【個】本物の海。砂浜で貴方と。
御掃除・すいすい 2022年7月16日
夏です。すいすいにとっては二回目の夏。
そしてはじめての本物の海。
あのとき電子の海で泳いだように、本物の海もはじめては貴方と来たいと、そう思っていたのです。
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竜城・陸
御掃除・すいすい
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御掃除・すいすい 2022年7月16日
『変わっていく私を、陸様に見守って欲しい』。
修学旅行の海で話した約束。
陸様は今も、こうして守ってくれています。
陸様に拾っていただいてからもうじき一年経ちますが……私自身も驚くぐらい、はじめて会ったときから変わっているのだと、そう思います。
竜城・陸 2022年7月16日
そう言って貰えるのなら、俺としても嬉しいよ。
――あの日、君と出会ってから、君と過ごしてきた日々は、俺にとっても初めての得難い経験だったから。
それをこうして日々、重ねられるのは、俺にとっても喜ばしいことだ。
(無効票)
竜城・陸 2022年7月16日
うん、本当に――君は随分と変わったよね。
前よりも、感情が豊かになったように思うし。色々なものに興味を持っているだろう。
……でも、約束を守っているだけ、というわけじゃないかな。
(無効票)
竜城・陸 2022年7月16日
(どうぞ、と手を差し出して――)
単純に、俺がそうしたいからだよ。
君と過ごす思い出がもっとたくさん欲しいんだ。変わっていく姿を、きちんと目に焼き付けておきたい。
さ、海を眺めているばかりでは勿体ないだろう、スイ。
波打ち際までいってみない?
御掃除・すいすい 2022年7月16日
はい。お洋服を買いに行ったりもしますし、サキュバスの参考にいろいろな本を読んだりもしています。
花束様をはじめとして、いろいろな方に教えていただいたりもしていますし……。
(約束を守っているだけではないという言葉には、不思議そうに首をかしげて)
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年7月16日
(それから、こくりと頷いて)
ありがとうございます。約束が、約束というだけでなく陸様のしたいことになっているのでしたら、嬉しいです。
これからもきっと、変わっていく私をお見せします。
(差し出された手を取るのではなく、その腕に抱きつくようにして)
はい、陸様。エスコート、よろしくお願いしますね?
(その顔を、上目遣いで見上げた)
竜城・陸 2022年7月16日
(サキュバスの参考、という単語にはちょっと嫌な予感を感じたりしつつ)
(無効票)
竜城・陸 2022年7月16日
――うん、戦い方なんかも含めて、色々な方から学んでいるみたいで。
そうやって自分で考えて、自分のしたいことを突き詰めていけるのは――君がこうして生きている何よりの証左だ。
それは、本当にいいことで、素敵なことだと――
(無効票)
竜城・陸 2022年7月16日
思――――
(無効票)
竜城・陸 2022年7月16日
――――、
(つい、視線を逸らして、)
……それも、サキュバスのお勉強の成果?
(――なんて、言うのがやっとだった)
御掃除・すいすい 2022年7月16日
ふふ、内緒です。
陸様が知っているところでも、知らないところでも。
日々いろいろなことを学んでいますから。
……そういう意味では、今日はそういったことを披露するよい機会かもしれませんね? 陸様。
(なんて、楽しげに笑って)
竜城・陸 2022年7月16日
(ふ、と)(ひとつ、息を吐き出して)
(無効票)
竜城・陸 2022年7月16日
……やれやれ。
振り回されないように気を付けなくてはいけないかな?
(なんて、返して)(それでも視線は、漣を眺めるふりをして、逸らしたまま)
御掃除・すいすい 2022年7月16日
どうでしょう。もしかしたら、振り回されてみるのも楽しいかもしれませんよ。
さ、行きましょう陸様。
(視線が合わないということには、当然気づいていて。それも何やら楽しくて、口元は笑みを浮かべたままで)
竜城・陸 2022年7月16日
(そんな言葉を聞いていたら)
(なんだか、終始ペースをつかまれそうな、そんな気がして)
(――けれど)
(それも、“変わっていく彼女”の一面なのだろうな、と思ったら)
……ふふ。
(ちょっとだけ、笑みが零れて、)
(無効票)
竜城・陸 2022年7月16日
――――参ったな、これは勝てそうにない。
(なんて、)(それでも声音は楽し気に)
ん、行こう。
……泳ぐかい? そういえば、あれから少し上達した?
