ませましょう。
さあ、見渡す限り魔法の世界を楽しみましょう。
#スィーリ・ラウタヴァーラ
#リュヌ・ドゥートランキルテ
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月5日
いいんだぜ、スィーリ。
急に叫びたくなる時って、あるよな………オレはないけど。
(優しい言葉をかけることにしました)
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月5日
だから、違うと言っていますのに……。
（妙に優しく投げかけられる言葉に、なんだか気恥ずかしくなる）
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月5日
そんな意地悪なリュヌ様は、こちらをどうぞ？
（一見何の変哲もないトランプを笑顔で手渡す魔法少女）
（こっそり盗み見た商品説明ホップには─「めくると爆発します」と）
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月5日
えー？ なになに、マジックか何か？
(疑いなくぺらりと捲ってみます。すると──)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月5日
(ぼんっ)
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月5日
ふふ。お返しです♪
（してやったり）
（悪戯っぽく微笑む少女でした）
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月5日
けほっ(丸焦げになりました)
むむむ、流石は魔法の店…不思議がいっぱいだ。
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月5日
こっちもみてみよーーぜ！
(気にせず次の品物へ向かいました。何より楽しいのですから)
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月5日
（あまり堪えてない様子のリュヌ様に、肩透かしをくらった気がして）
むぅ。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月5日
（とはいえ。楽しんでいる様子を壊そうとまでは思えず）
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月5日
えぇ。
こう、びっくりアイテムじゃなくて。役に立つ道具とかはありませんかね？
（リュヌ様についていき、品物を眺めるのでした）
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月5日
あっ、これとかどうかな？
チョコレートだってさ。動物の。オマケ付きらしいぜ〜！
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月5日
(どう見てもびっくり系のおかしだった)
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月5日
チョコレート、ですか。
さすがに食べ物で危険なものはないでしょうし……食べてみましょうか。
（無警戒でチョコレートの袋を開けると──）
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月5日
（ﾋﾟｮﾝｯ！）
（勢いよく飛び出してきた茶色の物体が、少女の顔に張り付いてのだった）
……ぇ？
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月5日
(お代を渡して、振り向くと開封されており──何かが飛び出した).
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月5日
(これは…)
あ……チョコレートのカエルだ。
(それが今、彼女の顔へ)
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月5日
……。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月5日
カエル、ですか。
（ｹﾞｺｯ）
（顔に張り付いた甘い匂いのソレが、返事をするように一鳴きする）
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月5日
取ってください～！！！
（いつもなら笑顔でわしづかみすることだろう）
（だが、今の彼女はメイドではなく魔法少女だ。歴戦の兵ではなく、どこにでもいる一人の女子高生だ）
（そんな油断から。慌てふためいた少女は、目のまえの少年に懇願しながら抱き着こうとするのであった）
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
うおーっ、任せろー！
(故意ではないとは言えやっぱり悪戯系の品物だったわけだ。罪悪感がないこともない)
(使命感にも似た気持ちから、彼女を助けるのだ)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
────取った！
(きゃーっち、素早く手に取りスィーリのお顔からカエルのチョコを取るのでした)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
ふふふ、これでもうあんし──
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
あ、ちょっと待って待って。もう取ったってばー！
(女の子はすぐには止まらない。素早く取りはしたが、抱きつかれてしまい慌てふためく)
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月6日
ちょ、チョコなのにっ、ゲコッって、甘いのに、ゲコッって！！！
（年相応。いや、より幼い少女然とした驚き方をする彼女は）
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月6日
（幼さとは無縁はその豊満な身体で）
（慌てふためく少年を力いっぱい抱きしめるのだった）
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
あわわわ、お、落ち着いてスィーリ！ ほら！ もう取ってる、取ってるから！
(なんだか様子がいつもと違う。年上然としたクールなメイドの立ち振る舞いとは全く異なっている)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
む、むぎゅ……息が………。
(押しつぶされていました。その全身に彼女の柔らかさを感じながら).
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月6日
も、もう、いませんか……？？？
（どこか遠くから。いや、むしろとても近くから）
（胸の奥底から響いてくるリュヌ様の声に、少し落ち着きを取り戻して）
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月6日
ぁ……。
（胸の中で息も絶え絶えになる少年に気づくのだった）
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
ふにゃ〜〜〜。
(スィーリに抱かれ、お目目ぐるぐりゅぬ)
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月6日
はっ！？
りゅ、リュヌ様！？だ、大丈夫ですか？？？
（ふらふらのリュヌ様の様子に慌て）
（抱く力を緩め、頬をぺちぺちと叩く少女）
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
あうあう。
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
はっ……！(ぱちくり)
オレは一体何を。
(ふるふると頭を振って).
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月6日
目、覚めましたか？
（力は緩めたものの、抱きしめた格好は変わらず）
（意識を取り戻した少年の様子にほっとする少女の顔が、間近で見れることだろう）
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
あれ、オレいつの間にか寝てた……？
(何をしていたっけ────そうそう。魔法の買い物をしていたのだった。
それで、えぇと、何だったかな…？)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
まあ、スィーリが起こしてくれたって事かな。ありがとー
(笑みには笑みを。笑顔を返して感謝の言葉を)
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
でも。この格好はちょっと照れる……かも？(男の子としては、恥ずかしい)
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月6日
～っ！
（本日三度目の不意打ちです）
（その笑顔は心の底まで刺さるナイフのように。私の情緒をぐちゃぐちゃにしてくれます）
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月6日
ふふ、そうですか。
リュヌ様も男の子、ということですね。
（恥ずかしがる彼を見て、少しだけ余裕が出たようで）
（そっと抱きしめる手を放すのだった）
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
…？(どうしたのかな。首を傾げて心配し)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
むむむ、当たり前だぜ。オレだって男なんだからなー！
(恥ずかしい、と思うくらいなので本当にそうなのかはまだまだ怪しいところでした)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
ん、ありがと。
……さてと、次はどうしようか？
(まだまだたくさんあるみたいだけど)
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月6日
（いつかこの人をめいいっぱい恥ずかしがらせることができたのなら）
（ふふ、そんな妄想も楽しいですね）
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月6日
せっかくですから、お土産になりそうなものを見繕いたいですね。
こう、実戦で役立ちそうなものも。
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
おっ、いいねー。買っちゃお買っちゃおう。
実戦……魔法の銃？とかあるのかな。
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月6日
魔法の杖なんかも、やっぱりほしくなっちゃいますよね。
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
いいね！
それじゃあ次は……魔法の前のお店だ！
(行こう行こう、と再びスィーリの手を取って)
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スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年11月6日
えぇ、まだまだ遊びつくしますよ！
（リュヌ様の手を、そっと握り返して）
（これから先の道行きに。わくわくが止まらないのでした）
(演出終了)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年11月6日
(この後も、たくさん魔法を見て回った！)
(演出終了)
