私立MM学園

【個】君の指先が×すもの

一恋・花束 2022年11月4日
お昼時。
修学旅行の合間、アリーナから抜け出して、花壇のベンチに座る花束は、
少し前に入学した少女とばったり出くわして……

💐 書き込み可能 ☠
#一恋・花束
#虚ヶ谷・ワチカ




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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
……。
……。余裕、ないように見えるかな。
(“そもそも余裕があるとかないとか考えたことがない”人間の顔をしていた)

ううン。
なくても、……わっちは役に立ちたいから。人助けをしたいンだけど…
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一恋・花束 2022年11月4日
いや、わざわざアンプル差し出しておいて変なもの入ってるとは逆に思わないじゃないですか…… (無効票)
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一恋・花束 2022年11月4日
ふむ…………じゃあ、一つ定義してみましょう。

ワチカちゃんにとって、「人助け」ってなんですか?
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
む、…まあ、そうかもしれないけど。
わっちがバカだから飲み物に混ぜなかった可能性もある……っていうと我ながら情けないので、これから気を付けよう、だな。

…大丈夫! わっち、花束さンに酷い事なンてしないよ。
(だって恩人だもん、と嬉しそうに) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
「人助け」。

えっと……(少し思案して)困ってる人を、助ける事。かな。
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一恋・花束 2022年11月4日
アンプルよりは缶ジュースとかのほうが警戒されにくいかも知れませんね。
(小さく笑って)

…………本当ですかぁー? 「頑丈そうだしちょっと気になる薬を飲ませてみよう」なんて思ってませんかぁ~?
(冗談めかした口調でそう言ってから) (無効票)
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一恋・花束 2022年11月4日
じゃあ…………いま、花束が困ってるとしたら、ワチカちゃん、助けてくれます?
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
じゃ、わっちが缶ジュース差し出したらムムッ!てなっちゃうな。

あはは!やらないよ!
だって……花束さンは、わっちの憧れだもん。
花束さンだけじゃない、……ここにいる人は、みンな、みンな、わっちの憧れだけど。……だけど、やっぱり一番は花束さン。
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
.. (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
え、こ、困ってるの!?
勿論! 助けるよ! わっちに出来る事なら何でもするし…!
(どうしたんだろう、と相手の方を向いて、)
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一恋・花束 2022年11月4日
そ、そんな憧れてもらうようなことしましたっけぇ?
いえ、嬉しいんですけど……
(ぽりぽり、頬をかいて) (無効票)
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一恋・花束 2022年11月4日
…………本当に、出来ることなら、何でもしてくれます?
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
花束さンがいなかったら、…あのモールで、わっちはただの足手まといで終わってたと思うから。
(目を伏せ、)
……あの時から、わっちは少し変わった気がするの。「わっちにも出来るンだ」って。少し、自信がついた気がして。
だから……あ、う。わっちなンかに憧れられるのは、えと、びっくりしたかも知れないけど… (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
う、うン。出来る事なら。
(こっくり、と頷く)
いや、出来なくてもなんとか…出来るように……
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一恋・花束 2022年11月4日
…………花束のお友達がですね。
痛み止めを飲んでまで、無茶をしているんですよ。 (無効票)
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一恋・花束 2022年11月4日
心配なので、なんとか、自愛してほしいんですけどね。

でも、放って置いたらもっともっと無茶しそうで――ほんとは、休んでほしいんですけど。
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
えっ。 (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
えっ……あっ……
(手を上げたり下ろしたり。おろおろと無意味なジェスチャを繰り返して、後)

……じゃ、じゃあ、その……わっちが、其の子に、言ってあげるなら、出来るかも…… (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
花束さンが心配してるって。
……だから、心配させちゃ駄目、って。少なくとも今日は、……ちゃんと、寝なさいって……
(痛み止めえもたせている上に寝てないと自白するようなものだ。どんどん声は小さくなって、)
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一恋・花束 2022年11月4日
――――そうしてくれると、花束、安心できます。
(てい、と横にいるあなたの頭に、弱いチョップをするでしょう)

