ニュー新宿わくわくモール

【イベント】ワンナイトカーニバル・夜宴会場

黒羽・テト 2022年9月23日
「リニューアル記念パーティーへ、ようこそ。
……外が少々騒がしいようですがお気になさらず」
スーツ姿の男はパーティーの参加者であるあなたに目配せして、恭しく一礼。
「どうぞ、ごゆっくりお楽しみください」

あなたが会場へ足を踏み入れようと横を通り過ぎるその刹那、男は視線を合わせることなく呟いた。
「どうか、ご無事で」


●状況
パーティー会場はモール上層・高級ホテル。
いくつかのホールや宴会場に分かれており、一見和やかな歓談が行われているホールも既に両勢力が激突し鉄火場と化している会場もあります。
商工会の敷いた「隔離措置」により、混乱が会場を跨いで伝播する事態は抑えられています。ある程度自由に動いても問題ないですが、外の勢力を呼び込みかねないため、ホテル内を壊すなどの目立つ行為は避けるべきでしょう。

※ディアボロスの仕込みにより、彼らの奇物にはかなりの割合で不良品が混じっています。
戦う力がなくとも、それらを利用し戦闘を有利に進めることができるでしょう。

●ルール
・最初に入った人が参加人数の上限をアンケートで指定、シチュエーションを決めてください。
・続いて参加する人は、最初に入った人のアンケートと同じものを選択してください。出て行くときは全員【退場】をお願いします。
・400レス超えで建て替え。スレ分類は【発言は団員・友好のみ】です。

シチュエーション例:
パーティー会場、談話室、ロビー、廊下、客室 など

●商工会より
・この場にいる一般客は皆、作戦を理解している商工会側の人間です。事が起これば速やかに離脱する手筈ですが、トラブルに巻き込まれているならば可能な限り離脱まで護衛してください。
・その他異常な強さのヤクザ・チンピラ・謎の暴走車両やパワードスーツは全て敵であり、無力化の手段は問いません。あなたは敵を静かに暗殺してもいいですし、堂々と暴れても構いません。
・必ず、生還してください。




入場:3人
0
入場:4人
0
入場:5人
0
退場
8
0

十埼・竜 2022年9月24日
(スカイセンサーで館内外の様子をモニタしディアボロスのみんなに情報を流し向こうの通信は妨害し、更にぼくを血眼になって探す奴らからちょこちょこ逃げ回り)

(ぼくだって、結構忙しくやっていた。)
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十埼・竜 2022年9月24日
(……そして、もうひとつ)

(絶対に、探し当てなきゃいけないものが――――いけない奴がいる)
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十埼・竜 2022年9月24日
(あいつは、何故ここまで、消息を絶っているんだ?) (無効票)
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樫谷・都黒 2022年9月25日
【館内上層・パーティ会場外廊下】 (無効票)
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樫谷・都黒 2022年9月25日
……お客の方に付き合ってコーヒーを飲み過ぎましたね。
(手洗いから会場に戻り中の都黒)

ご同席された方は寝てしまいましたけど…食後の眠気は色々危ない可能性があるとかないとか…まぁ、死にはしないでしょうけれど
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樫谷・都黒 2022年9月25日
あちらこちらで騒ぎが出ているそうですけれど…宴を催されてそれを足蹴にするのは色々駄目な話ですよね。
……この中途半端な混ざり具合が面倒くさいですよ『御前様』
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樫谷・都黒 2022年9月25日
えぇ、そのお陰でわたしが人に紛れていられるのも理解はしていますけどね。
(独り言を呟いていると通路の向こうから複数の人影が見えた
どうやら地下街から上ってきた面々らしい)
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樫谷・都黒 2022年9月25日
…おや、みなさんは…。
(地下街で何度かやり取りをした三人組だった)

…わざわざ地下からご飯を食べに来たのですか?

