【個】トレーニングの後は汗を流して
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月17日
初めての土地を訪れたならば、現地調査を兼ねてのランニング。
温泉島ユフィーンの外周を回った2人は、汗を流すために旅館「バスロマン」に戻るのでした──。
発言可能
#スィーリ・ラウタヴァーラ
#リュヌ・ドゥートランキルテ
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リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月17日
あ゛ぁ゛っっっ
(ぐらりと揺れる彼女の体、体幹が崩れた中こちらへと向かってくる)
(握る片手と逆側の、腕を差し伸べ受け止めようと──)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月17日
ぁ……っ
(差し伸べられたその腕に優しく抱き留められて)
(覆いかぶさるように彼に抱き着くのでした)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月17日
(せーふ!)
(なんとか、いいえ見事に、そして優しく、彼女を受け止める事ができました)(ですが……)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月17日
も、もがが…
(覆いかぶさり、息が上手くできません。彼女の体が密着しているのが原因です)
(マッサージチェアから来る振動も合わさり、なかなか厳しいことに──)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月17日
(ぎゅぅっ、と彼の頭を抱きかかえながら)
ご、ご、ごめんな゛な゛いっ、リュヌさま゛ま゛ま゛……っ
(震える指を彷徨わせ、何とかスイッチを切ろうと──)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月17日
ず、ズィーリ゛、ぐるじ……(ジタバタと手足がもがき。抜け出そうとする)
(が、それが迂闊だった。もがく手がスイッチを切ろうとするスィーリの手にあたり、別の切り替えスイッチの方へ──)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月17日
(ピッ)
(不幸な衝突事故によって切り替わったスイッチは……)
(「もみほぐしハードモード」)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月17日
(今までの劇的な振動は一瞬なりを潜め。凪が訪れる)
い、いまのうちに……っ
(抱き殺してしまいそうになっているリュヌ様から離れようとして……マッサージ機は牙を剥くのだった)
(意志を持つかのように蠢くそれは、二人を包み込むように圧を掛けてくるのだった)(そう、全身をもみほぐすために)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月17日
──ぷはっ(息継ぎ)
(スィーリさんの魅力的な肢体から顔を抜け出して新鮮な空気を求める)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月17日
(マッサージ機が意志を持ったように、彼の腕を掴んだ!)えっ…な、なにっ!?
(そのまま地獄極楽めいた振動が彼らを襲うのだった)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月17日
くっ、りゅ、リュヌ様を離しなさっ……きゃっ!?あ゛あ゛あ゛!!!
(マッサージ機に飲みこまれそうになる彼を助けようと身じろぎするが)
(背後から忍び寄るマッサージ機に捕まり振動の餌食になるのでした)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月17日
す、スィーリーーーーっ
(ジタバタともがく、が程よく筋肉をほぐすマッサージが心地よくて力が入らない。
踏ん張る側から力が抜けていってしまうようだ)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月17日
こ、この……マッサージ機ごときに!?
(目の前でふにゃりと力が抜けるリュヌ様を見て)
……っ。
(浴衣がはだけるのも構わず、帯の内側へ手を滑らせる)
(そして──)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月17日
いい、加減に……しなさいっ!!
(ズルリと取り出すのは黒光りする散弾銃で)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月17日
リュヌ様、すみません!!
(巻き込まぬようにと、再び覆いかぶさるように抱きかかえ)(銃口をスイッチに向け、引き金を引くのでした)
(バァンッ!!!!)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月17日
わわっ!!
(慣れた手つきで取り出された銃──そんな所にしまっていたの?! なんて感想が出る間も無く、素早い動きで視界を閉ざされ)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月17日
な、何も見え…!
(暗闇の中。耳に届くは炸裂音。同時に訪れる破砕音───それらが弾けた後に、マッサージ機はその動作を停止したのであった)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月17日
(パラパラ)
(降り注ぐ破片を背に受けながら、周囲を伺う)
とまった……?
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月17日
(ゆっくりと顔をあげると、確かに機能を停止したマッサージ機だったものがそこにはあり)
ふぅ、なんとかなったようです。
大丈夫ですか、リュヌ様?
(カラン、と散弾銃を投げ捨て)(身を挺してかばった少年を見やる)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月17日
(なお)
(激しい攻防の末に緩めた帯は……はらりとゆれ落ちるかもしれない)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
う、うーん。(急に暗くなるものだから、目元を擦って)
びっくりした…
(今にも崩れそうな、壊されたマッサージ機に腰をかけ目を回していた)
あ、ありがと〜
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
オレはへーき〜〜。
スィーリこそ、大丈夫…?
