【個】『相手の言ったことは
風花・葡萄 2022年9月25日
全て聞かなくてはいけない湯』
と書かれた看板が温泉の効果を説明する立て札として立っている。
#風花・葡萄
#春叶・マユ
※アンケートは終了時に選択
2
春叶・マユ 2022年9月26日
ほ、ほんとに相手の言う事聞いちゃうんですね……この温泉。
しかも割と強制的に……
風花・葡萄 2022年9月26日
まぁうん、聞いてたけど……
(ついでに言うと僕も聞かれてたけど。)
(…………。)
風花・葡萄 2022年9月26日
(そうだよなぁ僕も聞かれてたんだよなぁ!!!)
(瞬間的にずーんとする。)
……そう。へたり込んだから心配だったけど。
大丈夫ならいいや。
(気を取り直して、君の方を見て)
(──さて、あとどれくらい言うことを訊けばいいんだろう。)
(──下手に言うと欲望全解放しかねないから怖いな。僕の場合膝枕とかになるのか……???タイツはないけど。)(──いや、よそう……考えると頭がくらくらしそう。)
(……軽く頭を抑えて眉を顰めつつ)
えーと マユ。
風花・葡萄 2022年9月26日
手、繋いでくれる?
(……比較的、穏当めなお願いをしとく。)
(下手に壁ドンとか抱きつきに派生するよりは良いだろう。多分。)
(無効票)
春叶・マユ 2022年9月26日
(これからどうしよう……)
(このまま待ってれば出口が現れるのかな。)
(でもこの温泉がこういう効果って言うことはもっとお互いの言うことを聞かないといけないのかも……?)
(ぐるぐると考え込んでいると)
春叶・マユ 2022年9月26日
え、は、はい。
(今度は自動的に動く前に、葡萄さんの手を握りました。)
(距離が近かったというのもありますが、なんとなく自然に。)
春叶・マユ 2022年9月26日
……ふふ、もしかして気を使ってくれた……んですよね。
ありがとうございます。
(こんな時でも葡萄さんは優しくて、ほっとしちゃいます。)
春叶・マユ 2022年9月26日
(でも、でもです。)
(何となくこのままでは色々と不公平な気がします。)
(だって私は命令したのに、葡萄さんはまだしていません。)
春叶・マユ 2022年9月26日
(葡萄さんはどんな命令をするのかな……ちょっぴり魔が差しちゃいました。)
……葡萄さんも、「何か私に好きな命令してみてください。」
(無効票)
風花・葡萄 2022年9月26日
ん。
(きゅ、と手を繋いで貰う。)
(柔らかい。自分より少し小さめな、繊細な手だな。)
(……結構、これだけでも幸福感ある。)
風花・葡萄 2022年9月26日
ん、あぁ……
いや、壁ドン……はまぁいいとして。(趣味?らしいし。)
抱きつくとか密着とか、好きでもない人とするよりはいいかなって。
(年頃の女の子だし。)
……手を繋いで貰うのもちょっと罪悪感沸くけど……
(まぁ、重なる罪としてはまだマシだろう。)
(そう思いつつ、)…………
風花・葡萄 2022年9月26日
(んん????)
(耳にした言葉に疑問符が湧いてそれが言葉になる前に)
「じゃあ膝枕して頭よしよしほしい」
(口から願望がダダ漏れになった。)
風花・葡萄 2022年9月26日
……………………。
風花・葡萄 2022年9月26日
…………。
風花・葡萄 2022年9月26日
(──そっと両手で顔を覆う)
………死んで詫びた方がいい????
(チョコここに呼ぶ???首くらい落としてくれる気がする。)
(無効票)
春叶・マユ 2022年9月26日
ふふ……
(もしかしたらと思った想像通りで、ちょっとだけ笑っちゃいました。)
いえいえ、私から言ったことですから。
仕方ないですねえ……ふふ。
春叶・マユ 2022年9月26日
(つないだままの葡萄さんの手を引いて、タオルを押さえたまま立ち上がって、温泉の縁に座ります。)
(もちろん恥ずかしいことは恥ずかしいですし、時間が経つごとにそれも増していきますけど……)
春叶・マユ 2022年9月26日
さ、さあどうぞ!