『よくわかったな、柴サンがでぃなぁの席を俺たちの為に用意してくれてな』『千和ぁ、関係ない奴に格好悪い事言うんじゃねぇよ』『いややいや柴サンは恰好いいですって、不動もそう思うだろ?』

……人の事は言えませんけど…あなた達も大概ですね。
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樫谷・都黒 2022年9月25日
(千和と柴、逆だった)
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樫谷・都黒 2022年9月25日
『おぅ古道具屋の嬢ちゃんもな』『ここにいる時点でまともじゃねぇのは解ってるよ』『………。』
『不動、てめぇもなんか言えよ』
『じゃあ俺らは千和サンの作戦通り飯を食って上層部に”けいざいてきだげき”とやらを与えに言って来るぜ』

そんな風に騒ぎながら彼等はビッフェ会場に向かって去って行った
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樫谷・都黒 2022年9月25日
……どうしましょうかね。わたしもそっちに戻るつもりだったのですか…

(とりあえず、なにか動きがあるまで休憩スペースでコーヒーでも飲んでいようと彼等とは逆の方へと足を進める事にした) (退場)
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黒羽・テト 2022年9月25日
【パーティー会場・入口】 (無効票)
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黒羽・テト 2022年9月25日
(外も中も随分と騒がしくなってきた)

(仕事のためこの場から動けない男はひとり、会場へと向かう『彼ら』を見送り続けていた。過ぎ去れば、残るのは静寂)
(別段暴れたいわけではない。元々喧嘩の類はしなかったし、腕っぷしが強いわけでもなかった。争い事とは無縁だったし将来の夢はパティシエだった)
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黒羽・テト 2022年9月25日
(だというのに)
(がなり立てる声、神経を逆撫でるような駆動音、『彼ら』とは違う客人がやって来る。どちらに与するものか、外から逃げ込んだのか、或いは援軍か?――どれでも関係ない)

……招待状はお持ちですか?

(丁寧に問うたところで聞く耳などあるはずもない。ならばと、会場へと続く扉の前で男はネクタイを外した)
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黒羽・テト 2022年9月25日
お行儀がいいのは、少し飽きた。
(呟き、外したそれを手に巻きつけて)

悪いな、ストレス発散も必要なんだ。
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黒羽・テト 2022年9月25日
(跳躍)
(話を聞く気のないひとりを蹴り飛ばす。掴まされたのは粗悪品か、それは避けることも護ることも出来ずに壁際まで吹き飛んだ)
(立ち上がろうとしても足に力は入らないはずだ。触れた瞬間に『そうなるように』仕込んでおいた。普段なら梱包の後に運搬、分別、処分と手順が必要なのだが今日は違う)

……今日は全部『燃やせる』『ゴミ』だけらしい。楽で助かる。
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黒羽・テト 2022年9月25日
(が、ずるり、と)
(倒れたひとりの影から一本の黒い腕が伸びる。蛇の如くに巻き付いて、締め上げて、それを影の中へと引きずり込む。借り受けた『一本』は勝手にそれを奪い取っていった)

……(今、これから思う存分にぶん殴ろうと思っていた男はそれを見ながら冷静さを取り戻し、舌打ち)
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黒羽・テト 2022年9月25日
……やっぱいらないだろこれ。(はぁ、と深くため息をつくと次の来客に備えることにした)
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黒羽・テト 2022年9月25日
(ここより先、通れるのは『あなた方』のみ) (退場)
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ズィーベン・フィーア 2022年9月25日
【パーティ会場の片隅】 (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年9月25日
(明らかに着慣れていないスーツを身に纏い。)
(豪華に並べられた食事に目もくれず、自前で用意した水を飲んでいる。)
(パーティの空気から浮いている少女が、パーティ会場に視線を向ける。)
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ズィーベン・フィーア 2022年9月25日
(この「三つ巴」に、思う所は、ありませんが。)
(依頼ですからね……)

(そんなことを考えながら、人の流れと電波の流れを俯瞰する……)
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蛇荷・カイリ 2022年9月25日
(ワイングラスを片手に、パーティー会場に現れる胸元が大きく開いた真っ赤なドレスを羽織ったエルフ。)
("パーティ"が繰り広げられる様子を横目に、その片隅に歩いてきて)

