【個別】廃れたライブハウスの謎に迫れ
陽樹・春曲 2022年8月5日
『新宿に存在するあるライブハウスには、謎の怪奇現象が起こる』
『無人のはずの中から謎の声が毎晩響き渡る』
『消えてしまった歌い手達の怨霊が夜な夜な現れる』
それは刻逆が起こって以降、新宿島に蔓延るネットワーク内で広まった小さな噂。
そんな噂が以前から起こっていたことなど知ることもなく、今となっては拠点として過ごしている少年は、その謎が本当に真実であるのか。
友人の少女とともに、その謎の解明に迫るのだった――。
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陽樹・春曲 2022年8月5日
(陽が沈みかけ、薄暗さが出始めた空模様)
(ライブハウスの入り口で少年はひとり待っていた)
…ったく。よりにもよってなんだってあんな話聞いちまったんだか、俺…。
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諷和・もこ 2022年8月5日
(すでに入る前から腰が引けてるもこ)
(入口から少し――結構離れた木の影からおそるおそる覗き、ビビり倒している)
あ、あああの、えと、あの、や、やっぱり帰……ぴぃっ!?
(突然上空でカァと鳴いたカラスの声に飛び上がり、慌ててバタバタと春曲さんの傍まで走って逃げてきた)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年8月5日
お前来た直後にもう帰りたいとかいいだすなよ…!
そっちが見に行きたいって言ったようなもんだしな!?
ていうか、別にそんなに怖いことはないと思うがね…
実際俺もここを拠点にしてるわけなんだし、そんな噂みたいなことが起きてたわけはない…気はする。
(無効票)
諷和・もこ 2022年8月5日
だ、だって……ライブハウスって、来たことなかったから、気になったんだもん……。
で、でもまさかこんな……
(そう言って、チラリと春曲さん――の、左肩あたりを見て)
……んん、なんだもないんだよ!
(ふるふると頭を振る)
諷和・もこ 2022年8月5日
それより!探索するなら陽が落ちて真っ暗になる前に行った方が、怖くな……安全なんだよ!
はやく行こ!ね!
(急かす様にそう言って)(おきながら)
(顔をまくらでまるっと隠していた)
(多分、まくらの下では目もぎゅっと瞑っている)
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陽樹・春曲 2022年8月5日
いや、何だその含みのある言い方。
別に何も出ないっての!確かにこの噂は最近聞いたばかりだし、割と前からあったけども…。
いやめちゃくちゃもう見てないじゃん…。
思いっきり枕で隠れてるから、それ。多分どっかでぶつかるぞ、お前。
陽樹・春曲 2022年8月5日
はぁ…まぁ、まだ陽は明るいし早いところ済ますなら今のうち、か。
とりあえず中入るぞ。あといい加減枕は顔から離しとけ。
(そう言って扉を開ければ、すでに灯りの付いたロビーへと到着する)
(灯りはしっかりとついており、暗さは今のところ感じられない)
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諷和・もこ 2022年8月5日
うぅ……本当?本当に何も出ない?
深夜にいきなりなりだすピアノとか、視線がこっちに向いてくるモーツァルトさんの肖像画とか、舞台で走り回る二宮金次郎さんとか、出ない?
(枕から半分だけ顔を出して、おそるおそると春曲さんの後に続く)
お、おじゃま、しまーす……。
(ロビーに足を踏み入れて、きょろきょろと周りを見回して)
明るい……
諷和・もこ 2022年8月5日
ハッ!?
もしかして、火の玉!?!?
(怖がりすぎて、思考が怖い方怖い方へ向かいがちのようだ)
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陽樹・春曲 2022年8月5日
それが起こりうるのは学校の音楽室くらいだからないっての。
ライブハウスには肖像画も二宮金次郎像もねーから。
(ロビーに足を踏み入れても普段拠点に利用してるためか、特にこちらは怖がらない様子)
そりゃ一応人を招いても良いようにしてるんだから当たり前だろ。
別にここまで怖いところはな…
陽樹・春曲 2022年8月5日
落ち着けっての!
あれは単なる照明だし火の玉でもねーから!
深呼吸しろ深呼吸!
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諷和・もこ 2022年8月5日
は、はいっ!
しんこきゅー、しんこきゅー……
ひっひっふー、ひっひっふー
(白のクラスらしく正しい呼吸法「吐く・吐く・吐くー」で息を整えて)
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陽樹・春曲 2022年8月5日
それはなんか深呼吸と呼ぶには違う気もするがな…?
(まぁでも本人が落ち着くんなら、いいのか…とも思いながら)
と、とりあえずこのままロビーに居続けても退屈だろうしな。
部屋に行くなりしてもいいが…とりあえず歩いていこうか。
(そう言ってもこを率先する形で案内しようと)
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諷和・もこ 2022年8月5日
はふ……、ん、もうだいじょ……
(外で風が吹いたらしく、ヒュウ、と入口の向こうから音が聞こえて)
ぴっ…………!?!?
(ぴょんと飛び上がる)
わ、わわわ、わかったんだよ!
行こ!次、行こ!
