【個別】第二の我が家
奉利・聖 2022年7月5日
わくわくモールの上層階。
多目的清掃事業を請け負う店、『SSS(トリプルエス)』
そこの事務所、受付スペースを抜けた奥の空間に…彼女を通した。
#鞠依・みぃ
#奉利・聖
0
奉利・聖 2022年7月5日
どうも僕は、人の営みが近くにある方が好きみたいで。
不自由よりも、あそこで今日を生きてる人たちと何かを共有していたいのです。
(酔狂なことを言ってる自覚はあります)
(そう言って、苦笑した)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
そうなの?
物好きだなあ……でも、寮暮らしって憧れかも!みんなでワイワイ過ごすの、楽しそうだなあって色んな子達の話聞いてて思ったしね。
(よーし、と腕を捲ってヒラっとした真っ白なエプロンを身につける。)
聖ってなにか好きな食べ物とか思い入れあるご飯とかってある?
みぃ、気合い入れて作っちゃうぞ!
けっこうお喋りするかもだけど許してね。
奉利・聖 2022年7月5日
楽しいですよ、集団生活。
隣の部屋に誰かいる感覚って…騒がしいけど寂しさが無いですから。
(無効票)
奉利・聖 2022年7月5日
僕は専ら、白米が好きで。
それに合うものならなんでも好き…という感じです。
許すも何も、無言で黙々と作るような方じゃないでしょう?
お好きなようにしてください。
鞠依・みぃ 2022年7月5日
いいなあ、楽しそう!
みぃはだいたいお仕事終わりはバックヤードで椅子並べて寝てたりしてるから……って、いけないいけない、夢壊すようなこと言っちゃった……。
でも、静かなのよりは人の声がしたりする方が安心するんだよねぇ。
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
おっ? じゃあカレーとか作っちゃおうかなあ!
けっこう得意料理なんだよ! 小さい頃から作ってたから!
(ふふーん、と得意げに笑ってみせて材料を取り出す。)
奉利・聖 2022年7月5日
…よくないですよ、身体が固まっちゃいますから。
せめて仮眠できる設備を設置したりしましょう。
(うら若き乙女がそんな睡眠スタイルだなんて)
(心配が顔に出ていた)
(無効票)
奉利・聖 2022年7月5日
おや、実は家庭的なのですね。
人の作るカレーは個性が出ますから、楽しみです。
今だと自炊する時間は……なかなか取れないのでしょうか。
鞠依・みぃ 2022年7月5日
えっ!
だ、大丈夫……とは確かに言えないかも……。
ううん、みぃがもっと地下を超えて表舞台にも顔を出せるようになれたらそっちにお金を使いたいんだよね。
まあ、夜遅くまで仕事するのみぃくらいしか居ないけど……実際、起きたら身体のあちこちが痛いしね!
(あはは……と笑いながら、さっそく野菜の処理をしていく)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
まあね! レトルトで出るカレーも手軽で良いけど、自分で作る方が好みの味にできるから楽しいかなあと思って作ったのがきっかけだったかな。
…………親には内緒で作ってたけど、カレーは匂いが残るからバレて怒られてたなあ。
今は忙しくなって自炊は難しくなったけど、余裕のある休日とか、お店の期間限定メニューで手作りカレー提供してたりするよ。
(リズム良く野菜を切っていく。いつの間に用意したのか、人参には型抜きを使って可愛い形にくり抜いたりして)
奉利・聖 2022年7月5日
ふむ……なるほど。その為に溜めているわけですか。
しかしそれでも、いいものではないですから…せめてマッサージくらいは受けた方が良いですよ。
(若い内の無茶は後々で突然ツケを払う羽目になるらしいですから)
(無効票)
奉利・聖 2022年7月5日
行動力が高いですね。
それも内緒で。さぞかし…ドキドキしたことでしょう。
(なるほど、結構やんちゃだったのだろうか)
お店でも?それは素晴らしい。アイドル自らの手料理なんて、ファンにとっては至宝のように扱われていそうです。
(あ、芸が細かい。こういう小さなところに彼女のこだわりを感じる)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
そーゆーこと!他にもお金の使い道はあるけどね!
マッサージかあ。得意な子とか学園に居たかなあ……。
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
(あっ、もしかして!
聖がやってくれたりして~??)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
(いやいや!?いやいやいやいや!?)
(言えない言えない言えないから!!仮にOKされたとしてもあたしの身が持たないから!!!)
