【戦】じゃあ、戦ろうか
シエロ・ラヴィオン 2022年7月23日
ただ一言、其れで刃が交わる。
戦いの始まりなんて、男の喧嘩なんて、そんなもんだ。
グラウンドを指差し、そこのど真ん中で。
時刻:昼過ぎ
少し曇った空の下、剣戟が始まる。
VS:
#一恋・未樹
#シエロ・ラヴィオン
0
シエロ・ラヴィオン 2022年7月23日
(地面を蹴り上げ、垂直に飛翔。)
(落下して来る龍に向かって、剣を思い切り薙ぎ払うように振るい。)
(真っ二つに叩き斬る事で、自分の区域だけは安全にしてしまえ!!)
(無効票)
一恋・未樹 2022年7月23日
――へぇ。
(ある程度の本気は見せてくれた。
確かにあの威力なら、図体がデカいだけの龍など一撃で屠るだろう。)
さーて。
(問題はこの後で。)
一恋・未樹 2022年7月23日
・・・・・
いかにして
・・・・・
死にかけるか。
(上を見る。
丁度龍の尾が見える。食虫植物のような凶暴な植物で出来た尾だ。)
まあ――どうにかなんだろ。
(何せどれだけ大きくなろうと)
(昔の自分なのだから。)
(対処出来ない道理は、無い。)
一恋・未樹 2022年7月23日
(木刀へ新たな符を貼り付ける。
今度貼り付けたのは龍の爪の力。
単純な斬撃強化だ。
それを上にかざし)
ッッッッッッッッらぁ!!!
(待ち構えて、自分が生み出した龍の尾を切り付けた。)
一恋・未樹 2022年7月23日
………
(無効票)
一恋・未樹 2022年7月23日
(しかし、シエロとは違い、薙ぎ払ったのではなく。
あくまで地面に立ち上に来た障害物を切り付けただけであり――)
(一恋・未樹の姿も声も、龍の残骸に塗れて見えなくなった。)
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月23日
( 斬 ッッッ)
(切り裂いた先には、未だ鉛色の空。切った龍を足場にするように走り抜けながら、地面に飛び戻れば。)
そのまま墜落終了とは行かないか。
(龍の尾を、切り裂く姿を見た。)
全く、何が派手な戦いの後は──だよ、大概じゃねぇか。
( チャキッ 。)(剣を両手で持ち変えながら、地面を蹴る。)
(地面を低空滑空するように飛び込み、間合いまで3.2.1──)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月23日
( 残骸と共に、ぶった斬るだけだ!)
うゥゥオォォォ──!!!!
(地面に切っ尖を滑らせ、ギャリリリリィッ!と火花を散らしながら接近した後、下から上に剣を振り上げた!龍の残骸も相手も斬らんとする斬閃を放つ!)
(無効票)
一恋・未樹 2022年7月23日
――まあ。
待てよ。
一恋・未樹 2022年7月23日
ひっさしぶりに解放出来て、良い気分なんだからよ。
(そんな声が、龍の残骸の中から響き出す。)
一恋・未樹 2022年7月23日
(化物龍の尾――食虫植物を模した部位は酸を吐き出す。
使い手である未樹は無論、それを熟知しているし…
その酸を、
死なないまでの範囲で自分にかかるよう斬りつける事はかなり難しかった。
何せ暴走状態を解剖した事など無いのだし。
けれどもなんとか、その目論みは成功した。)
(未樹の身体は残骸の中でめちゃくちゃだ。
脚は落下した龍に潰されて腹には酸が焼くように皮膚を溶かし左肩もおかしな方向に折れ曲がっている。つまり)
一恋・未樹 2022年7月23日
・・
条件は満たされた。
このままなら間違い無く一恋・未樹は
・・・・・
死に瀕する。)
一恋・未樹 2022年7月23日
(潰れそうなギリギリ状態で、呪文を唱える。
封印解放の為の呪文だ。)
我が力、依代より戻りて禁を破り――
(呪文を唱え始めると同時、残骸に潰された際に手放した木刀がドロりと溶けて未樹の身体へと吸収されていく。)
一恋・未樹 2022年7月23日
――新たなる禁より溢れて芽吹け。
レッドバーン
《赤焼》
ブルークォーツ
《青晶》
グリーンシード
《緑種》
ブラックレイク
《黒湖》
イエローアシッド
《黄呑》
ホワイトバインド
《白縛》
ヴァイオレットドラゴン
《紫竜》
―収束。
一恋・未樹 2022年7月23日
――ふぅ……。
(そこまで唱え切った所で
未樹の潰れた身体がどんどんと再生されていく。
否。蔓草と鉱石が肉体から生えてきて、それが肉体を形作り、その上から肉体が戻っていく。)
一恋・未樹 2022年7月23日
フルインストール・アンフェールフルール
【全属性装填・地獄咲】
ブルークォーツ
《青晶》
ブルークォーツ
《青晶》
ブルークォーツ
《青晶》
ブルークォーツ
《青晶》
ブルークォーツ
《青晶》!!!!
