【個】キミと望むヒカリ
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
屋台通りから少し離れた、良く開けたグラウンド。
バケツ良し、ろうそく良し、屋台で買った食べ物良し。
配られている花火のセット良し。
この夜、この時間を、一緒に楽しむために。
いつも通りの仏頂面だけど、祭り囃子に共鳴するように。
心の内は密かに、ワクワクと、しているのでした。
#枯井戸・ミチル
#三隅・彩乃
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三隅・彩乃 2022年10月11日
(そわそわ)
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
……よし。
(一つ頷くと。太めの楕円を描いて、それを貫くように、細長い楕円を描いて)
(その後、細長い楕円の回りに、ひらひらと光を走らせ)
……いま描いたの、なーんだ?
(無効票)
三隅・彩乃 2022年10月11日
……。
三隅・彩乃 2022年10月11日
………。
三隅・彩乃 2022年10月11日
…………。
三隅・彩乃 2022年10月11日
……………。
三隅・彩乃 2022年10月11日
……!
三隅・彩乃 2022年10月11日
正解は、独楽ね!
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
……ふせいかーい。
(ちょっと拗ねてますね)
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
……戻ってくる間に、もう一回回答権をあげよう。
(見えてないのは承知で、こっちおいでと手招きして)
(無効票)
三隅・彩乃 2022年10月11日
えー。
本当に独楽じゃないの?
一発で当てられたからごまかしてない?
(なんとなくシルエットが手招きしたように見えたので近づいていきます)
三隅・彩乃 2022年10月11日
んー……本当に違うなら、……団子?
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
ちょっと近づいたけど、かすりはしてないな。
……独楽、団子……ごま団子とか、食べたかったりする?
(近づいてきた彩乃の頭を、残念賞とばかりに手でぽふぽふして)
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
正解は、ホットドッグでした。
……下手だったかなあ。
(無効票)
三隅・彩乃 2022年10月11日
……?
(手の感触。今度は頭に)
ホットドッグ……あのもよもよしたものはレタスだったのかしら。
あんこだと思ったわ。
三隅・彩乃 2022年10月11日
ホットドッグといえば、屋台で買ってきたもののなかにもある?
(屋台の雰囲気を楽しむばかりで買ったものについては全く把握してませんでした)
ごま団子は……特に食べたかったわけじゃないけど、たまにはいいかもしれないわね。
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
ん、そのつもり……余計だったか。
(そのまま軽く髪を撫でたあと、手を離して)
ああ、見かけたから買っといた。
たい焼きも、もちろんある。……ごま団子はなかったけど、あんことみたらしなら。
(家に帰っておやつになるので、主食のホットドッグ以外は甘いものを多めに買っておいたようで)
(無効票)
三隅・彩乃 2022年10月11日
(頭を滑る感触を目で追いました。見えていなくても、つい反射的に。少しくすぐったい感じがします)
だいじょうぶよ。
(ただのイメージの差です。彩乃は電光板などでディフォルメされた魚の絵を見たことがありましたが、ホットドッグのものは見たことがなかっただけ。本物と比較ができない以上彩乃には当てられない問題だったのです。軽率に出題させてしまったことを申し訳なく思いました)
三隅・彩乃 2022年10月11日
甘いものばっかりね?
私はホットドッグとあんこのほうをもらおうかしら。
他にどんなものを買ったの?
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
ん、そっか。
(そう言われれば、軽いレクリエーションとして、ふんわりと受け流して)
(……もちろん、次は正解させてやろうという気持ちは残っていますが)
えーっと、りんご飴とか、丸いカステラとか、そのぐらい?
とりあえず冷めても美味しそうなやつ。
(ホットドッグと串にささったあんこの団子を渡して)
(自分はたい焼きと、みたらしの団子を準備します)
(無効票)
三隅・彩乃 2022年10月11日
(冷めないうちにホットドッグからいただきます!)
レタスは盲点だったわね。ホットドッグといったらソーセージとパンのイメージが強かったもの。
(食べながらでもなんとなく形状はイメージできますが、レタスのことはすっかり忘れていました。目が見えていたら忘れなかったのでしょうか)
三隅・彩乃 2022年10月11日
たくさん買ったわね……。
一日で食べ切れるの?
(男子は食事量が多いと聞きますが、実際どの程度まで多いのかはわかりません)
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
レタスじゃなくキャベツ入ってるやつもあったりするし……やはり、蛇足だったか……。
(素直にソーセージとパンだけにすれば……という後悔をいだきながら)
(たい焼きをさく。安心感を感じる美味しさに幸せを覚えながら)
いや……数日は持つかな、と思って。
(そもそも男子にしては少食なミチルです)
縁日終わっちゃったら、買う機会もなさそうだし。
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
……ん。
(そうこう話していると、遠くの空が光り。しばらくしてから、音がやってきて)
(打ち上げられた花火の存在に、顔を上げて)
…………彩乃、上。見えるか?
(と、促して)
(無効票)
三隅・彩乃 2022年10月11日
上?
