【個】縁日の夜、春と星が重なって
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月13日
屋台コーナーでは今日も様々な屋台が立ち並び、学園内を盛り上げている。
食欲を誘う香り、景品目当てに遊ぶ姿。
いろんな形の、賑やかな声々がそこら中で響き渡る。
そんな楽しげな空気に当てられるように、とある三人も屋台巡りを楽しむのだった―――
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ユノ・メルヴィーネ 2022年10月13日
―――……♪
(ふふふーん、と思わず鼻歌をこぼす少女が一人、ふらふらと屋台の並ぶ道を歩いていた)
これがお祭り…楽しいね、ハル…
夢境・イドラ 2022年10月13日
(鼻歌を口遊む少女の隣を、これまたご機嫌に着いてゆく)
わっ! お宮のお祭りとはまた違う雰囲気じゃのう……!
(くるりと少年へと振り返れば、浴衣の裾がふわりと翻る。今日は和ロリ風のミニ丈の浴衣を着ていた)
陽樹・春曲 2022年10月13日
楽しいのはわかったから、そう先に行き過ぎるなよー…
(そんな二人の姿を後ろから、見守る形で後を追って声をかける)
(二人並んで映る浴衣姿の美少女たちは、屋台の景色も相まって一層華やかに見える。…ちょっと一般的な浴衣と比べれば、露出はあるかもだが)
ん、まぁ確かにイドラのところのお祭りとはまた違うかもしれねえな。
俺の知ってる縁日や祭りってなると、こんな感じではあるんだが。
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月13日
ね。前に見たお祭りとはまたちょっと違う…かも。
でも、みんなの賑やかな声も聞こえて…とっても楽しい気分。
(イドラと並ぶようにしてくるりと彼の方へと振り向けば、こちらもなんだか少しだけご機嫌な様子だ)
夢境・イドラ 2022年10月13日
なるほど……これがこの島の縁日というわけじゃな。
うむ。やはり売っているものも少し違うようじゃ……。
(二人に頷いては、きょろきょろ。くんくんと鼻が動く)
(どこからか漂ってくる美味しそうな香りに早速惹かれているようで)
陽樹・春曲 2022年10月13日
とはいえ…ここまで大規模な祭りは俺も初めてではあるがな。
改めてこの学園のやることのデカさを感じたわけでもあるが…。
(とはいえ、娯楽や食事に関しては十分すぎるくらいの量ではある)
さて…ま、花火の時間までまだまだあるし、せっかくだし先に腹ごしらえでもしておこうかね。
何か食いたいものでもあればそっちに行こうぜ。
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月13日
(イドラの様子をちらりと見た後に自身もすん、と鼻を動かせば)
…向こうのほうから、美味しそうな匂いがする。
あっちに行ってみよ、イドラ。
(そっと指を指し示せば、イドラの手を優しくとってそちらに動くように促してみる)
夢境・イドラ 2022年10月13日
くふふ、祭りは大きければ大きいほどいいもよじゃよ。
うむ、お腹も空いてきたしの。
この祭りの食べ物を堪能しなければの!
(無効票)
夢境・イドラ 2022年10月13日
……! どこかの!?
早速行ってみようぞ!
(ユノに手を引かれるままに、そのまま駆けてゆく)
陽樹・春曲 2022年10月13日
おいおい、言った傍からあいつら…。
ただでさえユノの場合は迷子になりやすいんだから、ちょっと待てっての…!
(そう言いながら、駆けていく二人を追いかける)
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月13日
(香りに導かれるままに二人一緒に進んだ先には…)
…この辺り、かな。
うん、お店もいっぱいあって…いい香りもする…!
ここで何か食べていこう…!
(進んだ先には焼きそば、たこ焼き、綿菓子などなど…主に食べ物系の屋台が所狭しと並んでおり、食欲を誘う光景が広がるだろう)
夢境・イドラ 2022年10月13日
春兄さまが遅いのじゃよ~っ!
(なんて一度振り向いてから、また駆け出して)
(ユノが脚を止めれば、同じく立ち止まって)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年10月13日
わっ! 色んなお店があるのう!
くふふ……そうと決まれば端から制覇じゃ!
(とりあえず目についた――たこ焼きの屋台へとふらふら)
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月13日
あっ…イドラ、もう行っちゃった…。
じゃあ私も…。
(そう言うとたこ焼き屋台の方へと向かうイドラについていく)
陽樹・春曲 2022年10月13日
…たく、ようやく追いついた…と思ったらもう屋台の方まで向かってるし!