(そう多重に詠唱を続ける間に、いつの間にか再度生えた木刀の先から
結晶が剣の形を取り生え伸びていく。
その剣でもって、
残骸をほぼ切り飛ばしたシエロの斬撃を受け止めた。)
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月23日
(決まれ。)
(其の祈りに伸ばした願いは、死神が掠め取った。)
(バキンッ!と、残骸を吹き飛ばし、斬り裂いた閃光が、軽々と受け止められている。──おいおいおい、何だってんだクソが。)
其れ、此処で出して良かったヤツ?
取っとかなくてよかった?
(は、と小さく笑う。唇が、震えていた。)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月23日
(首を死神の鎌が撫でたような、そんな冷たい感覚に、汗が噴き出る。)
(押し潰されたとは思わなかったが、よもや狙いは。)
クソが、テメェで爆弾のスイッチ押した気分だ…。
(領域の空気が変わった。自らで支配していたはずが、亀裂が少しずつ広がって行くような。流れが、潮目が──)
・・・・・・・
だからどうした。
(諦めるか?否。退くか?否だ。)
これ以上、カッコ悪いところは見せらんないよなぁ、らんねぇよ。
(だから。)
……勝つぞ、星斬。
(無効票)
一恋・未樹 2022年7月23日
逆だよ。
ここで使わなきゃ行けねえ奴だ。
最初に見せたのは花束だし、他にも何度か使ってる。
あと言っとくがな。
一恋・未樹 2022年7月23日
オレが一番怖かったのは
封印が解ける前に「重力」で行動不能にされる可能性一点だけだったんだよ。
死にかけなきゃ使えねえから、動けなくなったら実質負けだからな。
そういう意味じゃオレが自分で自爆しただけだ。気にすんな。
一恋・未樹 2022年7月23日
(結晶剣を構える。
構える間に剣はどんどんと巨大になり、柄からも未樹の右腕を覆うように水晶が増している。)
こうなったオレを戦闘不能にしたのは花束だけだ。
オレはあいつに勝つ為にも、あいつ以外には負けたくねえ。
―――行くぞ。
一恋・未樹 2022年7月23日
レッドバーン
《赤焼》
ブラックレイク
《黒湖》
ホワイトバインド
《白縛》
…行け。
(その言葉とともに、先程重力に阻まれたのとは桁が違う炎が結晶剣の周囲に表れ、龍のとぐろを巻くようにしながらシエロへと突撃した。
加えてもう一つ――黒い球体のような粘性の――スライムのような物体も現れ、同じくシエロを取り込もうと殺到する。炎に焼かれれば無事では済まないし、粘性のスライムに捕まったとしても―未樹の有利になる事は分かり切っているだろう。)
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月23日
自爆ってやり方は真面目に何とかならんのか。
会長、其のやり方は好きじゃないって言ってそうだし。
(チ、また選択ミスを──とは言え、封殺してお終い?違うな。)
それじゃあ、勝った事にゃなんねぇんだよ。
やっぱ男なら真っ向から潰して勝つ、だろ?大将。
(違うかよ、と剣の切っ尖を突き出し。)
悪いが、僕も陸君倒すまで負ける気はねぇよ。
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
(成る程。)
(全部使えるのかそりゃまた厄介、だが──)
生憎と今は、腹一杯でね。
星を摘み食いしたんだから、尚更。
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
・・・
(だから。片方は何とかできる。)
(左の手を黒いスライムに向け、意識を集中──コンマ8秒!)