(煩悩!滅却!!と気合を入れて次々と野菜を切り終えた……)
(あとお肉は……買ってきた万能な鶏肉にしよう。やわらかお肉のチキンカレーが大好きなのである。)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
けっこうみぃってば好奇心旺盛なものだから!
親も苦労したかなあって思っちゃう。でも、3日間もご飯もお金も無かったら自分で冷蔵庫漁るかご近所さんに恵んでもらうしかないじゃん?
(仕方ないよねえ、って笑いながら鍋で具材を炒め始める)
えへへ!でしょでしょ!
お店によく来てくれる皆にも好評でね、毎年恒例になってるんだ。
『マリーミィの愛情たっぷりカレー』ってカンジでね!
奉利・聖 2022年7月5日
一応僕もできたりしますけど……。
(気運を感じ取れるので、肉体の疲労している部分を的確に押すことが出来るのだ!)
(無効票)
奉利・聖 2022年7月5日
あ、チキンカレーにするんですか。
僕もカレーといえばこれですね。食べ応えやコスパが優秀で、困ったら大体選んでしまいます。
(分かる…とばかりに頷いた)
それは仕方な─────
(いや、何かおかしいぞ)
……3日?
鞠依・みぃ 2022年7月5日
えっ!ええっ!?
じゃ、じゃあもし女の子のツテがなければ……お、お、お願い、しようかな……。
(大丈夫かあたし!いやめっちゃ大丈夫じゃない!本当に……!)
(でも料理は手を緩めずテキパキ進める。玉ねぎがきつね色になってきたところで水を入れてぐつぐつ……)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
(ぐつぐつ…………………)
………………うん、3日。
でも他にもざらにあったよ?
一週間とか、長いときは半月だったかな……。
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
うち、片親でね。
母親が世話してくれてた?んだけど……母親のご飯の味、未だに知らないんだ。
だから、家庭科の授業の受け売りでカレー作ってたの。
だから、このカレーは『みぃちゃん印のオリジナルカレー』ってことで!
(ぐつぐつ煮えたお鍋にカレールーと……)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
(ハートにくり抜いたりんご……『隠し味』をそっと入れる。溶けるのになんでハートって? ……ナイショ)
奉利・聖 2022年7月5日
了解しました。その時はいつでも。
(めちゃめちゃ痛いだろうけど)
(無効票)
奉利・聖 2022年7月5日
(世話、というか)(放置だろう、それは)
(挙句に自分で料理すれば、怒るのか)
(何の責務も果たしていないくせに)
……では。
(無効票)
奉利・聖 2022年7月5日
これは、貴女と共に歩んできたものということですね。
(可哀そうだとか、そういう感情で言葉を吐くのは簡単だが)
(今必要なのは、そういう事じゃないと思った)
(彼女はちゃんと、現在を歩いていて。目指すものがある)
(くだらない存在に足を取られてはいけない)
みぃを生かしてきた、凄く大切なカレーだ。
(拝むように、片手を立てて鍋を見つめた)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
…………………。
(ぐつぐつ、煮えるカレーをじぃ、と見つめる。)
(ハートのりんごが、じんわり溶けてく。けれど同じ形のにんじんは、ほんのり溶けても形はしっかり残ってて)
(……………)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
(可哀想だとか、励ましだとか、そんな言葉を言われる……とまでは思わなかった。だって、『彼』だからという信頼感があったから)
(でも……なんでだろう。一人でご飯を作ってた『あの頃』より――)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
(誰かの為に…………大切だと思う人に作るご飯の方が、とっても楽しい!)
……………えへ。
ありがとう、聖。
みぃはね、変に真面目なんだよなあ。
だから、こうして気を許してご飯を作れるの、すごく嬉しいんだ。
カレーもね、お口にあったら嬉しいけど……。
(と、火を弱火にして鍋に蓋をする。ことこと煮込んで美味しいカレーを作るのです。)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
でもね、でもね!
みぃ印のカレー、個人的にはめっちゃんこ美味しいから!
夏だしあっさりした方がいいかなあって工夫もしたし、楽しみにしてて!