あとなんか端から制覇とか聞こえたんだが!?
お前らそんなに食うつもりか…!
(慌てて追いつけば、早速まずはたこ焼きを購入しに行った模様)
夢境・イドラ 2022年10月13日
む、当たり前であろう!
お祭りをめいっぱい楽しむにはそれくらい当然じゃ!
(無効票)
夢境・イドラ 2022年10月13日
でも、まあそうじゃの……わらわ一人では食べきれないかもしれぬからの。
……ひとつのものを三人で分けて食べるのはどうじゃろうか?
(そんなことを言いながら、たこ焼き一パックを注文をして)
(――本当は一人でも食べ切れるのだけれども……引かれたりからかわれたりするのは嫌だったので)
陽樹・春曲 2022年10月13日
流石にそこまで食い意地は張ってねえけど…ま、グルメを堪能するのもまた醍醐味の一つではある、か。
まぁそうだな…んじゃ、ひとまず一つの店で一つ二つ買って、分けて食べるなり回し食いしていこうぜ。
三人で分けて食べれば、それなりに収まりも良いだろうしな。
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月13日
ん…そう、だね。
私もできるなら…いろんなもの、いっぱい食べてみたい…。
(そうして受け取ったたこ焼き一パック。早速1個刺してみれば)
…イドラ。はい、どうぞ。
(そっと唐突にイドラの前に差し出す。その構図はまさしく「あーん」といった様子だろう)
夢境・イドラ 2022年10月13日
く、食い意地……わらわだって張ってないもん……。
そうじゃよ、分け合えば種類も沢山食べられるからの。
(むっと頬が膨らんでいたが)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年10月13日
……! あーんっ!
(差し出されたたこ焼きをぱくっ)
(あつあつはふはふしながらごっくん)
おいひ~~~っ! やはりできたてがいちばんじゃのっ!
(ん~~~っ! と堪能してから、自分も一つ挿して)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年10月13日
春兄さまも、はいっ! あーんっ
(自分がされたのと同じように、春曲へとたこ焼きを差し出した)
陽樹・春曲 2022年10月13日
どの口が言うんだか…。
(やれやれ、とした表情を見せるも、その後にユノが差し出したたこ焼きを頬張る様子にふっと笑う)
ま、こういうのは出来たて焼き立てが一番美味いって言うしな…
(無効票)
陽樹・春曲 2022年10月13日
――…って、俺もかよ。
(そう言って差し出されるたこ焼きに対し、一瞬ちょっとためらうも)
……あ、あー…
(そっと口を開けてたこ焼きを噛みしめる)
あっつ!…いやまぁ、美味いけど!
(ちょっと熱さに悶つつも、しっかりと味わっていた)
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月13日
ふふっ、良かった。
ずっと食べたそうだったから、つい。
(たこ焼きを食べて喜ぶ様子にくすりと笑い、二人のあーんのやり取りを見れば)
――ハル、イドラ。私も、食べたい。
(そっと口をあー、と開けて、たこ焼き待ちの構え)
夢境・イドラ 2022年10月13日
くふふ。わらわからのあーんじゃぞ?
ありがたく受け取らぬか。普通に食べるよりも美味しいじゃろう?
(なんて、くすくすと春曲を見遣っていたが)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年10月13日
ほら、春兄さま。ユノ姉さまが待っているではないか。
(あーんは? とでも言うように、肘でくいくい)
陽樹・春曲 2022年10月14日
むぅ……
まぁ、姫巫女のあーんなんて貴重ではあるけど、な。
(もぐもぐ、と味わいつつも、不思議と嫌ではない気分)
って、俺がやるのかよ!別にそこはイドラでもいいじゃねえか…
(とはいえ、すでに待っているユノに対して待たせるわけにもいかず)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年10月14日
……ほら、ユノ。熱いから気をつけろよ。
(そっとたこ焼きを彼女の口元に差しだした)
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月14日
あー………ん。
(少年に差し出されたたこ焼きをそのまま素直に口に含めば、少し熱さにはふはふして)
…ん…口の中、熱いけど…おいひい…。
夢境・イドラ 2022年10月14日
(その光景をにやにやと眺めて)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年10月14日
春兄さま! わらわにもあーんして!