黒き虚無、彼方より。
凡ゆる障害を彼方に飛ばせ!
(ぱき、ぴき、ぱきッ )
(宙に、空間に亀裂が入り、割れた。
そこには歪なワームホール──否、擬似的ブラックホールを作り上げ、スライムを呑み込んでしまおうとする。)
(さらに。
それを見る事なく、焔の龍に向かって。)
おォォォォォォッッ!!!
(あろう事か、真っ向から突っ込んだ。
但し剣を盾に、ジャケットのフードを被って防御をしながら、だが。)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
(熱い痛い苦しいきつい熱い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいた知ったことか!!!!)
生きてりゃ、突っ込める!!!
(耐火性のジャケットであるから、燃え尽きずに済む。)
(さあ、クライマックスだ!!)
未ィィ樹ィィィァァァァ!!!!!!
(無効票)
一恋・未樹 2022年7月24日
自爆はあんまりやりたく無いがな。無駄な動作だ。
出来るだけ相手の本気を受け止めてから
じゃないと手間取るのが無駄だ。
(恐らく先程地面から取り込んだエネルギー――あれがあるだけ力が増すのだろう。そういう力もあるか。)
一恋・未樹 2022年7月24日
誰だって負けたくねえ奴はいるからな。
だぁから喧嘩は譲れねえんだ。
(牽制で挟んだ2つは―一つは食われた。
一つは当たった。牽制でこれなら充分)
(水晶の巨大剣を構える。最早未樹の体躯と比べても遥か巨大だ。)
一恋・未樹 2022年7月24日
(《青晶》による水晶は、増えれば増える程未樹の能力が上がる。
それは木刀に宿ったとしても変わらず、大剣が大剣として大きくなればなるほどその大剣を振るうだけの膂力も、魔力を含めた様々なステータスが全て増加していく。)
(それを、ぶつけた。)
オッッッッッッラアアアアアアアアア!!!!!!!倒れろや重力使い!!!!
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
(じくじく全身が痛む/慣れている。)
(呼吸がし辛い。肺までやられたか/慣れている。)
(目の前の相手が怖い/なら踏み越えろ。)
(何の為に戦うのか。
何で何度だって立ち上がるのか。
そんなもん、きまってんだ。)
負けたく無いだけじゃあ、ねぇ。
──オレは、俺たちは!!!
(剣が蒼く、鋭く輝いて。光を放出するように放ちながら。)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
涙を、哀しみを照らす為に、戦い、勝つ!!!
(手が届くならば、いつだって何度だって!)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
(信念。
言霊。
それらに呼応するように力は増して増して膨れ上がり。)
俺は、倒れない!!
(が、ッッッッ!!!)
(凄まじいエネルギーの塊が、一撃が、剣が自らの剣とぶつかり合う。
風が荒れ、渦を巻き、ぶつかり合った衝撃が、周囲のものを吹き飛ばすほどに。)
………まだだ。
(押されても。)
まだだッ
(骨が嫌な音を奏でても)
ま だ だ ッ !!!