(自分で始めたことです。がんばります……!!)
(無効票)
風花・葡萄 2022年9月26日
(🍫<……。)
(🍫<ギリギリ殺意が勝ちそうだけどマユが思いの外楽しそうだから許してやるわよ)(的なゾワゾワを首元に感じる。)
…………。
(命がギリギリつながった気がする。)
ありがとうございます……
(感謝の言葉は、勿論君にもだけど内なる相棒の一人にも向けて。)
風花・葡萄 2022年9月26日
(くすっと笑われてちょっとバツが悪いやら)
(仕方ないですねえ、と言われて返す言葉がないやら。)
わ、笑うこたないだろ……いや仕方ないのはもう本当そうなんだけど。
(目が合わせられない。困る。そんな中で手を引かれてゆき)
風花・葡萄 2022年9月26日
(温泉の淵に座る君の膝に)
(ぱん、と顔を叩いて邪念を祓う(つもりの)所作をしたあと)
え、えーと……
お邪魔します!!!
(無駄に気合を入れて、けれど遠慮がちに頭を乗せた。)
(無効票)
春叶・マユ 2022年9月26日
は、はひ……!!
(緊張でカチカチになりながらも、ブンブンと首を縦に振って頷きます)
春叶・マユ 2022年9月26日
(もちろん、膝……というよりも太腿の上には巻いた濡れタオルが一枚だけ。)
(改めて考えてもすごい状態です。)
(とりあえずは背が大きい分、葡萄さんの頭がしっかり乗るくらいの安定感はあるはずです)
春叶・マユ 2022年9月26日
えと、ここからよしよししてほしい……んですよね。
(念のため確認しながら、半分自動的に葡萄さんの頭に手を添えて)
よしよし……
(……と、頭を撫でます)
(無効票)
風花・葡萄 2022年9月26日
(風花・葡萄は膝枕が好きである。これは生い立ちというか今の家に引き取られて以降の過ごし方に起因し、全て書くと長過ぎて収まり切らないので割愛するがその拘りは割と比較的度し難いよりの性癖として形成されている。)(つまる話脚には煩い男(むっつり)だ。)
風花・葡萄 2022年9月26日
(その脚に煩い男(潜在的すけべ)をして)
(大変な至福としか言いようがない膝枕であった。)
風花・葡萄 2022年9月26日
(今更だけど濡れたタオル一枚越しってやばくな……やば……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ弾力と柔らかさと温かさ!!!!!)
(ちょっと至福すぎてなんかもう叫び出しかねない心境だし脈打つはずのない心臓が暴れてさえいる気がするが)
風花・葡萄 2022年9月26日
あ はい……
(そこはむっつり、言葉は意外と静かに必要最低限にとどめた。)
(ただちょっと焦燥した感じの声だったかもしれない。)
(緊張がえぐい。)
風花・葡萄 2022年9月26日
(────けど、頭をやんわりと撫でられると。)
…………ぁ、
(すぅ、と目を細め。緊張してたものが、吐息となって。口からゆるゆると吐き出されていく。)
(────細く、深い、安堵のような深呼吸だった。)
風花・葡萄 2022年9月26日
………………、幸せ……。
(つい、自然とそう呟いてしまうくらいには。癒されるひと時だった)
(無効票)
春叶・マユ 2022年9月26日
(葡萄さんがどれだけ膝枕への情熱を抱いているのか、もちろん私に知る由はありません。何となく好きなんだなぁと、それくらいに思っています。)
春叶・マユ 2022年9月26日
(だからきっと喜んでくれてはいるのでしょうが、私がするのもちょっと違うかなぁという思いもあったりします。)
(何よりとても恥ずかしいですし……ちょっとだけ、後悔もし始めてしまいましたが……)
春叶・マユ 2022年9月26日
…………幸せ、ですか……?