(にぱっと春曲の腕を取って、甘えるようにおねだり)
陽樹・春曲 2022年10月14日
は、はぁ?
さっきユノに貰ったのに今度は俺かよ…。
(腕を取られて彼女のおねだりを受ければ、仕方なしにたこやきを取って)
……ほら。ちゃんと口開けろよ。あと熱いからな。
(そっと彼女のもとにたこ焼きを差しだしてあーんの構え待ち)
夢境・イドラ 2022年10月14日
だって、まだ春兄さまにはもらってないもん!
(無効票)
夢境・イドラ 2022年10月14日
あー……んっ!
(腕にぎゅっと……押し付けるように抱きついて、身を乗り出すようにぱくっと食いつく)
……………………おいしぃ……
(あつあつはふはふ)(抱きついたまま堪能している)
陽樹・春曲 2022年10月14日
そんな代わり映えするもんじゃなし……
(とはいえ彼女がそうしたい、と言うのであれば大人しく聞き入れる)
………
(思いの外、自身の腕にイドラの身体が押し出されたせいか…少しばかり彼女の感触が頭をよぎるが、そこは考えないようにして)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年10月14日
(とはいえ、なんだかんだ言いつつも食を楽しみ満喫するイドラの様子はどこか微笑ましくて)
…それにしても。
本当に幸せそうに食うよなぁ、イドラは。
(思わずくすりと笑ってしまう)
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月14日
……ふふ。
(二人がたこやきを満喫する様子に、それを見ていた自分も思わず笑う)
…二人共、楽しいね。
私…ハルとイドラと、こうしてお祭りに来れて…良かった。
夢境・イドラ 2022年10月14日
春兄さまが食べさせてくれたからじゃよ。
(その言葉にからかいの色はなく、無垢で純粋な響きで)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年10月14日
うむ、わらわも楽しいっ!
こうして楽しめるのもユノ姉さまのお願いのお陰じゃのう。
(今度はユノの傍へとやってきて、身を擦り寄せては、こてんと頭を寄せて)
次はユノ姉さまの行きたいお店へ行こうぞ!
陽樹・春曲 2022年10月14日
――――
…そ、そうかよ。
(純粋な反応で返されれば、少し調子を崩されて思わず頬を掻く)
(演出継続)
陽樹・春曲 2022年10月14日
…まぁでも。
こういう舞台があったのはユノ自身が願って、勝ち取った結果でもあるんだ。
俺やイドラもそうだが…まず一番はお前自身が楽しんでなきゃ、な?
(ぽん、とユノの肩を叩いて)
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月14日
――――……
(そっと身を擦り寄せるイドラに対し、そっと受け止める)
(視線を下げれば、そこには楽しげに映る少女の姿があって)
……うん。
…わたし―――
(演出継続)
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月14日
(何かを口にしようとした瞬間、ふと)
(ドーン……となにかが打ち上がるような音が響いて)
(屋台の上に浮かぶ空に、花火が打ち上がった)
陽樹・春曲 2022年10月14日
うぉ…もう始まっちまったのかな。
こりゃ早いところ飯も食っておかねえとな。
ユノ、次行きたい所があればそっち行くぞ?
夢境・イドラ 2022年10月14日
くふふ。春兄さまは照れ屋さんじゃのう。
(からかうような言葉に反して、嬉しそうな響きで話していれば)
(演出継続)
夢境・イドラ 2022年10月14日
(ユノを見上げていれば、その視界の端に花火が打ち上がって)
わっ! 花火!
くふふ、ならば買って行って見ながら食べようぞ!
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月14日
(ふと打ち上がった花火に思わず言葉が途切れるも、その後に続く二人の言葉を受けて)
あ……うん。
じゃあ…あっちの方で買って、食べながら…見に行こう…!
(そう言って次に指さした方向には、きっとまだ見ぬグルメがあるに違いない)
(そうして、三人は花火の光に照らされながら、屋台巡りを楽しむのだろう―――)
陽樹・春曲 2022年10月14日
―――――
―――
(結局、あのときにユノが言おうとしていた事はわからないままで)
(そしてそれは―――)
(このお祭りが終わった後も聞くことはなくて)
(俺達は あの純粋無垢な顔を見せた彼女の姿が)
(離れていくことを、 まだ 知らない)
―――
――――
ユノ・メルヴィーネ 2022年10月14日
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