【個】はちみつ屋台「みつあじや」
三光・蜜味 2022年10月11日
「メルヴィーネの花火」の屋台コーナーの一角。
そこには蜂蜜を並べた不思議な屋台がありました。
ちょうどメインからは死角になる位置で、あまりお客はいないようですが……
もし、鼻が利くのであれば、甘いはちみつの香りがすることがわかるでしょう。
🍯 書き込み可能 🌷
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#三光・蜜味
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三光・蜜味 2022年10月11日
………………。
【かき氷あり〼 250円】
【蜂蜜あめ各種 100円】
【冷製ハニードリンク 150円】
(他にもいろんな商品が並ぶ屋台の中で、インセクティアの少女は、遠くの喧騒を眺めながら、ぼぉーっとつったっていました)
(僻地も僻地、一度暗がりを通らないと辿り着けないぐらいの僻地です。穴場過ぎてノー客、ノーライフ。既に若干あき始めています)
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
(お祭りは夏に続いて人生二度目。賑やかな雰囲気はいつでもわくわくする)
(浴衣は持ってないので、緑のリボンの真新しい制服姿で屋台を歩いていると、どこからか甘い香り)
(くんくん、香りを辿って屋台を探せば)
(無効票)
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
わあ……!
(思わず歓声。ふわふわと鼻を擽る蜂蜜の香り)
(色々な商品に目移りするも、すぐに瓶詰めの蜂蜜に目を留めて)
(じぃ……)
(思わずまじまじと眺めだした)
三光・蜜味 2022年10月11日
(ぴく、と触覚が動きました。ぴょん、と立ち上がって)
オキャクサマ?
(と、少々聞き取り辛い、かすれた声で言いました)
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
えっ、あ……うん、お客さん……?
(真剣に眺めていたのでちょっとびっくり。顔を少女の方へ向けて)
えっと、ハニードリンク、ください。
あと……このいっぱい並んでるはちみつ、売ってもらえるの……?
(並んでる瓶の一つを指差して)
三光・蜜味 2022年10月11日
ハーイ、ハニードリンク、ヒトツー。
(少女がオーダーを繰り返すと――)
(無効票)
三光・蜜味 2022年10月11日
🐝~ コオリモッテコーイ
コイメコイメ ~🐝
🐝~ カップコッチー
(無効票)
三光・蜜味 2022年10月11日
(沢山のミツバチ達が、えっちらおっちらとカップを用意し、薄く黄色がかった氷をミキサーに入れて、蜂蜜を投入し、ガリガリとシェイクすること30秒)
(無効票)
三光・蜜味 2022年10月11日
ハイ、ドウゾ。
(あっという間にプラスチックのカップに入った、つめたーいハニードリンクが出来上がりました。ストローつきのものを、ミトンをはめた手で手渡しながら)
ン、ハチミツモ、ウッテル。
シュッチョウハンバイ、デス。
(こくこく頷いて、肯定した)
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
わ、わ……!
(ミツバチが喋ってる事に目を丸くしながらも、あっという間に出来たハニードリンクを受け取って)
ありがと……甘いにおいがする、おいしそう……。
(ちゅー、っとストローを咥えて一口)
(甘くて蕩けるような味に、大の甘い物好きの天使はほにゃっと破顔して)
おいしい……!こんな甘くておいしいの、はじめて飲んだ……!
(無効票)
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
あ、売ってるんだ……よかった。
(一度蜂蜜に視線を向けてから少女の方に向き直ると)
あのね、わたし……緑のクラスで、お菓子……作ってて。
味付けに、いいのないかなぁって探してたの。
これはきび砂糖で作ってみたんだけど、しっくりこなくて……。
(鞄から紙袋を取り出すと、どうぞと手渡す)
(中身はカラフルなエディブルフラワーが飾られたカラフルなクッキー)
三光・蜜味 2022年10月11日
フフ、ヨカッタ。
ソノ、ハチミツハ――――チョット、マッテネ。
(後ろを向いて、何かをごくり、と飲み干して)
(無効票)
三光・蜜味 2022年10月11日
「あー、あー――――うん」
「その蜂蜜は、氷水で割るようにちょっと薄めてあるの。喉越しが素敵でしょ?」
「あ、緑のクラスなんだ、なるほどなるほどー」
(無効票)
三光・蜜味 2022年10月11日
「ハニーは青のクラスだけど、蜂蜜のお菓子なら沢山作ってるのよ」
「今日はお祭り仕様だから、焼き菓子のたぐいはないけど――あら、クッキー、一個もらっていいの?」
(一つ、指で摘んで、サクッと口に入れてみて)
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
(後ろを向いた少女に、どうしたんだろうと首を傾げたが)
(流暢に喋りだしたのでちょっとびっくり。のど飴だったのかな、と思いつつも)
うん……!蜂蜜の、……ふらぺちーの?飲んでるみたいだった……。
甘いけど、しつこくなくて……さっぱりしてて。
(こくこく、と目を輝かせながら頷いて)
(無効票)
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
わあ……青のクラスで、あなたもお菓子作ってるんだ……!
