【個】月明かりの下で咲く花は
音海・凪 2022年10月21日
. 『今晩の花火大会』
. 『ちょっとお時間いただけませんか?』
『花火大会?』
『おう』
『いいぜ』
#野々矢・一三郎
#音海・凪
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野々矢・一三郎 2022年10月22日
おー……たーまやー! おー! こンな位置で打ち上げ花火見るのは初めてだぜオイ!
(綿菓子をもぐもぐと口にしながら)
(無効票)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
確かに綺麗だけどこう……ワクワクすンな。オレは……!
(へっへっへと楽しそうに、花火の光の中笑って)
音海・凪 2022年10月22日
かーぎやー……と。
……ふむ、ワクワクですか?
(花火を視界の端にとどめながらも、少し野々矢さんの方へと顔を向けて問いかける)
(話している間にも、続いて同じく花形、他にもしだれ柳やちょっと変わった形をした花火など、次々と打ち上げられていく)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
そりゃワクワクすンだろ。屋上で上から花火見るなンてそうそうないことだからな……!
珍しいもン見ると楽しいし、良いことある気がする……だろ?
(綿菓子をもぐもぐと食べながら)例えばこの綿菓子に……当たり! って書いてあったり、とか!
音海・凪 2022年10月22日
なるほど、なるほど……確かに、そうかもしれません。
(楽し気な様子に、思わず釣られたように頬を緩ませて)
でも、仮に綿菓子にあたりが出たからもう一本、なんて書かれてあったとして。
ここから離れて受け取りに行くかとなると、花火も見ていたいし、悩ましいですね。
かといって、のんびりしていたら売り切れてしまっているかもしれませんし。
野々矢・一三郎 2022年10月22日
それは……たしかに困るな
じゃあその時は飛ンで、花火から目を離さず貰ってくるとかか?(はははっ、と笑いながら)
音海・凪 2022年10月22日
その時は、飛んでいる最中に花火に夢中で、うっかり真下からも花火が飛来して……。
……なんてことにはならないよう、気を付けないといけませんね。
よそ見運転は怪我の元、ですから。
野々矢・一三郎 2022年10月22日
大丈夫だっての。飛ぶのには自信あるからな
なンなら、変身せずに凪を抱えてたって打ち上がってきた花火ぐらい避けていけるぜ?(なんて軽口を叩きながら)
音海・凪 2022年10月22日
野々矢さんの言う事ですから、恐らく本当に出来るのでしょうけれども……ふむ。
(それこそ、自分も風を上手く制御すれば花火を避けながらの飛行は出来るかも、とも思うが)
(この場でわざわざそれを言うのも無粋というもので、口にはせず)
(無効票)
音海・凪 2022年10月22日
(それに……)
(無効票)
音海・凪 2022年10月22日
……なら、試してみます? 此処よりも良い特等席で、素敵な景色が観れそうですし。
(自分で飛ぶよりも、今はそっちの方が良いな、なんて思ってしまったから)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
おう! 試して…………
(無効票)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
試して!?(あれ? 聞き間違えか? とばかりに反芻して)
(そもそもそう、これは軽口だったのだから。そもそも、当たり棒なんて綿菓子から出るわけがないし)
(無効票)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
(だけど、ほのかに微笑む彼女の顔を見ると)……あー
……じゃあ、その、試すか?(と、いつの間にか食べ終えていた綿菓子と焼きそばを置いて。腕を出す)
(なにせ自分の背中は炎の翼だ。うっかりすると人を燃やしかねないので、文字通り抱えながら飛ぶしかなくなる)
音海・凪 2022年10月22日
はい、今夜は無礼講ということで。
(普段なら自分から静止をかけるのだろうけれども。思っている以上に高揚しているのか、こくりと頷いてみせて)
んーと……首に手を回すようにして、そのまま持ち上げてもらうのが良さそうでしょうか。
ちょっと、失礼しますね。
(飛行中に離れないよう、両腕を首に回すようにして。いつでも持ち上げてもらって大丈夫なような体勢を取り)
(無効票)
音海・凪 2022年10月22日
……はい、どうぞ?