御掃除・すいすい 2022年7月16日
おや、陸様に勝ってしまいましたでしょうか。
では私が青掃番長ですね……とは、さすがに言いませんが。
(すいすいとて、番長の責務は理解しています)
はい。あれから学園のプールで泳ぐ練習もしているのですよ。
ビート板無しでも5mぐらいは泳げるようになりました。
つまりまだあまり泳げません。
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年7月16日
ですから。泳ぎに関しては、まだまだ陸様のサポートが必要ですね。
竜城・陸 2022年7月16日
ふふ、それを名乗るつもりなら、実力でも俺に一矢報いないとね。
(倒せないと、とは言わない)(なぜなら、誰が相手でもそれは有り得ないと固く信じている)
おや、少しずつ上達しているんだね。
それはよかった。そのうち俺の手も要らなくなりそうだけれど――
(無効票)
竜城・陸 2022年7月16日
そうだね、今日はまだ、泳ぐなら手を貸したほうがよさそうだ。
(そのままゆっくりと歩けば、漣の打ち寄せる波打ち際)
(爪先をくすぐるように、波が寄せては引いて)
御掃除・すいすい 2022年7月16日
それはまた、遠い道のりですね。
(道がないとは、届かないとは言わない。そう、約束したのだから)
海はプールとは違って波もありますし、慣れるのはまだまだ先になりそうです。
(ふと視線を落とすと、波打ち際を小さなカニが動いていたりして。そんなささやかな光景もまた、新鮮に感じて)
そういえば、陸様ご自身は海で泳いだことはあるのですか?
竜城・陸 2022年7月16日
でも、そこまで来てくれるんだろう?
(信じている、と明白に口にはしなくとも)(そうと思っていることが伝わるような、そんな声音)
ああ、確かにね――慣れていないと、急な波に流さてしまったり、とか。
海での事故はよくある話、らしいね――俺?
俺は、遊泳として人間みたいな泳ぎ方で泳ぐことはまずないかな。
海の中を自在に、飛ぶように動くのを、泳ぐというならそうだけれど。
御掃除・すいすい 2022年7月16日
はい。陸様が約束を守っている以上、私も約束は守ります。
そのようです。
穏やかに見えても突然流れが変わったり、深くなる場所もあったりして。
なれてないうちは浮き輪などをするのがよさそうです。
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年7月16日
なるほど……。
それはまた、楽しそうですね。
(空を飛ぶように泳ぐ。それはなんとも気ままで自由な様子でした)
竜城・陸 2022年7月16日
ふふ。
……じゃあ、変わらず楽しみにしているよ。気長に待つとするさ。
なるほどね、……今日も浮き輪があったほうがよかったかな。
(無効票)
竜城・陸 2022年7月16日
ダイビング――だっけ。
器具を付けて、水の深くまで潜るの。ああいう感じに似てるかも。
(実際は、あれよりも自在ではあるが。なにせ“水”を司るところのモノとして定義されている)
御掃除・すいすい 2022年7月16日
はい、お待たせしてしまうと思いますが、いずれは必ず。
そうかもしれません。次に訪れる際には用意しないといけませんね。
今日は溺れそうになった場合は代わりに陸様に掴まるようにします。
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年7月16日
その点陸様は器具いらずですからよいですね。
……次に訪れる際、と言えば。
このビーチではどうやら水着コンテストというものが開催されるようですね。
コンテストと言うからには、水着のデザインを競うのでしょうか。
竜城・陸 2022年7月16日
ふふ、待ってるよ――まあ、立ち止まってはいられないけどね。
(くすっと笑って)
ああ、そうだね。今日のところはそれで――
(いいか?)(多分いいと思う)(自己完結)
(無効票)
竜城・陸 2022年7月16日
ああ、そういえばそんな話だった。
デザイン――というよりは、総合的な話ではないかな。
大雑把に言ってしまえば、それがその人に似合っているかどうか、という、そういう話だと思う。
御掃除・すいすい 2022年7月16日
なるほど、総合的な……。
花束様や美空様など、アイドル活動をされている方たちはそういった魅せ方も心得ているのでしょうね。
色々今後の参考になりそうです。
(グラビア撮影もされているようですし、と)
竜城・陸 2022年7月16日
そうだね、彼女たちはそういう部分も秀でていそうだ。
俺も見目ばかりは自信があるけれど、それこそそれだけの話ではないだろうしね。
御掃除・すいすい 2022年7月17日
エムライブでも、立ち振舞や目線から来る印象の違いというものは顕著に見えました。