(その言葉を聞いた途端に)
春叶・マユ 2022年9月26日
……ふふ。
それは……とっても、よかったです。
(なんだか恥かしさがどこかへと言ってしまいました。)
(葡萄さんの声があんまりにも安心しきっていて、まるで子供のようで)
春叶・マユ 2022年9月26日
(まるで母親の膝での上で眠っているような……もしかしたら膝枕には母性を求め居るのかな、なんて。そんなところに親近感を抱いたのかもしれません。)
(今の私も、そうだから。)
春叶・マユ 2022年9月26日
葡萄さんはいいこいいこ~……ふふ。
やってみると、意外と楽しいかも……ですね。
(無効票)
風花・葡萄 2022年9月26日
………………。
風花・葡萄 2022年9月26日
(多分もしかしなくてもすげぇ醜態というかあまり人に見せてはいけないものを見せてるのでは???)
(気づいたが時既に遅し。)
あの……なんていうか……はい…………
風花・葡萄 2022年9月26日
(何か言い訳を捏ねようとして)
(それもちゃんとは形にならず)
……ど、どうも……いやこっちも……なんか凄く落ちついてしまった……
(後輩(それも12歳)の膝枕に安寧を覚える中三てどうなんだ??かなりダメじゃないか???)
(ちょっぴりスン……としつつ)
風花・葡萄 2022年9月26日
(いいこいいこ、とまた撫でられて)
…………結構マユも楽しんでるね……??
(はしゃぐ後輩の声を耳朶に受けながら、少しぶっきらぼうな、照れたような声。)
(……まぁ、いいや。君が案外楽しんでるなら。)
──先輩を子供扱いするのは、楽しいかい?
(なんて、不貞腐れたフリの。くすくすと笑みを溢した言葉を言ったのち)
風花・葡萄 2022年9月26日
(ずごごごご……と、なんだか鈍い音がした。)
──ん。
(丁度君の後ろの方辺りから響いたので、僕は見えないけど。これは多分)
……帰り道できたぽい?
風花・葡萄 2022年9月26日
────えーと、お疲れ様。
……なんか、お湯から出たらアイスとか奢るよ。
後輩に迷惑かけちゃったし。
(そんなことを言いつつ、起きようとしながら)
(▼)
春叶・マユ 2022年9月26日
えっ。
えーっと……その、ちょっとだけ……
(楽しいかと聞かれれば……ほんとはちょっとではないです。嘘をつきました。)
春叶・マユ 2022年9月26日
あれ
(鈍い音に、同時に気付いて肩越しに振り返ります。)
(そこには確かに帰り道がありました。)
あ、は、はい。そうみたいですね……
良かった、出口が出来て……
(はー……と口から安心の息がたっぷりもれました。)
春叶・マユ 2022年9月26日
お、お疲れさまでした……
(葡萄さんが起きるのを確認してから、私も立ち上がって)
いえ、その、お互い様と言いますか……
たぶん協力して出られたという感じみたいですし……気にしないでください。
でもアイスは……いただきます。
(ぺこ、とお辞儀して)
春叶・マユ 2022年9月26日
そ、それじゃあまた後で……!
(ぴゅう~~~)
(後からこみあげてきた恥かしさから逃げるように出口へと駆け込むのでした。)
(▼)
風花・葡萄 2022年9月26日
……そう。ま、楽しかったなら。
────ん、そう。じゃああんまり気にしない。
(いや、多分嘘だな。多少は気にする。)
……何味がいいか考えといて。
(そんな事を言った後、)
風花・葡萄 2022年9月26日
……おぉ。(足早にかけてく君を見届ける。)
──やっぱちょっと無理させたかな……?
(そりゃまぁきっとそうだよな、とか思いつつ)
風花・葡萄 2022年9月26日
二段アイスおごってあげよ……。
──さ、僕も出るか。
(そう言いながら、トンチキな湯を僕も後にする。)
(──後程、アイスを食べる時。お互い少しぎこちなかったとかなんとか。まぁ、そんな温泉の一幕だったとさ。)
風花・葡萄 2022年9月26日
【おしまい】