私立MM学園

【個】大輪と賑わいの中で

奉利・聖 2022年10月18日
秋の夜風がすっかり夏の面影を消し去ったこの頃。
花火大会による賑わいは留まることを知らず、ずっと盛況だ。

そういった理由もあり───せっかくだし、例の約束は花火大会と屋台巡り…縁日にしようと言い出したのは男の方だった。

#レイチェル・セレナイト
#奉利・聖





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レイチェル・セレナイト 2022年10月23日
あら、ご存知ありませんでした?
女の子って多かれ少なかれ、そういうところがあるものらしいですよ。
私だってありましたもの。空に憧れて、月に恋をしたかったような頃とかも。

へえ、そうなんですか。
……ロマンチックな情景。なんだかちょっと気になりますね? (無効票)
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奉利・聖 2022年10月23日
……別に、この場じゃなくても。
結構特別な人ですけどね。
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奉利・聖 2022年10月23日
そりゃ知ってます。
でも僕は、リアリストな面の印象が強くて。
…でもそうですか。あったんですね、そういう時期も。

ん…点けてみます?
(かちっ、と火をつけて) (無効票)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月23日
そうかな。
(ふふ、と)(軽く苦笑を浮かべました)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月23日
ちょっと聖くんが私のことをどう思ってるのかすごい気になるんですけどぉー。
……ま、昔ですね。
すぐに現実を思い知って、そんな気持ちはなくなりました。

……結局、運命っていうのは理不尽ですからね。
(なんて、小さく呟いて)

ええ、是非。
人気者なんでしょう、この子。気になりますもの。 (無効票)
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奉利・聖 2022年10月23日
……じゃなきゃ、一緒に行こうなどと言いませんし。

(そういう、「欲の対象」はそう多くない)
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奉利・聖 2022年10月23日
頼りになってすごく綺麗な人ですけど??
(これは冗談めかしているが、本当のことでもある)

……じゃあ、もしもですけど。
本当にこれからそういう、理想的なことがあったら。
嬉しいものですかね?
(なんて、ありもしないことに首を傾げ)

あ、はいはい。ではかちっと。
(線香花火を持ったなら、火を点火するだろう) (無効票)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月23日
……私以外を誘ったりしてないなら、信用します。

(なんて、ちょっと意地の悪いことを言ってみた)
(――迂遠な確認だったかもしれない)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月23日
……、あら嬉しい。
あとで屋台の焼きそば奢ってあげましょう。
(なんて冗談めかしているが、一瞬の言葉を探すような間で、動揺が相手にも伝わってしまうかもしれない)

もしも、……そうですねえ。
どうでしょう、もうあの頃みたいに純粋でも綺麗でもなくなってしまいましたから……。
……その時になってみないと、わからないかも。

(なんて、くるくると紙縒りのような花火を回しながら、その先端に火が付けば――)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月23日
(ひゅぼっ、と小さな火玉がその先に灯って)
(ぱちぱちと音を立て始め――)

わ、わ、……あっ。

(――振動で、すぐに落ちてしまった)

えっ、も、もう一回お願いします!
(しゅばっと次の花火を手に取った) (無効票)
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奉利・聖 2022年10月23日
お、じゃあ信用勝ち得たり、ですね。
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奉利・聖 2022年10月23日
(一瞬の間…それは感じ取っていたが。突くのも野暮な気がした)

おや、やりました。得した気分です。
(でもお好み焼きのがいいかも、なんて笑って)

…ま、ですよね。誰だって変わる。ただ願わくば。
どんなものでも、楽しく貴女らしくあれたらいいですね。
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奉利・聖 2022年10月23日
あらま…結構簡単に落ちちゃうんです。
静かにゆっくり、ね。
花火の中でも一等、儚いものですから。

(また、かちっと火をつけて)
(小さく、ぱちぱちと弾けるだろう) (無効票)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
えっ、

………………、そう、
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
そう、……なんですか……

(なんて、目を逸らして)(口元を抑えて)(呟くように言うさまは)