特に今回は学外の方のものも見ることができますから、とても楽しみです。
本当に、まだまだ学ぶことがたくさんあります。
竜城・陸 2022年7月17日
そうだね、またそれで学ぶことも多いのだろうし――うん。
俺も、今回に限らず、まだまだ学ぶことはたくさんで。
……それがすごく楽しいと思ってる。
御掃除・すいすい 2022年7月17日
はい、私もです。
はじめて知ることばかりの1年でしたが、まだまだ世界は私を飽きさせてくれません。
生きるということは、本当に楽しいことです。
(無効票)
竜城・陸 2022年7月17日
……そう思ってくれたのなら、よかった。
(“願う”というのは、そのものの形を作る行為だ)
(“こうありたい”と思うことこそが、そう在る為の一歩である、と)(そう、思っているから――)
今を楽しいと思ってくれて、生きることが楽しいと思えるなら。
きっと、これからも君は大丈夫だ。
御掃除・すいすい 2022年7月17日
そういう風に私をしたのは、陸様や学園の皆様です。
皆様のおかげですね。
(無垢であり、空白であったすいすいがこの一年で得た色は、紛れもなくこれまでの出会いによるもので)
だから、私も。私にしてもらったように、誰かにそれを返したいと思います。
もちろん、陸様にも。
竜城・陸 2022年7月17日
……うん。君がそう思って、そうしたいと願うなら。
それはとても素敵なことで――俺も、なんだか嬉しいよ。
(――今は)(前みたいに。寂しい、の方が強くは、なくなって)
……といっても、俺はもう十分返してもらっているのだけれどね。
これ以上貰ったら、貰いすぎなくらいだ。
御掃除・すいすい 2022年7月17日
そうでしょうか。私はまだまだ返し足りないと思っていますから、そのようにさせていただきます。
これもある種のワガママですが……私にとって陸様は大切な方ですから、返しすぎるということはありません。
(そう、大切な人だ。……それは、どのように?)
竜城・陸 2022年7月17日
おや。……そうしたら俺だって、もっと返したくなってしまうな。
それはそれでいいんだけどね。
ずっと、君とのつながりが途切れないということなのだから。
(ね、と)(首を傾げて)
御掃除・すいすい 2022年7月17日
はい。それは、よいことだと思います。
(──『我はね、陸が好きなの』)
(思い返すのは、先日聞いたある女性の言葉)
(まっすぐな想い。感情。独占欲。では私はどうなのだろう。私の陸様への感情は、どのように定義されるものなのだろう)
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年7月17日
(今はまだ、よくわからない。だからこそ、なのだろう。知っていかないといけないのだ、いろいろと)
では陸様、そろそろ泳いでみましょうか。
溺れないように、ちゃんと見ていてくださいね。
竜城・陸 2022年7月17日
……うん。とても、いいことだと思う。
(絶えたはずの命の先に、歩みの先に、この時間があるなら)
(――やっぱりもっと強くならなければと、そう思ってしまうのだ)
(無効票)
竜城・陸 2022年7月17日
ん? ――ああ、そうだね。
勿論、きちんと見ているよ。手を繋いでいたほうがいいかな?
御掃除・すいすい 2022年7月17日
そうですね。……いえ、まず最初は浅瀬で自力で泳いでみましょう。
沈みそうだったら手を取ってください。
(そう言って、海の中に入っていきます。まだ足がつくぐらい、肩が出るぐらいの深さで、泳ぐ準備をして。波ではねた飛沫が唇にかかったのを、ぺろりと舐めて)
……わ、本当にしょっぱいのですね。
(演出継続)
御掃除・すいすい 2022年7月17日
それでは、陸様。見ていてくださいね。
(そう言って、泳ぎだすすいすいなのでした)
(なお、5秒後ぐらいに沈みだしました)
竜城・陸 2022年7月17日
ん? ……わかったよ。
それじゃあ、君がどれくらい上達したのか見せてもらおうかな――
……ふふ。
(海水の塩辛さに驚くその表情も、“初めて”の経験を隣で見ているのだ、と思えると、微笑ましくて)(ついつい、笑みが零れた)
(無効票)
竜城・陸 2022年7月17日
(そうして、名残惜しげに手を放して、彼女の泳ぎを見守ろう、とするのだけれど――)
(演出継続)
竜城・陸 2022年7月17日
あ、あっ……
(――――すぐに駆け寄ることになったりして)
(きっと多分その後は、“危ないから今日も手を繋いでおこうね”なんて、そんなことを言ったのだと思います)
御掃除・すいすい 2022年7月17日
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