戦技研究部

第13試合:鉄拳交差

神居・メト 2022年10月2日
ステージ:オフィス街
戦  場:商店街

オフィス街の一角。
商店街にて。
ヤンキーとヤンキーの視線が衝突した。
衝突してしまった。
となれば、現実だろうとトライデントだろうと。
やる事は一つ。
ただの喧嘩だ。

#知念・通
#一恋・未樹





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知念・通 2022年10月2日
あん?(意訳:なんですか?)
(メンチを涼しい顔で受け流し、返す刀にマジマジと相手の顔を眺める様は、さながらメンチの切り合いだった。
……実際は本人にメンチを切っているつもりは一切なく、ガラと目つきが悪いためそう見えてしまうだけなのだが。なお、本来は割とぱっちりしたくりくりお目目である。) (無効票)
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知念・通 2022年10月2日
そか。んじゃあいったい誰……つーか何が、か?

(雪、吹雪、冷気……まさか……)
雨降る前みてーな空気だなとは思ってたが、まさか雪でも降らそうっつーのか……? (無効票)
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知念・通 2022年10月2日
そりゃおめー、そんな時間ねーからだよ。
青のクラスの勉強で忙しいからな。あと仕事で。
(ぼりぼりと頭をかいて)

ああ、俺は知念・通。青のクラスの高一だ。

うちのチームの番長様?
てか、お前こそどこのチームの誰さんだよ。
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一恋・未樹 2022年10月2日
あん?
(こちらも特に敵意は無い。何故なら最早口癖になっているからだ。) (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月2日
まー、じゃあ仕方ねえな。
忙しい奴が忙しいのは仕方ねえ。
(自分もマネージャーの仕事に勉強に家事にと色々とやっているがそれを引き合いに出す気も無かった。)

あー?
チーム金愚義怒羅(キングギドラ)だよ。
青番と、誠一郎と、あとオレのチームだ。 (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月2日
(などと答えている内に、しんしんと。
否。
轟々と。
雪と風が空を埋め尽くしていく。)
……あんま長話してる暇もねえな。
話しに来たわけじゃねえんだし。
(右手に握る黒の木刀へ、符を貼り付ける)
『我が力、依代に宿りて形を為せ。宿るは火。怒りの火なり。』
(そう告げると、木刀の刀身に火がついた。)
さっさと、ヤるか!!
(ブン、と燃える木刀を正面に向かって一閃。
木刀から分離した炎が、剣閃に沿って三日月のような形でまだ木刀の届かない位置にいるもう一人の不良の所まで飛んでいく。)
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知念・通 2022年10月2日
おん?(意訳:今日は肌寒い天気ですね)

そーなんだよ。
顔だしてぇのに仕方ねーんだ忙しいんだもん。
まー普通の授業はぶっちゃけついていけてねーんだけどよ。
(はぁ〜〜と大きなため息ひとつ) (無効票)
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知念・通 2022年10月2日
あーー、あの昔のヤンキーみたいなチーム名の……ってことは。
(ゲッッて顔をする。そして、その名前が出ればやっぱり——)

……だよなぁ。あの人なら、やれるしやりかねねぇわ。
(うちのクラスの番長。別格な存在。特別な相手。) (無効票)
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知念・通 2022年10月2日
(——と、吹き付けるような雪。吹き荒ぶような風。勢いは轟々と、激しく。)

おうっ!
(パシッと両手を合わせる。すると、左腕の表面が蠢くように隆起し、逆さ五角形のような盾へと変貌を遂げた。)

お前の名前聞いてねーけど!
(そんな盾の着いた左腕で、炎を思いっきりぶん殴る。鋒のような盾の尖端が、荒れ狂う炎を分かち、無傷で立っていた。)
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一恋・未樹 2022年10月2日
あん?
(炎が止められた。
牽制の一発だから問題無く、むしろ相手の手札が見れたならそれでヨシ)
(バサリと、燕で羽ばたく。
通の右側に回るように、回り込んで飛び込んでいった。) (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月2日
未樹だ。
一恋・未樹。
ただの不良、だ!!!
(燃え立つ木刀で今度こそ、切り付けた。
未樹が持つ木刀は、未樹自身の封印が形になったものだ。
未樹が死なない限り、壊れる事はなく――どれだけ乱暴に扱おうと、壊れはしない。それで乱暴に、殴りつけた)
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知念・通 2022年10月2日
(まあそりゃ、その翼が飾りなわきゃねーよな……!)

