【個・特1】光 & スィーリ
竜城・陸 2022年7月31日
◆夏の日のアルバイト
「【 急募 】夏休みのアルバイト募集します!」
……あなたはそんなチラシを目にしてやってきた他クラスの生徒でしょうか。
はたまた、それを迎え入れる青のクラスの生徒でしょうか。
どちらであろうとやることは同じ、今日はパートナーと運命共同体。
共に仕事に精を出すもよし、ちょっと息抜きに休憩するもよし。
もちろん、仕事が終わったら、連れ立って遊びに出かけてもかまいません。
夏の日の特別な一日を、元気に楽しく過ごしましょう!
◆書き込み可能
#天音・光
#スィーリ・ラウタヴァーラ
◆資料
参考までに、以下のページに青のクラスの業務例を幾つか列記いたします。
https://pbwmemo.net/v/LxMHW33c
あくまでも一例ですので、このほか、クラスの授業内容等から自由に皆さんの発想で業務を考えていただいてもかまいません。
◆RP期間目安
【 8/1 ~ 8/31 】
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天音・光 2022年8月7日
先に現地入りして、日差し避けを兼ねた仮説テントも設営が終わった
後は人が揃うのを待つだけ
「今日は気温たっけえな。熱中症とかも注意しとかないと」
ジャージ姿で腕を組み、眼の前に広がる瓦礫の山を眺める
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月7日
「失礼します。こちらで手伝いを募集していると聞いたのですが」
瓦礫の山を見つめる男性の背中に声が掛けられる。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月7日
振り向いたならばこの場には似つかわしくないクラシックなメイド服に身を包んだ女性が立っているのが見えることだろう。
(無効票)
天音・光 2022年8月7日
「ああ、ここであってるよ」
声をかけられて、応じながら振り返ってみればメイド服
なんで?
思わずその一言が頭をよぎる
いや、服装についてはとくに指定とかしてなかったけどさ
天音・光 2022年8月7日
何と言うか、一瞬考えて
「その服装、大丈夫?」
と、聞くのが精一杯だった
大丈夫の内容は、瓦礫に引っ掛けるんじゃないか?、とか、暑くないか?、とか色んなものを含んでいた
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月7日
目の前の男性、そうきっと現場監督か何かだろう。
そんな彼が返事をしてくれると共に、疑問を呈してきた。
この格好で大丈夫なのかと。
ならば、返答は決まっている。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月7日
「私はメイドであり、これは正装でございます。何も問題はございません」
笑顔でそう答えるだけだ。
(無効票)
天音・光 2022年8月7日
「本人が問題ないなら、まあいっか」
青のクラスにもメイド服の人はいる
メイド服は結構な人気なのか?
天音・光 2022年8月7日
「とりあえず、簡単に仕事の説明をすると」
親指で瓦礫の山を差し
「ここの瓦礫を片付ける。それだけ。軍手なりなんなり必要そうなのは大体仮説テントに置いてあるから、必要なときに借りてくれ」
ちなみにだが、現場監督は別にいる。なぜ俺が説明しているかと言えば、単純に場数を踏んでいて、慣れているから
天音・光 2022年8月7日
「注意すべきなのは2つ」
指をたてる
「1、怪我や熱中症に気をつけること。危なそうな場所は俺がやるから」
指を増やす
「2、今日で全部終わらせるわけじゃないから無理はしないこと」
「何か質問とかある?」
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月7日
瓦礫撤去。実に単純明快、かつ激しい肉体労働だ。
あまり人気のない仕事なのだろう。人手不足なのも頷ける。
道具を用意してくれているようだが問題ない。なぜなら──。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「道具は使い慣れたものがございますので」
メイド服の袖からだろうか?どこからか取り出したタクティカルグローブを慣れた手つきで両手に装着するのだった。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「特にこれといっては。さっそく作業に入っても?」
質問はない、と答えるメイド。
先ほどと同じくいつの間にか取り出した軍用シャベルを片手に、にこりと微笑んだ。
(無効票)
天音・光 2022年8月8日
本当にメイドか?