(少し着崩れているものの、無事なその姿を見てホッとして)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
……あっ
(帯が、解ける──それを目にし、思わず手が伸びた)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
やはり、どこかおかしな旅館なのかもしれませんね。
このような魔物のごとき機械を設置しているなど……。
(周囲にきつい視線を走らせ)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
……えぇ、大丈夫ですよ。
リュヌ様に傷がつかなかって良かった──。
(その白い肌に手を伸ばそうと──)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
(しゅるっ)
(リュヌ様の手には解けた帯がふわりと乗って)
(少女の鎖骨や太ももが、視界を埋めることでしょう)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
むっ…?(帯だ。その掌に乗ったのは帯……先程まで彼女の体を包む浴衣を留めていた布)
(先程の動きで緩み、解かれたそれが今、手の中にある。
それは必然、彼女の体から離れた事を意味しており)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
(……視界に入ってきたのもまた、彼女の白い肌だった)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
わ、わっ……(女の子の体、水着も着用していない素肌を見るのは如何なものか。鈍感な少年でもわかる──それはとっても、恥ずかしい事なのだから)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
(しかし、それ以上に)
(彼女の肌が見えた………その視界の隅に、また別のものも目に入ったのだ)
(慣れているのか。上手く隠しているものの、けれどもその全て見えずにさせるには困難な────傷の痕。
生々しい傷が、目に入った)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
(それならば、やる事は一つだ)
(目を閉じたまま正面を向く。一瞬目に入った位置関係と彼女を思い出し──ズレた浴衣を持ち上げ、肩へとかけて整える)
(へたっぴながらもリボンを巻くように、手にあった帯を巻いていくのでした)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
ぇ……?
(目の前でひらり、ひらりと彼の手元に落ちていくのは)
(頼もしくも先ほどまで自らを引き締め、また銃の隠し場所となっていた「帯」)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
っ!!!?
(羞恥で火が付いたように顔が熱くなる)
(リュヌ様に見られた。私の肌を)(水着で晒すのとは、全く別物の恥ずかしさに耳の先まで赤に染まり)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
(次の刻には、青へと転ずる)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
(彼の翡翠色の瞳に映る自身の身体。そこに僅か映る“傷痕”に気づく)
(見せたくなかった。見せてはいけなかった。醜く身体に残る過去の残滓を)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
(必死に呼吸を整える。動揺を、悟られないように)
(リュヌ様が紳士のように目を閉じ、浴衣を直し、帯を巻いてくれているというのに──)
(今の彼女に、その甘い時を噛みしめる余裕はない)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
ありがとう、ございます。助かりました。
(ゆっくりと床に下り、礼を述べる)(見えた?いや、聞けない。もしもこれでYESが返ってきてしまえば……)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
いーっていーって、このくらい。スィーリも、ありがとうね。
(瞳を閉じたまま、なんてことないと少女は告げる。何でもないと、そう)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
……わははは。それにしても、酷い目にあったよなー。
(けろりとした顔で、空気を変えようと、そう、やってみようと)
事前に言ってた通り、やっぱり此処には変なのがたくさんいるのかもなー。
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
いえ、どういたしまして。私は当然のことをしたまでですので。
(どうしても言葉か固くなる、表情がぎこちなくなってしまう)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
そう、ですね。
これ以上被害が出ないよう、旅館内を見て回ってこようと思います。
(いい言い訳が生まれた)
(今この瞬間リュヌ様から離れるための……)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
おうっ! 走ってたくさん見回っちゃおうぜ!
(すんなり素直にその提案に乗っかって、元気よく飛び上がるのでした).
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
(背を向けて)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
じゃ、オレあっちの方見てくるからさ。スィーリは反対側よろしく頼むぜー。
(指をさし、廊下の方を見て)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
はい。リュヌ様も、どうかお気をつけて。
(その背中を見つめ、静かに頷く)
(どこか寂し気な、そして諦めを含んだ声色で)
(無効票)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
ん、そっちは任せたぜ!
(グッと拳を握り、背後を頼み)
リュヌ・ドゥートランキルテ 2022年9月18日
それじゃあ、また、後でねーーっ
(再び、会う約束を取り付け──廊下を軽く駆け足で進み出すのでした)
(演出終了)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
任せられました。
……また。
(軽快に駆けていく少年の言葉を噛みしめるようにつぶやいて)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
(またの機会が訪れたとき)
(私は彼の前で、どのように振る舞えばいいのだろうか?)
(演出終了)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年9月18日
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