【模擬戦】灰焔は殺刃と踊る 凍雲雪那vs奴崎娑婆蔵
凍雲・雪那 2022年9月13日
新宿島、某所。
氷獄と名付けられし海上にて、冷炎が極地より君臨す。
相対するは白纏の魔人、鈍く光る凶刃が焔を裂かんと手薬煉を引く。
此処に幕は斬って落とされた。
雲一つなき晴天の下、灰焔は殺刃と踊る。
0
凍雲・雪那 2022年9月17日
そう、こなくっちゃ。
手加減、無用……!
(黒い、焔。ああ、なんと数奇な事か。これだから武装訓練――模擬戦闘は面白い。そう独り言ちて、笛に口を付ける。)
――♪
(深く息を吸う。吐く。息は風に、風は音に。孔から響くその旋律は、まるで心の臓を鷲掴みにされるかのような、奇妙な不快感を覚えるもので。)
凍雲・雪那 2022年9月17日
(うぞ。ずるり。ぐちゅり。空がどろりと融けていく。
音色が周囲を冒すにつれて、空を描くキャンパス、その色彩が混ざり、歪み、灰色に泡立つ。
それは煮え滾る油のように、或いは嗜虐に歪む笑みのように。)
(ただ笛を吹き鳴らす、目の前の少女の背後にへと。炎という現象を上っ面だけ猿真似したような何かが。
ぼとり、と。熟れた果実の如く滴り落ちる。)
ヒ
(……灰色の焔が、嗤った気がした。)
【先攻後攻判定】
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
【先攻・攻撃】
(違う。何かが違う。ような――、気がする。アレは、単に氷属性を発するパラドクスとは「何かが違う」ような気がしてならない。果たしてその予感は、凍雲の周囲を席巻する事象を目の当たりにした所で確信へと転じた)
「暗黒のファラオ」。「シャッガイからの昆虫怪物」。「■■■■=■■■」。その辺のあれそれと似た〝匂い〟がするなァ、そちらさん――
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
おうおう、勘弁して下せえよ…? こちとらいいとこ昭和そこいらからの、しがねえ都市伝説風情でござんすよ――!
(姿勢を居合腰に沈ませたまま、数歩下がる。いきなり白兵戦を仕掛けに行くよりかは、まずは一手費やして相手の性能を量るべしとばかり――袖裾の下から槍穂先の如く鋭く造作した『包帯』を三条。凍雲を目掛けてビュビュッと伸び掛からせる)
【HP5】
(無効票)
凍雲・雪那 2022年9月17日
【防御】
本当に、しがない人、自称しない。
発祥不明、真偽不定。都市伝説とか、普通に怖い。
(灰の焔が招来を終え、用済みとばかりに笛を投げ捨てる。姿勢は直立のまま、特に何か構えるでもなく冷気を従えるのみ。)
いいよ、アフ君。動いて。
凍雲・雪那 2022年9月17日
(声に従い、灰焔が塊の表面が膨らむ。そこから爆ぜるようにして火の玉が三ツ、飛来する包帯に向けて放たれた。)
(氷雪の行使に特化した雪那が呼び出した『炎』。当然のことながら、その性質は物質の燃焼などではない。その真逆、触れたモノから熱量を奪い去る、理外の火。)
凍雲・雪那 2022年9月17日
【防御成功】【攻撃】
(焼きはしない、焦げもしない。しかし灰の焔に包まれた包帯は、みるみるうちに凍り付く。凍結すれば強度が増す?まさかそんな筈もない。少女の元に届きもせず、空中で纏わりついた氷ごと罅割れ砕け散っていった。)
うん、いいね。
じゃ、次いこう。
(再び告げる。炎が泡立ち、先の再演が如く火の玉が迸る。今度は五ツ、放物線を描きながら都市伝説を凍結せんと迫る。)
【HP5】
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
【防御】
(鞘走り――、抜刀。抜きざまに、袖より射出した『包帯の槍』の根ッこを三本纏めて断ち切った。あの異界の氷じみた理外の火に「攻め上って来られる」のを警戒しての即・自切。未知の初見相手の対処がサクサク速い。武装訓練ネットワーク番外編『喧嘩仁義』主催、奴崎・娑婆蔵の〝喧嘩慣れ〟ここに在り)
…呼ぶは笛。命令は口頭。ふふん?
【HP5】
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
【攻撃】
その「ワンクッション」。さァて、付け入るに値する程の隙であるや否や――
(ッッッッッぶごう!!)