(ちょっと涙ぐみながら、慌てて春曲さんの背中を追って)
諷和・もこ 2022年8月5日
そういえば……。
ここって、お家じゃなくてライブハウス、なんだよね。
どんなお部屋があるの?
(そろそろと足音を立てないように気をつけて歩きながら、気になっていたことを尋ねてみる)
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陽樹・春曲 2022年8月5日
………
(こりゃこのまま一人置いてったら、泣きそうなレベルだろうなぁ…)
(なんて思いながら、やれやれと傍についてやって)
はいはい、ちゃんとついていってやるからそっちこそ離れんなよー?
陽樹・春曲 2022年8月5日
ん、まぁな。
俺とユノが一時的に住処として使ってはいるが、本来の家とは色々と勝手が違うんでな。
元々空いてた楽屋は俺とユノ、それぞれの部屋として利用してる。
ライブ用のステージとかは別として、簡易な作りだがキッチンルームとかも一応あるな。
俺もユノも全部の部屋を使用してるわけじゃないから、全て把握してるわけじゃないが…
陽樹・春曲 2022年8月5日
…備品の揃った倉庫とかは、あんまりまだ俺も入ったことないんだよな。
それこそ向こうはなんか散らかってたりして、人の手がまだ入ってない感じもして、さ。
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諷和・もこ 2022年8月5日
(離れるなという言葉にコクコク頷いて)
(それでも心細いのか、服の裾を摘もうと手を伸ばす)
諷和・もこ 2022年8月5日
それじゃあ、二人は楽屋で寝泊まりしてるの?
(テレビか何かで見た芸能人が準備するためのスタジオの楽屋を想像して)
ベッドとか、荷物とか、置きにくくない?
あと、壁に一杯鏡があって、落ち着かなさそうなんだよ……
諷和・もこ 2022年8月5日
だ、誰も入ったことのない倉庫……!
(ピキーン!その時、もこにてんさいてきなひらめきがひらめいてひらひらっとした!)
き、きっとそこが噂のゲンキョーなんだよ!
もしかしたら、幽霊さんじゃなくて、そこに寝泊まりしてる泥棒さんの可能性だってあるかもしれないし……い、行ってみる?
(幽霊やお化けじゃなくて泥棒なら怖くない、むしろそうであってくれれば逆に安心だと)
(ちょっとズレた提案をしてみる)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年8月5日
(そっと服の裾をつままれようとするが、それを振りほどく素振りは見せず、彼女の行動に合わせることにした)
(怖がりな妹とかいたらこんな感じなんだろうな、なんてふと想像もしたりして)
まぁ、そこに関しては後で俺達が色々と部屋を改造してな…。
ちょいとばかり住みやすい感じにはしたんだよ。
鏡もある程度取っ払ったりしたし。
陽樹・春曲 2022年8月5日
むしろ泥棒だったらそれこそまた別の問題な気もするが…?
ていうかお前幽霊駄目なくせによく行こうと提案するな…。
(怯えつつもそんな提案をするもこにちょっと呆れも感じつつ)
……面白いもんがあるとは思えないけどなぁ…。
まぁ、気になるってんなら行ってみるか。
(無効票)
諷和・もこ 2022年8月6日
(春曲さんの裾を摘んでそろそろと歩く)
(後ろを歩いているので見られないのをいいことに、こっそり再びまくらで顔を隠したりしている)
そっか、鏡が沢山だとちょっと怖いもんね。
……よ、夜中に何か映ったり……
(自分で言ってて怖くなったのかカタカタ震える。振動が裾から伝わるかもしれない)
諷和・もこ 2022年8月6日
だ、だってだって!
本当に幽霊さんがいるのかどうかわからなくて怖いままより、幽霊さんじゃない本当の原因を見つけた方が安心するんだよ!
泥棒さんだったら叩けば倒せるし!
(無効票)
陽樹・春曲 2022年8月6日
なんでそう怖い発想ばっかり思いつくかね!?
別に何も映んねえし、そんな事になってたら俺がすでにこの部屋から出てるわ!
…自分で言ってて怖くなるくらいなら言うなっての。
(やれやれ、と呆れつつも落ち着かせるようにぽん、と軽く叩く)
陽樹・春曲 2022年8月6日
そんな簡単に済めばいいがね…。
…仮に幽霊ってわかった瞬間、一目散に逃げんなよ、お前。
(なぜか一言そう残して)
…んじゃ、ちょいと不安だが行くかね…
陽樹・春曲 2022年8月6日
(そうして歩き進め、少し奥まで行くと…)
(少し暗めの倉庫に到着する)
(今までの部屋と比べるとここだけ少し照明が不安定なのか薄暗い空間になっており、やや物が散らばっている様子も見えた)
(無効票)
諷和・もこ 2022年8月6日
だ、だってぇ……鏡って怖いお話の定番なんだよ。
何かが映ったり、こっち向いてたり、冬服になってたり、異世界に連れて枯れたり……
(怖がってる割には何故か詳しいようで)
(ぷるぷるしながらもどんなに鏡が怖いか力説している)
諷和・もこ 2022年8月6日
……!!!