(親近感が湧いた様子。嬉しそうに翼をはたはた揺らしながら)
……どうかな、普通のお砂糖より、ふかみ?は出たと思うんだけど……。
(クッキーを食べる様子をそわそわしながら見つめて)
三光・蜜味 2022年10月11日
「んー、美味しいは美味しい、と思うけど」
(さくさく、ごくん)
「しっくりこない、っていうなら、目的が違うんだと思う」
「これは、お茶とかに合わせるの? それとも、小腹を満たす、おやつ用?」
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
んと、これはおやつ用……お茶うけは普通のお砂糖で作ってる。
お茶うけは甘さひかえめで、さっぱりしたほうがいいかなって……。
んー……目的、かぁ……。
(暫く首を傾げて悩んだ様子を見せていたが、ぽむっと手を打って)
あ……あの、あなたのはちみつで……このクッキーに合いそうなの、ある?
わたし、セラスティア・クロウリー。呼びづらかったら、セラスって呼んでもらえるとうれしい。
(自己紹介を済ませ、視線は蜂蜜とあなたの顔を行ったり来たり)
三光・蜜味 2022年10月11日
「セラスティア……セラスね」
「ハニーは、三光・蜜味」
「気軽にみつみ、って呼んで? 大体、お友達はそう呼ぶから」
(無効票)
三光・蜜味 2022年10月11日
「そうね、どんなお茶に合わせるかにも寄るけど……」
(とん、とん、とん、と並べたのは、右から順番に、薄桜色、ほとんど真っ黒、そして琥珀の蜂蜜で)
「こっちがお気に入りの桜の蜂蜜、真ん中はコーヒーの花、一番左は、オーソドックスなアカシアの蜂蜜ね」
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
うんっ……よろしくね、みつみ。
(ほにゃっと笑いながらあなたの名前を呼んで)
わ、きれい……。
(同じ蜂蜜でも様々な色を見せる様子を、絵の具みたいと思いながら)
んーと……お茶の葉で淹れることもあるけど……。
お花のお茶とか、ハーブティーのほうが多いかな。
ちょっとズルしちゃってるけど、お花やハーブも育ててるから。
三光・蜜味 2022年10月11日
「そっか……思うにね、ハーブティーだと、お茶そのものの匂いがあるから、きび砂糖の優しい味わいが、逆に目立たなくて、味気なく感じちゃうと思うの」
(だーかーらー、とちょっと首をひねって)
(無効票)
三光・蜜味 2022年10月11日
「…………よし、これかな」
(屋台の下から取り出したのは、黄色よりも赤みが強い……オレンジ色の蜂蜜と、どちらかいうと茶色がかった、透き通っていない、どろっとした蜂蜜の2つです)
「これはね、みかんの花の蜂蜜と、りんごの花の蜂蜜なの」
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
……あ、そっか……ちょっと味がぼんやりしてたのはそれだったから、なんだ。
(詳しく教えてくれる様子に、目をぱちぱち。興味深そうに聞きながら)
わあ、フルーツのはちみつ……!
すごいね、はちみつってフルーツからもとれるんだ……!
(目を輝かせながら出て来た蜂蜜を見つめて)
これ、オレンジとかアップルの香りがするの?
三光・蜜味 2022年10月11日
「厳密には、お花からね。だから、明確に味とか匂いがするわけじゃないんだけど……」
(みかん蜂蜜の蓋を開けると、ふわっと、そして薄っすらと、柑橘類の香りが混ざっていることに気づくでしょう)
「でも、ハーブティーにあわせるなら、ちょっと個性的で、フレーバーがある、こういう蜂蜜がいいと思う」
「クッキーが素朴な味だから、上乗せしても味がぶつかり合わないし」
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
(ふわりと漂ってくる香りに鼻をくんくん。丸くした目をぱちくりさせて)
はちみつの甘い香り……あ、でもちょっと、オレンジの香りがする。
うん、エディブルフラワーは飾りだから、香りはしないし。
バニラやアーモンドのエッセンスも、ほんのちょっとしか入れてないから……。
あまり強すぎる香りじゃないから、お茶にも合うとおもう……!
(やっと見つけた!と声を上げそうになりながら、嬉しそうに瓶を見つめて)
(無効票)
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
んーと、お茶にはすごくぴったりだと思うんだけど……、おやつにはどんなのがいいんだろ?
何か合いそうなはちみつ、ある?
