シセウ工房

【受取】奉利・聖/死蔵

グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
完成品:死蔵
受取人:奉利・聖
受渡場所:MM学園・シセウ工房

発言可能
グスタフ・カツラギ
奉利・聖




演出終了
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
(先日とは違う扉から工房に通される。
応接室とは違い、広く15人程度なら余裕で席に就けるぐらいの大部屋。
本日はテーブルや余分な椅子は隅にしまわれて、長机挟んで二人が座るだけ。
工房主の隣には、アタッシュケースに包まれた「完成品」が置かれている)
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
お待たせしました。ものがものでした故に時間がかかってしまい……。
さて、ではこちらが完成品の『死蔵』でございます。

(アタッシュケースを開ければ、そこには黒字に赤のラインが記された――ファンタジーの黒騎士の甲冑の一部のようなものが置かれている)

説明するよりは履いて実践しながらの方がわかりやすいでしょうか? (無効票)
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奉利・聖 2022年10月13日
いえ、むしろ思っていたよりずっと早い。
中々難しい注文をしたような気もしますが……これが。

(甲冑のようなそれに目を向ける。興味深そうに、細部のデザインまでしっかり)

…そうですね。使用感を確かめさせて頂きたい。 (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
(先んじて紐を緩め、形を保持するためのキーパーを引き抜いて)
ああ、ここで履いていただいても問題ありませんよ。

サービスとして靴底の部位は5割ほどチャージしております。少しスプリングが強いと思いますが、思いっきり踏みつければ沈む……衝撃の吸着する感覚がわかるはずです。 (無効票)
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奉利・聖 2022年10月13日
では……失礼して。

(脚甲を手に取り、まずは重さを確かめる)
(──小さくうなずいて、装着に入る。爪先と踵を合わせて、紐を縛ってからフィット感を確認。立ち上がって数歩歩き、小さく数度跳躍)
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奉利・聖 2022年10月13日
(スペースが広めなのがいい。蹴り脚を振り抜く感覚を確かめる)
(───ビュオッ!!!)
(まずはハイキック。風を切り裂くようなスピードに支障なし。足払い、ローキックも試す。振り回しても重いという感覚は無かった)
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奉利・聖 2022年10月13日
さて、では肝心の部分は……。

(ダンッ!!!)(強く踏み込む)
(普段の靴とは違う、衝撃へのリアクション。この装備の肝だ)

…なるほど、こんな感覚か。 (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
懸念していた重量ですが、全体に膜として張るのではなく、葉脈のように内部に衝撃吸収機構を配置したおかげでだいぶ軽くできました。
実質的には外装と足回り周辺のバネが重量のほとんどです。

まぁそれに、成長期………………かはわかりませんけど膝裏は浅め、手前は高めの調整しましたので、膝蹴りの時に保護することはあっても屈伸の時に遮る事はしばらくはないかと。
急に10㎝伸びたとかでなければ、ね。
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
また、チャージは一応五割から閾値となりバネが縮んだまま固定される仕組みになっています。
もっと踏み込むなり使うなりすれば蓄積されますよ。

試しに気功で踏みつけてみてください。ああ、床の心配はせずに。
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
(言葉の通りに踏み込み、その勢いが強ければスプリングの感覚が変わるはずだ。撥ねてはいないが、押し返される様に)

(また、カチッ、という音が踵や爪先から聞こえるかもしれない) (無効票)
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奉利・聖 2022年10月13日
いいサイズ感です。
動きにここまで支障がないのなら、ほぼほぼいつも通りの動きができる。

流石に急激に伸びたりはしないでしょうし。
良い調整かと思います。
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奉利・聖 2022年10月13日
ふむ……では、『爆』

(言われた通り、先ほどとは比べ物にならない威力の踏み込みを行う。勿論うっかり穴を開けたりしないように、気を遣って調整はした)
(ズガンッッ!!!!!!!!!!)(カチカチッ)
(衝撃の吸着具合が違う。この押し返す感覚が、チャージ状態)

おぉ……こうしてため込んで、解放する時に一気に放出されるわけですか。蹴り脚の威力だけでなく、それをステップなどに使えば一瞬の大加速にもなる、と…。
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
リターナーも背が伸びたりするのかどうかはわからないのでひとまずですが。

部位によって吸着の深度も違います。靴底では五割ほどですが、踵や爪先など、要所要所以外で接地しない部位は九割程度でそのストックが確定します。
結束バンドを思い浮かべて頂くのが簡単ですかね?溝がどこについているか程度の違いですので。
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
して、開放の条件ですが……一定以上の内部からの衝撃、となっております。
外に逃がす都合上、外部からの衝撃でも起動するような配置にすると予想外のバウンドで吹き飛んでしまいますからね。
あ、放出の際もそのカチッとした感覚は出るので忘れないように。
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
では続いて。脛の辺りの衝撃吸着にも目を向けましょう。

ご自身で叩いてみる形がいいですかね? (無効票)
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奉利・聖 2022年10月13日
ふむ、なるほど。
確かに靴底が一番使われる部分ですから。

段々分かってきました。
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奉利・聖 2022年10月13日
あくまでも自発的に使う場合に限るということですね。
衝撃の作用で身を護る方向で使えないのは問題ありません。