(夜空には月がと言いかける前に笛のような音に気づきました。そしてか細い光が打ち上がって)
三隅・彩乃 2022年10月11日
(どん)(ぱらぱらぱらぱら)
(光が咲いたのです)
三隅・彩乃 2022年10月11日
花火。……打ち上げ花火ね。
ちゃんと見えるわ。
(打ち上がる小さな光と、放射状に広がる小さな光。視界に広がるものにつられて、様々な小説で得た花火の描写が想起されました)
とても、迫力があるのね。
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
ああ。音も、光もどちらも大きくて、綺麗で。
(続くように打ち上がる何発もの花火の光で金色の瞳をきらめかせながら、ぽつりと応えて)
……彩乃と一緒に、見たいと思ったんだ。
(無効票)
三隅・彩乃 2022年10月11日
(彩乃の視力はいまこの瞬間も悪化しています。現在は半年前より悪く、半年前は1年前よりも悪く。来年の花火を見れる保証はありません)
……それは。
三隅・彩乃 2022年10月11日
私の目が悪いから?
三隅・彩乃 2022年10月11日
さっきの花火もそうね。私にも見えるものだった。
一応自覚はあるのよ。同年代の他の女子より遊べるものが少ないって。
ミチルさんが花火に誘ってくれたのは、そういう理由からなのかしら。
三隅・彩乃 2022年10月11日
いきなりこんなこと聞いてびっくりさせちゃったかもしれないわね。
ごめんなさい。ただ純粋に気になって、好奇心で知りたくなったのよ。
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
…………あのな、彩乃。
この際だから言っておくが。
(じ、と彩乃の瞳を見つめます。あるいは、自分の瞳を、彩乃になるべくよく見えるように向けて)
三隅・彩乃 2022年10月11日
はい。
(この際何を言われるんでしょう。もしかして大変な理由があったりするのでしょうか)
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
オレは、お前に。
配慮はするが、遠慮はしない。
目が悪いことに同情して、何か施してやろうとかいう気持ちは、一切無いからな。
対等な、大切な友人として、それを考慮しながら、一緒に遊びたい、楽しんでもらいたい、と思って行動してるところはあるし。
もちろん、それはオレの独りよがりな考えだから、彩乃にそう受け取ってもらえるかは別だから、仕方ないけど。
今日のことは……。
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
初めて会ったときに。
夜の屋上から篝火を焚くみんなの姿を見て……人の営みの光で、星座を描いただろ。
あの時さ、オレ、結構感動したんだ。
真っ暗な夜の中に、人が作る光をしるべにして……記憶を無くして、不安だった自分のことを重ねてさ。
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
……初めて、打ち上げ花火を見た時も、同じように思ったんだ。
人の作った光が、空まで届いて。星と、月と、一緒に夜空を彩って。
それが、とても綺麗で……とうとい、っていうのかな。
それは、彩乃がきっかけをくれた価値観というか、感じ方というか……
だから……その……
枯井戸・ミチル 2022年10月11日
…………もう、いいか?
(無効票)
三隅・彩乃 2022年10月11日
ええ、十分。
三隅・彩乃 2022年10月11日
つまりあなたは同じものを返したかったのね。
ミチルさんがあのときの星座の光を見たときの感動とおなじものが、花火を見せることで私にも同じものが抱けるんじゃないかって。
三隅・彩乃 2022年10月11日
ありがとう、ミチルさん。とても……。
(また笛のような音がして、光が昇ります)(どん。ぱらぱらぱら)
綺麗だった。
私ね、生まれて初めて花火を見たのよ。これまでずっと……小説のなかでどんなものかは知っていたけれど。
(彩乃が引き継いだ瞳子の記憶にも、この情景はありませんでした)
三隅・彩乃 2022年10月11日
ありがとう。
これを忘れないわ。ずっと。
(また増えが吹いて、光が昇って。どん。ぱらぱらぱら。絶えず光が咲いていきます)
三隅・彩乃 2022年10月12日
(よし、と奮起しました。もっともっと楽しまないと勿体ないです)
ミチルさん! 打ち上げ花火に負けてられないわ。
もっと花火をちょうだい!
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年10月12日
……そこまで深くは考えてなかったけど。
(あまり動かない表情の下で、駆け巡る感情というものは、ときに言葉にし難い衝動を与えてくるもので)
(彩乃の言葉はしっくりと当てはまって、自分でもそうなのだろう、と思えるもので)
枯井戸・ミチル 2022年10月12日
そう言ってもらえて、嬉しい。
オレも。
忘れないよ、ずっと……ぜったい。
(絶対なんて、この世界に存在しないと思うけれど)
(もう二度と、失いたくないものが、自分には増えすぎて、だから、あえて、使う、意地っぱりで)
枯井戸・ミチル 2022年10月12日
……はははっ。
ああ、そうだな。せっかくの祭りなんだし、盛大にやろう!
(それでこそ、彩乃だと。キミの言葉は、行動は、いつも新鮮で、きらびやかで)
(思わず……笑ってしまいながら、花火を渡して……安全に考慮して、一本ずつで)
枯井戸・ミチル 2022年10月12日
(。)
(🎇(演出終了))
三隅・彩乃 2022年10月12日
(ぴゅーっと打ち上がる音に合わせて花火を持ち上げ、炸裂に合わせて振りました。ぐるぐると回したりしてみました。まるでアイドルを応援するときみたいだと自分で笑ったりなんてして)
三隅・彩乃 2022年10月12日
ミチルさん、もう一本!
次は二刀流よ!
(はしゃぐ彩乃はきっと体力の尽きるその瞬間まで振り回すことでしょう。目がほとんど見えていなくても、実はお転婆な女の子なのでした)
(🎇(演出終了))
枯井戸・ミチル 2022年10月12日
(このスレッドは終了しました)