【個】誓いをもう一度
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
夏の初め。
少しジメジメした、夜の砂浜。
#ミサゴ・ゾーリンゲン
#マガミ・ゾーリンゲン
1
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
……ほん、っと…、遠慮が、ない。(一瞬、ぶつかり合い力が緩んだことが、鍔迫り合うあなたには、伝わったはずだ)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
デリカシーがないのがウリだからな。知らんけど。
(笑いながら、力が緩んだ瞬間に突撃槍を蹴り上げて)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
(銃剣を捨て)
(拳を開く)(左の掌底を、胸に目掛けて放ち――)
どんどん行くからな、オレは。
(触れた左胸へ、鎖を繋ぎにかかった)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
千影あたりに言われてそう。
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
(そう、普段と変わらない軽口)(胸を打たれ、衝撃で詰まる息を感じさせない、普段通りの)
(ぐっ、と打たれた胸からあなたの手が離れないよう、手首を掴んで)
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
こっちこそ。
(短く応じ)
(もう片手が、あなたの頭に、飛ぶ)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
しらんしらん。
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
(胸を打った掌底から、鎖が繋がる)
(感触が浅い。胸の肉に阻まれて、心臓にはとても届いていない)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
(引けない状況で繰り出された片手を避けられず――)
(咄嗟に、体内に溜め込んだ衝撃を同じ分だけ、殴られる打点から放出する)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
ってえな!!!
リアクティブ・アーマー
(偽・銃弾拳法捌式)
(相殺するための衝撃で自分が吹き飛び、転がりながら態勢を整えて)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
無遠慮に、胸を触るし(こちらは。もう、と言いたげにジト目であなたを見やり)
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
……(軽く。繋がったままの鎖を見て、小さく笑う)
……狙いよりも浅いんじゃない? どうします。
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
必要なんだからしょーがねえだろ。
(やれやれ、と)
ってなったら――
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月9日
やっぱ素直に首輪で抑えるのがよさそーだ。
(姿勢を低く落とす)
(反動は、十二分に溜め込んであるから――)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
――――往くぞ。
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
そうね。仕方ないですね、今日この場では。
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(言いながら)
(ゆらゆらと、立ちあがるような力は。ダメージを受けながら一向に弱まる様子もなく)(むしろ、じわじわとエネルギー量を、増していくような)
(枷が、外れる瀬戸際を揺蕩うような……)
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(だから)
いつでも。
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(信じてぶつけれるのは、あなただけだから)
(ゆらっと。迎え撃つように。気配が揺らいで)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(―――――条件は揃った)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(足に、腕に、身体に)
(溜め込んだ反動を刹那の間に一斉放出し――――)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(時間さえ置き去りにする速さで間合いに飛び込めば)
(真っ直ぐに、全ての反動を乗せた右の拳を突き出して)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(反撃
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(しようとしていた姿が、一瞬遅れた)
(衝動のままにすべてを振るう)
(すべてすべて、世界の外へ放り出してしまいかねない、力よりも、速い拳)
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(その衝撃に、合わせるように)
(内側へ,力の流れを向けて)
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(衝撃が、胸を打つ)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(コマ送りのように映る拳)
(その力の流れに合わせるように、突き出した右腕を滑り込ませて)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(胸を叩く)
(一瞬、ほんの一瞬だけ地面から浮き上がり、無防備になった白狐に)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(ばちん、と)
(首輪を嵌めて、そこに左腕の鎖を流し込んだ)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(小さく、咳き込む音がして)
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(受け身も取れずに、砂浜にそのまま落ちる)
(過たず、科せられた戒めが)
(胸と、首に)
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
……(そ、と首輪に触れて)
(息を吐く)
(おおきな、いきつぎ)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(バチバチと、服の内側に着こんだインナースーツの回路が焼き切れて明滅する)
(滑り込ませた――迎え撃つ拳に真っ向から向かって行った自分の右手をひらひら振りながら振り返り)
…………。
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(息継ぎをする、彼女の横に屈んで)
まだ全部出すのは遠慮あっただろ――って思ったけど、前より制御出来てんじゃん。
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(ちょっと顔を上げて、あなたを見て)
(小さく笑う)
兄が家族を守りたいのと同じに。
妹だって、努力してるものでしょう。見えないところで
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(なんて、言いながら)
(軽く上体を起こして)
でも、ありがとう。
ミサゴこそ。無理してない?
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
それもそーか。
なんもしてない、なんてやつの方が珍しいもんな。
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
ん。
(右手をぐーぱーする)
(折れこそしなかったが、ジンジンと痺れるような感覚は抜けないが)
別に。インナーがぶっ壊れてるぐらい……かな。
後はツバつけときゃ治るだろ。
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
そう。
だからね、どうせ家族はみんなお見通しなんだから。
無理に隠さなくてもいいんですよ。
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(言いながら)
じゃあ、安心ね。
(軽く、あなたの袖を引っ張る)
おぶって
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
…………んあ。
(そういうことか、と苦笑しつつ)
まあ、その辺は。考えておく。
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
ンなことよりは、2,3発殴ったんだからお前の身体のほうが――――
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
?????
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
いたいなーけがしたなー兄さんは(隠してそうだけど)元気みたいだからおぶれますよね???
(、)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
あと。胸も触ったし。今更慌てませんよね???
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
いやそこ触ったのは不可抗力………………………………はい
(、)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(かがんで、背中を向けて)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
うん。(のしっと、して)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
(きゃいきゃいと、騒がしくしながら狐2人が砂浜を歩き出す)
(幼い頃にあった光景の続きみたいに)
マガミ・ゾーリンゲン 2022年7月10日
-〆-