(身より喚起する黒色の焔を手の抜き身の刀へ「巻き取り」、そして振るう。刀身を黒炎の帯で極端に拡大延長するや、火の玉五射を、斬って斬って斬って斬って斬り捨てる! 雲散霧消! そして、返す刀で――)
『闇刃』。
(振り上げた剣先を、袈裟懸の向きで落とす。「黒くて」「長い」斬撃が、凍雲へと落ち掛かる――!)
【HP5】
(無効票)
凍雲・雪那 2022年9月17日
【防御】
わ、出たね、遠くに届く斬撃。
復讐者の剣士、大体、使ってくる。
それでいて、十分危険。
(先日何度も痛い目にあった、刀を用いた技巧が迫るを見て。かつん、と踵で地を叩く。すぐさま隆起する氷の壁が、雪那の身体を覆い隠す。それと同時に、迎撃の為か再三、焔が飛来する。弾数は一ツ、されどその規模は前よりも上。一回り大きな塊が黒一条を掻き消さんと、疾る――ッ!)
【HP5】
凍雲・雪那 2022年9月17日
【防御成功】【攻撃】
(灰の火が斬撃に絡みつき、勢いと切れ味を鈍らせる。黒と灰が互いに喰らい合い、蝕み、潰えた末。氷の壁に深い斬痕を残せども、少女に一切の痛痒無し。)
『――erosion』『Glacial Zero』
次、アフ君と、術式の、融合。
題して、火炎旋風。
(放たれる灰焔に合わせて、雪那が冷気を放出。炎が、風を孕み、爆発的に広がる。吸えば肺が忽ち凍る、災害が氷上を吹き荒れる!)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
【防御】
ディアボロスの剣は、まず「間合い」の観念を棄てることと見付けたり。…はじめ気が狂いそうになりやしたぜ。 (ボソッと愚痴りつつ。ほら逆説連鎖戦、マジ尋常の物理も常識も通用しねーから)
(さておき。)
…ふふん? 「ぶっぱ」だけでなし、技ァ織り交ぜてより威を高める手際も持っておいで、と―― 宙に素振った剣の握りを己の眼前で改め、)
【HP5】
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
【攻撃】
(黒炎――殺意鬼気殺気の具現たる熱量帯たるソレをより色濃く身に纏い、駆ける。眼前を一度剣で横一文字に薙ぎ、肺腑へ這入り込んで来る致命の低温を空気空間ごと程度「両断」。――完全に、とは行かなかったのは、数度咳き込んでは口元を覆う包帯の端に赤色を滲ませた様からも明らかだったろうか。ともあれ、肉を斬らせて凍雲まで白兵戦の距離にまで詰めに掛かった所で、)
しィッ――!
(前蹴り一発。)
(インパクトの瞬間に黒い爆炎を噴くヤクザキックを、氷壁目掛けて、凍雲までブチ抜けとばかりに繰り出した)
【HP4】
(無効票)
凍雲・雪那 2022年9月17日
【防御】
ん……!?
ま、ずッ!
(考えていた事は無事成功、したまでは良かったが。灰の焔が吹き荒れる、ならば当然、視野は灰に覆われ姿を見失う。すっぱり裂けた向こうに目、を……としたところで、氷の壁に突き立てられたヤクザキックを認識。)
いッ!!
(炸裂する黒炎、氷塊の散弾と化した壁の成れ果てに対して。
取った手段は――背後の灰焔へと、身投げ。)
凍雲・雪那 2022年9月17日
【防御クリティカル】【HP変動無し】【攻撃】
(此処ではない何処か、虚空より現出した焔に常識は通用せず。無論それはパラドクスとしては至極当然の理ではあるが。)
・・・・・ ・・・・・・・・
(質量を持ち、氷塊を押し留めた炎の内にて、少女は安堵の息を吐く。)
ちょっと、予想外だけど。
凄いね、アフ君。
じゃあ、もう一段階、踏み込もうか。
(爆発。弾け飛ぶ灰焔から射出されるは、焔を身体に纏った雪那だ。背中の焔が推進力となり、加速しながら娑婆蔵を蹴り飛ばしにかかった。)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
【防御】
あっしの「火力」――『鏖殺領域』の〝火〟でも、割って割れねえことは無し、と。もうちょい落ち着いて芯を喰えりゃァ、割るも斬るもサクサクいけるかァ? (一手ごとに相手の手札を解体殺人する。人斬りを達成する為ならば、一手番から得られる知見を余さず無駄にせず。――それが奴崎・娑婆蔵。『八ツ裂き娑婆蔵』の喧嘩である)
(喧嘩で、ある、が)
――!?