(どこからどう見ても、照れていた)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
(こほん)
……あら、お好み焼きでももちろんいいですよ。
好きなものを奢っちゃいます。

――ん、そうですね。
昔と同じように同じものに憧れたりはできないですけど。
今楽しめることは、ちゃんと楽しめてると思いますよ。
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
ほんとですほんとです。
もー、もっと早く教えてくださいよう。

(なんてぶーぶー言ってみせてから)
(今度は火のついた花火を守るように、空いた片手を翳して) (無効票)
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奉利・聖 2022年10月24日
どっかに遊びに行こうかな、って欲が出たので。
普段の礼もありますからね。

(なんだか照れているのは分かっていて)
(だからじっと、その様子を見ていた)
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奉利・聖 2022年10月24日
…良いことです。
そっちが良い学園生活を送れてるなら、僕も嬉しい。

(自分も、線香花火に点火して)
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奉利・聖 2022年10月24日
…これ、光も全然小さいし。
簡単に消えちゃうんです。だからその儚さを、日本人は好んだ。
ちょっと寂しいような感じもしますけども。
でも、こうして惜しまれて消えゆくのも…そう悪いことではないのかもしれませんね。 (無効票)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
ちょっと減点ですけどちょっと加点なのでプラマイゼロで許してあげましょう。

(なんか偉そうに意味不明なことを言った)
(照れ隠しであったかもしれない。視線は逸れていたから)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
あら、それはお互い様ですけど。
どうです、元気になってから。少しは世界の見方も変わったんじゃないです?

(なんて、言いながら――)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
(――視線は、火を灯した線香花火へと向かう)

……惜しまれて消えていくのも、悪いことじゃないですけど。
終わることを考えると、寂しいのはやっぱり変わらないな。
(小さく呟いて、)

――昔の私はね、だから強くなりたかったんですよ。
でも私がどれだけ強くなっても、何も変わらなかった。

だから、やめちゃったんですけど……
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
……気付いたら、トライデントなんて参加しちゃったりもしていて。

不思議ですね。本当に。 (無効票)
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奉利・聖 2022年10月24日
それ、得したって言えるんですかね…?

(でもま、いいか。良い顔見れたし)
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奉利・聖 2022年10月24日
変わりましたね。
というか、前からそうでした。僕がちゃんと向き合えてなかっただけ。
漫然とここに居るんじゃなくて、此処に居ることで何をしたいか。
何が出来るか……それにちゃんと向き合えた。

それってレイチェルさんにも言えるかもれませんよ。
トライデントに参加したのも、そうです。
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奉利・聖 2022年10月24日
自分への向き合いかたが変われば、世界への向き合い方も変わる。
昔は何も変えられなかったけれど。

今は違うかもしれない。
そう自分と向き合って……何かが変わった。
それはきっと……今貴女が現在を強く見据えてるからだ。
僕はそう思います。
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奉利・聖 2022年10月24日
花火は短く、儚いものですが。
何事にも終わりが来るなら、現在やってみたいことをしましょう。
それが過去失敗したことであったとしても。
光り輝く生き方っていうのは…そういうものじゃないですかねぇ。

…なんて、詩人みたいなこと言っちゃいました。 (無効票)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
得ですよ、得。ええきっとそうです。
(なんて目も合わさないまま早口で言って)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
……そっか。
うん、そういうことに気付けたんだったら、よかった。
私も嬉しいですよ。

(なんだか、今の方がずっと)
(同じ場所で生きてるって感じがするから)

……あら、私も?
そんなにいいものではないかもしれませんけど……
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
……でも、そうですね。

(微かな火花を眺めながら、目を眇める)

いつか諦めてしまったこと。もう叶わないと思ってたこと。
――本当はそうしたいと思ってたこととか。

今も、同じように思えているものくらいは。
諦めないでやってみてもいいのかもしれませんね。
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
あっ、もちろんお互い様ですからね?
聖くんも。

……そりゃ、私のたった十六年の人生とは違って、もっと長く、もっと苦しい日々だったでしょうけど……。
でも、それって裏を返せば、今からまた取り返そうとできるものがいーっぱいある、ってことでもありますから。
きっと、とっても光輝いた、素敵な生き方になるはずで…………
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
――……ねえ。

