【個】酩酊の湯、桜の香りに包まれて
陽樹・春曲 2022年9月28日
温泉島ユフィーン。
その各地に並んだ温泉は様々だが、ここは少し隠れた秘湯…と呼ばれる場所かもしれない。
桜の花弁は舞い散り、桜の香りが立ち並ぶ春のような景色を味わえる湯。
しかし、そこは別名「酩酊の湯」とも呼ばれる、変わった効能のある温泉でした。
効能:「温泉に浸かっている間、徐々に酔ったような気分になる」
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#陽樹・春曲
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#夢境・イドラ
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陽樹・春曲 2022年9月28日
(桜の見えるお風呂がある、と話を聞き、やってきた件の湯)
(仄かに見える桜の花弁の光景はどことなく春に戻ってきたような感覚をを思わせる)
おー…こりゃ噂通りの温泉だな。
なかなかに景色のいい湯だ…おーい、こっちだぞー。
(一緒に来たであろう少女に、声をかけてみる)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年9月28日
(名を呼ばれれば、やや遅れて小さな足音とともにやってきて)
わぁっ!
お宮と似ている場所じゃのう!
(すぅ、と息を吸い込めば胸いっぱいに桜の香り。花弁が舞い散る中、ご機嫌にくるくると回って)
早く入ってみたいのじゃ!
(無効票)
陽樹・春曲 2022年9月28日
俺も噂程度に聞いた限りだったが、本当にあるとはな…。
思っていた以上にあのお宮に近い温泉があるもんだ。
(こちらも景色を眺めながら、ふと染み染みと感じる)
おいおい、いつになく今日はせっかちなもんだ。
(とはいえ、彼女がなんとなくはしゃぐ気持ちもわかるのか、ふっと笑って一旦かけ湯をかける)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年9月28日
くふふ。春兄さまにしては、いい噂を聴いたものじゃ。
(自分も彼にならって、水着を纏った身体にかけ湯をして)
夢境・イドラ 2022年9月28日
わらわが一番風呂いだたき~っ!
(お宮と違って立場を考えたり取り繕う必要がないからか)
(先にざばぁん!と勢いよく湯船へと入ってしまった)
気持ちいーっ! 春兄さまも早く早く!
(無効票)
陽樹・春曲 2022年9月28日
あっ!ちょ、言った傍から…
(勿論混浴、ということもありこちらも水着姿ではある)
(のんびりと準備してる間に早くも彼女の方はササッと動いて湯船へと入っていった)
ったく、いつになくテンションが高いというかお転婆というか…
はいはい、俺も行くから待てっての。
(日頃から巫女としての高い立場があるがゆえに、なのだろう。今日の彼女はいつも以上に年相応の反応が目立っているようだった)
(そんな事を思いつつ、彼もあとに続くようにそっと湯船へと足をつけた)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年9月28日
(泳ぐまでではないが、湯船を一周するようにすいすい)
眺めもよいし、湯も気持ちがよいし言う事なしなのじゃ……。
(それからあなたの元へと戻ってきて)
夢境・イドラ 2022年9月28日
もう! 待ちくたびれちゃったのじゃよ!
(桜が浮かぶ湯を手ですくっては、あなたにぱしゃぱしゃかけて)
(きゃっきゃとはしゃいでいる)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年9月28日
(湯加減はちょうどよいのか、足をつけた後にすぐに身体を入れても問題のない温度だった)
(そのままゆっくりと体全体を浸ければ、ふぅ…と一息つく)
あぁ、いい湯だなこりゃ…。
(なんてまったりしていれば)
陽樹・春曲 2022年9月28日
ぶわっ!?
(目の前の少女が湯をすくってこちらにかければ、思い切り水をかぶる)
…たく、お前は急かしすぎなんだっての。
お返しだ、コノヤロ。
(こちらも軽めにお湯をかける。勿論、手加減してるつもりなのかそんなに水がかかることは少ないだろう)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年9月28日
きゃははははっ! ぼんやりしているからじゃよ!
(あなたのあげた声が可笑しくて、ツボに入ったようできゃっきゃ)
(そうしていれば、自分にもお湯がかかって)
――――わぷっ!?
やったな~? わらわもお返しなのじゃ!