(そのように細かに刻んで積んで行く累積は、時として暴威一発でご破算にされることもある!!!)
【HP4】
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
【クリティカル被弾! ダメージ2!】
【攻撃】
ッッッッッが、
(そのとき凍雲は蹴り足に肋骨の並びが軋る感触を知っただろう。したたか蹴り飛ばされた――、氷獄の地と並行にブッ飛ばされた。さてそのブッ飛ばされっぷりがどのように制止したかというと)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
――唄え『トンカラ刀』。 (妖刀/呪詛解放)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
(ぞるぞるぞるぞるる!!!!! ――と。瀑布じみた量の『包帯』が、奴崎・娑婆蔵の身の回りから出し抜けに湧いた。それらはたちまち寄り集まり、ひとりでに編み上がり立ち上がり、数秒と掛けずして「どでかい全身包帯ぐるぐる巻きのミイラ男」を創出した。そいつはそいつで重工業地帯の煙突みたいなデカさ長さの「刀」を持っていたりする)
トンカラトン大王ォ!!
(ブッ飛ぶ自身の体は『大王』の左手にキャッチさせた。)
(そして『大王』は、続けざま、右片手で――ドデカ刀を凍雲へタテに振り下ろす!!)
【HP2】
凍雲・雪那 2022年9月17日
【防御】
わ。そんな手も。
――出来る?じゃあ、やろう。
(巨刀、降る。触れれば斬れるは勿論の事、掠るだけで重傷は必至の質量の暴力に対して。)
『溢れろ』
(灰焔、膨張。右の肩部から先を舐めるように炎が覆い、一気に膨れ上がる。巨柱の如き――否、まさしく巨人の『腕』となった灰焔が、刀を掴み防がんとして。)
凍雲・雪那 2022年9月17日
【攻撃】
ん、ぬ、うぅ……!
目には、目を……歯には、歯を。
巨躯には、巨躯を……ッ!
(流石に食い止めるには至らず。腕となった炎が縦に別たれ……雪那の右腕にも、同様に赤い筋が走る。如何なる理屈かは不明だが、全てではなくとも状態がリンクするようになっているようだった。灰の右腕が裂かれれば、大元の腕にも傷が刻まれる。)
(それでも修復に支障無く。同時に左腕、上半身、頭部……腰から上が次々と具現。氷獄から上半身だけが生えた、無貌の焔巨人が大王と相対し、殴りつける。)
【HP4】
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
【防御】
(出来る? と聞いていた。)
(じゃあ、やろう。と疎通していた。)
(建造物の倒壊崩落事故みたいな轟音が席巻する中、それでもそのやり取りはよくよく聞こえた。聞き取れた)
…カハハ、末恐ろしいッたら。その『アフ君』との連携、このドンパチの最中にますます〝仕上げ〟ていやがるってんで?
(あちらもあちらで巨体が出でたる。では、とばかりに『大王』の手/肘/肩を跳んで伝って頭頂に飛び乗る。その間も『大王』は続けざまに動く。焔巨人相手に殴り付けられ、さて怯むや怯まざるや――)
【HP2】
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
【攻撃】
(怯――ま、ない!)
(『大王』は包帯の表皮を灰焔に舐められながらも、刀を手にしたまんまがっぷり四ツ。『焔巨人』相手に身を挺して取っ組み合う挙動に入る)
(――そして、それと並行して。)
八ツ裂きにしてやりまさァ。
(――とん、と『大王』の頭頂より跳躍。凍雲の生身の在処をピンポイントで切り抜くように、柄の握りに諸手を添えての剣捌きを『焔巨人』の体躯目掛けて送り込む!!)
【HP2】
(無効票)
凍雲・雪那 2022年9月17日
【防御】
(さて、次の手を――と意識を走らせる中。そういえばさっき、しゃばぞーさんは包帯大王の右手に居たっけと。)
ど、こ……に……?
(居ない。何処に。焔巨人を動かしながら、そこまで思考を回したところで、突如背中に氷柱をぶち込まれたかのような悪寒に襲われる。)
(そんな隙を、手練れのディアボロスが見逃す筈もなく。)
【HP4】
凍雲・雪那 2022年9月17日
【クリティカル被弾】【HP4→2】【攻撃】
(灰の火が斬り裂かれ、光が目を灼く中。散、纂、惨。身体に走る赤の三条、あまりの切れ味に痛みすら感じる間もなく。)
か、は……ッ!?
