私立MM学園

【個別】一目で、きみに

虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
修学旅行。
豊饒祭。

イベントごとが盛りだくさんだなあ、と、編入生は暢気にパンフレットを読みながら歩いていた。
そりゃあ犬でなくても、ぶつかりもするというものだ。

★Location
中庭に面した渡り廊下


★Talk
#十桜・ひとめ
#虚ヶ谷・ワチカ





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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
(そう。10割10分わっちが悪いのである。)

――なンか、11月って色々あるな…
ええと、修学旅行はこれで……豊饒祭は、ええと…

(あちこちに付箋を付けながら歩いていたものだから、前なんて見ていなかったのだ。其のままのスピードで何気なく曲がり角を曲がり) (無効票)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
────、
(あら、と言う間もなく)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
(どん、とぶつかってしまった)
(自分よりも、少し小さな影に)

(尻餅をついて、目をぱちぱちとさせていた) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
(どん、)

え?

(何かにぶつかった。ふらり、とよろけて……何とかこちらは踏ん張って見せる。まずい。もしかして、誰かにぶつかったのか)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
え、あ!!?
(そうして座り込んでいる少女の姿を認めると、大慌てでパンフレットを小脇に抱え)
ご、ごめン! わっち、前見てなくて……! 大丈夫!? 何処か遺体トコない!?
(立てるかな、と空いた片手を相手に伸ばし) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
(×遺体→〇痛い) (無効票)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
(そうして、あまりにも慌てているものだから)
ふふ、だいじょうぶよ。痛いなんて、そんなもの。

(くすくすと笑いながら、ありがとうと手を取って立ち上がれば)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
こうして話すのは初めてかしら。ワチカ。
優しい子なのね。
(引いてもらった手を両手でそっと撫でて、微笑む) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
あ、慌てるよ~~~…! 女の子を突き飛ばしちゃったなンて、わっち、何と謝れば良いか、
(あ、羽根のように軽いってこの事を言うのかな)
(非力な己でもすんなりと助け起こせた彼女の事を、そう思う)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
そう、だね。ええと……ひとめ、さン。だっけ?
(桜のお宮で見たことがある少女だった。まるで妖精のように、現れて桜を眺めては、何処かへ行ってしまう。自分は時折其の姿を眺めているだけだったけれど)
いやあ、ここで助け起こさないとか人としてなくない? 明らかにわっちが悪かった。パンフレットを見てたから……
ひとめさンも、この学園に来てたンだね。 (無効票)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
ええ、そう。正解。
(よくできました。頭を撫でて)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
いいえ?助けない人も人間としてはいるものよ。

来てたも何も、ずっと此処にいたわ。
むしろ、ワチカ。あなたの方が……見たことがないのだけれど……? (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
…。
(頭を撫でられた。…思わず挟んでいたパンフレットを落として、空いている手で己の頭を確認するように触り)
…。
えへ。正解で良かった。
(心の底から嬉しそうに、笑った。頭を撫でられるのは好きだ。褒められている、という感じがするから)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
ええ!? そんな奴がいるのか!?
そんな奴はクマバチに刺されちゃえば良いのに。人として駄目だよ、駄目。
(ぷんぷん、と怒ったように)

……ああ!
わっち、9月からの編入生だから……本当に此処に来たの、ごく最近で。
だから見た事ないのは当然かな。
(綺麗な目だ。――思わず見詰めてしまう。パンフレットに構わず相手の目を見返して、小首を傾げた)

白のクラスで、毒と薬の勉強してるンだ。 (無効票)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
(かわいい……!)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
ふふ、そうね。人としてダメね。
(よしよし。そんなに怒らなくても大丈夫)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
編入…………?
(はて、どういう意味だっただろうか。確か4月に新しい子たちが来るのが普通で、他は色んな事情があってここに来るとか……そんな感じだっただろうか)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
(まあ、些末なことはどうでもよいのだ)

あら、その可愛さで?侮れないわね。毒だなんて。 (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
(あの人に撫でて貰った時みたいに、胸がぽかぽかする。ふにゃふにゃと表情が緩んで)
そうだよ、人として駄目。まして、ひとめさンみたいな、妖精みたいな人を――……

……。
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
……。
(わっち、今もしかしてめっちゃ恥ずかしい事ゆった?)
え、えと、あの、ちが……いやあの、いつもお宮にいるひとめさン、なんだか桜の妖精さンみたいだなって、……あああ、えと……!
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
そ、そ、そう!毒!
わっちね、毒の調合が趣味なの。この前はイドラから、不思議な桜の蜜を貰ったりしてな。色々とやってて……ついでに薬にもならないかなって、色々教わってるの。
ひとめさンは? 何をお勉強してるの? (無効票)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
(ああどうしましょう!この子すごくかわいいわ!)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
まあ!イドラに!それはよかったわねえ。
(まるで姉というよりも、もはや母親のように撫で続けて)

