【個】Nachtmusik、というほどの
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
前回までのあらすじ
『たまには海賊らしく、幼馴染から略奪してみることにしてみた!』
そんな風にナイトプールの一画、夜想曲を奏でる程の情緒に足りない、夜のおはなし。
◆in ナイトプール
#一恋・未樹
#マガミ・ゾーリンゲン
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
景気の悪い顔してる。
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
(あなたの背中の方から、そんな声がして)
(ひょこ、と肩の後ろ辺りから覗き込むように銀色髪が乗り出して来た)
──あたり?
一恋・未樹 2022年8月28日
あたり。
あたりだがオレに対して言うならほぼいつでも、だろ。
(マガミが来たのを横目で見ながら)
…お前だってオレに対してならいつも悪戯っぽい顔してるしな。
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
なんですか。仏頂面で
(言いながら、ゆっくりと改めてあなたの前に回り込むように)
いた方がいいってこと?
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
(すっかり夜の帳が落ちて、代わりに空の灯りと。地上の弱い薄明りの中、銀色の髪。白い体は目立つ)
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
それとも借りて来た猫みたいに、殊勝にしているほうが好み?
一恋・未樹 2022年8月28日
こんなトコで男一人でいちゃあ、見た目も悪いからな。
二人で居た方がいいだろ。
お前も、横に男が居た方が面倒が無くていいだろ?
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一恋・未樹 2022年8月28日
(絵になる。
人物画というよりは、幻想的な絵になるのだが。
その辺り自覚的にグイグイ来るからタチも悪いのだが、この幼馴染は。)
殊勝なマガミなんてのが存在するとは思えねえけどな。
(狐であるがそれでも元々猫だろお前は、なんてのは言わないで置く)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
ひとりで来て気になるっていうときはナンパとかしてみたらいいんじゃない? 未樹ならそう苦労もしないと思いますけれど。
ナイトプールとか学校でやるなら羽目を外さない程度には黙認されてるんだと思うし。
(などと応じながら)
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
へぇ? 未樹がそんなに乙女の内面に自信ありげとは思わなかった。
(からかうように小さく笑って)
わかりませんよ、私だって年頃の女の子ですから。実は多感な傷つきやすいハートを抱えているのかもしれないし、
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
それに確かに。あなたが言う通りめんどうな男の子に絡まれて傷つくかもしれないですしー(あからさまな棒読みで続けて)
未樹。
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
───手。
(出して、と短く囁くように笑って)
一恋・未樹 2022年8月28日
コワモテが辛気臭い顔してたら捕まるもんも捕まらねえだろ。
ナンパは趣味でもねえしな。
まあ、学校やクラスが認めてるならそこまでハメ外したらダメな奴だろうし。
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一恋・未樹 2022年8月28日
(それくらいで傷つくような幼馴染を持った覚えはないが…)
ん。
(不躾に、片手を前に出す。今日の自分は獲物だ。
狩人には逆らえない)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
(あ、こわもてだとは思ってるんだ)
(っていう顔)
まぁあなたはそうでしょうね。遊びでナンパ、みたいなタイプでもないだろうし。硬いなぁ、とも思うけれど。
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
(言いながら、手が差し出されれば、つなぐ)(では、なく。しゅるりとそこに自分の腕を絡めて、)
(改めて隣に)(あなたに柔らかいものを押し当てるように)
ん。
(これでおっけー、と言いたげに)
一恋・未樹 2022年8月28日
硬派って言えよ硬派って。
オレが楽しみたい遊びは、なんかそういうのとは違えからな。
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一恋・未樹 2022年8月28日
んっっっっ。
(やると思った。
が第一印象。
が、想像以上だった。
柔らかさとか。
柔らかさとか。
何度か押し当てられているので、想定は出来た筈なのだが…)
……これからどうすんだよ。
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
(あなたの様子を知ってか知らずか)
そうですね。実のところ雰囲気を味わいたくて、っていうところだから。水で遊ぶとか、写真でも撮るか、とか。そういうのでよかったんですけれど。
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
でもせっかくだし。
エスコートしてよ。
一恋・未樹 2022年8月28日
…ふー……
略奪する相手に行き先任せんなっての。
(腕を引かれたまま、歩き出す。)
せっかくのプールなんだ、水入ろうぜ。
(近くの水際へと足を進める。)
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一恋・未樹 2022年8月28日
(顔に出すな顔に出すな柔らかさはともかく匂いとか汗とかは気にするな気にするほど汗ばむから耐えろ耐えろ耐えろ)
水着、自分で選んだのか?
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
それは考え方の相違。
略奪したのなら、それは私のものなんだから。
(言いながら、案外すんなりとあなたについて水際へいざなわれて行って)
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
───……おとこのこに、選んでもらったの。
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
って言ったら。どうします?
一恋・未樹 2022年8月28日
首輪でも付けるか?
略奪したんだからよ。
…いや、略奪の証を見せつけるのも趣味でもねえか?