(押し込み押し込み押し込み押し切ろうとして──)
(光が、少しずつ小さくなり始めた。)
…………。ッチ。
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
時間切れだってよ。
(幾度も、無茶苦茶な力を使い潰せば。リソースは。)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
(そして。
力のままに押し切られ、薙ぎ払われて吹き飛び。
校舎の壁に思い切り打ち据えられ、鈍い強い音が響き渡るだろう。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年7月24日
―――。
(重かった。
一撃も、言葉も、行動も、
間違いなく「本気」の奴がやる物だ。
だから、重い。
だから、その重さがなくなった瞬間は。
直ぐに、気づいた。)
一恋・未樹 2022年7月24日
(一度、大きく深呼吸をして。)
(シエロが吹き飛んだ場所まで水晶剣を小さくしながら歩いていく。一度解いた封印は勿体無いが、常に開いておくべきものでもない。)
一恋・未樹 2022年7月24日
(シエロの前に辿り着く頃には、未樹の右手にはただの木刀が握られていた。)
――立てるか?
(あくまでぶっきらぼうな言葉で)
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
(痛い、と。
感じたから、嗚呼まだ生きてるなと実感した。
多分骨が幾つがやられたし、火傷は内外酷いし、頭も痛いし、血が垂れる。)
…──生きてる、よ。
リソース切れなぁ、…星喰、もっかいしたら、もうちょい出来たけど、さぁ、駄目だよな、星喰うの、は…。
(げほ、と咳き込みながら、ゆっくり立ち上がる。まだ、立つのだ。)
まだ、だ…って、言いたいけど、…な。
(無効票)
一恋・未樹 2022年7月24日
立てねえなら、肩す、が……
(言う間に立ち上がっていた。が、少し不安が残る。)
やっぱ肩貸してやろうか?
保健室運ぶくらいはしてやるぞ。
一恋・未樹 2022年7月24日
後、オレとリソース合戦しても仕方ねえと思うぞ。番長クラスでない限りな。
――正直なところ、お互いの出方知らなかった事でオレに有利だった部分は大きかった筈だ。
二回目やったら分かんねえよ。
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
(ちなみに自己治癒もリカバリも無い。
ただ、気合根性で立っているだけだし、意識を繋いでいるだけだ。)
お前なら、こんな状態ん時に肩貸してって、言う?
(そんな言葉を吐きながら、かひゅ、かひゅっと呼吸を漏らす。)
大丈夫、最悪斥力で保健室に飛ばすから。(自分を。)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
普通なら二度目は無いんだから、戦場だったら僕は今頃リターナーか地獄行きさ。
(剣をワームホールに消し、よろめきながら。)
…だが、……少し目星は、ついた。ありがとう。
(無効票)
一恋・未樹 2022年7月24日
オレは言わねえ。死にかけたら封印解けて再生始まるからな。
だから言ってる。
キツそうな奴無視して帰る訳にもいかねーだろ。
一恋・未樹 2022年7月24日
お、なんだ勝ち筋見えたのか。
教えろよ。
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
リジェネレイトは反則だよなぁ。
…だったら尚更、だ。
自分がやり、自分が戦い、自分が負けた。
ならばそれ以上の責務は己で負う。
大丈夫、死にやしない。
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
勝ち筋までいってないよ。
まだキッカケだけさ、これから練り込む、んだ、が…。
保健室、いっていい?し、しぬ…(震え声)
(無効票)
一恋・未樹 2022年7月24日
分かった分かった。
さっさと行け。
後倒れたら困るから後ろから見てるからな。
(そう言ってシエロの後ろで歩き出すのを待っていた。)
(無効票)
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
わはーい、これで僕もジャーマネつきだー…。
(ふらふらふら。滅茶苦茶おぼつかない足取りをしながら、歩く。保健室、保健室どこや──そう、辿り着くまで普段の倍はかかりながら、歩いて行きました。)
(演出終了(。))
一恋・未樹 2022年7月24日
(倒れかけたら背中から押した方がいいか…?)
(なんて思いながら後ろからついて行きました)
(演出終了(。))
シエロ・ラヴィオン 2022年7月24日
【このスレッドは終了しました!】