(そうしてしばらくお湯の掛け合いっこをしていたが)
夢境・イドラ 2022年9月28日
ふわぁ……なんだかいい気分じゃのう……。
(突然力が抜けたように腕を下ろして、)
(そのまま岩を背もたれにするように、こてんと寄りかかった)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年9月28日
ったく、いつになくわんぱくな事しやがって。
とはいえ……まぁ、今日くらいはいいか。
(ここ最近、色々なこともあって彼女もこうして温泉ではしゃぐ機会もないのだろう)
(幸い、この湯には二人しか人もいないようだ)
そっちから仕掛けてきたんだ、こっちだってやってやるっての!
(なんて、しばらくその掛け合いに付き合っていくも)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年9月28日
……っと?
(ふと、ふわりと一瞬力が抜けるような感覚に陥る)
何だ今の…って、イドラ?
おいおい、はしゃぎすぎてもうバテたのか…大丈夫か?
(ふと力が抜けたように反応する少女に対し、そっと彼女に近づいていく)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年9月28日
(目を伏せて寄りかかっていたが、名を呼ばれてぱちり瞬く)
…………んぅ~……?
(じーーーーっと、蕩けたような瞳で近付いてくるあなたを見つめて)
夢境・イドラ 2022年9月28日
……………………春兄さまが、二人いるのじゃ……。
(ふわふわと揺らぐ視界に、きょとんと首を傾げる)
(なんと、少女の視界には、あなたが二人いるように映っているらしい)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年9月28日
…二人いる?
お、おいおい何変なこと言ってるんだ。
(心なしか、ほんのりと少女の顔がどこかほんのりと蕩けているようにも見える)
(様子がおかしい様子にちょっと戸惑うも…その変化は、こちらにもやってきたようで)
陽樹・春曲 2022年9月28日
…っ…?なんだ、これ…
(妙にふわふわとした感覚が頭に伝わる。)
(まるで酒を浴びたような酩酊感…実際に飲んだことはまだないが、それでも軽く酔っ払ったような気分だ)
…俺も…イドラの姿がぼやけて見える…。
(そう言うと可能な限り彼女が見える位置まで近づく…その距離はだいぶ身体が密着できてしまいそうな距離まで近づいて確認して)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年9月28日
くふふ……二人いる――――ということは……
(キラーン)(少女の瞳が妖しく光ったかと思えば、)
夢境・イドラ 2022年9月28日
春兄さまを、い~~~~っぱい独り占めできちゃうのじゃっ!
(二人の春曲――本当は一人しかいないのだけれども――に挟まるように、真ん中へと自分を滑り込ませて)
夢境・イドラ 2022年9月28日
どうしたのじゃ? 春兄さま?
わらわはここにいるのじゃよ……?
(片方の――一人しかいない以下略――の腕を抱きしめるようにして、自分の存在を知らしめるように)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年9月28日
ちょ、お前待っ…ひ、独り占め?
(おそらく彼女も今、自分と同じ感覚に陥ってるのだろう)
(ともなれば二人に見間違えるのも無理はない)
(なんて考えを浮かべてる間に、彼女がこちらに向かって入り込んでくる)
陽樹・春曲 2022年9月28日
う、その。
(不意に彼女に腕を掴まれて、抱き締められる。彼女の柔らかな感触を腕越しに感じれば、酩酊感の火照りが一層上がったような気がした)
………
(そっと、彼女の存在を確認するようにもう片方の腕を伸ばして、彼女の身体を抱えるようにーー)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年9月28日
だって春兄さま、色んな女の子をとっかえひっかえしてるって聴いたのじゃよ。
どうなのじゃ~?
(詰るような口ぶりでそういったのなら、自分の尻尾であなたの頬をうりうり)
夢境・イドラ 2022年9月28日
~♪
(抱きかかえられれば、そのままあなたの膝に椅子のように乗ってしまう)
(あなたの腕を自分の前へと回して、そのまま座り心地を堪能するようにゆらゆらご満悦)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年9月28日
…取っ替え引っ替えって言い方はよろしくないと思うが。
人を女遊びが好きな奴にみたいに言うでない。
たまたまそういう場面に出くわしてるってだけだ。
(頬で尻尾を突かれれば、そっと彼女の尻尾に触れて抵抗する)
陽樹・春曲 2022年9月28日
お…っと。
(そのまますっと彼女の椅子代わりになるような体勢で、そっと彼女を自身の身体に迎え入れる)
(体勢が体勢なだけに身動きが取れないが…不思議とそう悪い気分でもなかった)
…なんていうか…不思議な気分だな…。
こうしてイドラと一緒に風呂入るってのも新鮮だけど…。
今日はいつになく、こう…気分がこう浮ついちまう感じだ…。
(少しだけ彼女を抱える力を強めて、桜を眺めながらふとそんな言葉を零した)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年9月28日
たまたま~?