出てきたタクティカルグローブに軍用シャベルを見て疑問が出てきた
「どーぞ」
作業開始の許可を出して、自分も近くで撤去を始める
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
瓦礫の山に片足をかけ、はたと。
そういえば、自己紹介もまだだったなと思い至り。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「これは失礼しました。赤のクラス所属、スィーリ・ラウタヴァーラと申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」
シャベルを地面に突き立て、スカートを整え。
優雅にカーテシーをするのだった。
(無効票)
天音・光 2022年8月8日
「おっと」
作業の手をとめる
「俺は青のクラスの天音・光。学校の色んなところで修理とか点検とかしてるから見たことあるかもね。そのときは大体女生徒服着てるけど」
天音・光 2022年8月8日
「よろしく」
青と赤にメイドがいる。ということは紫にもいる。むしろあそこが一番いそう
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「天音様でございますね」
修理や点検。
物を使う上で欠かせない役割を果たしてくださっているという。
彼らのおかげで、愛用品を長く使い続けることができるのだ。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
女生徒服を着ている、のはなぜだろう?通気性の問題だろうか。
確かに男性用よりはスカートである分足元は涼しいだろう。
もしかしたら違う理由なのかもしれない。だが、大切なのは“なぜ”ではない。彼が信念をもって着ている服装であるならば、それが彼の正装である。そう、私のメイド服と同じように。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「瓦礫、頑張って減らしましょうね」
軽く会釈すると、スコップを手に取り。
改めて瓦礫の山へと身を投じるのだった。
(無効票)
天音・光 2022年8月8日
「おうともさ」
そのまま作業は進んでいき、ふと疑問に思った
「そういえば、なんでバイトでココ選んだんだ?」
給料はいい
だが、そこまで金銭に拘ってるようにも見えない
何か突発的に必要になったから、とかだろうか?
天音・光 2022年8月8日
赤のクラスというからにはトレーニング的意味合いもあるんだろうか
そんなことを考えて話を振ってみた
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
瓦礫を掘っては、投げ。投げては、掘り。
機械的に作業をこなしていると
「……はい?」
天音様からの疑問に手を止めて。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
なぜここでのバイトを選んだのか。
そこには深海よりも深い理由……などは特になく。
「各クラスの専門的な動きを体験してみたいと思いまして。その道のプロフェッショナルが多いと聞いておりますし」
そう。言うならば職業体験のようなものだ。
後学のために、小手先だけでも技術を学ぼうという。
メイド使命感である。
(無効票)
天音・光 2022年8月8日
ああ、なるほど
そういうのがあるか
「勉強の一環か。熱心だな」
作業のペースは確かに俺のほうが早い
それはそもそもの膂力であったり、体重差であったりもあるだろうが
力の掛け方、パっと見たときに瓦礫の重なりでどれを一番最初に持っていったほうがいいか、とかの見分け方もある
そういう部分なんだろう
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
天音様はさすがの手際でございます。
男女の筋力差だけでは説明できない作業スピードの違い。
やはり経験から来る観察眼や独自のテクニックなどがあるのだろう。
少しでも吸収して己の物とせねば。
「それほどでも……天音様はこういったお仕事をずっとされているのですか?」
(無効票)
天音・光 2022年8月8日
「こっちに来てからはずっとかな。来るまでは知識はあったけど、作業自体は全然さ」
だから経験自体は一年ぐらいだ。最も、その密度がとんでもなかったけど
おまけにサイボーグゆえに、視界にある情報量自体も多い。これは柱だから見えてない部分の長さはこれぐらいだからこっちからのほうがいいな、とか
天音・光 2022年8月8日
「よっと」
そんな話をしながら一抱えはあるコンクリ塊を、指をめり込ませて持ちあげて撤去する
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
新宿島に来てからずっと。つまり私がメイドであったと同じ期間だけ、彼はこの作業を繰り返しているわけだ。
よほど濃密な時間を過ごしてきたのだろう。
その背中からは確かな自信を感じることができる。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「まぁ。力持ちでございますね」
流石に真似するわけにもいかず。
小さな瓦礫を複数個放り投げていく。それらはある程度まとまった箇所に転がっていく程度にはコントロールされていた。
(無効票)
天音・光 2022年8月8日
「サイボーグだからね」
特別製でもあるし
と、スィーリが投げている瓦礫に目を止めて
天音・光 2022年8月8日
「あ、そこらへんの瓦礫から二、三個ぐらいこっちに投げてくれないか?」
と、ヘンなお願いをした
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
サイボーグ、なるほど。納得でございます。
一見すると人間と全く区別がつきませんね。服を脱いだら機械的な部分が見えるのでしょうか?