(カンカン、と拳で軽く脛を叩いてから)
(ズゴッ!!!!と強く拳を振り下してみる)
(カチッ───)

…ここは何かとインパクト時に使う部分ですからね。 (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
護れない、というよりも衝撃で相殺する必要がないのです。
何せ吸着するのですから。……まぁ、理外にして常識外の破壊力でそもそもが壊された場合は何とも言えませんし、いくら吸着するとしても弾丸の勢いそのものは残されたりしますからね。

(防刃防弾のものは数あれど、あくまでそれは貫通を止めるもの。衝撃そのもののダメージは減衰されない。こちらも過ぎれば同じことだ)
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
ダイラタンシーに近しいもので、急激に固まった時の勢いを直でバネに繋げる形にしております。
ですので、脛で受け止めてもその衝撃は靴の方へ。

ついでに言いますと平均化されるようになっていますので、爪先や踵も個別で蓄積する必要はありませんよ。 (無効票)
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奉利・聖 2022年10月13日
確かに。
衝撃の吸着か、これごと壊されるか…というところですしね。

(それに何より…己には不死性がある。そして新しく解禁されたアレも──耐久性はそれで十分)
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奉利・聖 2022年10月13日
ほう……それは嬉しい機能です。
どう受けても靴の方に蓄積されるなら、どこで受け止めようなんて面倒なことは考えなくて済む。

想像よりもずっと使いやすくて素晴らしい。
(反対の脚もあちこち拳で叩いて──カチッ)
(うん、いい具合だ) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
受ける場所を悩む時点で防具としては下の下ですから。
では、とうとう本番の出力に関して移りましょう。

(机の下からサンドバッグ上のものを取り出し床に設置して)

上部分、蹴り抜いてください。
深く爪先で突けば穴が開く様に、靴底で踏めば破裂するように、踵を下ろせば裂けるように……多分ですけどね。
まぁ、あなたの技量次第というわけです。 (無効票)
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奉利・聖 2022年10月13日
それでは、遠慮なく。

(とん、とん、とん。と細かい跳躍を繰り返して)
(ダンッ!!!と踏み込んで脚を振りかぶる!)
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奉利・聖 2022年10月13日
(勢いを乗せた爪先が、サンドバッグの上部にめり込んだ瞬間だった)

ゼェアッ!
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奉利・聖 2022年10月13日
(─────ドパンッ!!!!!!!!!)

(インパクトの面積が小さいのでより集中したのだろう)

(突き抜けるほどの穴が空いた───)
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奉利・聖 2022年10月13日
……わお。

(中々の威力にちょっと驚いた) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
(ちなみに散っていく中身の布廃材は後で片付けます)

……いいですね。そこそこの防御ぐらいなら突き抜けそうじゃないですか?鉄板数枚重ねた程度じゃ紙にも等しいでしょうし。
ここまで如何です?違和感などがあったら今のうちに、なければ質問?等は (無効票)
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奉利・聖 2022年10月13日
ここに爆気功なども併せれば……うん、素晴らしい威力になりそうだ。

(驚異的な威力は勿論だが、これをちらつかせることによる相手の焦りも狙える。良い手札が手に入った気分んだ)

こちらはメンテナンスはどの程度の周期…あるいは状態でお持ちすればいいでしょうか。
使用感はまったく問題ないですね。 (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
衝撃の吸着がうまくいかない、錆びたような音が聞こえる、破損した、といったらで構いませんよ。
基本的に気密はしっかりしていますので水などが入ることもなかなかないはずですし、経年劣化や金属疲労も……まぁ、連続半月の使用とかでもなければ一年程度は余裕ですし。

では、このままお持ち帰りいただくか、それともアタッシュケースに入れてか。
お好きな方をお選びくださいな。
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
……これから、良い戦いに巡り合えるといいですね? (無効票)
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奉利・聖 2022年10月13日
了解しました。
何かあれば連絡させて頂きます。
…では、アタッシュケースごと持っていきます。
ほら…開けてこれ出てくるとかっこいいですし。

(なんて、男のロマンみたいなことを言って)
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奉利・聖 2022年10月13日
きっと沢山、巡り合える。
その全てに勝つ気でぶつかっていきます。
他ならぬ僕と、武器たちで。

(紐を緩め、脚を開放する。アタッシュケースに戻して、と)
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奉利・聖 2022年10月13日
この度はありがとうございました。
良い仕事です。シセウ工房は素晴らしいところだと教えてあげたいくらいに。

(深く一礼。これでまた、強さへの道が増えた)
(ついでに)

御入用の際はS・S・Sへ。面倒な清掃も請け負いますよ。
(宣伝もしておいた) (演出終了)
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
実は意外と、それで持って帰る人もいらっしゃるようで。

(気持ちはわかるし、まぁ、学園では好奇の視線で見られることもあろう。つまるところ程よいのだ)

武器工房など暇なぐらいでちょうど良いのです。
……ああ、代金は後程まとめて請求させていただきますのでね。
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
では、これにて『死蔵』の納品とさせていただきます。
この度はシセウ工房をご利用いただき、誠にありがとうございました――。

(深く、深く頭を下げた。) (演出終了)
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グスタフ・カツラギ 2022年10月13日
【業務終了】
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