(斬られた、と連動して巨人の胴もまたすぱりと裂ける。しかし斬られる経験は初見に非ず。すぐさま傷を凍結させ、出血を止める。じくじくと痛む分は仕方ない。寧ろ気付け代わりになって好都合だと前向きに考えた。)
で、も……近づくのは、ちょっと、悪手、じゃないかな?
(まるで傷から血が噴き出すように、灰の焔が娑婆蔵に繰り出される。身体を絡めとり、射出の勢いのまま吹き飛ばそうと、ついでに凍結まで強欲に狙って――)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
【防御】
(舞台は氷の獄。相手は氷使い。「地の利はあちらに有り」? それがどうした、何するものぞ。地の利を活かす技があるなら、狩り場を創出する技もあろう)
(ある。)
(あるのだ。)
(自身の殺戮能力を十全に発揮すべくして〝界〟そのものをいいように書き換える、そういう『八ツ裂き娑婆蔵』ゲージ消費超必殺が)
(それは、その名は、)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
(己の身の全周を灰焔に囲われながら、)
―――――「殺人領域」。 (唱える)
【HP2】
奴崎・娑婆蔵 2022年9月17日
【攻撃】
(自身の体の輪郭から縷々と垂れ流すばかりであった黒い焔が、その時、出し抜けに嵩を増した。威を増した。熱を増した。体を砕きに来るような氷結とトばされそうになる推力とを火力で無理矢理に押し止める。同時、熱が空気を攪拌する轟音と共に、背後左右両翼、凍れる地を広く斬り付けるように黒炎が壁の如くそそり立った。――空間を炙る熱。新月の夜よりも辺りを暗く貶める闇の悪視界。地を這い凍雲目掛けて吹き寄せるは、心身を灼きに行く炎熱)
〝闇火暗天闇冥処〟。
(ここは、火で焼く地獄の再現だ。)
【HP1】
(無効票)
凍雲・雪那 2022年9月18日
【防御】
(黒の炎獄が氷獄を喰い破る。辺りに漂う冷気は一瞬にして熱に代わり、容赦なく肌を焼き焦がす。まさか、領域ごと塗り潰してくるなんて――!)
(顔は動かねどその心中は驚愕と動揺が支配する。揺らいだ精神の隙間に染み渡る、赫灼の炎熱。灰の巨人に隠れようとも、その畏れまでは隠せない。)
(どうする、どうする、何を、どう、すれば――)
【HP2】
凍雲・雪那 2022年9月18日
【エピックファンブル!】【HP2→0】【敗北】
(迷い、畏れ。それを抱いた状態で地獄の業火に抗えるわけもなく。黒が灰を一方的に染め上げ、焼き消した。)
あ、う……
(灰が散る中、宙から氷上にへと崩れ落ちる少女の姿があった。なにも見えない暗黒の中、あの時臆した自らへの怒りを抱えて。)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月18日
(この時、ここ『氷獄』を遠巻きに見ていた者があったならば、差し詰めそこが闇色の半球に覆われたドームの如くに成っていたものと見て取れたことだろう)
(そして、その闇冥処の中では。)
『大王』。もう一仕事でさァ。
(地獄は慣れっこ、と言わんばかりの白着物の亡者が、手の剣を、すぅっ、と垂直に振り上げる――)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月18日
【勝利!】
(剣を翳す動作に連動して、全身を灰焔に蝕まれながらも屹立していた『大王』が、超々々巨大刀をうっそりと振り上げ――)
(暗天を、割った。)
(暗天が――割れた。)
(パラドクス〝闇火暗天闇冥処〟収束。)
(無効票)
凍雲・雪那 2022年9月18日
【敗北】
あー、負けた。負けた……
しゃばぞーさん。今、すっごい、悔しいです。
(夜が割れて、闇を斬り裂いて。再び晴れ渡る空の下で、顔の見えないうつ伏せの状態のまま。本当に小さな灰の残り火が、慰めるように傍に寄り添っている。)
アフ君も、お疲れ。
そんなに、甲斐甲斐しい子、だったっけ?君。
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月18日
悔しいィ? カハハ、よしよし。その気持ちは大事になせえよ。かくあればこそ、そハネるバネにもなろうってェ話でさァ。 (腰を締める帯の左の鞘に左手を添え、鯉口をちょいと上向ける。その時『大王』はヒトガタの輪郭をいよいよ失い、膝から崩れ落ち、包帯の束へと舞い戻っていた。――ぞるぞるぞるぞる! と、鞘の中へとトンデモな量の『包帯』が吸収されていく)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月18日
(『包帯』をぜんぶ取り込み終えた所で、抜き身の刃も鞘に納める)
…。……。………。使い魔、みてえなモンか。位置づけとしては。 (灰焔の残滓を遠巻きに検分しつつ、ごちる)
(無効票)
凍雲・雪那 2022年9月18日
(ごろんと反転、寝ころんだまま空を仰ぐ。心の中は曇天模様なのに、現実の空はこんなにも青い。憎たらしい程の、快晴だ。)
……そ、ですね。あんな負け方、二度とごめん、です。
せめて、斬られたなら、恰好もついたのに。
(短く溜息を吐いて、それから。お腹の上でぴょんぴょんと跳ねる灰火に目を向ける。)
ねぇ、前は、もっと威厳、なかった?