まだ、終わってもいいな、って。思ってます? (無効票)
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奉利・聖 2022年10月24日
…………ん。
そうですねぇ。

(ちょっと答えに困ったように、頬を掻いて)
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奉利・聖 2022年10月24日
そういうのが全然、完全になくなったわけではないです。
どうにも根深くって……こういうものって。

これが何時、不意に終わるか分からないものですから。
今まで見たいに、突然…抗いようもない何かに攫われて、全部消えてしまって。はいお終い、また次の人生だってなるかもしれない。
この世に絶対はないから、つい考えてしまう。
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奉利・聖 2022年10月24日
でも……そう。
そうであったとしても。
此処に居たいって気持ちは、常にあるんです。
此処で色んなものを積み上げて、生きてみたいとも思えるから。

前よりはずっと…希望はあるのかも。
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奉利・聖 2022年10月24日
今はこんな感じ。

……御不満ですか? (無効票)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
い~え。
(どこか不安げな表情に、くすっと笑ってみせた)

普通に考えて、今までのあのご様子からいきなり、もう生きる気しかありません! ってなるほうがヤバイじゃないですか。
そんないきなり前向きになれる人がいたら多分クスリとかやってますよ。
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
でも、私に話してくれたみたいな考えができてるんだったら、きっと大丈夫だって。
私は少なくとも、そう思ってますから。

……だから、きっと、できますよ。
色んなものを積み上げて、きらきらした人生になります。
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
……ていうか、そうさせますから。
安心してください…………あっ。

(また終わりを見ないまま線香花火が落ちて)

聖くん、次もお願いします!
(しゅばっと次を手に取った。けっこう悔しいらしい) (無効票)
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奉利・聖 2022年10月24日
………そうですか。良かった。
レイチェルさんがそうさせてくれるなら、この先も楽しそうですし。
なんだか安心できます。

(じっと、感じ入ったように見つめて)
(朗らかに笑ってみせた)

……僕もそうさせてみたい。
(貰いっぱなしは、性に合わないから)
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奉利・聖 2022年10月24日
おや。いいですよ。
そういえば線香花火って、どちらが先に落ちるかって競いもありましたね。一つ勝負してみますか。

(また新しい線香花火二本に点火をして────) (無効票)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
(きっと、他意はない、ただ聞いた通りの意味しかない言葉だ)
(――そうだとわかっているのに、どうしても胸の奥が湧き立つような気持ちになって)

……まったく、手強いですねえ。

(朗らかな笑顔を見遣って、小さく笑ったなら)
(そんな風に、呟いて)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
じゃ、どっちがいっぱいそうできるか勝負しましょう。
あ、あと線香花火、どっちが長く持つかも勝負しましょう。

……あ、ていうか。
まだ時間、ありますかね? (無効票)
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奉利・聖 2022年10月24日
…いいですね。負けませんよ。
(ニンマリ、笑って見せて)

ん…えぇ、全然ありますよ。
今日一日はお休みですから、どこまでも。 (無効票)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
じゃ、この後は打ち上げ花火も見て、お好み焼き買って……あ、逆の方がいいかな?
盛りだくさんですね。

でもまずは緒戦を制してみせますとも。
(負けませんからね、なんて言いながら)
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レイチェル・セレナイト 2022年10月24日
(一日ちゃんと休みを取ってくれたんだな、とか)

(――考えたらやっぱり、嬉しくて)

(ちょっと頬が緩んでしまうような、そんな気がしていた) (。)
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奉利・聖 2022年10月24日
えぇ、楽しい一日になりそうです。
どうせなら色々食べちゃいましょう。二人きりだし、思う存分食べていいですからね。

(点火された線香花火を、じっと見やる)
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奉利・聖 2022年10月24日
………あ、落ちそうかも。
も、もう少し頑張って……!

(なんて、線香花火を楽しむのでした──) (。)
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奉利・聖 2022年10月24日
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