【個】バスロマン・暴雪結界~閉じ込められた二人
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
裏山で野生の温泉を探索中、迷い込んだ雪景色の中、こんこんと上り詰める湯けむりを見つける。
簡易的ながらも男女の分かれた脱衣所。混浴の表示。
こんな露天風呂もあるのか。雪見風呂、まあ悪くないかな。なんて立ち寄って。
……寒風で剥がれかけ、見落とした張り紙が、ひゅうと飛んでいく。
「ここは"暴雪の湯・一時間コース"。だんだん強くなる寒波と密にならないと温度が下がっていく湯が特徴です」
:書き込み可能:
#枯井戸・ミチル
#波瑠乃・あわゆき
※アンケートは演出継続です
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枯井戸・ミチル 2022年9月23日
普段の様子から思ってたけど、相当な箱入り娘だったんだな。
(……一度しか出たこと無い、のは相当の中でも相当だろうけど)
オレも記憶無くしてから初めての冬だから……。
お互い、頑張ろうな。雪、積もると学園に行くのも大変そうだ。
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
?(心配。そう聞いて、こちらはきょとりとしています)
わたくし、融けない。ね?
(平気。自分の腕をお湯から出して、少年に見せます。融けてないアピールです)
はい。でも、大丈夫。
この間も、ちょっと熱いお風呂、いーちゃんと入ったけど、大丈夫だった。
(知り合いの少女の名を出して。わたくしより、いーちゃんの方が熱いの苦手だった。と笑います)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
箱入り。
(箱には入っていませんでしたが、)
そう? なの?
(他を、よく知りません。言葉の意味もよく分かっていませんので、彼女自身はピンと来ていない様子です)
そう。そう。ね?
ミチル、寒いの苦手? 得意? どっちだと思う?
(まだ未知な寒冷耐性。彼本人の予想を聞いてみます)
はい。
ミチルは、雪の中、いても、すぐ見つかりそう。ね?
(黒いから。白の中だと目立ちそう、と)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
ああ、無事なようで、なにより。
(以前の屋上での出来事を思い出すと、あわゆきの身体の耐久性についてはまだ未知の部分もあるけれど)
(熱に弱いというわけではないのだろう)
……いーちゃん?
(聞き覚えの無い名前に、ちょっと首をかしげて)
まあ、それなら安心かな。
オレは……。
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
……冷蔵庫や冷凍庫の中ぐらい寒くなるらしいし、それが続くなら、ちょっとつらい気がするな。
でも、着込んで対処できる分には、楽かな。
夏の暑さは……脱いでも暑いしな。
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
そうかな。
こんなに吹雪いてたら、黒い服でもすぐに真っ白に埋め尽くされてしまいそうだけど。
(……吹雪の勢いがさっきまでに比べて強くなって来た)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
いーちゃん。おともだち。
(しかし、少女はそのお友達の正式な名前を聞いていないので、いーちゃんとしか言いようがないのでした)
冷蔵庫、や、冷凍庫。
(少年の言葉をまねて繰り返します)
寒かったら、服、いっぱい着れば、平気?
ナツは、でも、水の中に入ったら、涼しかった。ね?
(いつでもプールに入れる訳ではありませんが、少女にとってそれは然して気にかけることではないようです)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
でも、多分、わたくしよりは見つけやすい。
(でしょう?と、首を傾げ)
わたくし、雪に紛れたら、見つからなくなるって、言われた。もの。
(くすくす、笑い)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
そか、おともだち。
ん。夏場に半袖や生地の薄い服を着るのとは、逆だな。
そうだな、プールも、楽しかった。
冬になったら、今度は逆に雪を使った遊びとか……暖かい場所で遊んだり、するんじゃないかな。
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
……確かに。
帰り道、はぐれないように気をつけないと。
吹雪は止んでも、雪の量は来た時より多くなってるだろうし。
(強まる吹雪に合わせて、恐る恐る手を重ね、触れる肌面積を増やして)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
はい。(簡潔明瞭な肯定を返し)
ナツの、逆。
そういえば、ミチル、いつも、他の皆より服着てる。
(空いた手で首元を押さえる所作。マフラーの事のようです)
いつも、寒い?
(マフラーを巻いている理由。興味をもって尋ねます)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
__
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
はい。楽しかった。ね?