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「瓦礫を、ですか?」
人様に向けて瓦礫を投げるなど。さすがに危険な行為ではないかと躊躇してしまいます。
ですが、天音様はここの現場監督。
上の指示は絶対。それはどんな世界にも共通する事柄で。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「かしこまりました。では」
2,3個。なるべく突起がなさそうなものを選んで、天音様へと投げたのであった。
(無効票)
天音・光 2022年8月8日
たとえ直撃しても、俺が怪我するよりも先にコンクリが砕けるから問題ないという判断もある
まあ
「さーんきゅ」
ちゃんと捕れるしな
それだけまとめていた瓦礫とは別の場所に置いて、また作業を始めた
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「お見事でございます」
ぱちぱちぱち。その軽快な動きに拍手を贈って。
さぁ、私も負けていられません。
再びスコップを手に取り、少しでも大きな瓦礫を退けようと邁進するのでした。
(無効票)
天音・光 2022年8月8日
あの瓦礫は後から地下の拡張に使おう
そうして作業を続けて約2時間
「今日は暑いから、ちょっと休憩するか」
とスィーリに声をかける
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「ふぅ……」
額を流れる汗を手の甲で拭う。
単純作業ではあるが、肉体的疲労に加えこの暑さだ。
体力の消耗はそこそこで。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「かしこまりました。ありがとうございます」
だからこそ。休憩の声掛けは非情にありがたいものだった。
(無効票)
天音・光 2022年8月8日
仮説テントまで引き上げて
「ほい」
っとスポーツドリンクのペットボトルを渡す
クーラーボックスの中に淹れられていてかなり冷たい
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
受け取ったペットボトルはしっかりと冷えており、夏の日差しの中働き熱を持った肌にとても染み渡る。
「ありがとうございます、天音様」
ひんやりとした感触を首筋に当ててから、遠慮なく中身を喉に流し込むのでした。
(無効票)
天音・光 2022年8月8日
「今日は暑いよなあ」
視界の隅に気温を表示してみれば、いわゆる猛暑日といえる気温になっていた
そう口にしてはいても、こちらは汗をかいていない
サイボーグなので
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
あ。
こちらばかりが涼ませてもらっていて、彼はまだ。
「失礼しました。天音様も飲まれますか?」
半分ほど残ったペットボトルを差し出すのでした。
(無効票)
天音・光 2022年8月8日
「ああ、俺には必要ないから一人で飲んでいいよ。スィーリのほうが大変だろうし」
間接に動じるほど純情でもなかった
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「左様でございますか」
無理に押し通すほどのことでもない。
小さく頷くと、残ったスポーツ飲料も飲み干してしまうのでした。
(無効票)
天音・光 2022年8月8日
「もうちょい時間がたったら、日も陰って涼しくなるし、それまでもうひとふんばりだな」
そう言って、また瓦礫の山に向かうのだった
(▼)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月8日
「えぇ、あと一踏ん張り、頑張りましょう」
彼に続いてまた上ろう、瓦礫の山を。
少しでも彼らの仕事を理解するために。
(▼)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年8月9日
…〆