だって、考えてみてくださいよ。
自分が困ってたとして―――――― (無効票)
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一恋・花束 2022年11月4日
自分が辛くて、きつくて、悩んでて。
誰かに助けてほしかったとして。


傷だらけで、寝不足で、眼にクマを作ってて、ふらふらしてて、痛み止めまでうってやっと動いてるような女の子が――――それでも笑いながら、【助けに来たよ】って言われたら (無効票)
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一恋・花束 2022年11月4日
いいからまず、自分をなんとかしてくれよ、ってなるじゃないですか。

「余裕がある人がすること」っていうのは、そういう意味ですし。

自分を大事にできない人は――――本質的には、人を助けることはできません。 (無効票)
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一恋・花束 2022年11月4日
だから……自信を持って、胸を張って、助けに来ました、って言えるようなワチカちゃんに、花束は、まずは、なって欲しいです。
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
あう。
(弱いチョップを受ける。あわわ、と顔を赤くして)

……う。
……そう、だ、ね……確かに其れは、相手の事の方が心配になっちゃう。
(其れがまさに今の自分の状態なんだろうな、と) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
…。でも、……変な事を言うンだけどさ。
わっち、本当はね…役に立つってどういう事なのか判らないの。
動いていないと、何かしていないと、…傷付かないと、誰にも認められないような気が、して。

自信を持ちたい。胸を張って「助けに来たよ」って言えるようになりたいのに。
……「お前なんかいらない」って言われるのが。こわ、くて。
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一恋・花束 2022年11月4日
(おもむろに、ぴょい、と立ち上がって)

(一歩前に出る、右足を軸に、半回転)

(ひらりと手を翻して、ステップを踏んで) (無効票)
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一恋・花束 2022年11月4日
(一回転して、ぱちんとウインク。淀みのない、流麗な、本来は舞台上で行う、アイドルのダンス)

人前で見せるものだから、失敗できないぞー、って思って。

これ――――「自信」を持って出来るようになるまで、結構時間かかったんです。 (無効票)
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一恋・花束 2022年11月4日
思うに、自信って……積み重ねなんですよ。
自分がやってきた、ちょっとずつが、いつの間にか踏み台になってて、高い視点から見れるようになってて――余裕が生まれて、できなかったことが出来るようになってて、そしたら、次の所に登っていけるって、そういうモノ。

だから――――「今すぐ欲しい」と思っても、手に入るものじゃあ、ないです。
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
あ……
(とても綺麗なステップだった。くるり、彼女の髪が翻って、……アメジストみたいな瞳と、目が合う)

……時間、が。
(この人が)
(時間をかけて、練習をする) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
積み重ね。ちょっとずつ、……ちょっとずつ。
……。
(己の胸元に手をやる。そこには、思い出がある)
…あのね、花束さン。……わっちね。モールで頑張ったよってある人に言ったの。そうしたらね。
「頑張りましたね」って。…褒めてくれたンだ。
わっち、とても嬉しくて、……また頑張ろうって! …思えた。

…きっと、そういうのの……積み重ね、って事、だよね? (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
……ちょっとずつ積み重ねたら。
わっちも――(ぼろり。いつしか、涙が零れ落ちていた)……花束さンみたいに、“綺麗なステップ”踏めるかな?
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一恋・花束 2022年11月4日
――――はい。

自分で自分を認めてあげて。
誰かに自分を認めてもらって。
初めて、自分を信じられるようになるんだと思います。

そして――――いちばん大事なことを、忘れているようですが!

(とん、と彼女の前に移動して) (無効票)
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一恋・花束 2022年11月4日
ここは「学校」なんです。

失敗しても、間違っても、やり直して、考え直して。
何度でもトライして、挑戦して――経験を、自信を積み重ねるための場所なんです。

最初から全部できなくていいし、それを焦らなくてもいいんです――勿論!