フユも楽しい事ある? それも、楽しみ。
(雪を使った遊び。室内遊び。どれも、あまり経験がないものですから、好奇心は尽きません)
はい。気をつけます。
吹雪、はぐれて、亡くなる人。いっぱい。
(この温泉付近の事だとしても、油断はできないでしょう。外に出た事はなくても、その手の知識には事欠かない環境だったので、すんなりと頷き)
(重ねられた手に──、不思議そうにしながらも、そういうものなのでしょうと思って。自分ももう片方の手を重ねておきます)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
いや、あれは……。
影を操作する能力の、ストックみたいな。
布として実体化させて、いつでも使えるよう身につけてるんだ。
もちろん、防寒とか日除けの用途もあるけど。
(夏場の間は薄手にして、ストールとして巻いていて)
(寒くなってきたら、マフラーにするつもりで)
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
色々調べとくから、時期になったら、また遊ぼうか。
……その時は今みたいに、吹雪で閉じ込められたりは簡便だけど。
ん、ディアボロスだからって……なるべく死なないに越したことは無いからな。
……手、繋いでおけば、そうそう逸れることも無いだろう。
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
そう。なの。
(本物のマフラーではなかったのかと、ぱち、ぱち、数度瞬きします)
便利。ね?
(防寒にも、日よけ等にも使えると聞けば、こくこく、分かっているのかどうなのか。けれどよく聞いていますというように、頷いてみせました)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
はい。
閉じ込められたら……、
(その時は流石に、雪を分解してもいいかしら。等と、思わなくもない少女です。虹色の視線を雪景色に向けます)
(許可をもらっていないので、今はしませんけれど)
そう。ね?
わたくしも、ミチルも、死んだら、嫌だって思う人、いるもの。ね?
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
やろうと思えば、マフラー以外にもできるからな。
まあ……。
(もし服として纏ったら、それ実質全裸なのでは?よしんば全裸じゃなくても、維持できなくなったら全裸になってしまうのでは?)
(と考えて実行に移せていなかったりする。そもそもいざって時使えなくなるし)
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
ああ。
あわゆきが……友だちが。
死んだり、傷ついたり、なにかを失ったりするのは……嫌だな。
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
何かを成し遂げるのに、犠牲が必要だとしても。
…………わがまま、なのかもしれないけど。
(そんなやり取りの背景で、吹雪は更に強まって)
(手をつなぐだけでは、冷気を抑えられなくなりそうで)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
?(止まった言葉に、きょとりとしました)
(けれど、深く追求することもなく)
はい。他の人にも、そう言われた。から。
わたくし、今は死なないよう、気をつけている。
(それは、あくまで自分からではなく、言われたからそうしている。という言葉の音でしたが……)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
そう?
いいと、思う。
ミチルが、それを望むのなら。
(そのように望み、そうするために尽くすのであれば。
それを止める理由も、否定する意思も、少女にはありません)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
(強まる風の勢いに、)
くしゅっ。
(いつかの早朝のように……あの時とは冷え方が違いますけれど、くしゃみをしました)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
…………。
(あわゆきにはいつか、自分の意思で、自分のことを大切にしてもらえるように……なって欲しいと思うけど)
(……そのために焦って、自分の意思を押し付けたりはしないと決めたから)
ああ、良いことだと思う。オレからも、なるべく気をつけてな、あわゆき。
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
身体はお湯の中でも、出てる分だけでも冷えるな、これは……。
ええと。
(影を広げて、ドーム状にして温泉を覆い、なるべく風を防いで)
(既に冷えた分は……)
……こう、かな。
(お湯の中で暖かくなった手で、あわゆきの頬を包み温めようと、手を伸ばして)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
はい。気をつけます。
(返事だけは素直で速いのです。もちろん、建前だけでそう答えているわけではないのですが)
お湯、髪の毛、つけない方がいい。ね?
(来る前に見た温泉のマナーというもので、そのように書いていたのを覚えていました。首までぽちゃりと沈んで寒さを凌ぐ、というのも、そのマナーに則るのなら、難しい気がします)
(考えていれば)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
(ほっぺた。あったかい)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
(じんわり、あったまった頬を、笑みのために緩めながら)
ミチルは、わたくしに、そういう風にしても、いい人?
(少し前、少女は無遠慮に顔や頭を触るのは、人を選んで行うように言われていますので……いつもなら、自分からお返ししていたでしょうけれど、今は、少年に触れるのは控えました。でも、)
(なら、少年がこうやって自分に触れるのは、そうしてもいい事になっているからなのか、と、思って。
柔らかな声で、尋ねます)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
他に手段が無いから、仕方なく。
普段だったら……やらない。
……寒いの、なくなった?
(温かさがよく伝わるように、もみほぐすように手を動かしながら)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
そう、なの?
(それは、非常時だけ許されている、ということでしょうか?)
普段は、そういう風にしちゃ、いけない?
(普段はだめということでしょうか?)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
(うにうに。ほっぺたが変形します。
こんな風に顔を弄られる事が今までなかったので、何だかおかしな感じ。思わず笑って)
はい。ミチルの手、温かい。ね?