毒と薬は紙一重というものね。賢いのね、ワチカ。
(すごいすごいとまだ続けるのだ)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
我?我は────
(はて、“何を”と言われると困ってしまう)
(具体的にこれ、というのは浮かばず。思いつくのは────)

(『君にはまず、常識を教わるところからかな────』『あなたには、常識が足りなさすぎる────』などなど、お小言ばかりだったので)

…………常識?
(すごく言われる言葉が出てきた) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
う、うン! なんでも、お宮に一本しか生えてない桜の蜜らしくって、…高揚効果と、意識混濁…ええと、意識をふわふわさせる力があって、……其れでわっち、色々試して……
(なでなで)
……
(なでなで)
あの……
(撫でられるのは好きだ。其れは最近気付いた事だ。…けれども)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
あ、あンまり、褒められると、恥ずか、しい……

わわわ、わっち、そんな賢い訳じゃないし…毒と薬は別だけど、他の事になると色々とさっぱりで……あの……
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
……常識?
(はてな。其れは多分、学校でわざわざ教わる事でもないのではなかろうか)

……。やっぱり、ひとめさンって妖精なの?

(世俗を知らぬ彼女は、たとえ教師がなんと言おうとも――少女の目にはそう見えて) (無効票)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
何を言うのワチカ。一つ……いいえ、二つ。
その秀でた二つは、絶対に我が成し得ないものよ。
誇りなさい。それはあなたの大切な────あなただけの長所なのだから。
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
……ふふ、どうかしら。
よく言われるわ。妖精みたいって。

────本当に妖精だったら、あなたはどうする?ワチカ。
(鱗粉でも採る?) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
……。
(赤い顔で、目を丸くして)
……。
(どうして。…どうして、こんなに、“泣きそう”になるのだろう。わっちだけの長所。わっちだけの、才能。どうしてこんなに、)

…あり、がとう……

(嬉しいのだろう!)
わっち、…わっち、毒なら、薬なら、誰にも負けないもン…!
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
えっ。よ、妖精だったら?
……どうしよう。

妖精だったら、えっと……ま、ま、護らなきゃ! 悪い人に、連れ去られるかも!
(鱗粉は興味深いし、其の生態だって知りたいけれど――でも其れ以上に危機感があった。“この人はふわりと飛んで行ってしまう”。そんな確信が、あった) (無効票)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
ええ、ええ。その意気よ。ワチカ。
あなた出来ること、その才能で。
『自分には出来ない』とあらゆる人間に言わしめてやりなさい。
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
ふっ────あははっ!そうね、そうね。
妖精だなんてバレてしまったら、大変ね!
(あまりにも実直で、素直なこの少女。愛らしくて、可愛らしいこの子に、“護らなきゃ”だなんて)
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十桜・ひとめ 2022年10月24日
それなら、ワチカ。
あなたが今、我のことを連れ去ってくれる?
(要するに、道案内がてらのデートのお誘いだった) (無効票)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
うん……うん!
わっち、頑張る…!
“毒ではワチカに敵わない”って。色ンな人に言わせたい…!
(其れは初めての感情だった。“敵わないと言わせたい”……すなわち“勝ちたい”という心。……いつだったか、勝って嬉しいと言った相手を男の子だとからかったけれど。人の事は言えないな、と心中で笑った)
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
そうだよ、とっても大変だよ!
天使や悪魔は兎も角、妖精なんて新宿島にいないから、色んな人に狙われちゃう。
(でも、きっとこの人はひらりひら、とあらゆる手をすり抜けるのだろう、と)

……へ。 わっち?
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
……
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虚ヶ谷・ワチカ 2022年10月24日
…うン!
あのねあのね、ひとめさン、わっちまだ此処の事よく知らないの。教えてくれると、嬉しいな……!
(お手をどうぞ、わっちの妖精。)
(行事のパンフレットを拾い上げると、己の片手を差し出し) (。)
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十桜・ひとめ 2022年10月25日
ええ、もちろん。ワチカ。
ここの先輩なのだもの。任せて頂戴。
(よろしくね、我の新しいお友だち)
(差し出された手を重ねて、先を行く)
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十桜・ひとめ 2022年10月25日
そうしたら、まずはね──────
(はてさて、その行く先は校内の案内というよりも、彼女のお気に入りスポット巡りとなるのだけれど──────)

(それでもきっと、仲睦まじく。笑顔が咲き誇ってゆくのだろう) (。)
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