(泥棒さんだと決めつけていたけど、もしかして、本当に幽霊さんがいるかもしれないと気付いてしまった顔)
(背後にピシャーン!と雷が落ちるようなエフェクトが見えたかもしれない)
諷和・もこ 2022年8月6日
(密かにすぐに逃げ出せるように微妙に体の角度を変えながら、それでも大人しく少年の後について歩いて)
(たどり着いた倉庫前)
(薄暗い照明と埃っぽい匂いに、怯えたようにぴぃぃぃ…と鳴き声をあげて)
は、は、春曲さん、中、中、どうなってる?
泥棒さん、いる?
(本格的にまくらで顔を隠して見ない意思表示)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年8月6日
めっちゃ具体的な知識は覚えてるじゃん…。
まぁ鏡に関しては美を意識した怖い話がつきものっていうのもわかるが…。
陽樹・春曲 2022年8月6日
(そんなこんなで到着した倉庫)
(すっかり引っ付いて身動きが取れない状態の中、スマホの明かりであたりを照らしつつ)
んー…いや、特段変わったものはないな。
ちょいと散らばってるし埃っぽいのはそうだが、怪しげなものは何も…。
陽樹・春曲 2022年8月6日
(とその時、だった)
……―――――
(うっすらと、仄暗いその空間から)
(二人以外の何かの声が)
(聞こえた気がした)
陽樹・春曲 2022年8月6日
……え?
(ふと聞こえた謎の声に足を止める)
もこ、今なにか…聞こえたか?
(無効票)
諷和・もこ 2022年8月6日
うぅ……小さい頃、面白い映画って騙されて、怖い映画を何本も見せられて……
(ビクッ!?)
(話してる途中、何か聞こえた気がして、驚いたようにぴょんと飛び上がる)
諷和・もこ 2022年8月6日
あーーー……
あーーー!あーーーー!あーーーーーーーー!!
き、きこえにゃ……(噛んだ)……聞こえない、聞こえてない、ん、だよー!あー、あー!
(噛んだ口を押えながらも、あーあーと声を上げて)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年8月6日
そ、そりゃトラウマだろうな…。
俺もその手の手口にはやられた口だからわからんでもないが…
(なんて言ってると)
陽樹・春曲 2022年8月6日
――――……
(先程うっすらと聞こえた声は少しずつ、鮮明に二人の耳に届いていく)
―――……
(しっかりと耳を澄ませば、その声の言葉が聞こえ)
―――ダレカ…キテ…
陽樹・春曲 2022年8月6日
~~~~!!
(流石にその声がはっきりと聞こえたのか、一気に寒気が伝わって)
も、もこ!ひとまず一旦ここは離れよう!
(あーあーと叫ぶもこを抱えて倉庫を離れるようだ)
(無効票)
諷和・もこ 2022年8月6日
ぴゃ!?
ぴゃぁぁぁぁ!?!?
(突然抱えられてビックリするやら何やらで顔を赤くしながら目をぐるぐるさせて)
諷和・もこ 2022年8月6日
(けれど)
(確かにはっきりと声が聞こえた)
(――そう、あまりにもはっきりと)
(幽霊さんではなさそうな質量を持った声に逆に冷静になって、抱えられた腕を軽くぺちぺちしてみる)
(幽霊さんへの恐怖は冷静になったとしても、同年代の男子に抱えられてるという現状には冷静になれていないようだ。説明しようにも、真っ赤な顔で声も出せずにはくはくと口を開閉させて)
(ちなみに、髪のボリュームでまん丸いシルエットしているけれど、意外と軽くてやわらかく、そして頼りないほどへんにゃりしている)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年8月6日
(腕を叩かれてはいたが、こちらもその場を離れることに必死だったのか、その意思に気づくことはなく)
(そんなこんなでしばらくして倉庫から少し離れた後に)
(ようやく腕を叩かれた事に気づいたのか、そっと抱えていたもこを下ろして)
はー…はー……
ま、まさか本当に居る…のか…?
(無効票)
諷和・もこ 2022年8月6日
………………
(下ろされてしばらく、まだおめめぐるぐるさせたまま)
(力が抜けたようにへにゃりと床に膝をついて)
諷和・もこ 2022年8月6日
(ぷしゅぅ)
(ぱったりと倒れた)
(演出終了)
陽樹・春曲 2022年8月6日
まさか噂が本当に…?
怨霊の声ってやつがあれなのか…?
(謎を抱えたまま、力が抜けるように腰を下ろす)
おい、もこも大丈夫か?お前もあの声聞こえ―――もこ?
(そうして傍らを見たら、そこには倒れている少女の姿が)
陽樹・春曲 2022年8月6日
え、おい、返事しろって…!…き、気絶してる?
…えぇ…ど、どうしたもんか…。
と、とりあえず早く戻って休ませるか…。
(そうして改めて彼女の身体を抱えた後、いち早く駆け足で戻っていく)
(結局さっきの声は謎のまま――そしてその謎を知るのは、二人だけ――)
(演出終了)
陽樹・春曲 2022年8月6日
【〆】