別に今のでも、良いけどさ……
凍雲・雪那 2022年9月18日
さ、お帰り。また次の星辰でね。
(氷の笛を作成し、吹く。今度はごく普通の音色で。一瞬強く風が吹いたかと思えば、灰の火は姿を消していた。)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月18日
(なんか邂逅周期を「星辰」とか言ってる件。これはもう〝確定〟だろうか――あの灰焔が「どこか」由来の「なにか」だということは。さておき)
威厳ン…? なんだなんだ、初めはどんな具合で出て来なすったんで? あの『アフ君』。
(無効票)
凍雲・雪那 2022年9月18日
え、と。
たしか、闇と氷の術式、考えてたら。
『我と波長が合うか、小娘』『久遠の戒めが戯れに、暫し力を貸してやろう』『精々上手く踊れ。我を興じさせよ』
……とか、何とか聞こえて。
気が付いたら、『招来』『退散』の唄、覚えてた。
そんな感じ、かな。
大して、面白くも、ないですけど。
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月18日
>>>>>威厳すげえ<<<<<
奴崎・娑婆蔵 2022年9月18日
…い、いいやァ? なかなか、面白い…話、話を…聞かせて頂きやした。へい。
…。……。………。おう、凍雲のお嬢よ。
奴崎・娑婆蔵 2022年9月18日
その。なんだ。 (近場に座り込む。よっこいしょ) 『アフ君』との疎通やらに何か思うことでもあったなら、そう――シアンのか。蕩々のか。唯妃か。この辺りの面子と、それとなァく話でもしてみると得られるモンが、ある、ある…やも?
(クッソ歯切れ悪い)
――いやマア今時分の具合を見るに、なんの問題もあるめえとは思いやすがね。思いやすがね?
(無効票)
凍雲・雪那 2022年9月18日
ん。良く分からないけど、分かりました。
そこまで、詰まる理由、ちょっと気になるけど……
負けた側が、ぐだぐだ言うの、なんか違うし。
水に、流してー、ぽいっと、ね。
(のっそりと半身を起こす。座ったまま、妙な距離感で会話を続けながら。くぅとお腹の鳴る音がして。)
あ。お腹、減った……
(ぱたん。倒れ伏す。)
(無効票)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月18日
(起きたと思いきや…)
(パタンと倒れた…)
…自由でござんすねえ。 (――いや、むしろそんくらい心根がフリーダムでもねえと次元を一つか二つか隔てた先のナニガシかに興味持たれたりとかはないだろうか。ないのだろうなァ~~~)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月18日
(さてとりあえず、引き上げるにしたって彼女が自ら歩けるくらいに再起して貰わにゃ、というわけで――)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月18日
『口福伝道』――! (袖下から取り出したプリン(持ち歩いてる)を顔面包帯の口元へ捻じ込む。ハイ増殖してYOUの手元にも!)
(そんなこんな。糖分よ全てを解決せよ)
奴崎・娑婆蔵 2022年9月18日
(凍雲が再起したなら引き上げよう)
(あと、氷獄の補修をリンドラゴのお嬢にも願わねば。)
(演出終了)
凍雲・雪那 2022年9月18日
わ、プリン。
いただき、まーす。
(ちゅるん。しゅぽん。手元に置かれたプリンを口元に持って行き、綺麗に吸い込んだ。もぐもぐ、もぐもぐ。ごっくん。完食である。)
凍雲・雪那 2022年9月18日
ふっかつ。
元気、満タン。
あ、修復、ボクも手伝わなきゃ。凍らせるの、お茶の子さいさい。
(等と言って、氷獄を後にする二人。後日、調子に乗って一回り大きく再建してしまった氷獄を泣く泣く元の大きさに戻す、水色の少女の姿があったとか、なかったとか……)
(演出終了)
凍雲・雪那 2022年9月18日
【このスレッドは終了しました】