未樹。
イチコイ、ってことは、生徒会トップの親族か?
(回り込む彼に合わせ、身体を逸らし——)

(木刀を、"右手"に持った盾で受け止めた。重厚な金属音が鳴り響く。その盾はいつの間にか円盤状になっていて、円の形が衝撃を分散させたことで受け止められたが、なかなか重いな……!)
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一恋・未樹 2022年10月2日
――サイボーグか、ガジェっティアか?
(右手にも盾を持たれて、ギリギリと鍔迫り合いをする。
いきなり武装を取り出したってのはそんなとこか、と類推しつつ)
その一恋だよ。
残念ながら花束ほどじゃねーけどな!
(右手にしている手袋が光り輝く。
両の手袋は遺産であり、それぞれ別のものを「拡げる」。) (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月2日
ライトハンド
右腕開放――
ブロードキャスト
強制送信
ドラゴンロア
竜咆伝心

(右手が拡げるのは未樹の思念だ。
要するに未樹が考えている事を言葉を介さずに直接頭に届ける効果であり)
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォ!!!!
(頭を叫びで一杯にして使えば、テレパシーで行う猿叫となる。
声と思念で絶叫を届けながら、木刀を脇腹に叩き込むようにぶつけにいった。)
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知念・通 2022年10月2日
——いいや、人間だ。
ただの、天使を食った人間だ!
(左腕。本来盾があったそこからは、守りではない、攻めるための力。刃が生えていて。
鍔迫り合いをしている、そのがら空きの右脇に、突き刺そうと——)
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知念・通 2022年10月2日
が、ァァァァッッッ!!!
(した瞬間、頭の中に声が響いた。いや、声というより爆音。それが頭の内側から、直接響き渡る。それはもはや衝撃波で、脳をミキサーでぐちゃぐちゃにされるような感覚。
いたい。やばい。うるさい。しね。いたい。きこえない。何も考えられない。何も。なにも。なにも?) (無効票)
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知念・通 2022年10月2日
うっ、ぐぁぁっ、ガァァァァッ!
(何も考えられないなら、何も考えなければいい。無我夢中に我武者羅に。左腕を振り回す。盾を叩きつける。何かが刃にぶつかった。なんだ?わからない。なんでもいい。)
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一恋・未樹 2022年10月2日
………!??

(注意を逸らしてこちらの攻撃をぶち当てるつもりが、
錯乱した相手の刃が脇腹へとクリーンヒットする。)
……油断し過ぎたか、頼り過ぎたな……。
(が、負け惜しみを言ってもしょうがない。
トライデントでは「死にかけても」封印を解くことは出来ないのだ。そもそもトライデントはあくまで仮想、本体が死にかける訳では無い以上、封印はうんともすんとも言わない。
要するに、ダメージは負えば負うだけ不利なのだ。) (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月2日
――
『我が力、為す形を変え新たなる姿を見せよ。蝶の如くに羽開け。』
(木刀から符を引き剥がしつつ、そう唱える。
すると木刀がドロリと溶けて、新たな形へと変化していく。)
ッッラァ!!!!
(漆黒の木刀は、漆黒の鎖へと変化して、錯乱した動きをした眼前の不良の右腕へと絡まった。
そうして右腕で防御出来ないようにしたまま、鎖を絡ませた拳で右フック!
通の顔面にパンチを入れようとする)
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知念・通 2022年10月2日
(頭が揺れている。ぐわんぐわんする。ふらふらする。視界が回り、世界が回り、目が回る。揺れて。揺れて。揺れる。あれ、動きが、止まった。) (無効票)
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知念・通 2022年10月2日
ぶっ——

(顔面に重い衝撃。少し遅れて、左頬が熱を帯び始めた。でも、そのお陰で——)

(——音が途切れた。耳の良さが、感覚器官の鋭さが、仇となったその声が、止まった。) (無効票)
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知念・通 2022年10月2日
……ペッ。
(口の中に血の味が広がって。それを吐き出す)