ふぅ、休憩休憩。
おっ、美少年発見!お隣いいかしら?
(と、にこりと笑う) (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年9月25日
(人の流れの行き先を余さず観察していると、かけられた声に気が付き。)
(「片目」のみ、声の方へ向け、返事をする。)

……ええ、どうぞ。
よく、働かれたようですね。
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蛇荷・カイリ 2022年9月25日
(低めの声。しかしその声は確かに女性の声で。)
うわっ、ごめん女の子だった!?
綺麗だったからどっちだろって思ったけどニブイチ外したか……!
(ワイングラスを額に当てながらくそー…!と悔しがる)
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蛇荷・カイリ 2022年9月25日
にゃはは、まあ"それなり"に?

ま、流石に此処だと大っぴらに全部巻き込んだりなんていうのは出来ないから、出力抑えて暗殺まがいなことになっちゃうけどもねぇ。
("目"の良い君なら気が付くかもしれない。ワイングラスを持って現れる前、この女は身体自身が青白い閃光、いや"稲妻"となって戦場の隙間を縫うように飛び交っていたことを。)
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ズィーベン・フィーア 2022年9月25日
お気になさらず。年少であることには違いありませんから。
(気にした様子もなく、水に口を付けると。)

パーティ、ですからね。
人目がある場所ですし、様々制約がありますから……
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蛇荷・カイリ 2022年9月25日
ま、ねー。
ただ単に全部見えるモノぶっ壊すだけなら会場中に雷なり炎なりを放てばいいんだけど……。
まあこれも修行の一環かにゃぁ。
(テーブルに肘を載せながら前のめりで小さく溜息をついて)

で、貴方も休憩中?
可愛くて小さい子だっていっても、まあこんなところに平常で迷い込むことは無いと思うから、そこそこにイける口なんだろうけども。
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ズィーベン・フィーア 2022年9月25日
名目上は「内覧会」……でしたか。
商工会の依頼ですからね、その意に添う必要はあります。

(パーティ会場に向けた視線を緩めると)
休息……も、ありますが。
真っ当にやれば現状、商工会が敗北することはないでしょう。

であれば、事前に知らされた情報の範囲だと、「何かする」なら猿田組かと考え観察を。
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蛇荷・カイリ 2022年9月25日
あ~、まあそりゃこの状況で負けるってことはまあ無いか。
(恐らくパーティ会場には商工会で雇われた復讐者達もまだまだ健在であろう。)

ふうん、"観測者"タイプって感じの子なのね、貴方は?

確かにお猿さんの方は洗脳がどうだとかって事前情報もあったもんにゃぁ。
確かに追いつめられると何しでかすかはわかんないか。
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ズィーベン・フィーア 2022年9月25日
ただの軍人崩れですよ。
寡兵の経験は、多少はありますから。
この規模で動く以上、復讐者の介入があることは、恐らく露見しているはず。

……考えなしなら、それでよいのですが。
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蛇荷・カイリ 2022年9月25日
軍人……えっ、マジ!?

見かけによらないってのは復讐者の常だけど、それでもやっぱ驚きは尽きないもんだにゃぁ……。
(と、言う事はどこかしらのディヴィジョンの出身か、と納得して。)
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蛇荷・カイリ 2022年9月25日
ま、兵は強制的に無謀に突撃させてくることはあるかもだけど、それが馬鹿の所業かと言われれば悩ましいところだものね。

なーんも企んでないんだったらそりゃ楽だけど、そうもいかないかぁ。
(と、小さく溜息をつきながらワイングラスに口を付ける。)
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ズィーベン・フィーア 2022年9月25日
正式に国に仕えたことはありませんが。
少なくとも、そういう立場として戦ってはいました。
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ズィーベン・フィーア 2022年9月25日
(パーティ会場へ視線を向けたまま)
……そうはいっても、見ただけで何かわかるようなことは、ですね。
そう言った先のことは商工会が考え、私は末端らしく動くべきかもしれません。
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蛇荷・カイリ 2022年9月25日
奴さん方が派手に動いてくれりゃ、それに乗じてってのもアリだけどもね。
ま、私は出来ることといえば走って斬って焼いてとかくらいなもんだし、指示が無けりゃ暴れるだけだけどもね。