ありがとう、ミチル。
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
女の子の……他人の身体をみだりに触ることは、よくないからな。
今も、あわゆき相手だからやってるところもあるし。
つまり、そう、普段はしちゃ、いけない。
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年9月23日
……なら、良かった。
(安心したようにふっと口元を緩めて)
せっかく楽しい旅行なのに、風邪引いたらもったいないからな。
(ゆっくり、撫でるようにしながら手を離して)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
そういうこと。なの。
(これまでの、色んな人の反応の積み重ねで、どうしてだめと言われていたのかを、ようやく、理解しました。
ぴしゃーんと、打たれたような気持ちで)
わたくし、今までどうしてだめなのか、分からなかった。
今、何となく。分かる。気がした。
手をつないだりするのは、大丈夫?
(帰り道とか、一緒に歩く時。そういうのは含まれないか、少し、心配になりました)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月23日
(少年の言葉に、そう。風邪を引いてはいけない、“お互いに”と、思って、)
(相手の手が引く波ならば、少女の手はその波を追うように。
手を伸ばして、相手の頬っぺたを押さえます。
左の頬には、小指につけた指輪の硬質な感触があるでしょう)
ミチルも。ね?
枯井戸・ミチル 2022年9月24日
ん、あわゆきが成長しているようで、オレは嬉しい。
手をつなぐぐらいなら……仲の良い、友だち相手なら。
初対面の相手には、避けたほうが良い……かな。
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年9月24日
ああ、助かる。
(少女の手から伝わる温かさは心地よく。ふっと目を細めて)
(そんな二人のやり取りに、誰かが満足したのか、ただ時間が規定に達したのか、吹雪が止んでいき)
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年9月24日
…………とんでもない温泉もあったもんだ。
それじゃ、のぼせる前に上がろうか、あわゆき。
……あわゆき?
波瑠乃・あわゆき 2022年9月24日
はい。覚えた。
(覚えました)
仲のいいともだち。
初対面は、避ける。
(なお、彼女の「仲のいい」の水準は非常に低いです。
一度会ったらともだちで、毎日あったら兄弟になってしまうかもしれません)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月24日
雪、止んだ。ね?
(良かった。と。彼の言葉に頷いて、上がろうと温泉の縁に足を掛けます──)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月24日
(が、長風呂でじんわりのぼせていたのか、立ち眩み。それに加えて、ただでさえ滑りやすい水場が、雪で足元注意状態ですので、見事に少年めがけて、ひっくり返りました!)
(彼が避けなければ、顔とかに、何か柔らかい感触とか。
あるいは、押し起こそうとしたなら、布一枚分だけしか隔たりのない細い腰とか。
そういった何某かの感触があるかもしれません)
枯井戸・ミチル 2022年9月24日
ま、一個ずつな。
(そういいながら、彼女の後ろに続いて)
(閉じ込められた状況から抜け出せる、そんな安堵感から気を抜いていて……)
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年9月24日
(縁から足を滑らせた彼女への対応に、一瞬、間が開いて)
(それでも、なんとか支えようと、手を伸ばし……)
(正面から、強く抱きしめるような形で受け止め)
(それはつまり、彼女の女性らしい、柔らかな感触とか、細さとかをしっかり確かめることになり)
(無効票)
枯井戸・ミチル 2022年9月24日
…………あー。その、なんだ。
気をつけて、な、足元。
(遅い忠告とともに彼女の身体をゆっくり下ろして)
(動揺は、いつもの癖と……感じたものを記憶から叩き出すことに、総動員させて)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月24日
(忠告に、まだ、びっくりが残ったままの表情で)
……はい。気を付ける。
わたくし、びっくり。
(ぎゅっと、密着した体。相手の顔と仕草は、この体勢では見せません)
(♨❄(演出継続))
波瑠乃・あわゆき 2022年9月24日
雪、やっぱり、大変。ね?
(彼の言ったように、フユになって雪が降ったら、学園への行き来が大変そう。なんて、脇道に逸れた事を考えながら)
ミチル。大丈夫?
ケガ、ない?
(彼が男性用の脱衣所ドアに姿を消すまで、心配して声を掛けていたのでした)
枯井戸・ミチル 2022年9月24日
ああ、大丈夫、大丈夫。
あわゆきぐらいなら、軽いもんだ。
(心配そうな声に、普段どおりの声で、安心させるように返しながら)
(脱衣所へ別れ、入って)
(♨❄(演出継続))
枯井戸・ミチル 2022年9月24日
………………。
顔に出ない体質で、よかった。
(一人きりになると、そうつぶやくのでした)
波瑠乃・あわゆき 2022年9月24日
『両生体反応の接触時間及び密度が基準値に達しました』
『これにて、プロトコルを終了します』
『またのご利用をお待ちしております』
波瑠乃・あわゆき 2022年9月24日
【この温泉システムは稼働停止しました】