(こてん、と首を傾げながら訪ねて)
三光・蜜味 2022年10月11日
「気に入ってくれそうで良かった。お近づきの印に、この二つは、セラスにあげる」
(どうぞ、と瓶を、軽く包装して)
「おやつに使うのだと、ちょっと味が濃いのがいいかな。生地に混ぜ込むなら、栗のはちみつなんか、風味が出て面白いかも」
(無効票)
三光・蜜味 2022年10月11日
「トッピングとして、上からかけるなら、オーソドックスなレンゲの蜂蜜か、いろんな花から集めた百花蜂蜜、クローバーのやつとかもあるかな?」
「この辺りは、色々試して好みのを探すしか無いから……試食してみる?」
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
わあ……いいの? みつみ、ありがとう……!
(貰った包みを大事そうに抱えて、嬉しそうに笑ってみせて)
んーと……エディブルフラワーを飾るときは混ぜ込むのかな。
トッピングするならハーブクッキーとかかな……。
……え、いいの……? うん、ちょっとためしてみたい……!
三光・蜜味 2022年10月11日
「このお花、大事なら……いっそ、蜂蜜に漬け込んで見るとか、面白いかも」
(言いながら、いくつかの蜂蜜を器にあけて、一つ一つ、かき氷用の小さなプラのスプーンを並べて)
「あなたが、気にいる一雫に出会えるのが、何より一番大事だから」
「遠慮しないで、味わってみて」
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
わ、はちみつ漬けのお花……おもしろそう……!
みつみ、すごいね……!いろんなアイディア、どんどん浮かんできて。
お菓子を作るの、もっともっとたのしくなりそう……!
(きらきらした尊敬の眼差しをあなたに向けて)
(無効票)
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
うん、ありがとう。えっと……。
(器からスプーンで蜂蜜をすくい、ぱくり)
(目を閉じ、むぐむぐむぐ、と暫く無言で味を確かめては、次の蜂蜜へ)
(開けてもらった全ての蜂蜜を味わった後、こくこくと小さく頷いて)
これ……ミントにも、カモミールにも……プレーンのクッキーにも合いそう……。
(示したのは百花蜂蜜。文字通り様々な花からとれた蜂蜜はどんなクッキーにも合いそうだった)
三光・蜜味 2022年10月11日
「そういうお花を、お茶に浮かべるのも、お洒落で、楽しくて、面白いよ」
(小さく笑ってから、ん、と満足そうに頷いて)
「そうね、ハニーもそれがいいと思う。せっかくだから、これもプレゼントするわ」
(新しい瓶を持ってきて、同じように包装して)
(無効票)
三光・蜜味 2022年10月11日
「凄い、って」
「言ってくれて、嬉しかったから、ね?」
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
わ、わ……ハーブやお花をお茶にすることはあったけど、浮かべたことはなかった……うん、たのしそう……!
じゃあ、これ買いま……、
(🍯 続ける 🍯)
セラスティア・クロウリー 2022年10月11日
(買います、と言おうとして目をぱちくり)
え、え……でも、フルーツのはちみつももらっちゃったのに、こんなにたくさん……。
みつみがすごいのはほんとだよ、わたしだけじゃこんなに楽しそうなアイディア思いつかないし……。
(ちょっとわたわたもごもごしていたけど、ちょっと小声でおずおずと)
……でも、うん。うれしかったなら、うれしい。
かわりに、このはちみつで出来たお菓子、たべてもらえたらうれしい……!
これからいっぱいお菓子作るから、みつみにはお世話になると思うし……。
(制服同様真新しいスマホを取り出してふにゃっと笑う)
(連絡先を交換したくて)
三光・蜜味 2022年10月11日
「いいの」
「どうせこれから、お得意様になってもらうんだし」
(自信満々、得意げに言って、自分のスマホと、名刺を取り出します)
(青のクラスの縄張りの、自分のお店の場所がしっかりと書かれていて)
(無効票)
三光・蜜味 2022年10月11日
「今度、一緒に、お菓子を作って、交換して、お茶をしましょう?」
「そしたら、きっと、もっと美味しいもの、作れるわ」
「ハニーも、そうなったら嬉しい」
「だから――――」
(🍯 続ける 🍯)
三光・蜜味 2022年10月11日
「――――これからもよろしくね、セラス」
セラスティア・クロウリー 2022年10月12日
(ぱああっ、と嬉しそうな笑顔を浮かべて)
(名刺を受け取り、ぴこんと連絡先を交換)
うんっ……みつみの作ったお菓子もたべてみたい……!
えへへ。いっしょにお菓子を作るのもたのしそうで、わくわくする。
みつみといっしょのお茶会も、絶対たのしい……。
……うんっ、よろしくね、みつみ……!
三光・蜜味 2022年10月12日
【🌷 そうして、二人のお話と交流は、もう少し続いたのでした 🐝】