野々矢・一三郎 2022年10月22日
(頷いて、近づいてくる様子を見ながら)
(両腕が、首について)
(つまりこれは、とてつもなく近くということで)
(そんな状態で、はい、どうぞ。なんて言われたら)
(無効票)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
……お、おう
(微妙に、硬くなりながら)
(背中と、足のあたりに、手を伸ばした)
音海・凪 2022年10月22日
(そのまま、所謂お姫様抱っこのような形で抱き上げられて)
おお……人に抱えられて見る景色、というのも何だか新鮮ですね。
野々矢さんの顔と景色とが、半分ずつ見えますよ。
(抱えられ慣れてないのもあってか、凄いですね、なんて楽し気に)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
(顔と景色が半分ずつというのは、もちろんこっちも同じで)
(とても、近い)
(また一つ、ひときわ大きい花火が上がって)
……綺麗、だな
(無効票)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
あ、っと、……い、行ってみるか……!
(そして、それだけ言うと。少し早走りでそのまま屋上の外へ飛び立った)
(戦闘時のように早くはないけど、ふわふわと浮かびながら)
音海・凪 2022年10月22日
……ええ、とても。
(先程はうまく同時には観れなかった、花火と、それに照らされる野々矢さんの横顔が)
(この場所からは、とても良く見えて)
(無効票)
音海・凪 2022年10月22日
はい、安全運転でお願いします。
(ふわり、と自分から飛ぶのとはまた違った感覚を味わいながら、景色を楽しんで)
……あの、ちなみに重かったりしないですよね?
野々矢・一三郎 2022年10月22日
あいよ(とは言うものの、そもそも変身していないと無茶な速度では飛べないのだが)
(花火の隙間を縫う分には問題ないのか、ふわりふわりと抜けていって)……どこ見ても、アレだな。……(綺麗。という言葉は、次は言わなかった)
(無効票)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
……この程度なら平気だっての
(重いか重くないかで言うと、人一人の重量はそこそこなもので)
(でもその事実を指摘する気には、あまりなれなかった)
音海・凪 2022年10月22日
ええ。至近距離で見ると、このように映るんですね。
(多くの人が、生涯見ることが無いだろう光景に心を奪われて)
(無効票)
音海・凪 2022年10月22日
ん、大丈夫そうなら良かったです。
(一緒にお弁当を食べるようになって、以前よりも多めに食べるようになったものだから)
(少しばかり体重も増えてるだろうし、どうだろうかと、思ったのだった)
ふふ……しかし、下にいる人達から私達のことはどう見えているのでしょうね?
やっぱり、この後怒られてしまうのでしょうか。
野々矢・一三郎 2022年10月22日
ヘリでもここまでは近づけねェだろうからな……っと!(もうちょっと、と花火にギリギリまで近づく)
(熱は魔力を調整して防ぐ。腕の中ごと、しっかりと)
(無効票)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
……バカが飛ンでる……とかか?
怒られたら怒られたで、そン時はそン時だっての(ははは、と軽く笑顔になって)
音海・凪 2022年10月22日
おお……まるで、星々が強く煌めいているようですね。
もう少し近づけば、溶けて飲み込まれてしまいそうな程で。
(見惚れながらも、あの中へと入り込まぬよう、腕をしっかりと回して)
(無効票)
音海・凪 2022年10月22日
人によっては、羨ましい、なんて思ってるかもしれませんよ?(くすり)
そうですね。その時は素直に、一緒に怒られましょうか。
それはそれで、きっと良い思い出になります。
野々矢・一三郎 2022年10月22日
手ェ伸ばせば掴めそうだな……まー、ちょっと今は、他のもン掴む余裕は…………(言っていたら、腕がしっかりと回ってきて)
……ん
(無効票)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
(ごほん)……は、はっはっは! せいぜい羨ましがれってンだ! この高さをな!(ちょっとわざとらしく笑った後)
じゃー、一緒に神妙な顔してみっか……!