ふふ、貴方もパーティらしく踊って来る?
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ズィーベン・フィーア 2022年9月25日
何か大きな動きがあれば、分かりやすいのですけどね。
(その視界にある時計は、もうじき21時を指し示そうかという刻。)

……そうですね、拙いながらも、パーティですから。
私なりに、やってみるとしましょうか。
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蛇荷・カイリ 2022年9月25日
Wao!ふふ、意外とノリがいいのね貴方!
私、可愛くてノリがいい子は大好きよ?
周りがお祭り騒ぎじゃなかったら抱きしめたくなっちゃうわね。
(にこにこと笑いながら、そう言うと胸元に手を当てて。)

ま、私も魔力はそこそこ滾ってきたし……よっ。
(と、言いながら大きく空いた胸元に手を入れると、その谷間から木刀をずるりと取り出す。)
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ズィーベン・フィーア 2022年9月25日
郷に入っては、と言いますから。
極力は合わせる様にしています。
……抱きしめるのは、この場を終えてからでお願いしますが。

(スーツの袖が揺れると同時に、手元に拳銃を握り。)
それでは。御武運を。
(一礼すると、パーティの喧騒から離れていった。) (退場)
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蛇荷・カイリ 2022年9月25日
あっ!!!マジ!?終わってからならいいの!?
んじゃついでにお酌なんかもお願いできちゃったり!?
(ヒャッホーっと今日一番うれしそうな叫び。)

んじゃ、美少女を侍らせてお酌してもらうために……私も仕事、頑張っちゃいますか!
レッツらゴーッ!
(と、トントントンと器用にヒールでその場でリズムを少し取ると、その身体は青白い稲妻へと変貌し、文字通り光の速さで"パーティ"へと飛び込んでいくのであった。) (退場)
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十埼・竜 2022年9月26日
【9/25 ― 23:53】 (無効票)
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十埼・竜 2022年9月26日
(時空間ごとの"波"の歪み。歪みを超えて多重に展開した"スカイセンサー"のフィードバック。歪みを均すために、最終的に大爆発を引き起こしたこと。)

(ぼくの耳も、もう、限界だった。)
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十埼・竜 2022年9月26日
(加えて、さっきの一瞬)
(ホテルのある一室から凄まじい勢いで広がった、"断絶"と)("再接続"……ともどこか違う、何か)
(それらが拭い去ったみたいに、ホテルの中の空間異常は、思ったよりも早く解消されていた。……あの修正パッチの性能か、それとも他にも要因が?)

(気にはなるけど、考えている余裕は、全然ない。)
……館内、オールクリア。清掃班、入れても、大丈夫です……
(途切れ途切れの声で、『上』に通信を入れて)
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十埼・竜 2022年9月26日
(────ホテルの客室。
"呑まれた"ときと同じ扉に背を当て、蹲っている。)

(もう一度。)

(もう一度、耳を、すませ────)
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十埼・竜 2022年9月26日
────っ、

(えずいても何も出てこない。空咳を繰り返し、)
(ぼた、涎と一緒になって落ちていった赤い雫は、ヘッドホンと耳の隙間から顎を伝って滴っている)
0

十埼・竜 2022年9月26日
(どうして。)



(どうして、どこにも。)
0

十埼・竜 2022年9月26日
(ぼくの耳は"現象"の波を聴き取る。動的な、"活動"だ)
(動かない"物体"そのものは知覚できない。……少なくとも、ノイズイーター越しでは)


(どうして。)
0

十埼・竜 2022年9月26日
(この"波"の向こうに、きみの声が、ないのだろう)
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十埼・竜 2022年9月26日
……………………………せん、ぱい、




(……やがて)

(覚束ない足取りで、立ち上がり)
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十埼・竜 2022年9月26日
(────ぼくが、聴き取れない、場所へ。)


(海へ、向かう。) (退場)
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