おかげで目ェ、覚めたぜオラァ!!!
(返しのカウンター。いつの間にか盾の消えている右腕で、アッパーをぶちかます——!)
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一恋・未樹 2022年10月2日
(右腕が下から来た。
その拳を受け止めようともせず、顎に受ける。
仰け反るように頭が後ろに下がるが、脚は下がらない。
一瞬上を向いたせいで雪が目と鼻に触れた。冷てえ。)
はっっ。
起こしたか。
ついでにもう意味もねえか。
(盾が消えたことで、鎖がだらりと下に落ちていく。) (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月3日
『我が力、為す形を変え新たなる姿を見せよ。蝶の如くに羽開け。』
(今度は鎖がドロリと溶けた。
溶けた鎖は未樹の身体に這いずるように戻っていくと、
肘や翼の先、膝に脛の前後、各関節部に装甲のように装着された。) (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月3日
っっフー。
さぁて。
(リソースが漏れ出ている右脇腹を気にせず、腕を回す。可動域に問題無し)
―― 『我が力、依代に宿りてその力を研ぎ澄ませ。宿るは火。憤激の火なり。』 (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月3日
(そう告げて、再度右拳を放つ。
肘や肩についた装甲からジェット噴射のように炎を蒸して、パンチの速度を飛躍的に上げた拳で、もう一度殴りかかった。)
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知念・通 2022年10月3日
ああ。ちっと……いやだいぶ面食らっちまったが、もう聞かねえ。
(何も考えずに、ただ真っ直ぐ行ってぶん殴れば、ただの煩いだけの音でしかない。) (無効票)
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知念・通 2022年10月3日
それに……。
(鎖も何も、必要ねえ。
もう既に、この四方が俺達のリングだ——!)

(左手に右手を充てる。すると呑み込むように掌が形を変え、右手に纏わりつき、両手ともにさながらボクシンググローブのような手甲へと姿を変えた。) (無効票)
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知念・通 2022年10月3日
……ッ!
(ウィービングの動きで右拳を躱す。さっきよりも速い!
——だが)
ボクシングなら、負けねぇよ!
(クロスカウンターのように右ストレート、右アッパー、右フックのトリプルコンボを打ち込む。)
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一恋・未樹 2022年10月3日
ッッッチッッッ!?
(右拳が避けられた、と認識した瞬間、
拳がまた飛んで来た。
ストレートとアッパーは首を捻り、上半身を捻って避けたが、そこに右フックが打ち込まれる。) (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月3日
(右の頬から、リソースが漏れていく。
血の代わりにポロポロとこぼれ落ちたそこに、雪がまた振れる。)
(皮膚が取れても、冷たさって感じんのかな。
……分かんねえや。
冷たいかどうか、そもそも分かんねえ)
(なんて考えがチラついた後) (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月3日
・・・・・
ちげぇだろ。 (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月3日
これは

喧嘩だろうが!!
(右脚と左脚、翼に付けた装甲から炎を噴出。
一足に飛び込んだ先で、膝蹴りとヘッドバッドを当てにいった。)
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知念・通 2022年10月3日
(脇腹に痛みが走る。殴れば殴るほど、内蔵が悲鳴をあげる。
冷たさに痛みが走る。凍てつき凍えるような冷たさに、殴れば殴るほど、拳の皮膚が張り裂ける。
殴られて、痛みが走る。殴られれば殴られるほど、口の中には血が滲み、骨が軋み、意識が遠のきそうになる。) (無効票)
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知念・通 2022年10月3日
(でも、どれも、傷すら治せなかった、橋の下で凍えるしか無かった、痛めつけられ、耐えることしか出来なかった、あの日に比べれば——

全然ッ、大したことねぇ!!! (無効票)
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知念・通 2022年10月3日
(だってこんなに——

楽しいなぁ!!!未樹よォ!!!

(膝蹴りを食らう。その衝撃で頭が反れる。それがたまたま回避につながり、ヘッドバッドを避けられた。飛びのきそうになる意識を無理やり繋いで、沈みこんだ頭を低めの左アッパーで向かい打つ。右のジャブで繋いで、更にヤクザキックをぶちかます。
殴れば殴るほど、やる気が昂り、熱は荒ぶり、朱色が身体を、鐡色の腕を、趣向を、染め上げる。
呼応するように、どんどん、どんどん、速度も、威力も、上がっていく。)
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一恋・未樹 2022年10月3日
喧嘩だぞ、楽しくない訳ねえだろが!!?
(アッパーを右手で押さえ込むが、ジャブで視界が歪みらヤクザキックで蹴り飛ばされる。
しかし翼で下がって衝撃を減らしていた。) (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月3日
だが、やるなら勝たねえと、だがな!!
(後ろに下がった所から、翼で跳躍して左ハイを頭にぶつける。ジェット噴射で回転するように身体を回し、さらに右脚で腹を蹴り付けた。)
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知念・通 2022年10月3日
ああ、負けねえ!!!