あたしにとっては……すごく、すごく大事なカレーなんだ。
奉利・聖 2022年7月5日
…一緒に食べれる人、ちゃんといますからね。
(1人で作って、一人で食べるばかりではないんだと)
良い香りがしますし、見ている感じ口に合わない要素がありません。
きっと美味しいと、既に感じておりますよ。
(無効票)
奉利・聖 2022年7月5日
はい、楽しみにしてます。
貴女の大事なカレーを味わえることに、ただただ感謝したい。
(ふっと笑って)
オリジナルカレーをタダで食べれるなんて、役得です。
(冗談めかしたように)
鞠依・みぃ 2022年7月5日
えへへ、そうだね!
今日は一緒に、食べてくれるよね。
(にっこり笑って……………)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月6日
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
(死)
(いやもう、あの、一緒にご飯食べてる時点で死に物狂いですから)
(あのもう、あの、我が生涯に一遍の悔いなしですが)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月6日
あっ
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月6日
な、なんだか、安心しちゃって、変なため息が!
あ、あああ~!
(わざとらしく再現し)
で、でも、美味しくできてると思うから、完成までもうちょっとゆっくりしてましょ!
奉利・聖 2022年7月6日
えぇ、もち────
(無効票)
奉利・聖 2022年7月6日
………………。
(どこから出しているんでしょう、その声)
(もう溜息というか叫びではないか???)
あ、あぁ…はい、溜息ですね。そうですね。
あー…そう、お皿とか出しておきますね。
(良い香りに頷きながら、棚から綺麗な皿を2組持ってくる)
鞠依・みぃ 2022年7月6日
あっ、ありがとう~!
お皿ご用意してくれて嬉しい!!
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月6日
(………………ほら~~~~~~!!!やっぱドン引きされるじゃん~~~~~~!!!)
(これからもオタクなトコとか限界化とかはナイショにしてく!!漏れちゃダメ!!!おっけー!!!!)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月6日
(ぐつぐつぐつぐつ…………うん! いい匂いがする!)
よしよし、炊きたての白飯と一緒にカレーもご用意しましょうか!
隠し味的にちょっと口どけ爽やかな感じになってると思うけど……どうかな?
(と、白飯をよそってカレーも綺麗に注ぐ。ハートのにんじんが浮かんでいたり、可愛らしいカレーライスの出来上がりである。彼の元へそっとご用意して)
奉利・聖 2022年7月6日
…可愛らしく野菜を切って、見目も鮮やかですね。
小さい子供にも人気が出そうです。
(まずはまじまじと、見た目を楽しんで)
(次いで、至近距離で香りを楽しむ)
(スパイスの香りと、どことなく爽やかな…甘みのある香り)
(無効票)
奉利・聖 2022年7月6日
いただきます。
(丁寧に手を合わせる)
(スプーンで、バランスよくカレーとライスを掬い取る)
(一口で口に入れて────)
……おぉ。後味がほんのりと爽やかで、いいですね。
丁寧に基本に忠実で、とても安心する。言ってた通り、真面目さが出ていますね。それでいて可愛く楽しく作ろとうという気持ちも伝わるってくる。
(無効票)
奉利・聖 2022年7月6日
積み重ねを感じます。
よくぞここまで………ここからさらに頑張ろうというのですから、とんでもない。
鞠依・みぃ 2022年7月6日
は、はわ、もう……!
細かい所まで見てもらうだけじゃなくて、しっかり味わってくれてなんだか恥ずかしいような、嬉しいような……!
(実際、とてもありがたいし、嬉しい。なにより――……)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年7月6日
………………あたしが、作ったもの。
こんなに向き合ってくれた人、初めて。
勿論、お店でも色んな人に「美味しい」って言ってもらえたけれど、あたしの性格やこだわりまで見てくれた人はそうそう居なかった。
…………ありがとう、聖。
奉利・聖 2022年7月6日
目の前で作ってもらいましたから。
良く伝わりましたよ。
(笑いかけて、また一口)
うん、美味しい。
(継続)
奉利・聖 2022年7月6日
…さ、みぃも食べましょう。
ご自分で作ったものなんですから、一番味わうべきは貴女ですよ。
(一緒にゆっくり食べましょう)
(そう言わんばかりに、手で促した)
鞠依・みぃ 2022年7月6日
……みぃも?
うん、そうだね。
(誰かと――特に、大切に想っている人と――一緒に食べるご飯だなんて)
(継続)
鞠依・みぃ 2022年7月6日
(なんて――なんて、贅沢なのだろう)
(スプーンでカレーライスを頬張って)
…………えへ、美味しいね。とっても!
(にっこり、微笑み返したのだった)
奉利・聖 2022年7月6日
【ごちそうさまでした】