(なんて言いながら、ゆっくり水辺でしゃがみ込む。脚をゆっくり水につけて)
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一恋・未樹 2022年8月28日
選んだ水着を他の男にお披露目される
その男が可哀想になるだけだ。
それだったら悪かねえ気分だ。
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
人に首輪をつける趣味はないなぁ。
まぁ、そもそも私は略奪自体あんまり趣味じゃないし。悪辣な海賊とか、海の魔物とかからならともかく。
(座れば、さすがにくっついたままだと邪魔になるので腕をするりと、抜け出して)
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
意外と未樹もいい趣味してる。
(と、くすっと笑って)
まぁ、そんなことあり得ないと思ったから言ったんでしょうけれど。
もちろん、私が自分で選びましたよ。
似合うでしょ?
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
(そっと、顔を耳元に近づけて)
──ずいぶん、緊張してたみたいですし?
一恋・未樹 2022年8月28日
ルクスやルリアだったら、割と勢いで男に首輪つけたりしそ……
いややめとくかこの話。
言うなよあいつらにこういう事思ってるとか。
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一恋・未樹 2022年8月28日
ま、似合うって言っとく。
もーすこし肌出さねえ方がいいんじゃねえかと思うが。
能ある何とかは爪を隠すって言うだろ?
(絶対隠れないけどなんて過ぎったのは言わないでおく。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年8月28日
…だから勝てねえ、って言ってんのに…。
(なんて負け惜しみを言いながら
腕が自由になったのでザブンとプールに落ちる。)
ほら、お前も。
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
(口は普通に硬いし、この程度べつに聞いてもいいのだけれど)
後でアイス。バニラが好きよ。
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
そういうのは兄さんの得手ですから。
私は、前に立って目を惹くのも役目の内です。
(くす、と笑って。軽く布が覆い切らない、横の輪郭に指を滑らせて)
まぁ、でも。素直に似合うと言ってくれたのは悪くないかな。
ありがとうございます。
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
これくらいで音を上げてたら、海千山千の芸能界でマネジメントなんてできませんよ。
(言いながら、案外大人しく、足の先から水音もなく水中へ身を下ろした)
一恋・未樹 2022年8月28日
バニラな。
買うけど一気に食うなよ?
プール入って身体冷えてるからな。
腹冷えるぞ
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一恋・未樹 2022年8月28日
(顔をゆっくり逸らす。
完全にリアクションが楽しみで狙ってやっている…見るな見るなさっきまであれが触れていたとか考えるな顔に出すな)
何着ても似合うけどな、マガミは。
マネージャーからしてみれば、むしろ困るぞ。
素材が良いから後は売り出し方の良し悪しでしか無い。
まあ、マネージメントよりプロデュースの目線だな、これは。
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
よりによって白のクラス相手にそれを言う?
未樹は私のマネージャーですか。
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マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
そう? ふふ。ありがとう。
なるほど、そっちのほうから考えるんですね、あなたは。
……苦労しますね。(同情する風にも面白がるようにもとれる声音で)
一恋・未樹 2022年8月28日
幼馴染だよ。
一番心配性の。
白のクラスとしては、喧嘩に明け暮れる不良には文句でも言いたくなるか?
(無効票)
一恋・未樹 2022年8月28日
したくてしてる苦労なら、
苦労だとは思いたくねえからいいんだよ。
(というかそういう目線で見た方が個人として邪な目線を向けなくて良いからそうしてる、というのもある。)
アイドルマガミ…歌にグラビアにだいたい出来るな…
(そして一度考えたら思考がそちらに寄り過ぎてしまう)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
いや、別に。自分の裁量で喧嘩してるなら構いませんよ。
それが自傷癖の発露です、とか言われたら怒りますけれどね。強制入院です。私の手で。物理で。
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
そう。やりがいを感じて、自分からすすんでしていることなら、わるくないけれど……
(と、言いながら。水の中、ゆっくりと近づいていって)
でも、今日は仕事のコトよりも。
泳ぐんでしょう?
(くい、と軽く手を引っ張って)
一恋・未樹 2022年8月28日
自傷癖では、ねえよ。
(少しばかり、自分でも断言はしにくかったが、喧嘩が好きなのは確かだ。
痛いのが好きな訳ではない。
ただ、強くなる為には痛みに耐える必要が人より多いだけだ。)
そりゃあ、怖えな。
ちゃんと真面目に喧嘩しねえと。
(無効票)
一恋・未樹 2022年8月28日
せっかくプールに来たんだからな。
泳ぐか。
(引かれた腕を手に取って。)
(🍹 つづける 🍹)
一恋・未樹 2022年8月28日
(夜景の中にいる時でもそうだったが……
水に濡れたマガミの長い銀の髪は、
それ以上に綺麗だった。)
(そちらに目を引かれながら、ゆっくりと泳ぎ出した)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
そこでマジメに喧嘩っていう答えになるのがやっぱり硬い証拠だなぁって……
(なんて応じながら)
(🍹 つづける 🍹)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
……背。伸びた?
(なんて。あなたが何を考えているか、知ってか知らずかそんなことを言って)
(ゆっくりと、ついていく)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年8月28日
das Ende……