音海・凪 2022年10月22日
もっと他に羨ましがるところがあるようにも思いますが……とはいえ、あながち間違いでも無いですか。
ここまで飛べればこその、一番の特等席からの景色が観れるというものですから。
(と、言いつつも。こちらに気づいた人が増えてきたのか、花火の撃ちあがる量も次第に減っているようで)
ええ。言い訳をしようにも、やってみたかったから、としか言いようが無いですし。
反省している風に見せて、やり過ごしちゃいましょう。
野々矢・一三郎 2022年10月22日
反省はするが、またやりたくなったらやります! ってことだな……(ははは、と笑って)……ガキどもに知られて、真似されたら困るし……ここだけの話な?
っと、もう終わりか?(花火の量が減ってきたのを見て、そろそろどこかにふわりと着地を考え出して)
音海・凪 2022年10月22日
そうですね、2人だけ……というには、多くの人々に目撃されていますが。
あの子達には少なくとも、内緒ということで。
単純に打ち止めか、それとも人が飛んでることに気づいたのか……。
どちらにせよ、空中遊泳はそろそろおしまい、ですね.
野々矢・一三郎 2022年10月22日
気付いた……かあ(ちらっと下を見る、意外と人が見えるぐらいで)
(横を見る。見るまでもなく、凪の顔が見えて)
そ、そうだな。そろそろ……あー、誰もいなさそうなとこ、降りるか
(ちょっと慌てるようん、人の少ないところに紛れ込もうと)
音海・凪 2022年10月22日
ええ。終わってすぐにお叱りの言葉や追及の言葉、というのも余韻に浸る暇も無くて勿体ないですからね。
(賛成です、と連れられるがままに)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
(そして人の気配のない、この時間なら誰もいないであろう。生産区画の隅の方に降ろして)
……あー、その、何だ。……楽しかった、な(ちょっと視線を外す)
(先程までは、熱に対応していたりしたからわかりにくかったけど。手に残ったぬくもりとか。さっきまでの近かった距離とかを思い出して)
音海・凪 2022年10月22日
(ゆっくりと降ろされて、首からも手を離し)
はい。とても楽しくて、価値のある時間でした。
野々矢さんの軽口に、無理を押してお願いして正解でしたね。
(こくり、と満足そうに頷くものの。歯切れの悪さや視線を外す様子が気になって)
(無効票)
音海・凪 2022年10月22日
……結構長いこと、抱えてもらっちゃいましたし……。
流石に、少々お疲れでしょうか?
(視線の先を回り込むように、体を傾けて)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
(うおっ、と飛び退いて)つ、疲れてねェよ!
あ、赤のクラスはもっとしンどい授業がいくらでもあンだからな……!
(無効票)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
そ、それよりも……も、もう帰ろうぜ。……それこそ、アレだ。誰か来ても……嫌だろ
音海・凪 2022年10月22日
……ん、そうですね。このまま捕まっちゃうと、帰る暇もなくなっちゃいそうですし。
こっそりこのまま、抜け出しちゃいましょう。
(先行して、そのまま人目につかなさそうな出口を目指して歩きだし)
……ねえ、野々矢さん。
(少し歩いたところで、ふと振り返る)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
(おうおう、帰るぞ……! とばかりについていって)
……ああン?(振り返った姿に、足を止めて)
音海・凪 2022年10月22日
今日はお付き合いいただき、ありがとうございました。
浴衣を見てもらえたら、と軽い気持ちで誘ったところ、おかげさまでとても良い日に……思い出となったと思います。
抱えて飛んでもらう、なんてお願いも聞いてもらえましたし……。
(そこから見えた景色を思い出して、また顔を綻ばせて)
(、)
音海・凪 2022年10月22日
……もし良ければ、また一緒に遊んでくださいね。"一三郎"さん。
野々矢・一三郎 2022年10月22日
…………(目を何度か、まばたきさせて)
(、)
野々矢・一三郎 2022年10月22日
……おう、いいぜ。凪
野々矢・一三郎 2022年10月22日
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