「もっと早く、何かをしたい」っていう気持ち自体は、否定できませんけど。 (無効票)
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一恋・花束 2022年11月4日
ステップの踏み方がわからないなら、花束でも、誰でも教えますし。

頑張り方がわからなくなったら、ちょっとサボって、アイスでも食べにいっちゃえばいいんです。

それでももし、目の前で誰かが困ってたら。

その時、出来る全力で、助けてあげればいいんです。 (無効票)
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一恋・花束 2022年11月4日
あの時、わくわくモールで、ワチカちゃんはそれができたじゃないですか。
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
うんっ、……うん?
(大事な事? 雫を零すままに、近付いた距離)

……。良いの?
怒らない? 出来ないからって、怒らない?
(わっちは“どうして不安なのだろう”?) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
…………。
(視界の中で、花束さんが雫に沈む)
うんっ……うん…!!
……ふえ、ええう、ええぇぇぇええん……!

(ああ、泣いちゃって情けないな。)
(困らせちゃったかな)
(でも、でも……これは、嬉しくて泣いているのであって)
(だからどうか、許して欲しい) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月4日
(そうして少しの間、泣きじゃくった後……割と早く、嗚咽は啜りへと変わり)

……わっち、護りたいの。
今は出来なくても、……情けなくても、泣いちゃっても。
いつか、……守れるようになりたい。
護りたい人がいるの。ずっと、悲しい顔をしてる人がいるの。護りたいの。
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一恋・花束 2022年11月4日
花束が怒るのは――――無茶して、無理して。
自分を顧みないで、大事にしない人、だけですよ。 (無効票)
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一恋・花束 2022年11月5日
だから――――自分のことも、護ってあげてください。
両手が動かなかったら、護りたい人にだって、手を伸ばせないんですから。
(よしよし、と、抵抗がなければ、華奢な手が、少女の頭を撫でるでしょう)

でも――――――覚えておいてくださいね。 (無効票)
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一恋・花束 2022年11月5日
護ることも。
笑顔にすることも。
悲しみを取り除くことも。

それは、とっても大変なことです。
ある意味では、傲慢で、無謀で、身勝手な願いです。
だって――――『助けてくれ』って頼まれてないのなら、
主観的な、ただの大きなお世話なんですから。 (無効票)
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一恋・花束 2022年11月5日
.  、、
――けど!
、、、、、 、、、、、、、、、、
その願いは、決して間違いじゃない――――と、花束は思います。
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月5日
(頭を大人しく撫でられる。…優しい手だ。私は、撫でられるのがとても好きだ。だから、また一つ雫を零す)
うン、……うン。自分を大事に出来なかったら、……大切な人も、護れない、もンね。
(頷いて、) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月5日
傲慢で、無謀で、身勝手。
―――。
(心の中で燻る炎がある)
……わっちは、“それでも”助けたい。
悲しまないようにしたい、ずっと笑っていてほしい、心の底から笑って欲しいンだ。
大きなお世話でも良い。跳ね除けられたって、わっちは、……其れでも!

(相手を見上げる。間違いではない、そういってくれた彼女を、一欠けの星を見上げるように、強く) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月5日
……でも。
まずは、自分の事から……だよねえ。
(今は痛み止めが効いているけれど、と。困ったように頬を指先で掻く)
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一恋・花束 2022年11月5日
白のクラスでしたよね?
医者の不摂生――じゃないですけど。

……もっというとですね。
花束、自己犠牲は、時と場合によってはありだと思うんです。

ただ、日常を自己犠牲で埋めてしまうと………… (💐 続ける ☠)
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一恋・花束 2022年11月5日
いざ、というときに、捨てられるモノがなくなっちゃうので。

…………だから、いまは休憩しましょう。
はい、いきますよー保健室。
(問答無用、有無を言わさず、手をつかんで)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月5日
う、うン。はい。お恥ずかしい事に…
(しょぼん、とする其の首元には白いリボン)

……。そうだね。
本当にいざという時に、投げ出せるように。…っていうと、物騒だけど……わ、
(掴まれた手。少女の手は氷のように酷く冷たい)

わ、わ、わ! 花束さン……! (💐 続ける ☠)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年11月5日
……ありがとう……!
(泣き笑いながら、わっちは確かに、貴方に伝えよう)
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一恋・花束 2022年11月5日
【……end】
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