(ねがべっゴッと変な音を立てて、身体が回る。いや回ってるのは俺か?世界か?よく見れば。髪に隠れた右目の視界、その端に爪先があった。羽が使えんのずりーなちくしょうと思う前に目の前が真っ暗になって——)

(——そこに、一筋の焔が、瞬いていた。) (無効票)
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知念・通 2022年10月3日
(腹を蹴られた衝撃で意識が戻るや否や、その脚を——天使の金属で出来た左腕で——灼熱を帯びる紅蓮の腕で——がっちりとホールドする。
未樹の皮膚を、その脚を。
腕から零れ落ちる熱が燃やして、焦がして、焼き尽くさんとする。
更に、メキメキメキと折らんばかりに力を込めれば、残った右腕の拳が、未樹の腹に迫っていた。)
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一恋・未樹 2022年10月3日
――熱っっっ!?
(捕まれた右足を見れば、腕でガッチリと捕まれている。
しかもどうやら熱を発している。
雪が溶け、服の表面からは溶けた水にさらに雪が積もっていく。)
(ゆっくりと、しかし確実にリソースが消費されていっている。) (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月3日
(そこに、右拳が飛んで来た。)
根性比べで、負けて溜まるかってんだよ!!!
(捕まれた右脚を振り払うのは放棄する。むしろ捕まれている事を利用して、身体を起き上がらせる。
翼と身体各部のジェット噴射も利用し、無理矢理に遠心力と勢いを込めた。) (無効票)
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一恋・未樹 2022年10月3日
だっっっっらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!
(右では脚が捕まれているせいで捻れないと直感し、
相手の右拳と重なるような軌道で左拳をブチ込んだ)
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知念・通 2022年10月3日
何——ッ!?
(掴まれてる状態で——!
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知念・通 2022年10月3日
(翼が得る揚力、さらにジェット噴射の勢いを遠心力に変えて、無理矢理殴りに気やがった!
このままだと上手く拳が刺さらない可能性が高く、さらにモロに左の拳を食らう……!)

(なら——!) (無効票)
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知念・通 2022年10月3日
うぉぉおおおッッッ!!!
(その遠心力を逆に利用するかのように、左腕で掴んでいた脚を思いっきり内側へ、下向きに捻りを加えて引っ張った。
相手の拳にエネルギーが加わり、更に自分へ当てやすくなってしまうが、これで軌道が変わり、腹に届くはずだった右の拳は、未樹の顔面へと向かっていた。
灼熱の腕がより紅く煌めいて、呼応するが如く手甲も真紅に燃え盛る。
その手甲で。その右の拳で。重なるような起動で、互いに拳をぶち込みあった——!)
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一恋・未樹 2022年10月3日
――!?
(無理に体勢を組み替えてパンチを放った分、防御を行う余裕は無く。
けれど。
一度殴ると決めたならば、その拳は絶対に撃ち込む。
それが不良だ。
そう願うドラゴニアンの拳は、確かに顔面へと届いた。) (、)
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一恋・未樹 2022年10月3日
(けれど、真紅に燃える拳が正面から突き刺さり。
未樹は、雪吹雪く商店街のど真ん中に倒れた。

動けなくなった身体には、雪がしんしんと降り積もっていく)
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知念・通 2022年10月3日
(相手の顔面を殴り抜く感触が拳から伝わると共に、自分の顔面に、撃ち抜かれたような衝撃が訪れる。
元々気力も体力も限界を迎えつつあった身体は、それで完全にノックアウトされて、雪降り積るベッドへと倒れ込んだ。) (、)
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知念・通 2022年10月3日
(血液としてリソースを垂れ流し過ぎた今の状態では、指一本すら動かせなくて。
眼球だけが絶え間なく降り注ぐ雪の結晶を見つめていた。
ひんやりと冷たいベッドは疲れた身体にはとても心地好くて、全身を包み込むような感触に身を任せていると、気がつけば意識が飛んでいた。

雪はまだ、止みそうもない。)
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