そのたまたまの目撃で、なんでその場面に出くわすことが多いのかのう?
(なんて、追及を激しくしようとしたが)
夢境・イドラ 2022年9月28日
ひゃあっ!
(尻尾を触れられれば、あられもない声をあげてしまい、慌てて引っ込める)
……………………えっち。
夢境・イドラ 2022年9月28日
浮つく……?
(座ったまま、じーっとあなたを見上げていたが)
(くるりと身体ごと振り返って、跨るような姿勢になって向き合って)
わらわといると……どきどき、する?
(確認でもするように、あなたの胸元――その心臓の音を聴くように耳を当てて)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年9月28日
(ぱっと手を離し、尻尾を収める彼女に対して少しどきりとしつつ)
…うるせぇ。
人の良からぬことを追求しようとしたお仕置きだ。
陽樹・春曲 2022年9月28日
……ーーー
(自身の胸元に彼女の顔が近づく)
(耳をすませば、少し鼓動が上がる音が伝わってくることだろう)
(その最中、彼女の背中を抱えるように腕を回して)
……ったく。
言わなくてもわかるだろ…随分と悪い女(こ)だな。
(そっと囁くように、わざと彼女の耳元で)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年9月29日
くふふ……言葉に反して身体は素直じゃのう――なんて。
(とくとく)(自分の識る心臓の音よりも早い鼓動に満足そうにして)
(甘えるように、その胸板に頬をすりすり)
夢境・イドラ 2022年9月29日
今更気づいたのかえ?
そうじゃよ。わらわは悪い女なのじゃ。
(そう囁き返してやる)
(湯の温度とあなたの体温に抱かれるようで心地よくて)
夢境・イドラ 2022年9月29日
(――――心地よくて、)
…………春兄さまぁ………………
(声すらも蕩け始めて)
夢境・イドラ 2022年9月29日
………………………………あついのじゃ……
(端的に言うと、のぼせていた)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年9月29日
……全く。
こんな子じゃ将来がちょいと心配になるってもんだな…
(彼女の纏う雰囲気や空気は色々と異性には酒に似た…いや、それ以上の中毒さがあってもおかしくないだろう)
(お互いに身体をくっつけてる体勢、鼓動も早まって聞こえてきそうで)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年9月29日
(蕩けた表情を向ける彼女から目は離せない)
(このままずっと湯でいつまでも一緒にいたらどうなってしまうだろう…そんな考えすらよぎり始めた頃)
陽樹・春曲 2022年9月29日
………え。
(彼女の反応にはっと我に帰る)
(明らかにその様子はのぼせたような感じで)
…さ、流石に長く浸かりすぎだな!
大丈夫か?
(そっと小さな身体を抱えれば、まるでお姫様抱っこのような体勢で湯から立ち上がる)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年9月29日
(あなたに抱えられて湯から出れば、先程まで酒に酔ったようにふわふわとしていた頭がすーっと明瞭になっていって)
夢境・イドラ 2022年9月29日
(あれ? なんでこんなことに?)
(というか、さきほどまで自分はなにを……!?)
(自覚すれば、のぼせた身体がさらにか~~~~っと赤くなっていって)
夢境・イドラ 2022年9月29日
……………………だいじょうぶ……じゃない、かも……
(恥ずかしさは頂点へと上り詰めたようで、そのまま意識を手放した)
(演出終了)
陽樹・春曲 2022年9月29日
…ん?
(湯から上がった瞬間、先程まで感じていた酔いが一気に覚めていく)
(頭の回りも元に戻ったようで…)
………
(その瞬間に先程まで自分がやってきた言動が一気にフラッシュバックする)
陽樹・春曲 2022年9月29日
――……って、こんな事考えてる場合じゃねえ!
イドラ、しっかりしろーー!
(そのままイドラを抱えて慌てて風呂場から離れれば、彼らはゆっくりとその身を冷ますのでした)
(この湯に浸かった二人が、少しの時間目を合わせづらくなったのはここだけの話―――)
(演出終了)
陽樹・春曲 2022年9月29日
【このスレは終了しました】